急にお金が必要になってカードローンに申込みたくても、必要書類がそろわずに断念・・・なんて経験をしている方も多いです。
「出先で申し込みたいから、書類提出が最小限ですむカードローンを利用したい」
「書類提出が不要のカードローンってないの?」
という方もいるでしょう。
そこで今回は、カードローンの必須の書類やどういった書類を提出するといいのかなど、詳しく解説していきます。
これを読めば、今手元にある書類で申込みができるかも知れませんよ。
ぜひ読み進めてくださいね。
目次
カードローンの申込に必要な書類は主に2種類
カードローンへ申込むときに必要とされる書類は、
- 本人確認書類(身分証明書)
- 収入証明書
といった2種類があります。
本人の身分を証明する書類と、収入の証明になる書類が必要なので、それぞれどういった書類で証明できるのか、詳しく見ていきましょう。
本人確認書類の提出に関する基本事項
本人確認書類は、どのカードローンも必須の書類になります。
住所や氏名を証明する書類がなくては申込むことができません。
まずは本人確認書類の必要性と、書類の提出が必要なのか、詳しく解説します。
本人確認書類は、銀行・消費者金融共に必須
本人確認書類は、銀行・消費者金融ともに必要な書類です。
本人確認書類を求めるには、次の3つのような理由があります。
銀行や消費者金融などのカードローン会社が本人確認書類を求める理由は、主に次の3つになります。
- 本人の意思で申込みをしていることの確認
- 申込み内容の住所や氏名に誤りがないかどうかの確認
- 個人情報を特定するため
他人が人の身分証明書を利用して、勝手に申込み、そして借り入れるという「なりすまし」は、珍しい話ではありません。
カードローン会社としても、本人が確実に借入れを申出ているのか、申込み内容に嘘や誤りがないかどうか確認する上でも、本人確認書類は非常に重要なのです。
申込時に必要になる本人確認書類
本人確認書類として認められているものはいくつかありますが、好ましいものとしては次の4つの記載が必要です。
- 顔写真
- 氏名
- 生年月日
- 現住所
これらの条件を満たした本人確認書類として有効なのは、主に次の4つになります。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード(写真付き)
- 在留カード、特別永住者カード
多くの場合、運転免許証やパスポートを提出する方が多いです。
しかし、中には上記のような書類を持っていないという方もいますよね。
その場合、次の4つが認められています。
- 戸籍謄本(抄本)
- 国民健康保険証、健康保険証
- 住民票
- 年金手帳
ただし、顔写真なしの証明書の場合は、次にお話しする追加の書類を提出しなくては、本人確認書類としては認められないので、注意しましょう。
顔写真付きの書類ではない場合は、提出書類が2種類以上になる
顔写真付きのない本人確認書類に関しては、2016年10月に施行された、犯罪収益移転防止法の改正によって、現在の住所が記載された追加書類の提出をすることになりました。
追加書類としては、主に以下の3つがあります。
- 住民票
- 公共料金の領収書
- 納税証明書
例えば、健康保険証を提出するのであれば、上記の3つの中からいずれかを選び提出します。
また、健康保険証と年金手帳との組み合わせでも問題ありません。
本人確認書類と現住所が異なる場合
最近引っ越しをしたばかりで、住所変更ができていないという方もいますよね。
その場合は、顔写真付きの証明書類を提出したとしても、下記の5つのような追加の書類の提出が必要になります。
- 健康保険証
- パスポート
- 年金手帳
- 公共料金領収書(直近のもの)
- 官公庁発行の書類(住民票、納税証明書など)
いずれも、現住所の記載が必要になるので注意しましょう。
収入証明書の提出に関する基本事項
収入証明書は、必要なケースと必要ではないケースがあります。
どういった場合に必要で、どんなものが収入証明書になるのか、詳しく見ていきましょう。
銀行か消費者金融かによって、必要性が異なるので注意してくださいね!
