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マイナンバー通知カードを紛失してしまった!?再発行するにはどうしたらいい?マイナンバーの仕組みと再発行の手順も解説します!

女_はてな

マイナンバー通知カードをご存じですか?

男_はてな

もちろん知ってるよ。

マイナンバーカードを発行するのに必要なカードだよね。

それがどうかしたの?

女_汗

実は……、そのマイナンバー通知カードを無くしてしまって……。

もう再発行とかできないんですかね?

男_焦る

それは大変だ!マイナンバーカードが作れないと困るよね。

再発行できる場所とか、詳しく解説してあげるね!

平成27年10月から順次郵送されるようになった「マイナンバー通知カード」。

マイナンバーカードを発行するために必要になるのですが…

「間違って通知カードを捨ててしまった・なくしてしまった」

「どうすれば再発行してもらえるの?」

と紛失による扱いに悩む人も沢山いらっしゃるでしょう。

そこで今回は

  • そもそもマイナンバー通知カードとは何か
  • なくしてしまったらどうしたらいいのか
  • どこで再発行してもらえるのか

について紹介していきます。

この記事を読めばマイナンバー通知カード、及びマイナンバーカードについて理解を深められます。

通知カードに関する悩みや不安を解消しましょう!

マイナンバー通知カードとはそもそもなんだろう?

マイナンバー通知カードは住民ひとりひとりの「個人番号」を通知するために郵送しているカードです。

通知カードには以下の情報が記載されています。

  • 個人番号
  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 性別

マイナンバー通知カードは個人番号をお知らせすると同時に、マイナンバーカードの交付で必要となります。

個人情報なので大事に保管しておかなくてはなりません。

それではマイナンバー通知カードに関する情報を詳しく見てみましょう。

マイナンバー通知に同封されているもの

マイナンバー通知は簡易書留で各家庭に封筒で郵送されます。

封入されている送付物は通知カードも含めて全部で4点です。

  • 宛名台詞:受取人の氏名・住所を記載。問い合わせ先の記載も。
  • 通知カード:通知カード、個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書、音声コード台紙が1セット。
  • 説明用パンフレット:マイナンバーに関する説明。
  • 個人番号カード交付申請書の返信用封筒:交付申請書を返送するための封筒
男_教える

どれか1点でも抜けがある場合は問い合わせ先に連絡しましょう。

マイナンバー通知カードとマイナンバーカードの違いは?

マイナンバー通知カード=マイナンバーカードと混同している方が多いのですが、全くの別物だと理解しましょう。

違いをまとめると次の表のようになります。

通知カード マイナンバーカード
役割 12桁のマイナンバーを通知するためのカード 12桁のマイナンバーを記載した『身分証明証』
記載内容 氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー 氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー、『顔写真』
仕様 民間の機関では身分証明書として使えない。行政機関では有効 身分証明書として使える。またICチップ搭載のためe-taxなどの電子申請に使える
対象者 住民票を持つすべての人に発行 マイナンバーカード希望者のみ発行

マイナンバー通知カードが身分証明書として使えると思っている人も多いのですが利用不可です。

例えば民間金融機関の窓口などで通知カードを提示しても身分証として認められません。

身分証として使うためにはマイナンバーカードを発行する必要があります。

男_基本

マイナンバーカードは顔写真がついているので、運転免許証のように身分証明書として活用できます。

男_教える

例えば銀行の口座開設など、本人確認が必要な時はマイナンバーカードがあればOKです。

マイナンバー通知カードがどんな場合に必要になるのか

通知カードの利用用途には次の2点が挙げられます。

  • 行政機関の窓口でマイナンバーを求められた際の提示
  • マイナンバーカード交付に必要
男_基本

各行政によってマイナンバーが必要になる手続きに違いがありますが、主に次のシーンで提示が求められます。

勤務・企業 ・ハローワーク
・税務署
・日本年金機構
・労働基準監督署
・各都道府県、市町村の行政自治体
・全国健康保険協会
・健康保険組合
暮らし ・住民票、戸籍の手続き
・市営住宅関連
税金 ・市民税関連
・軽自動車税
・固定資産税
子育て ・児童手当の申請
・特別児童扶養手当の申請
・幼稚園、認定こども園、保育所、小規模保育への入所申し込み
・小中高就学奨励制度の医療圏交付申請
・母子健康手帳の交付申請
介護・福祉 ・介護認定、更新、区分変更の申請
・負担限度額認定の申請
・高額介護サービス費の支給申請
・特定福祉用具購入費の支給申請
・身体障害者手帳の申請
・特別障害者手当、障害児福祉手当、福祉手当の申請
・生活保護の申請
・国民健康保険の加入、脱退、変更手続き
・後期高齢者医療の加入、撤回

このように、マイナンバー通知カードは行政関連でマイナンバーの提示を求められた際に活用できます。

ただし民間の機関…例えば銀行や証券会社などに提示しても無効です。

提示先が民間の場合はマイナンバーカードを発行する必要があります。

通知カードを紛失するとどんなときに困る?

