ネットで商品やサービスを販売する際に、おすすめの決済システムはありますか?
Paypalが人気だけど、最近はStripeという決済システムが人気があるんだよ。
どうして人気なんですか?
スマホで簡単に設定することが出来るのが一番のポイント。
それに初期費用や年会費も一切かからないんだ。
全部無料で使えるシステムなのですか!?すごいですね!!
それは違うよ。
ネットサービス全盛期とも言える昨今。
商品やサービス、あるいは自身の作品をネットで販売しよう、提供しようと考えている方も大勢いらっしゃると思います。
そこでひとつの壁になってくるのが「決済システムをどうするのか」ということ。
オンライン決済サービスには様々なものがあります。
最近特に注目されているのが『stripe(ストライプ)』というオンライン決済プラットフォームです。
高機能ながら、初期費用も月額費用も一切不要な点が受け、いまや世界中から支持される、これからの決済のスタンダードになりうる存在です。
ここではstripeについて徹底的に解説していきます。
ツイッター(@crecatty)ではカードやキャッシュレスの知識をつぶやいていますよ。
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この記事の目次
stripe(ストライプ)とはこれからのオンラインビジネスの核になりうる決済サービス
まずはstripeがどんなサービスなのかを見てみましょう。
stripeは冒頭で紹介したように、オンライン決済のためのプラットフォームです。
海外発のサービスで、日本では2016年10月からサービス提供をスタート。
三井住友カードと資本提携していて、安心感もあります。
stripeを語る上で特に注目して欲しいのが『使い方が極めて簡単』だということ!
既存のサイトにクレジットカード決済機能を簡単に導入できます。
やり方はコードを挿入するだけ。
htmlやphpなどweb言語にあまり詳しくない人でもパパッと導入できます。
オンライン決済システムを導入したいけれどやり方が複雑だったり、よく分からない方法だとそれだけでモチベーションが下がってしまうもの。
簡単かつ信頼できるものだからこそ、stripeが世界中で支持されているんです。
実際にstripeは海外定番の決済システム『PayPal』と並ぶ勢いで人気が急成長しているとも言われており、今やひとつのトレンド。
これからさらにシェアが拡大していくのは間違いありません。
いち早くトレンドに対応!進化し続けるシステム
stripeは現行すでに多くの有名Webサービスに導入されていて、ひとつの完成形として利用されています。
しかし日進月歩著しいネットの世界。
それに合わせてstripeは常に進化し続けているんです。
着目したいのが世界的なトレンドに合わせた進化。
日本でもお馴染みの
・Twitter
・Facebook
・Kickstarter
などの大手企業もstripeを採用していて、もちろんそれぞれのサービスに最適化しています。
さらに
・Alipay
・Apple Pay
・Bitcoin
といったここ数年で一気にシェアを拡大しているトレンドにもいち早く対応。
おそらくこれから世界中を席巻するであろう、まだ見ぬサービスにもすぐに対応してくれるはずです。
つまり、将来性が抜群に高い!
またstripeは毎月新しい機能が追加されるなど、ツールとしての進化も歩みを緩めることはありません。
モバイル時代に最適化!スマホや携帯電話での決済もスムーズに行える!
ネットビジネスといえばパソコンで行うもの…という考えはもはや古いものになりつつあります。
普及率や利用率を考えると、ネットビジネスにスマホや携帯電話といったモバイル環境は欠かせません。
そしてstripeはモバイルでの利用に最適化したデザインを取り入れていて、サービス提供側にも、消費者側にも使い勝手の良いものに仕上がっています。
スマホからの決済がスムーズ!消費者目線でも納得のユーザビリティ
stripeはスマホからでも簡単に決済できるようにデザインされています。
これまではスマホ決済よりもパソコン決済の方が楽な印象がありましたが、stripeに関して言えばスマホ決済の方が簡単かもしれないレベルです。
シンプルで分かりやすい入力フォーム
入力フォームがシンプルでユーザーの負担を大きく軽減してくれます。
またフォームをカスタマイズすることもでき、好みのデザインや機能に仕上げることもできます。
Checkout Referenceに参考となるコードがたくさん寄せられているので、そちらをベースにするのも良いですね。
クレジットカード情報のカメラ読取に対応!
