求職中の友人が、Yahoo!JAPANカードを申し込みたいって言ってるんですけど、審査は大丈夫なんですか?
求職中ってことは、無職だよね?
はい・・・。やはり難しいですか?
んー・・・。じゃ今回は無職でもYahoo!JAPANカードの審査に通るかどうか詳しく説明するよ。
よろしくお願いします!
ヤフーが発行するYahoo!JAPANカードは、年会費無料でTポイントを貯めるにはおすすめのクレジットカードです。審査が甘めなことでも有名ですね。
しかし、
「専業主婦だけど、審査に通るのかしら?」
といくら甘めと聞いても、職業に不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、無職であっても審査に通るのか、通らない場合や通る場合、通るコツなど詳しくご紹介します。
これを読むと無職でも審査に申し込む方法がわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
Yahoo!JAPANカードの申込み条件
まずは、Yahoo!JAPANカードの審査基準から確認しようか。
審査基準ですか?
クレジットカードを申し込むうえで、審査に通る絶対条件のことだよ。
クレジットカード社が掲示している申し込み条件をクリアしなくては、申し込んだとしても確実に審査落ちしてしまいます。
収入面や職業、雇用形態など条件はカード会社によって違います。
まずは、Yahoo!Japanカードの申し込み条件から確認していきましょう。
Yahoo!JAPANカードの申し込み条件としては、以下の5つがあります。
- Yahoo!JAPAN IDを持っている
- 18歳以上(高校生不可)
- 未成年の場合は親の同意が得られる
- 安定した収入がある
- 無職でも配偶者に収入がある
安定した収入がある人を申し込み条件としている以上、収入のない方は残念ながら入会できないということになります。
当然ながら条件を満たせば、必ずしも審査に通るというわけではありません。
審査には申し込み内容からクレヒスまで総合して判断されます。
クレヒスって何ですか?
簡単に言うとクレヒスは、今までのクレジットカードやショッピングローンの使用経歴のことだよ。
後で詳しく解説するね!
条件はあくまで審査を受ける資格にすぎません。
すべて満たしたからといって安心しないようにしましょう。
その点をふまえて注目してほしいのが、申し込み条件では収入の面についてはふれていても、“職業”には全くふれていないということです。
“無職”とは職業であって“収入”ではありません。
実際、無職で収入がないという方は多いでしょう。
しかし、『無職は入会できない』と明記されているわけではないのです。
そのため、無職であっても申し込むことは可能ということになります。
無職でもYahoo!JAPANカードに申し込めるの?
じゃ、友人は入会できないということですね。
そうなるね。あ、けど友人は結婚していないの?
結婚はしてますよ。
じゃあ、チャンスはあるよ。
本当ですか?!詳しく教えてください!
Yahoo!JAPANカードの申し込み条件として、無職はダメだと完全に明記していない以上、無職であっても審査に通る可能性があります。
ただし、申し込むことができない無職もあるので詳しくご紹介します。
無職でもYahoo!JAPANカードに申請できる基準
無職でも申し込みができる基準としては、
- 配偶者に収入がある
- 自営業で収入がある
以上の2つがあります。
条件として収入があるとされている以上、全く収入がない状態では、残念ながら審査に通らないでしょう。
配偶者がいる
無職でもクレジットカードを持つことができるケースに、専業主婦(夫)があります。
配偶者の収入によって生計を立てている場合、相手の収入も申請することによって返済能力を判断するためです。
配偶者が定職についてある程度の収入がある場合、カード会社も
と判断し審査を通します。
「結婚していなかったら、無職は審査にとおらないのでは?」と疑問が浮かぶ方もいるでしょう。
しかし実は、結婚していなくとも収入のある家族と同居している場合は、審査に通る可能性があるんです。
Yahoo!JAPANカードには、申し込むときに本人の収入とは別に、家族の収入を入力する項目があります。
“家族の収入”というのがポイントです。
既婚者・・・配偶者の収入
独身者・・・同居の家族全員の収入
結婚しているのであれば配偶者の収入を記載しますが、独身で両親や家族と暮らしている場合、家族全員の収入を足した金額を申請することができます。
家族全員の収入の申請することによって、専業主婦(夫)や独身の無職であってもカード審査を受けることができるのです。
自営業で収入がある
「え?自営業も無職なの?」と驚く方も多いのではないでしょうか。
実は、自営業の中でも正確には無職となるものもあります。
