「あれも欲しい。これも欲しい」ってなって貯金をしようと思っても、なかなか貯まりません・・・
欲しいモノがたくさんあると、やっぱりなかなか貯金をするというのは難しいよね。
そうなんです。家計簿をつけようとおもっても、マメな性格じゃないのでなかなか続かなくて。
何かいい方法ないでしょうか。
とりあえず、貯金をする習慣をつくることが大切だね。
なかなか貯金することができない人におすすめの、クレジットカードで貯蓄や投資ができるアプリを紹介するよ!
色々な投資や貯蓄型保険など、いろいろな貯蓄方法が注目されています。
簡単にできる500円玉貯金や、家計簿をつけて堅実にコツコツと節約して貯金、365日貯金なども日常に取り入れやすくて人気があります。
しかし、だれもが続けられるわけではありません。
そこで注目したいのが、スマートフォンアプリです。
中々思うように貯金ができない、マイルールが作れず貯金方法が見つからないといった人におすすめの、貯金を簡単に始めることができる無料アプリについてご紹介します。
この記事の目次
クレジットカードを使って貯金!?「finbee」とは
いつのまにか貯金ができるアプリfinebeeは、
- クレジットカードを利用して貯金をしたり
- 毎日自動で積立貯金をしたり
と、お金の貯め方を設定することによって、意識しなくてもお金を貯めることができるアプリです。
finbeeは基本、貯金の元となる口座と貯金先となる口座の2つの口座を利用して貯金をします。
そしてfinbeeの特徴でもあるクレジットカードを利用した貯金方法として「おつり貯金」と「空き枠貯金」も同じように、貯金元の口座から貯金先の口座へ、おつり分と空き枠分が貯蓄される仕組みになります。
そこで、クレジットカードも利用できて手軽に始めることができる、finbeeの機能について詳しくお話します。
finbeeの機能
finbeeの貯金する機能としては
- 「つみたて貯金」
- 「おつり貯金」
- 「歩数貯金」
- 「チェックイン貯金」
- 「空き枠貯金」
の5種類あります。
【ベーシックな方法 つみたて貯金】
シンプルで一番わかりやすい貯金方法として「つみたて貯金」があります。
給料天引き貯金や、毎月決まった日に自動引き落としされる定期貯金と同様、決まった金額を決まった間隔や曜日につみたて貯金ができます。
定期貯金のように月に1度でもいいですし、毎週月曜日に1,000円といった少額から貯金をすることができます。
【クレジットカードと連携できる強み おつり貯金】
クレジットカードにおつりはないので、おつり貯金と言われてもピンとこないかもしれません。
980円の商品を購入するときに、現金で1,000円を支払った場合は20円のおつりを受けとります。
おつり貯金はこれと同じように、980円の商品をクレジット決済した場合端数の20円を貯金へ回す形になります。
カード請求は1,000円ですが、20円は貯金口座へ入金されるので、おつり貯金と言われています。
おつりの計算の単位は100円・500円・1,000円の中から自分で設定できます。
100円設定の場合:20円の貯金
500円設定の場合:120円の貯金
1,000円設定の場合:620円の貯金
【健康に貯めることができる 歩数貯金・いつも行く場所で貯金ができる チェックイン貯金】
自宅から会社まで徒歩を利用している人や、ウォーキングが趣味の人には貯めやすい方法として歩数貯金があります。
スマートフォンのGPS機能を利用して計測した移動距離によって貯金をする方法で、10,000歩歩いたら1,000円といったように、歩数と条件と金額を自分で設定することができます。
歩数貯金と合わせて利用したいのが、チェックイン貯金です。
Finebee上で場所を指定し、その場所に着いたら貯金されるしくみになります。
勤めている会社でもいいですし、よく行くスーパーでもいいです。
また、ウォーキングのコースでもいいので生活のスタイルにも無理なく組み込める貯金方法になります。
【クレジットカード利用だからこそ利用したい 空き枠貯金】
一番注目したいのが、通常の貯金ではできないクレジットカード利用だからこそできる『空き枠貯金』です。
空き枠貯金とは、毎月のクレジット利用金額をfinebeeで設定することによって、実際の請求との差額を“空き枠”として貯金する方法になります。
finbeeは貯金の目標金額や期日も設定できます。
また設定した内容も変えることができるので、無理のない貯金方法を探すことができます。
注意点
finbeeの注意点としては、残念なことに「おつり貯金」と「空き枠貯金」が利用できるクレジットカードは、住信SBIVisaデビットカードのみになります。
利用できるクレジットカードの少なさと、提携している金融機関の少なさは、ネックと言えます。
finbeeのお金の流れとしては、貯金元の口座から貯金先へ2つの口座を利用して貯金されます。
おつりを投資に!クレジットカードも対応したサービスを紹介
おつり投資ってなんですか?
