最近アクセサリー作りにハマってるんです!
将来的にはアクセサリーの販売もしてみたいと考えているのですが、決済の手続きとか大変そうですよね。
個人でサイトを作って販売しようと考えているなら「SPIKE(スパイク)」というサービスがあるよ。
カード決済機能がついたリンクを貼るだけで、簡単にWEBサイトに販売機能を追加できるんだ。
でも、導入費用が高いんじゃないですか?
個人なら初期費用、月額費用ゼロで簡単に導入できるよ!
えっ、そうなんですか!?詳しく教えてください!
オンライン決済機能を導入できるサービス「SPIKE(スパイク)」があります。
カード決済機能がついたリンクを設置するだけで簡単にWEBサイトに販売機能を追加できる、というものです。
「自身の商品や作品をネット販売したいけれど、カード決済の導入に不安がある…」
「SPIKEが気になっているけれどどんなふうに使えばいいのか分からない…」
といった声をよく耳にします。
そこで今回は画期的な販売者向けオンライン決済サービス「SPIKE」について紹介していきます。
今回の記事を読めば、SPIKEのことがよく分かり、導入までのステップを完璧に理解できます。
この記事の目次
SPIKE(スパイク)とはどのようなサービスなのか?
SPIKEは「ネット通販向けのオンライン決済サービス」です。
カード決済機能がついてリンクを設置するだけのお手軽サービス。
導入がとても簡単で、誰でもWEBサイトに販売機能を追加できます。
また簡単に導入できるだけでなく、コスパに優れているのも魅力的な点です。
まずはSPIKEのサービス内容、運営会社について紹介していきましょう。
運営会社は「メタップス」
SPIKEを運営している会社は「株式会社メタップス」です。
このメタップスの孫会社にあたる「株式会社SPIKE」が実際の運営を行っています。
東証マザーズ上場の企業が経営母体となっているので、安心して利用できるクレジット決済サービスですね。
個人向けの「フリープラン」は初期費用・月額費用ゼロ!
SPIKEには大きく分けて2種類のプランが用意されています。
- フリープラン(個人向け)
- ビジネスプレミアム(中規模EC向け)
まず注目したいのが、個人向けのフリープランです。
個人で自身の商品や作品を販売するのに「カード決済が欲しい!」と考える方は多いですよね。
ですが、初期費用や月額費用、カード決済手数料といった様々なコストが負担となり、なかなか手を出さないでいる方も多いのでは。
SPIKEのフリープランは初期費用・月額費用を気にすることなく導入できます。
また導入の難易度が非常に易しく、システムにあまり詳しくない方でも安心です。
フリープランについてまとめると次の5つのポイントが挙げられます。
- アカウント登録はメールとパスワードのみ!
- 初期費用と月額費用がゼロ!
- クレジットカード手数料も3ヶ月以内の一定決済額までは無料!
- 対応国際ブランドはVISA
- オプションを追加できる!
それぞれ解説していきましょう。
アカウント登録はメールとパスワードのみ!
フリープランのはじめ方はとても簡単です。
アカウント登録はメールとパスワードを設定するだけでOK。
アカウント開設後は管理画面で商品登録してリンクを設置するだけ!
たったこれだけでWEBサイトに販売機能を追加させられます。
初期費用と月額費用がゼロ!
SPIKEのフリープランが選ばれている最大の理由は「初期費用と月額費用がゼロ」だということです。
従来のカード決済サービスはこの部分にコストがかかってしまい、なかなか導入に踏み切れない方が沢山いました。
初期コストをかけずにカード決済機能が利用できるのはSPIKEの大きな強みであり、おすすめしたい理由です。
クレジットカード決済手数料は3ヶ月内の一定決済額まで無料!
本人確認認証後、最初の3ヶ月間は毎月10万円までクレジットカード手数料が無料になります。
3ヶ月以降の手数料も同じく「3.9%+30円/件(税別)」となります。
対応国際ブランドはVISA
フリープランの場合、対応する国際ブランドはVISAのみとなっています。
オプションを追加できる!
フリープランにも一部のオプションを追加できます。
- コンビニ、Pay-easy決済
- 後払い.com for SPIKE
追加オプションの詳細については後述するのでそちらを参考にしてください。
法人向けの「ビジネスプレミアム」も導入しやすい内容!
