ライフカードはATMでお金を引き出せないんですか?
キャッシングという機能を使えば、利息がかかるけど引き出せるよ。
でも実際に試してみましたけどキャッシングできませんでした。
何か方法があるんですか?
キャッシングをするには事前に少し設定が必要なんだ。
じゃあ今回はライフカードでキャッシングする方法を解説するよ。
ライフカードにはキャッシングが用意されています。
急にお金が必要になったとき、ライフカードから借りられるのは心強いですよね。
「どうすればライフカードのキャッシングが使えるの?」
「利息はどれくらいかかる?」
と気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで当記事はライフカードのキャッシングの利用方法、そしてキャッシングの基本的な知識、Q&Aなどを紹介していきます。
この記事を読めば、ライフカードのキャッシングの疑問を解決できるでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
ライフカードでキャッシングを行う3つの方法
まずはライフカードでキャッシングを利用する方法について解説します。
借入方法は次の3つです。
- ATM
- 電話
- ネット
それぞれ詳しい借入方法を見てみましょう。
【初めに】カードにキャッシング利用可能枠が設定されているか確認!
まずはお持ちのライフカードに「キャッシング枠」が設定されているかを確認してください。
WEB会員サイト「LIFE-Web Desk」にログインすれば確認できます。
電話で確認することも可能なので問い合わせてみましょう。
ライフカードインフォメーションセンター
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---|
045-914-7003
9:30~17:30
日曜・祝日・年始は休み
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もしもキャッシング枠が設定されていないなら、勤務先や年収を登録していない可能性があります。
届け出をするためにはLIFE-Web Deskの登録が必須です。
まだ登録していない方は、先に登録を済ませておきましょう。
また次の2点に当てはまる人は収入証明書を提出しなくてはなりません。
- キャッシング枠50万円以上を希望
- ライフカードと他社借入を合わせて100万円以上
収入証明書は次の10点が有効です。
- 源泉徴収票
- 給与支払明細書
- 支払調書
- 確定申告書
- 青色申告決済書
- 収支内訳書
- 納税通知書
- 所得(課税)証明書
- 年金証書
- 年金通知書
これらの書類は次の2通りのいずれかで提出します。
- 資料請求してお届け用紙を取り寄せて返送
- パソコンからpdfファイルをダウンロード、印刷して郵送
いずれにせよ、書類は郵送する必要があるので、多少時間がかかることを覚えておきましょう。
早めに手続きを済ませておいた方が良いですね。
それでは次からは具体的な借入方法を紹介していきます。
【その1】全国のATMで利用可能!
国内14万台以上のATMからキャッシングできます。
借入方法はとても簡単、次の3ステップです。
- ATM初期画面「お引き出し」または「クレジットカード」を選択
- ライフカードを挿入して暗証番号を入力
- 希望額を選択(10,000円単位)、現金と明細書の受取りで完了!
取引額に応じてATM手数料が発生します。
具体的には次の表を参考にしてください。
10,000円以下 | 108円 |
---|---|
10,000円超え | 216円 |
借入は10,000円単位からなので、基本的に216円のATM手数料がかかると考えて良いですね。
ライフカードを使える提携ATMの一例として次の10行を紹介します。
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- セブン銀行
- E-net(ファミリーマートやサークルKサンクスなど)
- ローソンATM
- イオン銀行
- 地方銀行
ATMにライフカードのマークが記載されていればキャッシングに利用できるので、対応する端末から確認してくださいね。
【その2】電話でもキャッシングできる(テレフォンキャッシング)
電話から引き落とし口座、または指定した口座に振込キャッシングしてもらえる「テレホンキャッシング」が利用できます。
自動音声サービスのガイダンスに従って申し込めるので簡単です。
ライフカードインフォメーションセンター
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045-914-7003
8:00~23:00
土日祝日対応
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利用方法は次の5ステップです。
- 電話をかけ、最初に「*」を2回押す
- 「21」と「#」を入力
- カード番号と「#」を入力
- 暗証番号と「#」を入力
- ガイダンスに従ってキャッシング申込み完了
インフォメーションセンターが遅い時間まで対応しているので使いやすいですね。
ただし当日中に振込キャッシングを受けたいなら、平日11:00までに申込みを済ませておかなくてはなりません。
【その3】インターネットで申し込める!(オンラインキャッシング)
LIFE-Web Deskから振込キャッシングができる便利なサービスです。
パソコン、スマホ、ケータイサイトから24時間365日利用OK。
手順は次の6ステップです。
- LIFE-Web Deskにログイン
- 利用カードを選択、キャッシング可能額を確認
- 借入額の入力(10,000円以上、1円単位)
- 支払い方法の選択(一括、リボ払い)
- 暗証番号を入力
- 振込口座、名義人を確認し、申し込みボタンをクリック!
申込み当日に振込するには平日0:00~10:00までに申込みを済ませておく必要があります。
知っておきたいライフカードのキャッシング基本情報
次はライフカードのキャッシングに関する基本的な情報をみてみましょう。
ポイントは次の3つです。
- 利息
- 利用可能額
- 返済方法
それでは紹介します。
キャッシングの利息は?
実質年率は借入残高に応じて設定されます。
次の2パターン。
残高 | 実質年率 |
---|---|
100万円未満 | 18.00% |
100万円以上 | 15.00% |
5万円(借入額)×18.0%(実質年率)÷365(1年)×30日(借入日数)=739円(利息)
739円の利息が発生します。
総支払額は50,739円ですね。
利用額が大きくなるほど、利用日数が長くなるほど利息が膨らむので覚えておきましょう。
キャッシングの利用可能額は?