クレジットカードを利用や電子マネーなどを利用して、自分の設定した金額の差額を投資へあてるというサービスなんだ。今は株やFXなど色々な投資をして、貯金を増やすという人が多いんだよ。
投資って聞くとなんか怖いですね。
そうだね。けれど初心者でもわかりやすく少額から投資ができるのが、『おつり貯金』の良い所でもあるんだ。
おつり貯金で投資できるおすすめアプリは、『トラノコ』と『マメタス』があるから紹介するよ。
貯金をしたい、もっと増やしたいという人も多いものの、中々投資へ踏み出せずにいる人におすすめなのがトラノコやマメタスといった、少しの資金で投資を始め、少しずつコツコツと貯金を増やしていくアプリです。
2つに共通しているのが『おつりを貯めて投資に使う』ということです。
クレジットカードや電子マネーで支払いをした場合、現金で支払わないのでおつりは受け取りません。
請求ももちろん購入金額のままです。
そこで、カードや電子マネー払いを“現金で支払ったと仮定”して、端数を貯めて投資へあてることによって、貯金を増やすことを目的としたのが、トラノコとマメタスになります。
この2つのアプリの特徴やデメリット、違いはどこにあるのでしょうか。
トラノコ
いつも通りのお買物のおつりで毎月少額の投資ができる『トラノコ』は、
- 毎月少額しか貯金できないけれど増やしたい
- 本格的な投資はまだ怖いから少額でやりたい
- なによりも貯金がしたい
という人におすすめのアプリになります。
【トラノコの特徴】
① 「トラノコおつり捕捉サービス」や、利用している会計アプリ(マネーフォワード・Zaim・マネーツリーと連携することによって、投資へ回せるおつり相当額の計算ができる。
② finbee同様に、おつりの端数は100円・500円・1,000円の3種類から設定が可能です。
登録したクレジットカード・電子マネーの利用状況が自動で読み込まれるので、自分で入力する手間がありません。
③ 投資へ回したくないおつりは、削除可能
おつりといえど、ちりも積もれば山となるので、すべてのおつりを貯金してしまっては家計に影響することがあります。
トラノコは、1カ月分のおつりの合計を指定口座からまとめて自動引落しされるので、毎月の投資上限も、おつりの一部を対象外として削除することも可能です。
また、おつりとは関係なく追加で貯金することもできるので、余裕のある月などにまとめて貯金へ回すこともできます。
④ 運用先も初心者にもわかりやすい、3つのファンドから選ぶだけ
投資先は自分のリスク許容度に応じて、「小トラ」「中トラ」「大トラ」の3種類に分けられています。
どのファンドも、世界中の株式・債券・不動産などに分散投資が可能です。
・中トラ:バランス重視 ミドルリスクミドルリターン
・大トラ:リターン重視 ハイリスクハイリターン
⑤ 解約が簡単
⑥ トラノコをやめたい場合、運用口座から出金するだけで可能です。
出金手数料が300円と発生しますが、自分次第で簡単に解約ができるので、気軽に始めることができます。
【トラノコのデメリット】
トラノコの1番のデメリットは手数料があるということです。
月額300円と「運用手数料」「その他の手数料」がプラスされてかかります。
これらのコストを、運用した利益でカバーできなければ、損をしていることになります。
例えば、年間20万円の運用とした場合、月額利用料3,600円と運用手数料600円にその他の費用として最高400円、合わせて4,600円のコストがかかります(概算として計算しています)。
