デビットカードを作りたいのですが、どこかお勧めの所はありませんか?
それなら楽天デビットカードがお勧めだよ。年間費、発行費、海外ATM利用料とかが無料だし楽天銀行の口座を持っているなら16歳からでも作れるよ。
海外旅行も好きなので役に立ちそうですね。デメリットはどのような点なのでしょうか?
一括払いが出来ないのと限度額が口座残高までになってしまうよ。あと安く抑えたいならJCBで作る必要があることかな。
JCB以外でも作れるんですね。それ以外のブランドで作ったらどうなるのでしょうか?
VISAでも作れるけど年間費が高くなるのとポイント還元率が悪くなるね。年会費がVISAで1029円、VISAゴールドで3086円かかったりJCBなら100円1ポイントがVISAだと1000円2ポイント、VISAゴールドなら1000円5ポイントになるよ。一方でVISAゴールドなら保証やサービスが充実してるなどのメリットもあるよ。
近年、国内でのデビットカードの認知度が上がり、発行する銀行が増えているといいます。
楽天銀行でも、デビットカードを発行しています。楽天銀行のデビットカードは、キャッシュカード一体型となっており、ATMから現金を引き出すこともできます。
そこで今回は、楽天銀行デビットカードとはどんなカードなのか、クレジットカードとはどう違うのか、利用するメリットなどについて、お話ししたいと思います。
この記事の目次
楽天銀行デビットカードの概要
楽天銀行デビットカードは、店頭やネットショップで利用すると、楽天銀行の口座から支払いを即時に行うことができます。
楽天銀行デビットカードは、16歳以上で、楽天銀行の口座開設が終了している人は、誰でも申し込めます。もちろん、楽天銀行の口座開設と同時にデビットカードを申し込むこともできます。
楽天銀行デビットカードは一度作成すると、自動更新となります。そのため、解約する際には楽天銀行への連絡が必要です。
また、楽天銀行のクレジットカードをすでに持っていても、新たにデビットカードをつくることができます。
楽天銀行デビットカードは、クレジットカードと同じ手順で使用することができます。
ただし、支払い回数は一括払いのみで、口座残高が利用上限となります。そのため、利用にあたっては、楽天銀行の口座残高を確認しておきましょう。
年会費 | 無料 |
---|---|
審査 | なし |
海外ATM手数料 | 無料 |
ETCカード | なし |
保険・補償 | 盗難補償 |
発行手数料 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00% |
家族カード | なし |
利用限度額 | 自由に設定が可能 |
利用場所 | 国内外のJCB加盟店 JCB・Cirrusマークがある海外ATM |
年会費は永年無料
楽天銀行デビットカードは、発行手数料が無料です。
また、国際ブランドがJCBの楽天銀行デビットカードは、年会費が無料です。そのため、20歳未満の高校生から高齢者の方まで、幅広い世代の方が利用しています。
楽天銀行デビットカード(JCB)は、JCB加盟店であれば、どこでも使えます。もちろん、海外の店頭やネットショップでも、楽天銀行デビットカードを利用することが可能です。
キャッシュカード一体型になっているので、海外の提携ATMを利用すると、口座残高から現地通貨で現金を引き出すこともできます。海外旅行のときに、サクッと使えて役立ちますよ。
ですが、楽天銀行デビットカードの国際ブランドを
・ゴールドデビットカード(VISA)にした場合:年会費が3,086円(税込)
かかるので注意が必要です。それ以外では楽天銀行デビットカード(VISA)は、VISA加盟店であれば、どこでも利用できて利便性は高いと言えます。
審査なしだから誰でも発行できる
楽天銀行デビットカードへの入会にあたっては、審査はありません。
そのため、申し込み要件を満たしていれば、誰でも楽天銀行デビットカードを持つことができます。
海外では、子どものカードデビューはデビットカードからという家庭も多く、家計を管理しやすいのが魅力です。
デビットカードの使いすぎで、残高不足になることもあるんじゃないですか?