スマホのカメラ機能を使ったクレジットカード情報の読取にも対応しています。
わざわざカード番号を入力する手間が省けますね。
自身でも経験があるかもしれませんが、いざカード番号を入力する段階になって「面倒だしまた今度でいいかな」となることもあります。
そういったちょっとした『面倒』が引き起こす離脱率を下げる効果が期待できそうですね。
決済時の画面遷移なし!
PayPalなどオンライン決済はページが切り替わって各サービスの決済ページに移動するものですが、stripeは画面遷移がなく、ユーザーがストレスを感じにくい作りになっています。
決済中の離脱を防ぐ効果も期待できるでしょう。PayPalより優位な点と言えます。
スマホ以外のオンライン決済もスムーズに!
スマホの他にもパソコン、携帯電話などなどオンライン支払いができる端末全てに対応しています。
売上管理もスマホアプリで!
実際に使ってみるとわかるのですが、これが非常に便利です。
売上があるとスマホで通知させることができますし、さらに返金処理もスマホアプリで対応できます。
スマホでは
- 売上
- 売れた時間
- 売上金額
- 決済の状態
- カードの種類
- カード番号下4桁
といった情報をパパッと手軽に確認可能。
しかもグラフで表示してくれるので直感的にわかるのもありがたいですね。
初期費用・月額費用ゼロなのに超高性能!stripeの素晴らしいところ
stripeの素晴らしい点はまだまだたくさんあります。
特に注目したいのが『料金形態』です。
決済システムを利用する以上、ある程度の費用が必要になります。
しかし複雑でわかりづらかったり、思いのほか値段が高くついたり…と使い勝手の面で気になることも。
stripeはシンプルで分かりやすくまとまっていて、とても使いやすい!
料金は初期費用・月額費用がゼロ円。
つまり必要なのは手数料だけなんです。
かかった手数料は『リアルタイムレポート』に反映され、手数料額を簡単にチェック・把握できるのも助かります。
さらに売上の銀行口座への振込は手数料ゼロ円なので、余計なコストを気にしなくてもOKです。
シンプルに、決済額の3.6%を支払えば使える決済システムということですね。
注意したいのが、通常のビジネスモデルと異なる場合です。
- 少額決済
- 高額な平均注文額
- 返金率の高さ
などstripeの料金設定に対応していない場合は個別に問い合わせ、設定しなくてはなりません。
該当する方はサポートデスクに相談してみてください。
stripeは追加料金なしでここまで使える!
stripeは高性能・高機能さが魅力で、追加料金を支払うことなく次の機能が使えるようになっているんです。
幅広い通貨や海外カードに対応
あらゆる国の顧客を逃さない万全の構え。
135以上の通貨、そして各主要デビットカード・クレジットカードに対応しています。
国内だけでなく、海外にも展開したい人に。
国別に自動価格変換
いちいちレートを調べて、日本円で○○円のところドルだと…と計算するのは手間。
stripeなら自動で価格を変換してくれます。
スマホアプリにも簡単導入
webサイトだけでなく、iOSやandroidのサービスやアプリに簡単導入可能!