上記したフリープランは主に個人を対象としたサービスですが、法人が運営する中規模ECサイトを想定して提供されているのが「ビジネスプレミアム」です。
こちらも導入障壁が低く、手軽に始められるカード決済サービスとなっています。
ビジネスプレミアムについてまとめると次の5つのポイントが挙げられます。
- 初期費用無料!
- 月額費用は格安の3,000円
- クレジットカード決済手数料が安い!
- 最短7日でクレジットカード決済が導入できる!
- 必要書類はデータ送信OKのお手軽さ
それぞれ解説していきましょう。
初期費用無料!
ビジネスプレミアムもまたフリープランと同様に初期費用はゼロ!
導入時のコストを気にすることなく使い始められます。
月額費用は格安の3,000円!
ビジネスプレミアムは月々3,000円の月額費用で利用できます。
従来のカード決済サービスと比べてかなり安く設定されているのが分かりますね。
クレジットカード決済手数料が驚くほど安い!
ビジネスプレミアムのクレジットカード決済手数料は「2.55%~+10円~/件(税別)」と驚異的な安さとなっています。
本当に元が取れるのかと心配してしまうくらいです。
なおこの決済手数料はVISA、MasterCardの場合です。
最短7日でクレジットカード決済が導入できる!
アカウントを作成すればすぐに無料のテスト環境が利用できるようになります。
また最短7営業日で「本番環境」で利用できるように!
申込みから導入まで最短7日しかかからないので、急いでカード決済機能を搭載したい企業にピッタリ!
必要書類はデータで送ればOK!
導入時には必要書類を提出しなくてはなりません。
具体的には次の3~4点の提出が必要です。
- 代表者の本人確認書類(運転免許証両面またはパスポート。外国籍の場合は外国人登録証明書または在留カード)
- 代表者の住所確認書類(6ヶ月以内に発行された公共料金の領収書または住民票)
- 商業登記簿謄本(3ヶ月以内に発行された履歴事項全部証明)
- 認可証が必要な商材の場合は認可証および免許証のコピー
これらの必要書類は紙で提出する必要はなく、すべてファイルをアップロードまたはメールで提出OK。
郵送手続きの手間を減らし、手軽に登録できますね。
ビジネスプレミアムは利便性も高い!
フリープランと比べて、ビジネスプレミアムはさらなる利便性の高さが特徴として次の2点が挙げられます。
- Visa、MasterCard対応(有料オプションでJCB/AMEX/Dinersも追加可能)
- 各種有料オプションを追加可能
デフォルトでVISAとMaster Cardの両方に対応しているのは助かりますよね。
また有料オプションでJCB、AMEX、Dinersを追加することも可能!
主要国際ブランドすべてをカバーできるのは本当に魅力的です。
ビジネスプレミアムって準備中?実は申込みできます!
SPIKE公式サイトでビジネスプレミアムに申込しようとすると「準備中」と表示され、それ以上進めません。
そのため「今は申込できないのかな?」と考えがちですが、実は申込みできます。
ビジネスプレミアムの申込みへの手順は次の3ステップです。
- まずはフリープランに登録する
- アカウント画面のダッシュボード内「アカウント管理」を選択
- ビジネスプレミアムの申込みを選択
SPIKEに用意されている豊富なオプションを使いこなす!
上記したように、SPIKEには豊富なオプションが用意されています。
目的に合わせてオプションを追加することでさらなる利便性の高さを実現できます。
ここからはSPIKEのオプションについて解説していきましょう。
両プランに共通するオプションは2つ!
