ローソンでセルフ決済が始まったって聞いたんですけど、どんな感じなんですか?
「ローソンスマホペイ」のことだね!
レジ待ちをする必要がないから、すごくスムーズに買い物を楽しめたよ。
えっ!ということは、もう行ってきたんですか?
もちろん!じゃあ、「ローソンスマホペイ」の体験を話していくね!
大手コンビニエンスストアである「ローソン」は、2018年4月23日から5月31日までの期間限定でセルフ決済「ローソンスマホペイ」を開始しました。
都内3店舗のローソンで「ローソンスマホペイ」が導入されていますが、
「ローソンスマホペイが使えるローソンが近くにない…」
と悩んでいませんか?
そんな方のために今回は、ローソンスマホペイを導入している「ローソン大井店」へ実際に足を運び、調査してきました。
この記事では、ローソンスマホペイを使う手順やその特徴などを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
本記事を読むことで近い将来に来る無人コンビニにいち早く対応できるようになるでしょう。
この記事の目次
ローソンスマホペイを使う5つの流れ
ローソンスマホペイで買い物を楽しむためには、以下5つの手順を踏む必要があります。
- 「ローソンアプリ」をダウンロード
- ローソンスマホペイで店舗を選ぶ
- アプリ専用カメラで、商品をスキャン
- スキャンした商品をレジ袋に入れる
- スマホのQRコードをかざして決済
では順を追って具体的に説明していくので、ぜひ読み進めてください。
「ローソンアプリ」のダウンロード
「ローソンスマホペイ」を使うために、まずはios・Androidの「ローソンアプリ」をダウンロードしましょう。
既にローソンアプリを使っている場合、最新バージョンになっているかを確認してください。
ちなみに2018年4月現在の最新バージョンは、バージョン6.2.2です。
ダウンロードした「ローソンアプリ」を開くと画面中央に「ローソンスマホペイ」があるので、そこをタップしてください。
「ローソンスマホペイ」をタップすると、ローソンスマホペイのチュートリアル・ページに飛びました。
最初のページには「ローソンスマホペイ」の概要が簡単に書かれています。
「STEP1 店舗を選択して入店する」
次のページへ進むと「STEP1 店舗を選択して入店する」が表示されました。
画面下に現在ローソンスマホペイが使える3店舗が書かれています。
- ローソン 大井店
- ローソン ゲートシティ大崎店
- ローソン 晴海トリトンスクエア店
※店舗を検出するにはBluetoothをオンにするか、店舗QRコードを読み取る必要があります。
「STEP2 商品バーコードを読み取る」
次のページへスワイプすると「STEP2 商品バーコードを読み取る」に進みました。
画面下には注意書きが書かれています。
「STEP3 決済を完了する」
次のページを開くと「STEP3 決済を完了する」が表示されました。
画面下に選べる3つの支払方法が記載されています。
・Apple Pay
・楽天ペイ
・クレジットカード
Apple Payを使う場合、使っているスマホの機種がApple Payに対応している必要があります。
「STEP4 リーダーにかざして退店する」と注意書き
次のページへ進むと「STEP4 リーダーにかざして退店する」が開きました。
ローソンスマホペイを使う手順は、この4つのみになるので簡単ですね。
そして最後のページには、注意書きが書かれていました。
ローソンスマホペイを使う場合、以下5つの特典・キャンペーンが利用できないので注意しましょう。
- 買上ポイントキャンペーン各種
- ボーナスポイントキャンペーン各種
- たまるよスタンプキャンペーン
- 値引セール各種、クーポン各種
- キャッシュバックキャンペーン各種
チュートリアルと注意事項を確認したところで、さっそくローソンスマホペイに対応している「ローソン大井店」へ出発しました。
ちなみにローソンではもう一つ、実証実験として全自動セルフレジ「レジロボ」を導入しています。
詳しく知りたいという方は、別記事のローソンで実際に全自動セルフレジ「レジロボ」を体験してみたをご覧ください。
ローソン大井店へのアクセス
今回はローソンスマホペイ対応店舗の1つである「ローソン大井店」に訪れました。
「ローソン大井店」の最寄駅は、大井町駅で徒歩約7分ほどの距離になります。
ここでは具体的に大井町駅からローソン大井店までのアクセスを説明していくので、ぜひ参考にしてください。
大井町駅・出口A2
大井町駅に着いたら、出口A2から出ましょう。
阪急大井町ガーデン
大井町駅・出口A2から地上に出ると、左手に交番と阪急大井町ガーデンがあります。
そのまま直進すると右手に横断歩道があるので、渡りましょう。
横断歩道を渡ったあと左に曲がり、直進してください。
らーめん武術家
しばらく直進すると右手に「らーめん武術家」があります。
少し進むと横断歩道があるので渡ってください。
中高受験「ena」
横断歩道を渡ると、すぐ右手に中高受験の「ena」があるので、その通りを直進してください。
歩道橋
交差点まで進むと左手に歩道橋があります。
右手には横断歩道があり、どちらからでも行けますが、今回は歩道橋を使いました。
文具ユニオンの店
歩道橋を下りると「文具ユニオンの店」があります。
そのまま直進してください。
やきとり番吉
しばらく進むと「やきとり番吉」が左手にあります。
ローソン大井店まで、あともう少しです。
直進を続けてください。
ローソン大井店到着!