安心してください。楽天銀行デビットカードは、あらかじめ利用限度額を設定することもできます。
日常的に使い過ぎを防ぐのはもちろん、万が一楽天銀行デビットカードを盗難したり、紛失した際に受ける被害を最小限にできるというメリットもあります。
ポイント還元率は1.0%
楽天銀行デビットカードは、クレジットカードと同様に、利用すると楽天スーパーポイントが付与されます。
楽天銀行デビットカード(JCB)の場合は、100円の利用で1ポイントが付与されます。つまり、ポイント還元率は1.0%です。このポイント還元率は、クレジットカード並みです。
また、楽天市場で楽天銀行デビットカード(JCB)を利用すると、いつでもポイントが2倍になります。
一方、楽天銀行デビットカードの国際ブランドがVISAだった場合は、ポイント還元率が変わります。
楽天銀行デビットカード(VISA)の場合は、1,000円の利用で楽天スーパーポイントが2ポイント付与されます。つまり、ポイント還元率は0.2%です。
楽天銀行デビットカードゴールド(VISA)の場合は、1,000円の利用で楽天スーパーポイントが5ポイント付与されます。ポイント還元率は0.5%です。
ただし、楽天銀行デビットカードの国際ブランドがVISAの場合は、ポイント優待デーのみポイント還元率が2倍にアップします。上手に活用することで、多くの楽天スーパーポイントを貯めることができます。
限度額
楽天銀行デビットカードの利用限度額は、楽天銀行の口座残高と同じです。
つまり、預金額の範囲内であれば、車も家電もアクセサリーも、何でも楽天銀行デビットカード1枚で購入できるということです。購入後は、即時に口座から購入金額が引き落としになります。
また、楽天銀行デビットカードは利用限度額を設定することもできるので、使い過ぎを防ぐこともできます。
支払い方法
楽天銀行デビットカードで、分割払いはできますか?
楽天銀行デビットカードの支払い回数は、一括払いしかありません。
楽天銀行デビットカードでの購入金額が、即時に銀行口座から引き落とされるのが原則です。これは、国内でも海外でも変わりません。
また、店頭での商品購入だけでなく、ネットショッピングでも支払い方法は同じです。
即時に銀行口座から引き落とされるデビットカードですが、ごく一部の店では後日払いになることがあるので注意しましょう。
そもそもデビットカードとは?クレジットカードとの違い
クレジットカードの国際ブランド加盟店で利用できるデビットカードですが、二つの違いは何か、気になる人もいるはずです。
一番の違いは、商品購入後の引き落としのタイミングです。デビットカードは銀行口座から即時に引き落としになりますが、クレジットカードは信用払いなので後払いとなり、請求後に指定の金融機関から利用金額が引き落とされます。
また、デビットカードの利用限度額は銀行の預金残高ですが、クレジットカードは年収や信用に応じて設定されています。
さらに、デビットカードは一括払いしかありませんが、クレジットカードは一括払いのほかにボーナス払いや分割払い、リボ払いが可能です。
預金残高内で即時引き落とししてくれるデビットカードと比較すると、クレジットカードは使いすぎる傾向があるので、安全に家計管理をしたいのであれば、デビットカードをおすすめします。
申込方法と発行日数
楽天銀行デビットカードに申し込みたいんですが、どうすれば良いですか?