消費者金融は収入証明書が必要な条件が明確にある
カードローンが消費者金融の場合、収入証明書の必要条件が明確なので、迷うことはありません。
- 50万円以上の利用限度額を希望
- 他社との借り入れを合わせて100万円を超えてしまう場合
といった2つのいずれかの条件にあてはまる場合は、収入証明書類が必要です。
消費者金融は、総量規制という収入の3分の1以上の貸付をしてはいけないという、法律を守らなければ、厳しい罰則を受けることになります。
しかも3分の1の中には、他社のカードローン分も含まれます。
消費者金融としては、申請時の収入をうのみにするだけではなく、証明書類を提出してもらうことによって、収入の3分の1を明確にする必要があるため、提出を求められるのです。
法的に収入証明書として認められているもの
収入証明書類は、法的に収入証明書として認められているものが必要になります。
金融庁が定める年収を証明する書類としては、主に次の6つです。
- 源泉徴収票
- 支払調書
- 給与明細書
- 確定申告書
- 納税証明書
- 所得証明書
すべて直近のものが対象になります。
消費者金融によっては、給与明細書での提出の場合は2ヶ月分が必要な場合や、賞与の明細書も必要になるので用意しておきましょう。
銀行は総量規制の対象外。書類が必要かどうかは各銀行による
銀行のカードローンは、総量規制の対象外ではあるものの、自主的に貸付に関してのルールを定めいています。
そのため、収入証明書類の提出を求められることがありますが、必要条件は各銀行によって異なるため、収入証明書は用意しておいた方がいいでしょう。
大手カードローンの申込に必要な本人確認書類
ここからは、カードローンの本人確認書類について見てみましょう。
消費者金融や銀行の本人確認書類についてまとめたので、参考にしてください。
カードローン | 本人確認書類 |
---|---|
プロミス |
・運転免許証 ・パスポート ・健康保険証+住民票の写し(6ヶ月以内) ・健康保険証+公共料金の領収書(6ヶ月以内)など |
SMBCモビット |
・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート |
アイフル |
・運転免許証 ・パスポート ・住民基本台帳カード ・特別永住者カード ・在留カード ・公的証明書類(顔写真付き) ・個人番号カード ・健康保険証+年金手帳 ・健康保険証+住民票(もしくは公共料金領収書) など |
アコム |
・運転免許証 ・個人番号カード ・パスポート ・健康保険証+住民票(もしくは公共料金領収書) ・住民票+納税証明書 |
レイクALSA |
・運転免許証 ・パスポート ・特別永住者カード ・在留カード ・健康保険証+公共料金の領書(6ヶ月以内) ・健康保険証+住民票の写し(6ヶ月以内) ・健康保険証+印鑑登録証明書(6ヶ月以内) |
みずほ銀行 |
・運転免許証、運転経歴証明書(2012年3月31日以降のもの) ・パスポート ・健康保険証 ・印鑑証明証(3ヶ月以内) ・住民票(3ヶ月以内) ・住民基本台帳カード ・特別永住者カード ・在留カード |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック |
・運転免許証 ・パスポート ・健康保険証 ・個人番号カード |
三井住友銀行 |
・運転免許証 ・パスポート ・個人番号カード ・住民基本台帳カード(顔写真付き) |
楽天スーパーローン | ・運転免許証 |
オリックス銀行 | ・運転免許証 |
大手カードローンの申込に必要な収入証明書類の一覧
収入証明書類についても次の表のようにまとめたので、参考にしてください。
カードローン | 提出条件 | 収入証明書類 |
---|---|---|
プロミス |
・50万円を超える借入 ・他社含めて100万円超える |
・源泉徴収票(最新年度) |
SMBCモビット | - | ・源泉徴収票 |
アイフル |
・50万円をこえる借入 ・他社含めて100万円超える ・アイフルが提出をお願いする場合 |
・源泉徴収票 ・市民税決定通知書 ・給与明細書(直近2ヶ月分) ・確定申告書 ・所得証明書 |
アコム |
・50万円を超える借入 ・他社含めて100万円超える |
・源泉徴収票 ・給与明細書(直近2ヶ月) ・所得証明書 ・市民税・県民税決定通知書 ・確定申告、青色申告書、収支内訳書 |
レイクALSA |
・50万円を超える借入 ・他社含めて100万円超える |
・源泉徴収票 |
みずほ銀行 |
・50万円を超える借入 ・他社含めて100万円超える ・レイクALSAがお願いする場合 |
・源泉徴収票 ・市民税決定通知書、納税通知書 ・給与明細書(直近2ヶ月分) ・確定申告書 ・所得証明書 |
三菱UFJ「バンクイック」 | ・50万円をこえる借入 |
・源泉徴収票 ・市民税決定通知書、納税証明書 ・確定申告書 |
三井住友銀行 | ・50万円をこえる借入 |
・給与明細書(最新) ・源泉徴収票 ・税額通知書、納税証明書 ・所得証明書 ・確定申告書 |
楽天スーパーローン |
・源泉徴収票 ・給与明細書(最新) ・課税証明書 ・確定申告書 |
|
オリックス銀行 | ・50万円をこえる借入 |
・源泉徴収票 ・納税証明書 ・課税証明書 ・住民税決定通知書 ・確定申告書 |
証明書類はすべて、最新年度のものを用意しましょう。
銀行のカードローンの場合、収入証明書類が必要がどうかは明白ではないので、用意しておくに越したことはありません。
しかし、消費者金融の場合は、提出条件に当てはまらない場合は、提出する必要はないので、もし書類を用意するのが難しい場合は、消費者金融を検討してみてはいかがでしょうか。
書類の提出方法はスマホが最も簡単でスピードがはやい
必要書類の提出方法は、申込み方でも異なります。
WEB完結型の申込みであれば、書類をアップロードするだけで完了です。
また、自動契約機を利用する場合は、その場にある専用スキャナーでスキャンされるだけになります。
早く書類を出して審査を受けたいといった方は、専用フォームで必要書類をアップロードしましょう。
スマホであれば、撮影・アップロードができるので、最も早い提出方法といえます。
注意点としては、写真や住所、氏名など記載されている情報が、明確にはっきりとわかるように撮影することです。
ピンボケした写真を送ると、再提出などといった手間と時間がかかってしまうので気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでカードローンの必要書類にどんなものがあるのか、代表的なカードローンの必要書類など詳しくご紹介しました。
今回のポイントとしては次の5つあります。
- カードローンには、本人確認書類が必須
- 希望限度額や借り入れ状況によっては、収入証明書が必要
- 銀行系カードローンは、収入明細書の提出基準が明確に定まっていない
- 本人確認書類は運転免許証、収入証明書には源泉徴収票さえあれば、必要書類は完璧
- できるだけ早く審査を受けたい方は、スマホで必要書類の提出をするのがおすすめ
「カードローンに申し込みたいけど、必要書類がわからない」
「最低限の必要書類で審査を受けたい」
といった方は、この記事を参考にカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。
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