ローソン大井店に到着しました。
先ほどの場所から左手にあります。では、さっそく入店しましょう。
ローソンスマホペイを実際に使ってみた!
ここでは写真とともに、ローソンスマホペイを使う手順と店内の様子を紹介していきます。
店舗選択
ローソン大井店に入店後、さっそくローソンスマホペイの使い方を店員に尋ねると、ローソンアプリで買い物をする店舗を選ぶように言われました。
店舗選択をする流れは、次のとおりになります。
- あらかじめダウンロードしたローソンアプリを開く
- 右上にあるローソンスマホペイをタップ
- 「自動で検出する」か「QRコードを読み取る」のどちらかを選択
今回は「自動で検出する」を選びましたが、自動検出の場合は次の2つをONにしておく必要があるので注意しましょう。
- Bluetooth
- スマホの位置情報
「自動で検出する」を選ぶと、以下の画面に切り替わりました。
「入店する」をタップして、次の画面に進みます。
商品選択
「入店する」をタップすると、上記の画面に切り替わりました。
ローソンスマホペイ専用のカメラで欲しい商品のバーコードを読み取っていくようです。
店員に商品を入れるレジ袋を手渡され、いよいよセルフ決済のショッピングが始まります。
さっそく近くにあった、お菓子をスキャンしてみました。
商品をスキャンするコツは、カメラの白枠内に商品バーコードを横向きに収めるだけです。
商品バーコードを読み取ると画面下に、
- 商品の名前
- 金額
- 数量
次に専用カメラの画面下にあるカートのマークをタップすると、スキャンした商品一覧が表示されました。
この画面では、選んだ商品の確認だけではなく、
- 不要になった商品の削除
- 同一商品の数量の増減
といったこともできます。
商品をスキャンしている最中は方法が分からなかったのですが、この画面で商品の数量を変えられるようです。
同一商品のまとめ買いをしたい方には嬉しいですね。
欲しい商品を選び終えたら、画面下にある「この商品を購入する」をタップしましょう。
決済方法を選択
「この商品を購入する」をタップすると
というメッセージが表示されました。
決済方法には、
- Apple Pay
- 楽天ペイ
- クレジットカード
の3つがあります。
今回はクレジットカードで支払うことにし、「クレジットカード」をタップしました。
カード番号の入力
「クレジットカード」をタップすると、カード番号の入力画面が表示されます。
ここで持っているクレジットカードの情報を入力しました。
店員によると一度、登録すれば2回目の来店以降は、この登録作業は不要になるそうです。
「カードを保存」をオンにしないとカード番号が登録されません。
2回目以降もローソンスマホペイを使いたい方は注意してください。
カード番号を入力し、決済情報を確認できます。
ここで情報に間違いがなければ、「この内容で支払う」をタップしましょう。
決済完了とQRコード
「この内容で支払う」から進むと、上記画面がブラウザで表示されました。
「このページを“ローソン”で開きますか?」にある「開く」をタップすると、以下の画像のとおりQRコードが表示されました。
というメッセージが出てきます。
QRコードが記載されているページに進んでから、1時間以内にローソン店内のスキャナーにスマートフォンをかざす必要があるようです。
スマホでQRコード決済
ローソン出入り口付近にあったスキャナーへスマートフォンに表示されているQRコードをかざしました。
一瞬で読み取りが終わり、スマートフォンを見るとローソンからのメッセージに切り替わっていました。
もし読み取りの失敗などで再度QRコードを表示したい場合は、画面下の「退店したQRコードを再表示する」をタップしましょう。
購入履歴
購入した商品の履歴を見たい方は、ローソンスマホペイのトップに戻り、上記画像の「購入履歴」をタップしましょう。
すると下記画像のように
- 購入日時
- 購入したローソンの店舗
- 「購入確認QRコード表示」
の3つが出てくるので、「購入したローソンの店舗」をタップしましょう。
今回は「ローソン大井店」で買い物をしたので、「大井」をタップします。
するとレシートが表示されました。
深夜帯は無人コンビニになる!
