Times Payはどのようなサービスなんですか?
タイムズ駐車場で知られるパーク24が実施しているクレジット決済サービスだよ。とっても便利な決済サービスなんだ。
Times Payを利用するメリットを教えて下さい。
Times Payは実質無料で導入できる。
また、コストパフォーマンスだけでなく、タイムズ駐車場をお店の駐車場として活用できるようになるから、駐車スペースに困っているオーナーさんにもオススメだね。
パーク24が新時代のクレジット決済サービスとして「Times Pay(タイムズペイ)」を提供しています。
「今のカード決済サービスからTimes Payに乗り換えたい」
という方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回はTimes Payの仕組み、サービス内容、そして導入方法まですべて解説します。
この記事を読めば、よりスムーズに、そしてお得にTimes Payを活用できるようになります。
Times Pay(タイムズペイ)とはどんなサービス?
Times Payは低コストで導入・運用ができ、さらに決済場所を選ばない、といった利便性の高さが高く評価されています。主に中小企業や個人事業主を中心に人気を獲得。
それではTimes Payの基本情報やサービス内容から紹介していきます。
パーク24が行うクレジット決済サービス
パーク24グループは、タイムズ駐車場、タイムズカーレンタル、タイムズカーシェアなどのビジネスを軸に規模を拡大している企業です。
駅周辺を始め、利便性の良い立地に駐車場を構えているので利用した事のある方も沢山いらっしゃるでしょう。
黄色の看板の駐車場ですよね!パーク24の駐車場はいたるところにあるので利用したことがある人は多いと思います!
そうだね!その黄色い看板の駐車場を運営しているパーク24が、展開しているクレジット決済サービスが「Times Pay」です。
Times Pay(タイムズペイ)は、主要なクレジットカードと電子マネーの決済に対応しています。
主要国際ブランド6つに対応!
Times Payが取り扱っている決済ブランドは、世界中で使われている主要国際ブランドの6つです。これなら海外の観光客の方のカード払いにも十分に対応できるので、利便性は申し分ありません。
お店側で把握するべきなのは、各ブランドによって決済手数料が異なる点でしょう。
国際ブランド | 決済手数料 |
---|---|
・Visa ・Mastercard |
3.24% |
・JCB ・American Express(アメックス) ・Diners Club ・Discover |
3.74%~ |
いずれのブランドにしても、クレジット決済サービスの中で最安水準になっており、中小企業や個人事業主でも取りいれやすいですね。
また振込手数料は無料なのも嬉しいところ。
タイムズペイは、クレジットカードだけでなく主要な電子マネーも利用可能!
セブンイレブンやイトーヨーカードーなどでポイントが貯まるnanaco、イオングループでポイントが貯まるWAONと電車で使える交通系電子マネーの3種類に対応しています。
- nanaco
- WAON
- 交通系電子マネー(Suica、PASMO、ICOCA、nimoca…など)
タイムズペイは、実質無料で導入できる!
タイムズペイの最大のメリットの1つが、導入コストがかからずにスタートできることです。クレジットカードや電子マネーを読み取る「カードリーダー」、レシートを発行する持ち運び可能なハンディタイプの「モバイルプリンタ」、そして、「タブレット」の機器3点が無料レンタルされます。
機器 | 内容 |
---|---|
カードリーダー | 0円 |
モバイルプリンタ | 0円 |
タブレット | 月額0円 |
なお、インターネットなどの通信環境を新たにお店に導入する必要はありません。つまり、初期費用0円、月額0円、通信費用0円で、クレジットカードや電子マネー決済の仕組みをお店に導入できるわけです。
タブレットは、銀行ATMの画面操作と同じような感覚でできる簡単な操作です。ですから、カード決済サービスを初めて利用する方でも、スムーズに使い始められるでしょう。
確かにそう思うんですが、ご年配の方などは、タブレット操作に不慣れな方もいるんじゃないですか?
タイムズペイは、アフターフォロー体制が充実しているんだ。タイムズペイの担当者に直接、機器の操作方法を教えてもらえるから安心していい。機器の操作に関わらず、分からないことがあればすぐに聞こう!
それは心強いですね。難しい操作や、時間のかかる工事がないのも事業者さんにとっては嬉しいはず。
タイムズペイは、カード決済を導入したいけどコストがかかることでためらっていた人にとって強力な味方になります。
カードの利用者や外国人のお客さんを取り逃がしたくないという方は、ぜひ下記にあるタイムズペイの公式サイトで最新の情報を確認してみましょう!