楽天銀行デビットカードの申し込み方法は、すでに銀行口座を持っているか否かで変わります。
楽天銀行デビットカードを銀行口座開設と同時に申し込む場合には、楽天銀行の口座開設フォームで、JCBかVISAかを選択して申し込みます。
実際に楽天銀行デビットカードが手元に届くのは、口座開設手続きが完了してから、1週間から10日後です。
申し込み作業は、3分ほどで終了します。
楽天銀行の口座開設が既に済んでいる人は簡単に申し込める
すでに楽天銀行の口座開設が済んでいる場合は、オンラインで簡単に申し込むことができます。
その場合は、楽天銀行の公式サイトにログインし、画面より「カード・ATM」を選択し、「カードを申し込む」のタブを押します。
すると、カード一覧が表示されますので、そこから楽天銀行デビットカードを選択してください。
取引画面で申し込み手続きを完了すると、5~7日後に手元に楽天銀行デビットカードが届きます。
また、楽天銀行デビットカードはすでに持っているものとは違う、国際ブランドのものに新規で申し込むこともできます。
すでにデビット機能一体型キャッシュカードを使っている場合、別の楽天銀行デビットカードに申し込むと利用できなくなります。
切り替えのタイミングは、新規に申し込んだデビット機能一体型キャッシュカードをATMで利用した場合、あるいは新規申し込みしたデビット機能一体型キャッシュカードの発行から30日後です。
楽天銀行デビットカードのリアルな口コミ・評判
では、楽天銀行デビットカードは、巷でどんな評判なのでしょうか。
「楽天銀行デビットカードは、審査なしで利用できるところを気に入っている。面倒な手続きがないので、すぐに取得できた(兵庫県・30代契約社員・女性)」
など、満足度の高さが伝わるコメントが紹介されていました。
JCBとVISA、ゴールドデビットカード(VISA)の違いを比較
楽天銀行デビットカードの国際ブランドは、JCBとVISAから選択することができます。
VISAの場合は、ゴールドカードにすることもできます。
どの楽天銀行デビットカードを選ぶかによって、得られる特典も変わるので、きちんと比較検討することをおすすめします。
項目 | JCB | VISA | VISAゴールド |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 1,029円 | 3,086円 |
発行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
カードデザイン | お買いものパンダ | – | – |
審査 | なし | なし | なし |
ポイント付与 | 100円 → 1ポイント | 1,000円 → 2ポイント | 1,000円 → 5ポイント |
ポイント還元率 | 1.00% | 0.20% | 0.50% |
海外ATM手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
利用限度額 | 自由に設定が可能 | 自由に設定が可能 | 自由に設定が可能 |
保険・補償 | 盗難補償 | 盗難補償 | ・ショッピング保険 ・盗難補償 ・Visaゴールドカード 優待特典 ・Visaのお得な優待特典 ・海外利用サポート 24時間日本語サービス(グローバルカスタマーアシスタンスサービス) |
利用場所 | ・国内外のJCB加盟店 ・JCB/Cirrusマークがある海外ATM |
・世界200以上の国と地域 ・世界180万台以上のATM |
・世界200以上の国と地域 ・世界180万台以上のATM |
まず、一番の違いは年会費の有無です。
楽天銀行デビットカード(JCB)は年会費が無料ですが、楽天銀行デビットカード(VISA)、楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)には年会費がかかります。
また、ポイント還元率や付帯する保険内容も異なります。
付帯保険の充実度でいうと、楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)が断トツです。
そして、2017年9月19日から、楽天銀行デビットカード(JCB)に限り、カードフェイスをパンダのデザインのものにすることができるようになりました。
すでに楽天銀行デビットカードを持っている人も、540円(税込)を支払えば、デザイン変更ができます。
・楽天銀行「Visaデビットカード」の詳細を見てみる
・楽天銀行「JCBデビットカード」の詳細を見てみる
JCBデビットカードがポイント還元率1%と断然お得
ポイント還元率で比較するなら、楽天銀行デビットカード(JCB)が最適です。
楽天銀行デビットカード(JCB)は、100円の利用につき楽天スーパーポイントが1ポイントつくので、ポイント還元率は1.0%となります。
これが、楽天銀行デビットカード(VISA)になると1,000円の利用で2ポイントの付与になるので、ポイント還元率は0.2%です。
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)は少し上がって、1,000円の利用で5ポイントが付与され、ポイント還元率が0.5%になりますが、それでも楽天銀行デビットカード(JCB)の半分です。