ここまで日中の「ローソン大井店」を紹介しました。
しかし、事前情報によれば「深夜1時~4時」に限り、セルフ決済+店員のいない無人コンビニになるようです。
そこで私たちクレカッティ編集部は、再び深夜に「ローソン大井店」へ訪れました。
ここでは無人コンビニになった「ローソン大井店」と購入できない商品を説明していくので、ぜひ参考にしてください。
無人コンビニ「ローソン大井店」
深夜1時過ぎぐらいに入店すると、すでに店員の姿が見えません。
とりあえずレジに向かってみるとメッセージが置かれていました。
メッセージの内容をよく読むと以下のように書かれています。
お問合せやレジでのお買い物をご希望のお客様は、お手数ですがこちらのブザーを押してくださいますようお願いいたします。
実際に、しばらく店内の商品を見ているとバックヤードから店員が出てきました。
さっそく店員に話を聞くとローソンスマホペイを使わないお客さんの対応以外にも、商品搬入・陳列の作業は行っているようです。
ちなみにアメリカの大手無人コンビニ「Amazon GO」でも商品搬入・陳列は店員が行っています。
ローソンスマホペイで買えない商品
前回と同じくローソンスマホペイでショッピングを始めました。
今回はお客さんが少なかったため、「STEP2 商品バーコードを読み取る」にあったローソンスマホペイで購入できない商品を調べていきます。
もう一度、ローソンスマホペイで買えない商品をおさらいすると主に以下の5つがあげられます。
- たばこ
- お酒
- フライドフーズ(ホットスナック)
- Loppi関連
- ゆうパック受付 など
それでは詳しく見ていきましょう。
お酒とたばこ
さっそく近くにあった缶ビールや電子タバコのカートリッジをスキャンしてみました。
もちろん商品カゴには追加されず、上記画面のようにメッセージが表示されます。
店員によるとお酒・たばこは年齢確認が必要になります。
そのため現段階ではローソンスマホペイに対応していないそうです。
ちなみに通常のたばこはレジ後方にありますが、電子タバコのカートリッジはレジ前に置かれていました。
ギフト券や値引き商品
他にも意外だったのが、iTtunesカードなどのギフト券やゲームソフトがスキャンできないことです。
選んだiTunesカードがバリアブルだからだと思い、金額が固定されたiTunesカードをスキャンしてみましたがダメでした。
店員によればギフト券や切手などもローソンスマホペイでは支払えないそうです。
iTunesカードのバリアブルって何ですか?
1,500円~50,000円以内で金額を自由に決められる種類のことだよ。
また値引き商品はレジで割引にするシステムになっているためか、ローソンスマホペイでは値引き前の価格が表示されました。
そのため、値引き商品についてもレジで購入することになるようです。
フライドフーズやコーヒー
フライドフーズやテイクアウトのコーヒーは、そもそもバーコードがないため、ローソンスマホペイに対応していません。
こちらの商品も有人レジで買う必要があります。
漫画はスキャンが2回必要!
次に漫画をスキャンしてみると、上記画像のようにメッセージが表示されました。
漫画・雑誌などバーコードが2つある商品に関しては、2回スキャンする必要があります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「ローソン大井店」で導入されたセルフ決済「ローソンスマホペイ」を紹介しました。
「ローソンスマホペイ」はレジ待ちが不要なのでスムーズだと実感しましたが、セキュリティ面など気になった部分が目立っていたのも事実です。
しかし、あくまでも「ローソンスマホペイ」は期間限定の実証実験にすぎません。
ローソンによれば、この実験を通して今秋以降、混雑しやすい朝の通勤や昼休みの時間帯に「ローソンスマホペイ」を本格的に導入していくようです。
その頃には、より快適に使える「ローソンスマホペイ」へ進化していることでしょう。
セルフ決済に興味がある方は、この記事を参考に今秋、始まる「ローソンスマホペイ」に備えてくださいね。