タイムズペイの6つのメリット
タイムズペイはクレジットカード決済サービスが利用できるだけでなく、6つのメリットを生み出します。
- タイムズペイはテーブル会計が可能になる。
- タイムズペイ導入で会計がはやく正確になる。
- カード決済の需要に不安な人こそタイムズペイが向いている
- 車のお客さんをお店のターゲットにする、タイムズペイならではの活用方法がある
- パーク24が提供する安心・信頼感
- セキュリティが強い
それぞれのメリットについて、詳しく解説をしていきます。
メリット①. 利用者・お店側ともに、お会計が簡単に(タイムズペイならでは)
タイムズペイのカードリーダー、タブレット、モバイルプリンターは、全てコードレスで持ち運びができます。
現金払いのみのお店の場合は、レジに行かなければ支払いができません。既にカードに対応しているお店であっても、レジ横のカードリーダーにカードを読み込ませないと決済できないタイプをお使いの場合は、結局レジまで行かなければ支払いができないのです。
お店によってはカードを店員さんに渡して、お店の奥の方で決済することも。自分の目の届かないところにカードを持っていかれてしまうのは、何かと不安です。
- 持ち運びが簡単なタイムズペイなら、お客さんの座っている席で会計ができる(レジで会計する必要なし)。
- お客さんの目の前で決済をしレシートを出せるので、お客さんが安心してカード決済できる。
メリット②. はやく正確な会計ができる
現金払いは、お客さんの出した紙幣・硬貨を数えて、差額のお釣りを渡さなくてはいけません。レジの店員さんが100%ミスなくできれば問題ありませんが、お釣りを誤った金額で渡してしまうなど人為的なミスは起きうるものです。
現金からクレジットカードに変われば、紙幣や硬貨のやり取りが無くなります。お金の数えミスがなくなるので、売上金などの管理が正確になるのです。また、会計スピードが早くなれば、レジでの待ち時間が減少し、混雑を軽減させることができます。
特に、タイムズペイは持ち運びできるのでレジでの会計にこだわる必要は一切ありません。テーブル会計で済ませばお客さんも移動の負担がなくなるので印象アップにつながる期待がもてます。
メリット③. カード決済の利用者がどれくらいいるか不安な人こそタイムズペイが向いている
「カードや電子マネーで会計したい人が一体どれくらいいるのか?」というキャッシュレス決済の需要が見えないために、導入をためらっている人もいるでしょう。
いざお店でカード決済ができるようになったとしても、全くクレジットカードや電子マネーが使われないようだと、導入コストがかかるだけで意味がありません。しかし、タイムズペイは機器の購入費用や通信費用、月額の利用料金など0円です。
タイムズペイは導入コストをかけずに始められるので、カード決済の需要があるかどうか不安な人ほど、トライするにはうってつけのサービスといえます。何事もやってみないと分かりません。
タイムズペイの導入から機器の使い方は担当者が直接教えてくれます。分からないことが多くてカード決済に踏み切れない方は、ぜひタイムズペイの公式サイトにある連絡先に電話して聞いてみましょう!
タイムズペイは、2019年10月のキャッシュレス・消費還元事業の対象です!
2019年10月に消費税が8%から10%に上がります。そのタイミングでキャッシュレス・消費還元事業がスタートし、増税した分をカードや電子マネーのポイントで還元するというもの。
現金払いだと増税した分はきっちり支払わないとダメですけど、「カード決済者には、2%~5%のポイントを還元します」ということであれば、カード決済の需要が増えそうですよね。
そうだね。カード決済が増えることが予想されるから、お店側もクレジットカードや電子マネーで決済できるようにしておくのがいいだろう。
このキャッシュレス・消費還元事業の期間中は、決済手数料が実質2.16%と安くなるのもタイムズペイのメリット。
メリット④. 車のお客さんの集客を期待できる!
店舗運営にあたって次のような悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
「月極駐車場だと利用されない日、時間帯のコストがもったいない」
「月極駐車場が満車でお客様が駐車できない」
タイムズペイを導入すると、タイムズ駐車場を、お店のお客さんの来客用駐車場として利用できるようになります。
その理由は、タイムズ駐車場の利用料金を精算する「タイムズチケット」という駐車場優待券にあります。
なるほど、お店側がお客さんにタイムズチケットを渡せば、お客さんは駐車場代を気にせず、気軽にお店に足を運んでくれるというわけですね。
そのとおり。そうすれば客単価アップが見込めるのも魅力的だね。
例えば「1,000円以上の買い物でタイムズチケットをプレゼント」と打ち出したとします。駐車場を利用する方は1,000円以上になるよう積極的な買い物に繋がるため、結果的にお店の売り上げに貢献してくれます。
また、お店によっては駐車場のあるお店・ないお店があると思いますが、どちらの場合にもタイムズチケットはプラスの効果を生む可能性を秘めています。
- 駐車場のないお店
⇒ 車での来店者をターゲットにできる可能性 - 駐車場のあるお店
⇒ 満車で駐車できなかった人を取りこぼしを避ける効果
つまりタイムズ駐車場ユーザーに対する集客力がアップし、それがお店への売上に貢献することが見込めるということに!