この場合の自営業とは、自分でお店など事業をして収入を得ているのではなく、以下の5つのような収入の得方になります。
- フリーランス
- 不動産所得
- 株主
- 投資家
- 芸術家
企業などで働かなくても収入を得られるので、よく自称自営業とする方も多く見受けられますね。
しかしこれらは、定職ではないので正確には“無職”であり、ネットや不動産の家賃や株の売買などで“収入”を得ているため、無職ながらも収入がある人ということになります。
Yahoo!JAPANカードの職業選択欄には無職という欄はなく、この場合は“その他”を選択することになります。
区別でいえば無職ですが、本人に収入があるため審査に通る可能性があるのです。
Yahoo!JAPANカードに申し込めない無職の特徴
では、カードに申し込むことができない無職というのは、どういった特徴があるのでしょうか。
収入がない
一番の特徴としては収入があるかどうかです。
一人暮らしで家族との同居もなく、無職のイメージ通り収入もない状態では、カード会社からは返済能力がないとされ審査に通りません。
住所が特定できない
カード会社にとって、申し込み者と連絡が取れるということは必須条件です。
万が一、滞納されてしまった場合も住所や連絡先がわからないと、請求することが難しくなり、最悪は返済してもらえないということもあります。
クレジットカードは、カード会社が申し込み者を信頼することで始まります。
住所が特定不可の人をやはり信用することが難しいため、審査に通らないでしょう。
過去に事故情報がある
カード会社は審査に必ず個人信用情報機関(クレヒス)を確認します。
クレヒスには、以下3つの情報などが一定期間記録されています。
- 延滞、滞納、債務整理の履歴
- クレジットカード申し込み履歴
- 利用状況
カード会社はクレヒスを利用して、「お金をきちんと返済できる人物」かどうか判断します。
過去に、滞納、債務整理といった事故情報がある場合、カード会社から信用されず審査落ちする可能性が高くなってしまうでしょう。
消費者金融などの借入が多い
他社からの借入が多い場合も要注意です。
消費者金融など金融機関から借りたお金は、貸金業法に該当します。
クレジットカードのキャッシング枠も該当し、金融機関合わせて収入の3分の1までしか借入をさせてはいけないという“総量規制”が関わってきます。
そして他社からの借入が多いということは、
「返済できるのか?」
とカード会社は返済能力を心配し審査に通さない可能性が高いです。
無職という時点で、少なくとも返済能力に不安を感じる中、追い打ちをかけるように疑う要素が出てくると、審査が通る可能性はほぼ0といえます。
不安要素があるのであれば、無理をして申し込むよりも、就職やアルバイトを始め収入を得てから申し込みましょう。
申し込む前に確認しておきたい4つの注意点
友人の旦那さんは定職についているので申し込めてよかったです!
でもやはり本人に収入がないのが、ちょっと不安ですよね。
少しでも審査に通りやすくする方法はないのでしょうか。
たしかに、不安はなくしておきたいよね。
次は申し込むコツについて紹介するよ。
たとえ収入はあっても無職というのはやはり、カード審査においては不安を感じる人がほとんどではないでしょうか。
先にお話したように、審査に通るためには基本的にカード会社に不信感を与えないことが大切です。
そこで、審査に通るためのコツや注意点についてお話します。
ぜひ参考にしてくださいね。
虚偽の記載は絶対にしない
申請内容を偽って申し込むことを、虚偽の申請といいます。
無職であれば収入や職業に不安を感じ、収入を多めに記入する、職業を自営業にするなど偽りたくなる方もいます。
審査に通りたい思いでやってしまいがちですが、カード会社はあらゆる情報を網羅してすぐに嘘を見つけます。
その場合は審査には通らず、今後そのクレジットカードを持つことはできないでしょう。
また、たとえその場で審査に通りカードが発行されたとしても、自営業と偽ったことがわかった時点で、強制解約になる可能性が高いです。
虚偽の申請がばれてしまうと、基本的にそのカード会社のクレジットカードは今後持てません。
また、他のカード会社のクレジットカードの審査にも通らなくなることもあります。
絶対に、虚偽の申請はやめましょう。
キャッシング枠は0円にする
先にお話したように、キャッシング枠には“総量規制”が関わってきます。
そのため、キャッシング枠を付けることによってカード会社の審査が厳しめになる傾向があるのです。
やはり収入があったとしても、無職というのは審査においては不利にはたらきます。
できるだけ不安要素を消すためにも、キャッシング枠は0円で申請しましょう。
多重申し込みはしない
「どれか1枚くらい審査に通るだろう」