各行政手続きでマイナンバーの提示が求められた際に、マイナンバーがわからなくなってしまいます。

つまり行政手続きをスムーズに行えません。

マイナンバーが記載されている住民票の写しを取得すれば即日確認できますが、手数料が必要ですし、手間もかかってしまいます。

詳細は後述します。
男_基本

またマイナンバーカードの交付時に、通知カードを行政に返却しなくてはなりません。

男_教える

もしも通知カードを紛失してしまった場合は、マイナンバーカードを交付できなくなってしまいます。

マイナンバー通知カードを紛失してしまったらどうすればいい?

マイナンバー通知カードを無くしてしまっても再発行が可能なので心配しないでください。

具体的な再発行の手順を紹介していきます。

まずは遺失物届を提出しよう!

自宅でマイナンバー通知カードを紛失してしまった場合は必要はありません。

外出先などで通知カードをなくした場合は警察に「遺失物届」を提出しましょう。

住まいを管轄する警察署で手続き可能です。

男_基本

遺失物届の提出が完了すると「受理番号」が発行されます。

男_教える

この番号は通知カード再発行に必要となるので大事に保管しておきましょう。

再発行手続きを行おう!

住んでいる地域の市区町村役場にある「通知カード担当課」に足を運び、マイナンバー通知カード再発行手続きを行いましょう。

このとき警察署で発行された「受理番号」が必要になります。

なお役場に通知カード担当課がない場合は「市民課」に相談すればOKです。

分からないことがあれば役場の人に尋ねてみましょう。

再発行手続きに必要なものは?

再発行手続きに必要なものは次の2つとなります。

  • 身分証明証
  • 再発行手数料

それぞれの内容を詳しく紹介します。

身分証明書

本人で行う場合と代理人に任せる場合とで必要になるものが変わってきます。

本人の場合

自分自身で再発行手続きを行う場合に必要なものは次の2点です。

  • 身分証明書
  • 受理番号(自宅で紛失した場合は不要)
男_基本

身分証明書は顔写真付きのものなら1点、写真付きでないものは2点提出しなくてはなりません。

1点で済むもの ・運転免許証
・住民基本台帳カード
・運転経歴書
・パスポート
・身体障害手帳
・療育手帳
・在留カード
・特別永住者証明書
など
2点以上必要なもの ・健康保険証
・医療受給者証
・年金証書
・児童扶養手当証書
・生活保護受給者証
・社員証
・学生証
など
これらは「氏名・生年月日」または「氏名・住所」が記載されている必要があります。

代理人の場合

代理人が再発行手続きを行う際は次の4点が必要です。

  • 再発行を申請する人の身分証明証(コピー可)
  • 受理番号(自宅で紛失した場合は不要)
  • 代理権を証明できる書類
  • 代理人の身分証明書

代理権を証明できる書類についてですが、本人との間柄で必要になるものが異なります。

任意代理人(家族など) 委任状
親権者(未成年の子の親など) 戸籍謄本
成年後見人(法定代理人) 登記事項証明書
男_基本

代理人が用意しなくてはならない書類は事前に住まいの市区町村に必要書類や委任状に関する詳細を確認しておきましょう。

再発行手数料

マイナンバー通知カードの再発行手数料は500円になります。

本人自身が行う場合も、代理人が行った場合も同様です。

再発行にかかる期間や日数はどれくらい?

マイナンバー通知カードの再発行手続きを済ませてから、手元に届くまで3週間~4週間くらいが目安となります。

時期によって前後することがありますが、概ね1ヶ月くらいを見積もっておきましょう。

再発行された通知カードは役場によって以下の2パターンがあります。

  • 窓口で受け取る
  • 簡易書留で郵送される
どちらが適用されるのかは住まいの市区町村役場窓口で確認してください。

すぐにマイナンバーを知りたい場合は住民票を使おう!

住民票は「マイナンバー記載あり」「マイナンバー記載なし」の2種類から選べます。

マイナンバーが記載されている住民票を発行すれば、その場ですぐにマイナンバーを確認できます。

男_基本

住民票は即日発行可能なので、急ぎの方は住民票を取得しましょう。

住民票を発行しているのは市区町村役場の窓口です。

地域によっては出張所や行政サービス取扱所から申請できます。

手数料は1通300円に設定される地域がほとんどですが、市区町村によって異なる場合があります。

手続きに必要なもの

住民票の写しを交付するために必要なものは以下の3点となります。

  • 申請書(窓口に用意)
  • 身分証明証(免許証やパスポートなど)
  • 交付手数料

申請書には「なぜマイナンバーが記載されている住民票が必要なのか」を記入しなくてはなりません。

何を目的にマイナンバーが必要なのかを書けば大丈夫です。

例えば…

・勤務先に提出
・雇用保険の給付申請
・確定申告

などが挙げられます。

まとめ

今回はマイナンバー通知カードを紛失してしまった場合や再発行の方法について紹介しました。

ポイントをおさらいしましょう。

  • マイナンバー通知カードは個人番号をお知らせするためのもの
  • 通知カードとマイナンバーカードは別物
  • 通知カードを証明書として利用できるのは行政機関のみ
  • 通知カードは再発行できる

個人番号はとても大事なもので、今後ますます必要になる機会も増えてきます。

マイナンバー通知カードをなくしてしまった方は今回の記事を読んで、スムーズな再発行手続きを行いましょう。

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