フリープランとビジネスプレミアムの両方に共通しているオプションに次の2つがあります。
- コンビニ・Pay-easy決済
- 後払い.com for SPIKE
それぞれの内容と料金を紹介しましょう。
コンビニ・Pay-easy決済
クレジットカードを持っていない、または利用したくない人をターゲットとした決済オプションです。
全国のコンビニ、銀行ATM、ネットバンキングなどで支払えるようになります。
支払い対象店舗は以下の7つが挙げられます。
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- サンクス
- サークルK
- セイコーマート
- Pay-easyマークのあるATM、ネットバンキング
料金はフリープラン、ビジネスプレミアムともに以下のとおりとなります。
初期費用 | 0円 |
---|---|
月額固定費 | 0円 |
決済手数料 | 2.95%+30円/件(税別)。ただし最低決済手数料は120円(税別)。 |
後払い.com for SPIKE
「後払い.com」は導入実績5,000社以上の後払い決済サービス。
株式会社キャッチボールが運営しています。
販売者に代わり、後払い.comが現金後払いで商品代金を回収。
販売者に対して「立替先払」するネット決済サービスです。
クレジットカードを持っていない、カードを使いたくないユーザー層もネットショッピングができるようになるため、新規顧客獲得のチャンスが広がります。
サービスの特徴は以下の3つ。
- 未払金の保証
- 請求、回収の手間は一切不要
- 未払金を先払い
2つのプランが用意されており、それぞれ料金が異なります。
スタンダードプラン
フリープラン、ビジネスプレミアムのすべての事業者が利用できます。
決済手数料 | 3.6%(非課税) |
---|---|
月額固定費 | 0円 |
請求手数料 | 160円/注文毎(税別) |
ビジネスプレミアムユーザープラン
名前の通りビジネスプレミアムユーザーのみ利用できるプランです。
決済手数料 | 2.8%(非課税) |
---|---|
月額固定費 | 5,000円(税別) |
請求手数料 | 160円/注文毎(税別) |
ビジネスプレミアム限定のオプションでさらに便利に!
ビジネスプレミアムだけに用意されている限定オプションがあります。
これらのオプションを追加することによって、さらなる利便性・ユーザビリティーの向上が見込めます。
ビジネスプレミアム限定オプションのは次の4つが挙げられます。
- クレジットカードブランド追加
- 早期支払いサービス
- カード不正利用保証サービス
- カスタムAPI
1つずつ詳しく解説していきましょう。
クレジットカードブランドを追加できる!
ビジネスプレミアムのデフォルト国際ブランドは以下の2つです。
- VISA
- MasterCard
それぞれ決済手数料は「2.55%~+10円~/件(税別)」。
オプションで以下の3ブランドを追加できます。
- JCB
- AMEX
- Diners
それぞれ決済手数料は「3.4%+30円/件(税別)」。
また3ブランドの追加には「月額5,000円(税別)」が必要です。
早期支払いサービスでキャッシュフローを改善!
クレジットカード決済のデメリットの1つに「売上が入金されるまでのタイムラグ」があります。
一般的には売上が入金されるのは締め日から1ヶ月後。
つまり1ヶ月間お金が入ってこず、キャッシュフローに問題が生じてしまうことがあります。
この問題を解決するオプションが「早期支払いサービス」です。
売上金を出金申請締め日から10日後に入金してくれます。
また毎月の入金回数を1~3回まで選択可能です。3回締めの例として以下の使い方が可能。
11日~1月20日の売上→末日に入金
21日~末日の売上→翌月10日に入金
料金は以下の3つから選べます。
1回 | 2,000円+売上の0.1% |
---|---|
2回 | 3,000円+売上の0.2% |
3回 | 4,000円+売上の0.3% |
カード不正利用保証サービスで万が一のチャージバックに安心を!
不正利用されたクレジットカードで商品やサービスを購入されてしまった場合、カード会社より販売者に対して「チャージバック」が請求されます。
要は不正利用額をお店側、事業者側が負担しなくてはなりません。
すでに商品を発送していた場合、丸ごと損失となってしまう恐ろしい事態です。
万が一のチャージバックに備えて高めに値段を設定するなど対策している事業者も多いですが、これがきっかけで売上が伸び悩むようでは本末転倒。
かといって泣き寝入りするのも考えものです。
そこでSPIKEが用意している安心オプションが「カード不正利用保証サービス」です。
チャージバックによる売上金の損失を補償。
3つのコースが用意されています。
- 毎月上限30万円
- 毎月上限50万円
- 毎月上限100万円
利用金額は月額費用3,000円(税抜)から。
- 選択するコース
- 取り扱う商材
- 売上
- 不正利益
- 不正対策
上記5つの要素を加味して利用金額が計算されます。
カスタムAPIでカード決済画面をカスタマイズ!
カスタムAPIは自由にカード決済画面をカスタマイズできるオプションサービスです。
SPIKE独自のUIでカスタムでき、とても簡単。
「決済画面がサイトの雰囲気と合わない…」といった問題を解決できます。
また、
「決済画面がなんでこんなにデザインが違うんだ?危ないサイトなのかも?」
と警戒して購入を踏みとどまるユーザーも一定数います。
こういった状況にも効果的ですね。
SPIKEを利用した商品販売時の注意点には何がある?
