2017年10月21日(土)にアメックスカード会員限定の「世界遺産清水寺の夜間特別拝観」に行ってきました。
アメックスは清水寺を貸し切り、会員向けに毎年恒例の行事としてこのイベントを開催しています。
一般公開される清水寺の夜間特別拝観は毎年混雑を極めるのですが、この行事にならアメックス会員&抽選に当選した人のみの少人数で、秋の夜に清水寺をゆっくり楽しめます。
通常、一般の人には公開されていない内々陣などのエリアも拝観できます。それらの様子を当記事では写真付きで詳しくレポートしているので、このイベントに参加する際の雰囲気がつかめますよ。
次回以降参加を検討している方はぜひ参考にして下さい。
参加方法・申込方法
このイベントに参加できるのはアメックスカードを持っている会員のみです。毎年8月になるとアメックス会員だけにメールでチケット購入の案内が届きます。
去年は日時が経ってからメールが来ていたのに気づいて申し込みできませんでしたが、今回は申込期間中に気づいてすぐに申し込みました。
毎年すぐにチケットが完売してしまう大人気イベントなんです!
参加するには1名あたり下のような料金がかかります。
- 1. 法話・落語+拝観:7,560円(税込) or 7,000ポイント(先着100名様)
- 2. 拝観のみ:3,240円(税込) or 3,000ポイント(先着500名様)
1.の法話・落語は、清水寺の住職である、森 清範(せいはん)氏、(よくテレビでも映されますが、その年を表す一文字の漢字を筆で書いているのがこのお方)のご法話と、落語家の桂米團治(かつら よねだんじ)氏による落語を拝聴できるプランです。
今回は拝観のみプランで参加しました。
抽選=無料と思っていたら有料なんですよね。
アメックスはこういうイベントでもバッチリお金取ってきます(笑)
とはいえ、会員限定イベントは人生でまたとない経験ができるものばかり。まさにプライスレス。僕はアメックスのイベントにはガンガン参加しています。
紅葉シーズンの清水寺の夜間特別拝観は、混雑して思うように拝観できないと聞きます。実際に行ってみて、夜の境内の空気感やライトアップの演出をゆっくりと堪能できるというのは何にも代えがたい経験となりました。
では実際にその様子をレポートしてみよう思います。
初めて清水寺の夜間特別拝観に行ってきた
当日は、あいにくの小雨模様。さあ清水寺へ向かいます。
清水寺方面の夜空には強烈なレーザービーム光線が照らされています。
清水寺には何度か来ているのですが夜に来たのは初めて。清水寺へと続く坂は「清水道」といって、昼間はお土産屋さんが軒を並べて賑やかなのですが夜になるとガランとしています。
これはこれでシーンとした静寂感が素敵でした。
こちらは通りに貼ってあったポスター。
これは一般公開される紅葉ライトアップのものですね。今回は紅葉ライトアップの一般公開よりアメックス特典でいち早くライトアップされた清水寺が鑑賞ができるというものです。
清水寺に到着しました。雨の日なのに行列がすごい!!開始時間は19時30分で19時くらいに着いたのですがもう既に行列ができていました。アメックスのスタッフさんの案内通りに並びます。
ここで問題発生。招待状を持ってくるのを忘れたことに気づきました。スタッフさんにそのことを伝えると再発行してくれました。。スタッフさん、優しく対応して頂きありがとうございます。
清水寺の入口、仁王門。
開始時間まで時間があったので写真を撮りまくりました。きれいなライトアップでよね。周りの人も盛り上がってました。
ビーム?と言うか光線の正体はこれでした。境内から動きながら空を照らしています。
19時30分になりました。開門したので仁王門を通って境内へ進んでいきます。
三重の塔が近づいてきました。
三重の塔を下からパチリ。きれいですね~
受付で簡単な手続きを済ませます。
こちらは轟門(とどろきもん)。参拝者はこの門をくぐって、通常時は一般公開されていない本堂へと向かいます。「普門閣」という木製の額が掲げられています。
本堂の入り口に着物姿の「はんなり京美人」なモデルさんをパチリ。
くるっと回って頂き、背後からもう一回パチリ。
その付近には謎にペッパー君がいました。清水寺のいろはを解説する案内役って感じでウケはよさそうです。
この後、京都フィルハーモニー室内合奏団による弦楽四重奏が始まるようです。
ちなみにバックに「100 YEARS IN JAPAN」という文字があるようにアメックスが日本進出してから100周年。縁起がいい年にアメックスのイベントに来られて幸運です。
わかりにくいですが、ここが本堂の内々陣の入口で、ここからは非公開エリアです。内々陣の中には普段は見ることのできない国宝の仏像が収蔵されています。
ここまで来るのに30分くらいかかったでしょうか。靴を脱いで入ります。