また「タイムズチケット」のご購入店はサイトで紹介してもらえるため、webでPRするチャンスも生まれます。
メリット⑤. パーク24が提供する安心感
パーク24は東京証券取引所1部上場の大企業です。国内最大手の駐車場運営会社ということもあり、信頼感は抜群。
知名度が高いし安心感が大きいですよね。
後述するセキュリティの素晴らしさもあいまって、優先的に検討したい事業となっています。
メリット⑥. 高いセキュリティ
Times Payはタブレットを使ってクレジットカードに関する様々な手続き・決済を行います。
カード決済サービスで不正利用やウイルス感染、情報漏えいといったトラブルはタブレット経由で行われることが多いです。
そこでTimes Payは「カード決済専用タブレット」を提供しています。インターネット利用の制限がかかり、感染経路そのものを断つことでセキュリティレベルを高く保っています。
タイムズペイ導入までの流れを確認しよう!
次は実際にTimes Payを導入するにあたっての流れを見てみましょう。
導入の際に必要となる書類や細かい利用料金などについても合わせて紹介していきます。
導入までの流れ
Times Pay導入の流れは以下の5ステップになります。
1.問い合わせ
問い合わせは以下の2点から好きな方を選べます。
- 公式サイトの問い合わせフォーム(年中無休)
- 電話:0120-43-8924(年中無休 09:00~23:00)
電話で申し込む際は「タイムズペイをウェブの公式サイトをみた」と伝えましょう。
2.営業担当から連絡
問い合わせの確認、そしてタイムズペイの詳しい説明のために営業担当から連絡が来ます。
3.申し込み
申込書に必要事項を記入のうえ、必要書類と併せて提出します。必要書類の詳細は後述します。
4.審査
申し込み手続き完了後に審査を行います。かかる時間は3週間くらいが目安です。
5.設置&利用開始
担当者が直接店舗に伺い、設置と利用方法の説明を行います。無事に設置することができれば晴れて利用開始となります。(※一部地域を除く)
申込時に提出する必要書類は何がある?
必要書類は次の3つのケースで異なります。
- 個人
- 法人
- 申込者または代表者が外国人
下表のとおりになりますので、それぞれ内容を見てみましょう。
属性 | 必要書類 |
---|---|
個人 |
|
法人 |
|
申込者または代表者が外国人 |
※いずれも期限切れ不可です。 |
利用料金はどれくらいかかる?
繰り返しになりますが、タイムズペイは初期費用0円、月額0円で導入できます。カードリーダー、タブレットやモバイルプリンタを別途購入する必要はありません。
タイムズペイの導入にあたって知っておきたいこと
Times Payを導入するにあたって、次の2つについて理解しておきましょう。
- 入金(振込)に関すること
- レシートに関すること
それぞれ解説していきます。
入金(振込)の仕組みについて
入金サイクルは月2回になっています。
- 1~15日の売上(15日締):当月末日に振込
- 16~末日の売上(月末日締):翌月15日に振込
ありがたいことに振込手数料はTimes Pay側が負担してくれます。また、振込前に「支払い明細書」を発送してくれるので、確定申告などにも安心ですね。
レシートに関すること
モバイルプリンタでレシートを発行できますが、その際に「ロール紙」が必要です。初回分はタイムズペイ側で用意してもらえますが、追加分は各店舗ごとで購入しなくてはなりません。
ロール紙は、紙色が白とブルーの2色用意されたスタンダード版と偽造防止に最適な高保存タイプの全部で3パターンあり、各種ロール紙をまとめて購入することができます。
- スタンダード/白 :5巻、10巻、20巻、60巻、100巻、200巻
- スタンダード/ブルー:10巻、20巻、100巻、200巻
- 高保存版ブルー :20巻、100巻
比較しやすいよう、20巻、100巻の2タイプの価格を掲載します。
20巻 | 100巻 | |
---|---|---|
スタンダード/白 | 2,538円 | 7,830円 |
スタンダード/ブルー | 4,104円 | 15,163円 |
(高保存)コピー防止ブルー | 4,536円 | 21,600円 |
ロール紙を切らすことがないように、ある程度ストックを準備しておくと良いですね。
まとめ
パーク24が提供するTimes Payについて紹介してきました。ポイントをおさらいしてみましょう。
- 機器購入費用0円、月額費用0円、通信費用0円の導入コストなしで始められるクレジット決済サービス
- カードリーダー、プリンター、タブレットはコードレスで持ち運び可能なコンパクトサイズ。テーブル会計が可能に
- タイムズ駐車場が活用できる「タイムズチケット」で、車の利用者も集客の対象に
この3点が特筆すべきポイントと言えます。
「低コストなクレジット決済サービスを検討している」
「他のクレジット決済サービスにはない魅力のあるところを探している」
といった方はぜひ今回の記事を参考に、Times Payを検討してみてください。