利用者の属性(年収や勤務先、勤続年数など)によって初期利用額が異なります。
ネットの口コミなどを見ると、50,000円~100,000円に設定されることがほとんど。
ですが利用可能枠増額申込みができるので、今のキャッシング枠に不満のある人は検討してみましょう。
増額申込みは次の3つのいずれかを選べます。
- ネット申込み(LIFE-Web Desk)
- 郵送(申込書プリント、または資料請求)
- 電話申込み(045-914-7003 9:30~17:30 日曜・年始休み)
増枠には審査があります。
審査に無事通れば増枠されますよ。
また次の2つに当てはまる人は収入証明書の提出が必要になる場合もあります。
- 50万円以上のキャッシング枠を希望
- 他社借入含め100万円以上
収入証明書については上記したので、そちらを参考にしてください。
返済方法は?
返済方法は次の2種類から任意で選べます。
- 翌月一括払い(残債方式)
- リボルビング払い(残高スライド元利定額方式)
翌月一括払いは指定した金融口座から翌月27日または翌々月3日に一括で振替になります。
リボ払いは毎月の支払額がほぼ一定なので家計の負担になりづらいのが特徴。
残高に応じて支払額が決められています。
具体的には次の表のとおりです。
残高 | 支払額 |
---|---|
20万円以下 | 10,000円 |
20万円超~40万円 | 20,000円 |
40万円超~60万円 | 30,000円 |
60万円超~80万円 | 40,000円 |
例えば10万円借入すると、毎月10,000円ずつ返済。
この10,000円には利息も含まれるため、元本は支払額-利息の金額ずつ減っていくことになりますね。
80万円以上の残高がある場合、20万円につき10,000円単位で支払額が増額されます。
海外でのキャッシングも可能!
ライフカードは海外の約100万台のATMからキャッシングが利用できます。
海外旅行や海外出張などで心強いですね。
現地通貨で借入できるので、必要なときのために覚えておきましょう。
利用できるATMは次の3つのマークのあるもの。
- VISAカード
- MasterCard
- JCBカード
海外ATMでの借入手順は次の5ステップです。
- ライフカードをATMに挿入
- 暗証番号の入力
- 取引内容の選択(CASH WITHDRAWAL:引出し、など)
- 希望額の入力(米ドルなど現地通貨)
- カード、現金、利用明細の受取で完了
海外キャッシング借入額は「円」に換算して請求されます。
レートはキャッシング利用日ではなく、決済センターに利用データが到着した時点なので注意を。
また海外キャッシングの支払いは1回払いが初期設定になります。
変更を希望する方はライフカードインフォメーションセンターに問い合わせてください。
ライフカードのキャッシングQ&A
ライフカードのキャッシングに関する疑問をQ&A方式で紹介します。
内容は次の3つ。
- 郵送書面
- 増額、減額
- 支払方法の変更
それぞれ見ていきましょう。
郵送される書面は止められる?
ライフカードのキャッシングサービスを利用すると次の3種類の書面が郵送されます。
- キャッシングサービス利用内容のお知らせ
- 利用明細(オンラインキャッシング、テレホンキャッシング時の振込キャッシングの場合)
- 返済内容のお知らせ(自動振替以外の返済を選んだ場合)
「キャッシングサービス利用内容のお知らせ」は必ず送られてくるので、止めることができません。
利用明細はATMから借入すれば、書面の郵送はありません。
オンラインキャッシングとテレホンキャッシングは必ず郵送されます。
返済は自動振替なら書面は発行されません。
しかし「マンスリーステートメント」に申し込めば、自動振替でなくとも原則書面が発行されません。
またマンスリーステートメントは次の2つのサービスも利用できます。
- キャッシング取引内容がカード利用代金明細書に記載される
- 電子書面サービスが利用できる(キャッシング取引内容をpdfで閲覧・ダウンロード可能)
マンスリーステートメントはLIFE-Web Deskから申し込めます。
このように、ライフカードのキャッシングは書面郵送を完全に止めることはできません。
利用可能枠は増額・減額できる?
増額は可能です。
申込み方法は上記したのでそちらを参考にしてください。
減額は特に受け付けていません。
必要以上に借入しないようにコントロールして、自身で調整しましょう。
支払方法の変更はできる?
基本的な支払い方法は次の2つです。
- 翌月一括払い
- リボ払い(口座振替)
変更手続きはライフカードインフォメーションセンターに電話して、変更したい旨を伝えてください。
LIFE-Web Deskからの変更は未対応です。
もし翌月一括払いを選択していて、お金に余裕が無いなどの理由で「リボ払い(あとからリボ)」にしたいときは次の2つの方法で手続きしましょう。
- LIFE-Web Desk→カード利用可能額・支払い方法変更→あとからリボ払い
- インフォメーションセンターに電話
また一部返済、一部入金にも対応。
こちらもインフォメーションセンターに電話して手続きを行う必要あり。
振込予定日と入金希望額を伝えると、振込先口座を教えてもらえます。
あとは指定された口座に振り込めばOKです。
まとめ
今回はライフカードのキャッシングの利用方法や基本情報、Q&Aなどを紹介しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- ATM、電話、ネットから借入できる
- 手数料は15.0%~18.0%
- 海外キャッシングにも対応
以上3点が挙げられます。
「ライフカードのキャッシングを利用したい」
「どんな使い方ができるのか知りたい」
といった方は、この記事を参考にライフカードのキャッシングサービスを上手に活用してくださいね。
くれぐれも計画的な利用を心がけましょう!