クレジットカードは支払いが簡単な反面、現在いくら使ったかという支払い状況を知るのが難しいですよね。
カード払いの使いすぎの心配も、家計簿のようにカードの支出を管理できればなくなります。
そこで今回は、クレジットカードの利用状況を管理するのに役立つアプリを紹介します。
便利なスマホアプリを使えば、クレジットカードでいくら使っているかをタイムリーに把握・管理することができるようになりますよ!
この記事の目次
複数枚のクレジットカードを管理できるアプリ4選
クレジットカードを用途に分けて3枚使っているのですが、レシートで管理するのが面倒で…
なんかいい方法はないですか?
カードや電子マネーの支払い状況をまとめて管理できる便利なスマホアプリがあります!
手間をかけずにクレカの家計簿がつけられるスマホアプリを教えます。
複数枚のクレジットカードを同時に管理できる、便利なアプリを4つ紹介します。
- マネーフォワード(MF)
- Moneytree
- Zaim
- CRECO
それでは各アプリの特徴などをみていきましょう。
マネーフォワード(MF)
マネーフォワードは毎日のお金の出入りを自動で管理できるスマホアプリです。
家計簿アプリとしてトップクラスの認知度を誇り、テレビCMなどで見かけたことがある人も多いでしょう。
ここではマネーフォワードの特徴と、おすすめしたい人を紹介します。
特徴
マネーフォワードの特徴は次の5つです。
- クレジットカードだけでなく、電子マネーや銀行口座などお金の出入りを確認できる(家計簿の自動作成)
- 毎日の支出を自動で分類してくれる(食費、日用品など)
- 複数の口座情報を一括管理できる
- スマホでレシートを撮影するだけで記録!現金払いでも管理が楽
- 予算機能で使えるお金を手早くチェックできる
このように、クレジットカードはもちろんそれ以外の収支も一括で管理できるのが強みです。
2019年3月時点で、マネーフォワードで管理が可能な金融サービス(銀行口座、クレジットカード、マイルやポイントなど)の数が2,655と他アプリと比べて圧倒的に多いのが最大のポイント。
マネーフォワード1つで、お金を一元管理できるんです!
「登録可能サービスが多い=使い勝手が良い」と判断できそうですね!
マネーフォワードが多くのユーザーから支持されているのも納得がいきます。
また、無料版と有料版(月額500円)の両方が提供されており、最初は無料版から始めるのが良いでしょう。
無料版は連携可能数が10までですが、有料版になると無制限となります。
まずは無料版を試してみて、気に入ったら有料版を利用するのがおすすめの流れです。
こんな人におすすめ
マネーフォワードは次の3つに当てはまる人におすすめします。
- クレジットカードのほかにも、電子マネーや現金払いの管理も手軽に行いたい
- 複数のクレジットカードの管理に煩わしさを感じている
- 使い勝手の良さ、分かりやすさを重要視したい
多くのユーザーから選ばれているだけあって、家計簿アプリの中でも、直感的に使える仕様となっているのが嬉しいポイント。
手軽にサクサク、スマホでお金を管理したい人はぜひ試してみてくださいね。
Moneytree
Moneytreeは個人資産管理を目的としたアプリで、いつどこで何にお金を使ったのか、資産がどのように推移しているのかを手軽に確認できます。
ここからはMoneytreeの特徴と、おすすめしたい人をみていきましょう。
特徴
Moneytreeの特徴は次の5つです。
- スマホでレシートを撮影するだけで自動認識・自動記録
- 各銀行の口座残高やクレジットカードの支払い残高などを確認できる
- 獲得したマイルやポイントをいつでも確認でき、期限切れ前に通知してくれる
- 給料の振込やクレジットカードの支払い日など様々な通知機能を搭載
- すべての機能を無料で使える
Moneytreeの特筆すべき点は、通知機能が充実していることです。
クレジットカードの支払い日や支払い額を通知してくれるため、複数のカードを所持している方でも安心。
複数の口座を管理していて、お金を口座間移動する人は、残高不足で引き落としがなされないと困ります。
事前に引き落とし日が分かれば、そのような事態も防げますね。
せっかく貯めても期限切れで失効してはもったいないですからね~
これ便利ですね!