年利3%だとすると、6,000円の成績になるので、1,400円の利益ということになります。
この計算を当てはめると、年間10万円の投資ではコストとして最低3,900円はかかるので、年利3%では赤字になってしまいます。
1年間20万円以上が運用されていた場合ですので、始めた当初は20万円ものおつり貯金があるわけではありません。
追加投資しなければ、赤字になってしまう可能性があるのはデメリットといえます。トラノコで黒字運営を目指すためには、運用額を増やすなど工夫が必要になります。
デメリットが大きいコスト面ですが、トラノコは投資初心者にはとてもはじめやすい投資方法になります。
毎月ANAマイルの獲得や、投資金額などに応じてお祝いのプレゼントなどを受け取ることができます。
マメタス
日本国内で初めて、おつりを貯めて資産運用をするサービスとして運用を始めた「マメタス」は、投資初心者や資産運用が初めてでも簡単に投資を始めることができます。
マメタスを利用できる条件としては、Wealth Navi for住信SBIネット銀行で「資産運用をしている」「自動積立をしている」人が利用できます。
おつりの金額はトラノコと同じく100円・500円・1,000円の3種類から設定が可能です。
【マメタスの特徴】
① 手数料が無料
トラノコのデメリットであった月額手数料が無料で利用できます。
② ロボアドバイザーが自動運用
③ ウェルスナビがロボアドバイザーとなり、最適なポートフォリオ(投資先を分散する・分散の組み合わせ)を作成して運用してくれるので、余計な手間がありません。
手数料として運用金額に対して年率1%と税がかかりますが、分散投資や少額投資のファンドラップとしては、各段に手数料が安いです。
【マメタスのデメリット】
マメタスの最大のデメリットは、初期投資に30万円以上かかることです。
マメタスを始めるにあたって、先にお話ししたようにWealth Navi for住信SBIネット銀行で「資産運用をしている」「自動積立をしている」ことが条件になります。
資産運用をするためには、まずWealth Naviの投資用口座と住信SBIネット銀行の口座の2つを開設する必要があります。
口座の開設自体は無料でできるのですが、資産を運用するためには最低運用資金として30万円の入金、おつり投資の原資としていくらかのお金を入金する必要があります。
そして、毎月の自動積立として最低1万円から毎月積み立てる必要があります。
入金したお金が運用されるので、なくなるわけではありませんが、気軽に初心者がはじめるには少し壁を感じてしまう人もいるでしょう。
トラノコとマメタスのメリット・デメリットについてお話しましたが、両者の違いとしては月額使用料や手数料、初期投資の有無が大幅に違うところにあります。
初期投資費用もない状態では、マメタスの利用はできませんし、コスト面が高いトラノコは、ある程度の追加投資をしなければコストだけで赤字になることもあります。
トラノコとマメタスの違いは、投資の運用者がAIか人間かの違いもあります。
柔軟に対応できる人間がいいのか、安定性のあるAIの運用がいいのかは投資者の好みにわかれると思うので、それぞれの特徴を知ってトラノコかマメタスかを選んでもいいですね。
カードのポイントで投資!マネーハッチとは
専用クレジットカードのポイントを投資へあてることができる「マネーハッチ」というアプリがあるんだ。
ポイントをですか?