SPIKEで商品を販売するときに注意しておきたい点が2つあります。
- 商品登録時に本人確認が必要
- 特定商取引法に基づく表記を記載しなくてはならない
内容を見てみましょう。
商品登録時に本人確認が必要
商品登録をする際、本人確認が必須となっています。
つまり実際に商品を登録するまでに、本人確認を済ませておかなければなりません。
ユーザー間での取引を安全・安心のものにするために必要なことですよね。
特定商取引法に基づく表記の記載
特定商取引法に基づく表示だけでなく、販売者情報をできるだけ多く記入するよう決められています。
プリペイド型電子マネー「SPIKEコイン」も展開!
SPIKEが展開しているプリペイド型電子マネー「SPIKEコイン」についても併せて覚えておきましょう。
SPIKEコインは誰でも買えて、1コイン=1円として使えます。
「SPIKEマーケット」で利用可能。
購入対象の一例として次の4点が挙げられます。
- Amazonギフト券
- 各種クーポン(ドミノピザなど)
- ポイント(Vプリカ、DMMポイントコードなど)
- 製品(オフィス用品、OA機器、福利厚生など)
現段階では「SPIKEマーケットのみ」が対象ですが、将来的にはSPIKEのオンライン決済サービスを利用しているすべての店舗で利用可能になる予定です。
ここからはSPIKEコインの入手方法、注意点について紹介していきます。
SPIKEコインの種類と入手方法について
SPIKEコインには次の2つの種類が用意されています。
SPIKEふえるコイン | 購入できるコイン。保有額に対して年間1%の割合で増加 |
---|---|
SPIKEボーナスコイン | SPIKEマーケットの買物で最大5%付与される |
ふえるコインの付与タイミング
SPIKEふえるコインは保有額に対して年間1%の割合で「ボーナスコイン」が付与されます。
付与するタイミングは以下の年2回(合計1%)となります。
- 8月末の保有額→9月末に0.5%付与
- 2月末の保有額→3月末に0.5%付与
ボーナスコインはSPIKEマーケットが効率良い
SPIKEマーケットはSPIKE会員向けの優待サービス。
ギフト券やオフィス用品などを優待価格で購入できます。
SPIKEマーケットでの買い物に対して最大5%のボーナスコインが付与されます。
利用頻度や金額が大きいほどボーナスコインを手に入れるチャンスが増えます。
SPIKEコインにはこんな注意点・デメリットもある
SPIKEユーザーにとって将来的にメリットとなってくれるであろう「SPIKEコイン」。
利用するにあたって覚えておきたい注意点やデメリットが2つあります。
- チャージは銀行振込またはSPIKEオンライン決済での売上金からのみ
- 有効期限はないが、規約上最終利用から3年経過で失効の可能性あり
それぞれ説明します。
チャージ方法が限定的
SPIKEコインをチャージするには次の2通りのいずれかを選ぶ必要があります。
- 銀行振込
- SPIKEオンライン決済の売上金
銀行振込は入金確認後、3営業日以内に「ふえるコイン」が追加されます。
即時チャージできるわけではないのがネックですね。
売上金をそのままSPIKEコインにチャージできるのは便利ですね。
しかし確定申告などの手続きが少々複雑になる可能性があります。
最終利用から3年経過で失効の可能性あり
SPIKEコインには有効期限が設定されていません。
しかし、規約に「最終利用時から3年以上経過している場合は失効させることができる」と明記しています。
最終利用時は以下の2つの最終利用日を指します。
- コインチャージ
- コイン利用
3年間と長めに設定されているものの、失効リスクがあることを覚えておかなくてはなりません。
まとめ
ということで今回はオンライン決済サービスSPIKEについて紹介しました。
ポイントをおさらいしてみましょう。
- 個人サイトから中規模ECサイトまで幅広く使えるネットオンライン決済サービス
- 導入難易度が易しく、コストパフォーマンスが高い
- 将来性に期待の電子マネー「SPIKEコイン」もある
以上3点が挙げられます。
「個人でも気軽にネット決済サービスを導入したい!」
「手軽さとコスパに優れるSPIKEが気になる!」
そんな方はぜひこの記事を参考に、SPIKEの導入を検討してみてください。
カード決済サービスが驚くほど簡単に、そして安く使えることを実感できるでしょう。