なお連携可能なサービスが2,600以上と充実しているのも大きな特徴の1つといえるでしょう。
こんな人におすすめ
次の3つに当てはまる人はMoneytreeがおすすめです。
- 完全無料で使える家計簿アプリを選びたい
- 口座引き落とし日を通知して欲しい
- ポイントの有効期限切れを起こしやすくて困っている
Moneytreeは完全無料ですべての機能を利用できるようになっています。
無料アプリによくある、しつこい広告も全くなく、使いやすさは抜群。
せっかく貯めたポイントを無駄にすることなく、クレジットカードの管理も楽にしたい!という方にピッタリのアプリです。
Zaim
Zaimは日本最大級の800万ダウンロードを達成したオンライン家計簿アプリです。
ここからはZaimの特徴やおすすめしたい人を紹介していきます。
特徴
Zaimの特徴は次の5つが挙げられます。
- レシート撮影で自動入力ができる
- クレジットカードや銀行の情報を自動的に管理してくれる
- 家計簿を分かりやすい分析グラフで表示し、節約や貯金に繋げられる
- よく行くお店の特売情報を自動配信
- 年収、家賃など支出に合わせたバランス診断が利用可能
クレジットカードの管理用アプリとしても優秀ですが、節約や貯金に直結する様々な機能が搭載されているのが大きな特徴といえるでしょう。
家計簿の病院代・薬代などの支出データをもとに、医療費控除が利用可能かチェックしてくれる機能もあります。
控除を受けられる・受けられないが分かるのは便利ですね!
さらに、受けられるかもしれない地方自治体の給付金や控除を教えてくれます。
こいった自動計算はzaimならではのメリットですね。
また次々と機能のアップデートが繰り返され、どんどん便利になっていく運営方針もユーザーから高く評価されています。
こんな人におすすめ
Zaimは次の3つに当てはまる人に適したアプリです。
- 棒グラフや円グラフで直感的に家計簿を分析したい
- クレジットカードの管理だけでなく、現金払い時のレシート情報も手軽に登録したい(レシート読み取り機能)
- 無理のない貯金を目指したい
Zaimは有料版(月額税込360円)と無料版の2つが用意されており、ほとんどの機能は有料版で利用できます。
2019年8月中旬以降に、Zaimのアプリをインストールして利用する方は、月額料金が360円(税込)→ 480円(税込)に変更になりました。
ただし、8月以前から契約している方は、引き続き360円(税込)のまま利用可能です。
まずは無料版を試してみて、自身に合っていると思ったら有料版で思う存分活用するのが良いでしょう。
CRECO
CRECOはクレジットカードと電子マネーをまとめて管理できる無料のアプリです。
複数のクレジットカードを所有している方にとって、シンプルで使いやすいアプリとして活躍してくれるでしょう。
ここではCRECOの特徴やおすすめしたい人を紹介します。
特徴
CRECOの特徴は次の5つが挙げられます。
- クレジットカードや電子マネーを登録すれば、スマホで簡単にカード利用明細をチェックできる
- カレンダー方式で表示されるため、いつどこでいくら使ったかが一目瞭然
- 複数枚のカードをまとめて管理できる
- みずほダイレクトアプリと連携すれば、みずほ銀行の預金口座情報をカレンダー形式で表示・確認できる
- 独自のポイントプログラム「CRECOポイント」を貯められる
最大の特徴は「CRECOポイント」です。
家計簿サービスのポイントですか!ユニークですね!
貯めるといいことあるんですか?
nanacoギフト、EdyギフトIDなどのデジタルギフトに交換可能!
ということは、CRECOポイントと電子マネーを間接的に交換できるんですね!