国際ブランドをVISAにすると「ポイント優待デー」が毎月実施され、その際にはポイントが2倍になりますが、楽天銀行デビットカード(VISA)で0.4%、楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)で1.0%ですから、日常的に使うことを考えると、やはりJCBを選んでおくのがおすすめです。
Visaゴールドカードなら会員限定の特典あり
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)には、会員限定の特典がつきます。それは、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社が提供するサービスを受けられるからです。
提供されるVISAゴールドカードの主なサービスには、下記の3つがあります。
- 空港で一時的に手荷物を預ける際に割り引きが受けられる「VISA国際線クロークサービス(一時預かりサービス)」
- 世界600カ所以上の空港ラウンジを無料で使用できるパスの年会費が35%オフになる「プライオリティ・パス年会費割引」
- 割引優待を受けたり特典商品がもらえる「ベネフィット・ステーション モラエル」に入会するとポイントが付与される
このほかにも、ショッピング保険が自動付帯されたり、海外旅行時に24時間日本語でサポートを受けられるという特典があります。
とはいえ、海外旅行に出かける機会がない人には、宝の持ち腐れです。
そう考えると、年会費無料で楽天スーパーポイントがたくさん貯まる、楽天銀行デビットカード(JCB)の方が使いやすいのではないでしょうか。
デビットカードで支払って楽天スーパーポイントが貯まる
楽天銀行デビットカードは、どのカードを選んでも、利用するたびに楽天スーパーポイントが付与されます。
楽天銀行デビットカード(JCB)の場合は、ポイント還元率が1.0%で、クレジットカードと変わりません。
ただし、楽天銀行デビットカードで楽天スーパーポイントを受け取るためには、エントリーが必要になります。楽天銀行の公式サイトから、簡単にエントリーできるので、まだしていない人はすぐに手続きしましょう。
また、楽天銀行デビットカード(JCB)では2017年10月現在、新規入会と利用で最大1,000ポイントをプレゼントというキャンペーンを行っています。
入会した翌月までに合計で3,500円以上利用するのが条件ですが、上手く利用すれば楽天スーパーポイントを貯められるチャンスです。
こうしたキャンペーンも、こまめにチェックしてみましょう。
ガソリンスタンドでも使える!
楽天銀行デビットカードは、申し込んだ国際ブランドの加盟店であれば、どこでも使うことができます。そのため、ガソリンスタンドで利用することも可能です。
ですが、楽天銀行デビットカードをガソリンスタンドで使う場合には、普通預金口座残高が10,000円以上あることという規定があります。
そのため、ガソリンの支払金額分が普通預金口座に残っていたとしても、残高が10,000円を下回っていると即時引き落としはできません。
その点は、覚えておきましょう。
本人認証サービス「J/Secure」で不正使用を防止
楽天銀行デビットカードをインターネットで利用する予定がある場合は、「本人認証サービス」に登録しておくと安心です。
楽天銀行デビットカードではJCBとVISA、どちらを選んでも、本人認証サービスを受けることができます。
JCBの場合は「JCB/Secureサービス)」、VISAの場合は「VISA認証サービス」に登録可能です。
一部のネットショップや電子マネーのチャージに楽天銀行デビットカードを利用する場合、本人認証サービスに登録しなければ使えないことがあるので、早めに手続きをしておきましょう。
世界中の提携ATMから引き出し可能
楽天銀行デビットカードは、国際キャッシュカードとしても利用することができます。
これは、世界各国にある提携ATMを利用することで、口座にある自分の預金を現地通貨で引き出せるというものです。しかも、引き出す際の手数料は無料です。そのため、海外への留学や転勤で離れて生活する家族への仕送りに、利用する家庭も多いそうです。
とはいえ、海外ATMを利用する場合には、1日最大で20万円という限度額が設定されています。また、国際ブランドが定めたレートに、3.024%(税込)を加えたものが、円換算レートとして適用されます。
楽天銀行口座に入金さえしておけば、ATMで暗証番号を入力するだけで現金が引き出せます。
まとめ
デビットカードは預金口座から即時引き落としになるので、クレジットカードと違い使い過ぎを防止することができます。また、審査がないので、高校生やリタイヤ後の高齢者でも持つことができます。
中でも楽天銀行デビットカードは奔位と還元率が高く、貯めたポイントを使うこともできます。楽天スーパーポイントは、マクドナルドやミスタードーナツ、ツルハドラッグ、ダイコクドラッグ、出光など、さまざまな店舗で使うこともできるので、現金払いより楽天銀行デビットカードを使う方がお得です。
クレジットカードの審査に落ちてしまった人も、楽天銀行デビットカードには入会できるので、1枚あると便利なはずです。ぜひ、申し込みを検討してみてくださいね。