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カードローンを家族名義で借りるのは違法です!自分の名義で借りましょう。

家族名義でお金を借りる

カードローンは本人名義で申し込むのが鉄則です。

しかし何らかの事情で、家族の身分証明書などを提出し、カードローンに申し込もうと考える人もいるでしょう。

「家族名義でカードローンを発行してもらうことはできる?」
「もしバレたらどうなる?違法なの?」

といった方もいらっしゃるでしょう。

そこで当記事は、家族名義でカードローンを申し込めるのか、なぜバレるのか、どんなペナルティが考えられるのか、などを紹介していきます。

この記事を読むことで、本人名義以外のカードローンを作ることの難しさや危険性を理解できるでしょう。

もし実行しようと考えているなら、思いとどまってくださいね。

家族の身分証明書を使って勝手に申し込んでもバレてしまう

そもそもそんな人はいないでしょうが、銀行や店舗窓口で家族名義の運転免許証を使ってカードローンに申し込んだ場合には、申込者の顔と免許証の顔写真が一致しませんのですぐにバレてしまうことになります。

最近はローン申し込みにおいて、「運転免許証」などの顔写真付き証明書を持っていない場合は、「健康保険証」以外にかならずもう1点の書類が必要になっています。

では、なぜバレてしまうのか?複数の申し込み方法からも見ていこう。

家族名義で申込してもバレてしまう3つの理由

なぜ家族名義で申し込んでもバレるのか。

具体的には次の3つが挙げられます。

  • 振込キャッシングや口座振替
  • 自動契約機での申し込み
  • 本人確認連絡
  • 在籍確認の電話

それではそれぞれ詳しい内容をみてみましょう。

自動契約機を利用する場合にバレる

カードローンの申込を自動契約機で行う際には、本人確認書類を提出しなくてはなりません。

原則、顔写真つきの本人証明書が必要。

例えば次の3点が挙げられます。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)

もし顔写真付きの証明書を持っていない場合は、健康保険証+住民票など、複数の書類を提出します。

これらは本人以外が準備しづらいですよね。

このように、カードローンは申込時に「なりすまし」対策のための手段が組み込まれています。

また、仮にカードを作れたとしても、振込キャッシングや口座振替が難しいため、思うように利用できない可能性もあります。

本人以外だとそう簡単に口座を使えませんよね。

そう!こういった観点からも、本人以外の名義でカードローンを作る・使うのは現実的とは言い難い部分があるよね。

本人確認の電話の際にバレる

カードローンに申し込むと、本人確認・申込確認のための電話がかかってきます。

仮に自宅の固定電話に確認の電話がかかってきて、それを家族が受けると、カードローンに申し込んだことがバレますよね。

家族名義で申し込んで、連絡先は自分の携帯電話を記入すれば、ここは回避できます。

しかし次に紹介する「在籍確認」はそうはいきません。

在籍確認の電話の時にバレる

在籍確認とは、申込み時に記入した勤務先に、本当に勤めているのかを確認するために行われる電話です。

例えば…

「○○と申しますが、△△様はいらっしゃいますか?」
「私ですが」
「この電話をもって、在籍確認を完了させていただきます。
ありがとうございました」

「ちょっとまって…在籍確認ってどういうことですか?」
「当社のカードローンに申し込まれましたよね?」
「え…申し込んでいませんよ?」

となれば、その時点で審査落ち確定ですし、当然家族にもバレちゃいますよね。

それでも結構こういう事件は多いのが実情なんだ。
名義ではなくお金を貸す場合
家族間でもお金の貸し借りの際には「借用書」を作成しましょう。トラブルのもとにならないように法的効力のあるものが必要ですね。家族なので言いづらいという人が多いですが。そこは「家族でも」「家族だからこそ」ということで借用書の作成を伝えましょう。

借用書の書き方を教えます!借金トラブルは未然に防ごう

自分の名義を貸すことの重みとは

カードローンはお金を借りた名義人にすべての責任がかかります。

仮に家族名義でカードを作り、お金を借りたとしても、名義上の返済人は家族。

実際にお金を借りた人ではなく、名義人です。

当然、トラブルが起こったときに責任を取るのも名義人。

これは自分が名義を貸したときにも同じことが言えます。

ここからは、カードローンにおける「名義の重み」に焦点をあててみましょう。

親戚に頼まれてお金を借り、そのお金を親戚に貸す行為

例えば親戚に頼まれてカードローン会社を通してお金を貸したところで返してもらえる保証はない。

又貸しした相手の親戚からお金が返ってこなければ、借入をした自分が金融機関に返さなければならないのは当たり前です。

ビジネスで事業性資金として借りる場合は没収される

ちなみに、他人に貸し付ける前提で金融機関からお金を借り入れること自体は、特にカードローンの規約違反ではありません。

ただ、ビジネスとしてこれをやると「事業性資金」として借入れをしたことになるため、規約違反となることを覚えておきましょう。

いずれにしても、他人の信用を利用して借入れをする時点で、焦げ付く可能性がもともと高いわけです。

そこに貸し出しをしてあげるとなると、返ってこないことを覚悟しなければなりません。

冷静に考えれば、避けるべきです!

最悪の場合、カードローン会社に詐欺で訴えられる可能性もあり

名義を借りてカードローンを利用し、これが発覚した際には重大なペナルティを被ることになります。

バレた時点で契約解除、一括返済が求められ、一気に多額の借金を返済する羽目に。

強制解約になれば、信用情報に傷がつき、他カードローンに申し込んでも審査落ちするようになりかねません。

事故情報は信用情報機関に記録され、加盟している金融機関や消費者金融はこれを参照できます。

こうなるとカードローンはもちろん、クレジットカードや銀行ローン(住宅ローンやマイカーローンなど)も厳しくなるでしょう。

また、ケースとしては多くありませんが「詐欺罪」で訴訟され、刑事事件に発展する可能性はゼロではないよ。

非常にリスクが大きいですね。

親切心で他人に名義を貸すのは違法!非常にリスクがあることを知っておきましょう!

まとめ

今回は家族名義でカードローンを作れるのか、どんな危険性があるのか、などを紹介しました。

ポイントを振り返ってみましょう。

ここがポイント
  • たとえ家族でも、自分以外の名義でカードローンを契約するのは難しい
  • 自分名義でお金を借りて、親戚や家族に又貸しするのも非常に危険
  • 最悪、カード会社に訴えられる可能性もある

以上3点が挙げられます。

「家族名義でカードローンを作れないかな?」
「家族のために自分の名前を貸してあげたいんだけど…」

といった方は、この記事を参考にして、名義人の重要性を今一度よく考えてみてくださいね。

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