こんな人におすすめ
CRECOは次の3つに当てはまる人に適したアプリです。
- 完全無料で使いたい
- クレジットカードの管理のためのシンプルなアプリを探している
- 使うほどお得になるポイントに魅力を感じる
これだけの機能を搭載していながら、完全無料で使えるのは本当に嬉しいですよね。
クレジットカードはもちろん、電子マネーも利用する機会が多い方はぜひ検討してみてください。
決済してすぐアプリに支払いデータが反映される訳ではない。一定のタイムラグが発生するもの。
家計簿アプリを使ったときに少なからずこのように感じる人がいますが、これは、家計簿アプリの仕様上仕方がないことなのです。
カード会社に支払データが反映されなければアプリにも反映はされません。支払ったお店からカード会社に売上データがアップされるまでに、ある程度時間を要すのです。
家計簿アプリの欠点ではありますが、どうしようもない部分です。
カード利用情報の反映が早いカード会社なら、その分だけ早くアプリに反映され、遅いカード会社なら遅く反映されることに。
基本的に翌日~翌々日の間には反映されるので、改めて確認しなおしてみましょう。
カード会社が発行している管理用アプリもある
実は、カード発行会社が提供するスマホアプリもあります。
特定のクレジットカードの管理でOKという人は、こちらも検討する価値がありますよ。
ここではカード会社発行する代表的な管理用アプリ3つを紹介します。
- 楽天カードアプリ
- エポスカード公式アプリ
- JCBカードの管理アプリ「MyJCB」
それでは各アプリの詳細を見ていきましょう。
楽天カードアプリ
楽天カードアプリは、楽天カードの利用明細をスマホやタブレット、パソコンで手軽に管理できるアプリです。
特徴は次の5つが挙げられます。
- 楽天e-NAVIにログインしなくても、利用額をいつでもどこでも確認可能
- 楽天ポイントカードと連携でき、ワンタッチでバーコードを表示できる
- レシート撮影機能に対応
- 家計簿機能を搭載し、グラフ表示で分かりやすく管理できる
- キャンペーンやお得店舗もこれ1つで確認
楽天カードの管理ができるだけでなく、レシート読み取り機能や予算設定機能といった家計簿アプリとしても活躍してくれるでしょう。
楽天カードユーザーの方はぜひ活用してくださいね。
エポスカード公式アプリ
エポスカードの会員サイト「エポスNet」の機能をスマホで利用できるアプリです。特徴は次の5つが挙げられます。
- エポスカードの利用状況を確認できる
- エポスポイントも合わせてチェックできる
- 「たまるマーケット」のオートログインに対応し、スマホでもショッピングでお得にポイントを貯められる
- エポスカレンダーで利用日や支払い日を一目でチェック
- ポイントがもらえるミニゲームやお得情報
特にエポスカレンダーは利便性が高く、カレンダーでカードの利用日、支払日、お得なキャンペーン期間などを視覚的に確認できるのが魅力的です。
「ついうっかり支払いを忘れてしまった…」といった事態を防ぐのに効果的です。
エポスカードを利用している方はぜひエポスカード公式アプリのインストールを検討してみてください。
JCBカードの管理アプリ「MyJCB」
JCBカードをスマホアプリで管理できる「MyJCBアプリ」。特徴として次の5つが挙げられます。
- オートログイン、指紋・顔認証に対応し、ログインが簡単
- スマホでJCBカードの利用状況、支払い金額や支払い日をいつでも確認できる
- 複数のJCBカードを持っている人向けの、おまとめログイン設定に対応
- キャンペーンの確認からエントリーまでアプリ上で完結させられる
- 不正利用の可能性を検知した場合アプリがすぐにお知らせしてくれる安心サポート
1枚だけでなく2枚以上のJCBカードをアプリ1つで管理できるスマートさがいいですね。
JCBカードをお持ちの方は、MyJCBを家計簿代わりに使ってみる価値がありますよ。
まとめ
今回はクレジットカード管理に役立つアプリや、それぞれの特徴、どんな人におすすめなのかなどを紹介しました。
最後にもう一度、クレジットカード管理アプリをおすすめする理由をおさらいすると
- クレジットカードの利用状況や支払日などをスマホで簡単にチェックできる
- カード以外にも、電子マネーや銀行口座も管理できるので、貯金や資産運用にも心強い
- カード会社が提供するアプリもあり、カード管理だけでなくお得なキャンペーン情報などもチェックできる
の3つが挙げられます。
「手軽に続けられる家計簿アプリを探している」
そんな方は、ぜひこの記事を参考に、クレジットカード利用をもっと快適にするアプリを見つけてくださいね。