この前の海外旅行で途中で現金が足りなくなって困りました。
かと言って、多めに現金を持って行くのも怖いですよね。
そんな時は楽天カードの「海外キャッシング」を使えばいいよ。
海外でもお金を引き出せるんだ。
そんな方法があるんですね。
でも、日本円だと両替をしなければいけませんね。
ところが楽天カードなら現地通貨で引き出せるんだ!
じゃあ、海外キャッシングについて説明していくね!
楽天カードは海外キャッシングに対応するクレジットカードです。
現金が必要になった時、海外ATMから手軽にキャッシングできる便利な機能。
「手数料はどれくらいかかる?利用方法は?」
と気になっている方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事は楽天カードの海外キャッシングに関する基礎知識をはじめ、レートや手数料、両替との比較などを紹介していきます。
この記事を読めば、楽天カードを使ったお得な海外キャッシングが利用できるようになります。
海外旅行や海外出張に出かける予定のある方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
楽天カード海外キャッシングの基礎知識!
まずは楽天カードのサービス「海外キャッシング」に関する基本的な部分をみていきましょう。
ポイントは次の4点です。
- 海外キャッシングの基本
- 利用できる場所
- 利用方法
- メリット
それぞれ詳しい内容をみてみましょう。
海外キャッシングとは?
海外キャッシングとは、楽天カードを使って海外のATMで現地通貨を引き出せるサービスです。
従来なら現地通貨を入手するには「両替」が必要でした。
両替所を探す手間・時間がかかるうえに、そもそも両替できる現金を持ち歩かなくてはならないのがネック。
しかし海外キャッシングなら、楽天カード1枚あれば街中にあるATMから現地通貨を引き出すことができ、少ない手間と時間ですぐに現金を用意できます。
利用できる場所は?
海外キャッシングを利用できるATMは、お手持ちの国際ブランドによって異なります。
各国際ブランドに対応するATMかを判断する際は、次のロゴステッカーが貼られているかを確認しましょう。
- MasterCard:MasterCardまたはcirrus(シーラス)
- JCB:JCBまたはcirrus
- VISA:VISAまたはPLUS(プラス)
利用方法は?
海外キャッシングの利用方法は、とても簡単4ステップです。
- カードを挿入
- 使用言語を選択
- 暗証番号の入力
- 現地通貨を引き出して完了
海外ATMは基本的に現地の言語で表記されますが、中には日本語対応ATMもあります。
その際は日本語を選択するとスムーズな利用が可能になるでしょう。
日本語に対応していないATMも、ほとんどが英語に対応しています。
そのため、事前にATM操作に必要な英語を確認しておいた方が良いでしょう。
楽天会員専用ページ「楽天e-NAVI」で海外ATMの使い方をデモ体験できます。
こちらで事前に予習しておくと、いざという時にあたふたせずに済むのでチェックしてみてくださいね。
海外キャッシングの利点は?
海外キャッシングを利用するメリットとして次の3点が挙げられます。
- 事前の両替不要!現地に到着してから楽天カードで現地通貨を引き出せる
- 小額でも気軽に引き出せる
- 夜中に到着しても安心
特に大きなメリットとなるのが、必要な分だけ引き出せる点です。
海外は日本よりも犯罪率が高く大金を持ち歩くのはリスクがあるため、現金は最小限に留めておきたいところ。
海外キャッシングを利用すれば、不足した現地通貨を使う分だけ引き出せます。
また夜中に現地に到着すると、両替所の営業時間が終わっていることも。
しかし空港や駅のATMは24時間営業していることが多いため、夜中の到着でも両替所のオープンを待つことなく、すぐに現地通貨を引き出せる安心感があります。
レートと手数料
海外キャッシングを利用すると、レートと手数料が適用されます。
例えば米ドル/円で、2018年9月2日と10月2日を比べると…
▼10月2日:113.68円
1米ドルあたりの円レートが異なりますよね。
海外キャッシングは現地の通貨を引き出し、後日クレジットカード会社に日本円で支払うシステムです。
そのためキャッシング利用日のレートに応じて支払い額が決定されます。
利用する国際ブランドによって換算レートおよび外貨取扱手数料が異なるのでチェックしておきましょう。
▼MasterCard:交換レート+1.63%
▼JCB:交換レート+1.60%
▼American Express:交換レート+2%
注意したいのが、レートは毎日変動していること。
各ブランドで決済処理が行われるタイミングが異なるため、必ずしも利用日のレートが適用されるとは限りません。
両替と海外キャッシングどちらがお得?