公式プラグイン対応サービスにすぐ導入できる
WordPress、Drupal、Magentoにはstripeの公式プラグインが用意されているのでより手軽に、そしてすぐに導入できます。
カスタマイズ性の高さ
例えば購入者に自動返信メールを送れるようにカスタムできるなど、カスタマイズ性が豊か。
顧客を逃さないための工夫を取り入れやすくなっています。
また多少コードの知識があれば自由度の高い決済フォームにカスタムできます。
動作テストで安心
大事な決済のことなので、動作テストは必ず行いましょう。
本格運用に備えてデモンストレーションができます。
組み込み型フォームcheckoutが便利
組み込み型のフォームとして『checkout』が提供されています。
これならコードを貼り付けるだけですぐにサイトに設置できて気軽ですし、また機能や安全性も日々進化し続けます。
導入に不安のある人はcheckoutを選べば間違いありません。
迅速なサポート
チャットでのサポートが受けられ、そのスピードや内容も評価されています。
電話サポートだとなかなか繋がらないこともありますが、チャットならではの対応の早さは心強いです。
ダッシュボードからあらゆるワークフローに対応
ダッシュボードでできることが多く、必要なことはほぼダッシュボード上で済ませられます。
- 全取引
- 顧客情報
- 定期支払い
- 振込
など直接管理可能です。
またチームメンバーごとに管理権限アカウントを作成し、複数人で利用することも。
機能は100以上!アカウント登録後にすぐ使える!
これらの他に、もっともっとたくさんの機能が用意されています。
もちろんstripeは進化し続けているので、これからさらに増える可能性も。
Stripeはネットビジネスのチャンスを広げる!
オンライン決済サービスを提供するstripeですが、注目されるのは決済サービスだけに限らず、新規事業への強力なサポートツールとなっている点です。
オンライン決済…というとECサイトのイメージが強いかもしれません。
ですがこれだけに限らず、Amazonのようなマーケットプレイス型サービスだったり、クラウドファンディング、イベント運営などなど。
それぞれが求めるベストな形の決済サービスを実現できる柔軟さとパワフルさがあります。
「ネットビジネスの構想はある。けれど対応する決済システムが複雑でなかなか取りかかれない…」
という新規事業のスタートアップに最適です。
新規サービス構築の手間が一本化!画期的な2つのサービス
stripeは新規サービス構築の手間を一本化させ、より幅広いビジネスに適応可能です。
その肝となるのが
- 『Stripe Connect』
- 『Stripe API』
です。
Stripe Connect
顧客のアカウント・サービスプランの管理はもちろん、決済処理に至るまでStripe Connectだけで迅速に導入できます。
すでに完成されたUI要素を取り入れることで、ローンチまでのスピードを限りなく素早いものに!
従来ならローンチまでに10日以上の準備期間が必要でした。
- 決済ルートを選定
- アカウント登録
- コンプライアンス
- プラットフォーム管理
- グローバル対応
などなど…。
これらを一本化でき、すぐにリリースできるのはかなり強力です。
一昔前なら独自の決済システムを自前で作ることも珍しくなく、大規模の費用がかかったりしたものです。
stripeなら手数料のみの費用であらゆるネットビジネスに対応し、
・Eコマース
・クラウドファンディング
・イベント運営
など、思い通りのビジネスモデルに活用できることを考えると素晴らしいサービスですよね。
Stripe API
定額支払いや従量制、割引…と複雑な請求プランを簡単に設定できます。
期間限定キャンペーンなど、ビジネスに欠かせない戦略を強力にサポート。
また支払い情報を元に、売上傾向を分析できるなどビジネスチャンスを伸ばす使い方ができるのも嬉しいですね。
クレジットカード会社との連携が強く、顧客のカード情報を自動更新したり、本人確認をしたり…といった部分までstripeが肩代わりしてくれるので、かける手間を最小限に抑えられます。
まとめ:これからの決済サービスはstripeが主流になるかもしれない
日本ではまだまだ始まったばかりのstripeですが、アメリカではすでにPayPalクラスの実績があり、これからどんどん広まっていくのはまず間違いありません。
次のような部分が気になる人はstripeが適しています。
- 分かりやすい決済システムを組み込みたい
- 導入が簡単なものが良い
- サポートがしっかりしているところを選びたい
- 自動返信メールや販売完了メールなどカスタマイズしたい
- 料金体系が分かりやすいものを選びたい
また毎月のように新しい機能が追加されたり、既存の機能がブラッシュアップされている点も見逃せませんね。
コミュニティも大いに賑わっているので一度覗いてみると面白い発見やアイデアと出会えるかもしれません。
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