と、複数枚のクレジットカードの申し込みを短期間でしてしまう方もいるでしょう。
これを多重申し込みといいます。
クレジットカードへ申し込んだ履歴は、半年間クレヒスに残されています。
カード会社は必ずクレヒスを確認するので、申し込み履歴もすべて知られてしまうのです。
短期間で何枚ものカードを欲しがるということは
と、カード会社へ不安要素を与えてしまい、審査に通らない可能性があります。
また、審査の可否も残されているので、他社のカード会社が審査を否としている場合、「何らかの問題があるのでは?」とカード会社は疑います。
純粋にそのカードが欲しかっただけであっても、カード会社に疑念や悪い印象を与えてしまった時点で、審査に通りづらくなってしまうのです。
1枚申し込み後、可否に関わらずクレヒスの申し込み履歴が消えてから、他社のカードへ申し込みましょう。
JCBブランドを選んだ場合は、本人確認書類が必須
Yahoo!JAPANカードでJCBブランドを選ぶと、nanacoへのチャージができポイントも貯まるなどお得です。
しかしVISAやMasterCardとは違い、国際ブランドにJCBを選択すると本人確認書類の郵送もしくは、カード受取の時に運転免許証の掲示(本人限定受取)が必要になります。
- パスポート
- 運転経歴証明書
- 住民票のコピー
必ずいずれかが必要になるので、JCBを選択するときには用意しておきましょう。
Yahoo!JAPANカードの審査の流れ
多重申し込みと虚偽の申請はしないことが大切ですね。
カード会社に不信に思われたら、やはり審査の通過は難しくなるからね。注意した方がいいよ。
Yahoo!JAPANカードの審査の流れについても詳しく教えてほしいです。
もちろん。
Yahoo!JAPANカードへの申し込みは、公式ホームページからになります。
まずは申し込みに必要なものを準備しましょう。
【申し込みに必要なもの】
- Yahoo!JAPAN ID
- メールアドレス(Yahoo!アドレス:可・携帯のアドレス:不可)
- 本人確認書類(運転免許証もしくはパスポート)
- 引き落とし口座
Yahoo!JAPANカードの申し込みは、Yahoo!JAPAN IDがないとできません。
クレジットカードを作る前に、IDを取得しましょう。
すでに、利用できるIDをお持ちの方はそのIDを利用してカード申し込みが可能です。
- カード申し込み画面をクリックしYahoo!JAPANにログイン
- 本人情報を入力
- 職業やカード情報を入力
- 審査開始
- 審査結果通知
- カードお届け
本人情報を入力
本人情報では、主に以下5つの情報を入力します。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 年収
- 職業
- 住宅ローンの有無
- カード利用目的
運転免許証の番号などを入力する項目があるので、取得している方は記入してください。
職業は“その他”を選択し、本人に収入や家族(配偶者)の収入も間違えないよう注意して記載しましょう。
職業・カード情報を入力
ここでは、勤め先の会社名や所在地などを詳しく入力することになります。
無職であっても収入がある場合、ここで戸惑う方も多いです。
勤務先は“その他”になり、フリーランスであればWebライターなど、どうやって収入を得ているのかを入力します。
また、勤務先は自宅としている方は多いですよね。
例えばアトリエなどで絵を描いているといった方は、アトリエの所在地などを記入するといいでしょう。
世帯年収や預貯金額
預貯金額は任意ではありますが、無職である以上返済能力を主張するためにも、ある程度の預貯金がある場合は入力した方がいいでしょう。
そして、キャッシング枠の希望を入力する項目もありますが、希望しないようにしましょう。
どうしてもキャッシング枠をつけたい場合は、あとから申請して付けることもできます。
まずはカードを手に入れることが大切です。
審査にかかる時間
審査にかかる時間は最短2分といわれています。しかし1分程度できた方も翌日にきた方もいて、人それぞれ違います。
申し込み後審査状況の確認もでき、登録したアドレスに審査結果が届くので、可否がすぐにわかるはずです。
Yahoo!JAPANカードを申し込むときには、本人情報と職業の情報の入力が重要になります。
間違わないように気を付けて申請しましょう。
まとめ
今回はYahoo!JAPANカードに無職で申し込むコツや、審査の可否などについてお話しました。
本記事のポイントは、以下3つです。
- 同居している家族や配偶者の収入も入力
- キャッシング枠は希望しない
- 虚偽の申請は絶対にしない
「無職だけど収入があればカードを作れるかしら?」
と、職業や収入面に不安を抱えている方は、ぜひこの記事を読んで“審査に通るコツ”を参考に、Yahoo!JAPANカードに申し込んでみてくださいね。