日本円を現地通貨に両替する場合と、海外キャッシングを利用する場合だとどちらの方がお得になるか気になりますよね。
多くの場合はカード利用の方がお得になりやすい傾向にあります。
例えばMasterCardの楽天カードを所有していて、為替レート1ドル=110円と想定し、米ドルを100ドルキャッシングした場合だと…
100ドルのキャッシングを利用し、後日支払う際には10,179円となる計算になります。
次に両替の場合だと、両替手数料として1ドルにつき3円程度が相場になるため、3%の手数料で計算できます。
両替手数料を上乗せして、10,330円支払って100ドルに両替することになります。
差額は151円に!
よほどレートが急上昇しない限りは、基本的に両替よりも海外キャッシングの方がお得になると覚えておきましょう。
利用前にチェックすべき3つのポイント!
次に楽天カードで海外キャッシングを利用する前に、チェックしておきたい3つのポイントを見ていきましょう。
- 利用限度額
- 暗証番号
- 支払い方法および金額
それぞれ詳しい内容を紹介します。
利用限度額を調べておこう
楽天カードの海外キャッシングの利用可能額は「キャッシング利用可能枠」の範囲内となります。
すでにキャッシング利用枠がいっぱいの人だと、いざ海外キャッシングを使おうと思っても現地通貨を引き出せない可能性があるので注意してください。
キャッシング利用枠は楽天e-NAVIにログインすればすぐに確認できます。
暗証番号を確認しよう
海外キャッシング利用時は暗証番号の入力が必要です。
そのため、事前に確認しておくことを強くおすすめします。
暗証番号の確認もまた楽天e-NAVIから、次の5ステップ。
- 楽天e-NAVIにログイン
- お客様情報を選択
- カード暗証番号の照会
- セキュリティコードの入力
- 暗証番号の確認
セキュリティコードはクレジットカード裏面に記載されている3桁の数字です。
利用する国や地域によって5桁以上の暗証番号入力が求められることがありますが、その時も楽天カードに登録した4桁の暗証番号を入力し、手続きを進めれば問題ありません。
支払方法や金額を確かめる
海外キャッシングの支払い方法は「1回払い」で固定されています。
もし1回払いが難しい方は「あとからリボ払い」に変更しましょう。
リボ払いは、毎月の支払い額が一定になり、毎月少しずつ返済できるサービスです。
金利は18.0%以下が適用されることがほとんどで、100万円以上なら15.0%以下が適用されます。
毎月の支払い額は残高に応じて「最低支払い額」が設定されていて、表にまとめると次のとおりです。
融資残高 | 最低支払元金 |
---|---|
10万円以下 | 3,000円 |
10万円超20万円以下 | 6,000円 |
20万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超 | 40,000円 |
あとからリボ払いに変更したい方は楽天e-NAVIにログインし、利用明細からリボ払いしたい利用分を選択すればOK。
毎月最長20日までリボ払いに変更できます。
もちろん余裕ができたら「おまとめ払い」で全額返済も可能です。
リボ払いを利用すると毎月の支払い額は楽になりますが、長期間の返済になりがちで、利息による負担が大きくなる可能性があります。
余裕があるときは「おまとめ払い」で借入額を減らして、できるだけ早く完済しましょう!
まとめ
今回は楽天カードの海外キャッシングの仕組みや利用方法、事前に確認しておきたい点などを紹介しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 海外キャッシングとは現地ATMから現地通貨を引き出せるサービス
- 街中や駅、空港などに設置されたATMで利用可能
- 両替よりも海外キャッシングの方がお得になりやすい!
以上3点が本記事の要点となります。
「楽天カードで海外キャッシングを利用したい!」
といった方は、この記事を参考にして、よりお得に、スマートに現地通貨を引き出せるようになってくださいね。
海外旅行や出張で覚えておきたいテクニックです!