入口を入った内玄関内には8月14日から3日間行われる夏の特別拝観の案内板がありました。
ここで保管してるんですね(笑)ここから先は写真撮影禁止です。
内々陣には大きな十一面千手観音像や二十八部衆、風神・雷神の秘仏が通路脇に立ち並んで人がさわれないように秘蔵されていました。一般公開されない仏像のことを秘仏というらしいです。
歴史の重重しさを感じながら拝観しました。人生で1度は拝観してみることをおすすめします。
本堂から外へ出ると、そこはすぐに清水の舞台。舞台から外の眺めに夢中な人が多かったです。
こちらはその背後にあるお賽銭箱の上にある巨大な鐘。人より一回りくらいはありそうな大きさ。
美しい管弦楽の音色が聞こえてきたので近づいてみると、演奏が始まっていました。
お寺×管弦楽セッションという通常時の清水寺では味わえないアメックスによる演出は素晴らしいです。非日常性をより一層深く味わえました。
清水の舞台から奥の院へ進みます。
少し進むと京都タワーが見えてきます。清水の舞台とともに撮影。
奥の院から清水の舞台を眺めた風景。定番の絵です。現在清水寺を大改修しているということで素屋根(骨組み)をみることができました。
通常時のライトアップを見たかったですが、改修中の素屋根も中々見れるものではないので、これはこれで素晴らしいものを見ることができたと思っています。
少し進んだ角度から三重の塔と清水の舞台を撮影。いやー素敵です。
奥の院を後に子安道(さくら道)と呼ばれる参道を下っていき、清水の舞台下に向かいます。暗闇から浮かび上がる三重塔も美しかったです。
途中、音羽の滝付近に茶屋があります。
茶屋には特別夜間拝観の提灯がかけてありました。
その茶屋でしばし休憩。京都感が満載でムードがありますね。
甘酒とほうじ茶をいただきました。
茶屋にはアメックスの提灯を持った舞妓さんもいて、記念撮影してくれました。
休憩後の帰り道です。出口に向かいます。ライトアップのコントラストが眩しくもあり美しいですね。
清水寺の入り口付近、仁王門近くまで戻ってきました。下から見てもライトアップ効果で紅葉のように綺麗ですね。
出口付近でイベントについてのお土産をもらいました。アメックスはイベントの最後にこういうプレゼントをくれるのが粋です。今回は1人につきアメックスの百貨店ギフトカード1,000円分頂きました。
帰りの清水道です。昼間の喧騒が嘘のように夜の清水道は静かな佇まいで趣深く落ち着きます。
今回は素晴らしい体験ができました。
こういう特別なイベントに参加できるのもアメックスカードホルダーの利点ですね。
会員限定特典に参加するにはアメリカン・エキスプレス・カードを持つ必要があります。アメックスの全てのカードは下の一覧表のとおりなのですが、そのうち、アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」の対象カード(下表の*印)を持っている人は今回の清水寺のイベントに参加できます。
種類 | カード名一覧 |
---|---|
プロパーカード(*) |
アメックス・グリーン アメックス・ゴールド アメリカン・エキスプレス・プラチナ アメックス・センチュリオン スカイ・トラベラー・カード スカイ・トラベラー・プレミア・カード アメックス・ビジネス・カード(法人) アメックス・ビジネス・ゴールド・カード(法人) アメックス・ビジネス・プラチナ・カード(法人) |
ザ・ペニンシュラ東京(*) | ザ・ペニンシュラ東京との提携によるアメックス・ゴールド・カード |
ANA提携カード |
ANAアメックス ANAアメックス・ゴールド・カード ANAアメックス・プレミアム・カード |
デルタ航空提携カード |
デルタ スカイマイル アメックス デルタ スカイマイル アメックス・ゴールド |
スターウッドホテル&リゾート提携カード | SPGアメックス |
阪急提携カード | ペルソナSTACIA アメックス |
どれもプライスレスな価値を持っているカードで、その付加価値の高いカードに加え、一生忘れられない思い出を提供してくれると考えると持っておいて損はないです。
まとめ
アメックスのイベントは質の高いものばかりです。今回のようなイベントは何回参加しても毎回違った景色を味わえそうな価値のあるものだと感じました。
毎年恒例、アメックス会員限定の清水寺・夜間特別拝観に参加するメリットをまとめると、以下の点が挙げられます。
- 非公開エリアまで入ることが出来る
- 緻密に計算されたライトアップが秀逸
- 希望によっては清水寺の貫主による法話・落語も聞ける
- ミニ音楽会などアメックス独自の演出が素晴らしい
こういったイベント目的でカード会員になるのも一つの選択肢でしょう。年会費以上の特別な体験を楽しむことができます。