そう。口座引落しで投資へ回すよりも、貯めたポイントを投資へ回すことによって家計を苦しめることもなく投資ができるんだ。詳しく説明するよ。
マネーハッチはインヴァスト証券が新しくはじめた積立投資サービスです。
インヴァスト証券の口座(トライオートETF)を開設し、積立原資を貯める方法を登録するだけでスタートできる、初心者でも簡単に始めることができる投資方法になります。
投資信託は、証券取引所で取引をすることができないため、自由に売買ができず解約にも時間がかかることもあります。
しかしETFは、証券取引所で取引ができるので自由に売買ができます。
コストが安く状況によってすぐに手放すこともできるのは魅力的であり人気があります。
今までお話したおつり貯金は、低額で利用できる投資方法で、口座からおつり分を引落して投資にあてるという、少額ではありますが普通の投資と変わらない仕組みです。
それに比べマネーハッチは、専用クレジットカードである“インヴァストカード”を使った分のポイントを積み立てて投資に回すこともできるので、資金0円から始めることができます。
最初にマネーハッチを利用するためには、原資が必要になります。
初心者でもはじめやすく、それでいて家計を圧迫することなく投資することができるマネーハッチの仕組みについてお話します。
仕組み
マネーハッチの仕組みは2つです。
① 投資に使う資金を貯める
まず投資を始めるには、原資を貯める必要があります。
投資原資を貯める方法として、もともと持っている銀行口座から資金として貯めることも、キャッシュバックを投資原資へあてることもできますし、インヴァストカードのポイントをあてることもできます。
② 貯めた資金を元手にして投資をする。
積立資金をインヴァストカード利用分のポイント・FXトレードのキャッシュバック、銀行口座の引落し、トライオートETFからの振替で貯める必要があります。
どの方法で貯めるのかを選ぶことができ、貯める方法を設定するとマネーハッチはスタートします。
投資の流れ
マネーハッチの投資までの流れとしては、まず原資を貯めてから投資スタイルを設定します。
投資スタイルは最初は誰でも『世界自動売買ETF』のみになります。
そして、貯めた積立原資から積立投資に使う金額を登録し、原資を貯め始めます。
設定した金額まで原資がたまると自動的に投資がスタートします。
投資原資の登録が終わると、投資スタイルのロックが解除されて『S&P500ETF自動売買』もしくは『日経225ETF自動売買』も利用できるようになるので、変更もできます。
出金は、出金可能分のみになります。
積立原資として貯めた分は、買い付けされるまで出金することはできません。
また、全額出金するためには全ての取引を停止する必要があります。
資産状況の確認は、「口座状況」で確認ができます。
貯めてきた原資の金額や売買履歴、総合損益など口座状況で全て確認ができるので、外出しても安心です。
インヴァストカードの作り方
インヴァストカードは、マネーハッチを利用するのを前提としたクレジットカードです。
そのため、マネーハッチ同様、まずトライオートETF口座を作る必要があります。
トライオートETF口座を開設後、Myページからマネーハッチへログインし、『積立資金を貯める』を選択後インヴァストカードを選択し登録します。
自動的にカード申込画面になるので、そこから申し込みが可能になります。
インヴァストカードが持つスペックは以下になります。
カード会社 | JACCS |
---|---|
年会費 | 1,250円(税抜)初年度無料・次年度条件付き無料(ショッピング1回利用で無料) |
家族カード | 有 年会費400円(自絵抜き)本会員が初年度の場合無料・本会員が次年度無料の場合も無料 |
国際ブランド | VISA |
追加カード | ETCカード(無料) |
ポイント | 100円につき1ポイント JACCSモールを利用してネットショッピングをすると、1.5%から最大13%還元 毎月自動キャッシュバック |
付帯保険 | 国内旅行傷害保険 最高1,000万円 カード盗難保険 ネットあんしんサービス |
インヴァスト証券の専用クレジットカードでありながら、カードのスペックは申し分ないほど充実しています。
ポイントの還元率も、通常還元であれば0.5%の還元率が多い中、1.0%もあるとお得にポイントを貯めることができます。また、国内旅行傷害保険も付帯されているので注目です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
貯金の方法として、クレジットカードを利用してアプリで貯金をしたり、投資をしつつ貯金を増やす方法についてお話させていただきました。
【finbee】
自分が設定した貯金目標と期間で、家計の圧迫を受けずに貯金ができます。
【トラノコ】
投資先も3つのファンドから選ぶだけ、会計ソフトを連携させるともっと簡単におつり貯金ができ、初心者にも始めやすい投資が魅力的です。
【マメタス】
ロボアドバイザーが強い味方になってトータル的に管理してくれるアプリです。
初期投資はかかるものの、月額の利用料などがないので手数料ではお得です。
【マネーハッチ】
資金0円スタートできる投資方法で、気軽に始めることができます。
充実したインヴァストカードで、ポイントを貯めて運用することができるので、日々の生活の中でも取り入れやすい投資方法になります。
投資と聞くと、やはり踏み込むのを躊躇する人もいます。
興味があるけれどなかなか手が出せないという人も、マネーハッチなど初期投資を必要としない投資方法もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。