この前1人で映画を見に行った時に、お財布に現金がほとんど入っていなかったんですよ。
でも、クレジットカードで支払いすることができたので助かりました。
今では映画館でもクレジットカードが使えるところが増えてきているんだよ。
そうなんですね。現金ではなくカードで支払できることの他に、何かメリットはありますか?
じゃあ、今回は映画館でクレジットカードを使うメリットを説明していくね。
映画館でもクレジットカードが使えることをご存知でしょうか。クレジットカードを選ぶことで得られるメリットが沢山あるんです。
「映画館でもクレジットカードを使えたら便利なんだけど」
と悩んでいる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では映画館でクレジットカードをおすすめする3つの理由について解説していきます。
また併せて、映画館利用に適したカードも紹介していきましょう。
これを読めば、今まで以上に映画館をお得に、もっと楽しく利用できるようになりますよ!
この記事の目次
映画館でクレジットカードを使う3つのメリット
映画館でクレジットカードを使うメリットとして次の3つが挙げられます。
- ポイントが貯まる
- クレジットカード割引が適用される
- あらかじめチケットを購入できる
それでは1つずつ内容を見ていきましょう。
ポイントが貯まる!
ほとんどのクレジットカードには「ポイントプログラム」が搭載されています。
利用金額に応じてポイントを獲得することができ、貯めたポイントを商品券に交換したり、キャッシュバックを受けたり…といった使い方ができます。
映画館の支払いにカードを使えば、各カードのポイントを貯めることができ、お得に活用できますね。
例えば200円の支払いにつき1ポイント獲得できるクレジットカードの場合、映画代1,000円で5ポイント獲得できます。
実質5円引きで映画が楽しめますね。
クレジットカードを利用する最大の理由といってもいいくらい、ポイントプログラムは私たちにとってお得なサービスです。
現金払いでは絶対に得られない特典なので最大限に活用しましょう。
クレジットカード割引が適用される!
優待特典として「映画館割引優待」を用意しているクレジットカードがいくつかあります。例えば「エポスカード」。
エポスカードには映画館優待割引特典が用意されていて、全国の映画館で割引が受けられます。
一例として次の2つの映画館が挙げられます。
- イオンシネマ
- ユナイテッド・シネマ/シネプレックス
このほかにも地方にあるマイナー映画館も優待対象に含まれているのが好ポイントです。
また「イオンカードセレクト」もイオンシネマの割引優待が用意されています。
優待内容によって異なりますが、映画代が数百円値引きされるのはかなり大きいですよね。
頻繁に映画館に通う方は、映画館優待割引を目当てにクレジットカードを作成しても良いレベルでお得です!
あらかじめチケットを購入できる!
人気の上映プログラムだと…
「残席が少なく、良い席が選べなかった」
といったトラブルに見舞われることがあります。
そんな時に心強いのが「事前購入」です。
例えばイオンシネマが提供している「e席リザーブ」というインターネット事前購入サービスがあります。
イオンカード会員以外でもクレジットカードを持っていれば利用可能です。
ネット上でパパッとチケットを購入することができるので、わざわざ映画館や窓口まで足を運ぶ必要がないのもメリットですね。
映画デートなど事前に計画を立て、スマートに楽しみたい時に心強いのでぜひ活用してみてください。
映画館で使えるクレジットカードって何があるの?
すべてのクレジットカードが映画館の支払いに使えるわけではありません。
逆もまた然りで、すべての映画館がクレジットカード払いに対応しているわけではないんです。
そこでここでは映画館で使えるクレジットカードについて紹介していきましょう。
クレジットカードに対応している映画館はどこ?
クレジットカード払いに対応している、代表的な映画館の一例として、次の11店舗が挙げられます。
- イオンシネマ
- TOHOシネマズ
- ユナイテッド・シネマ
- コロナワールド
- MOVIX
- チネチッタ
- Tジョイ
- OSシネマズ
- アポロシネマ8
- シネマサンシャイン
- 109シネマズ など
大手の映画館は基本的にクレジットカード払いに対応しているのが分かりますね。
ただ一方で「名画座」や「ミニシアター系映画館」ではクレジットカード払いには対応していないことがあります。
カード払いを考えている方は、事前にネットなどでカードが使える映画館なのかを調べておいた方が確実でしょう。
どんな国際ブランドが使える?
映画館で使える主な国際ブランドは以下の5つが挙げられます。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
それぞれ特徴を見てみましょう。
VISA
世界で最もシェアされている国際ブランドです。
日本国内のクレジットカード加盟店はほぼVISAに対応しています。もちろん映画館の利用にも活躍してくれます。
MasterCard
VISAと双璧をなす世界的に普及率の高い国際ブランドです。
こちらも日本国内のシェア率が高く、映画館利用にも使いやすいです。
JCB
日本が生んだ国際ブランド。日本国内の利用に非常に強力で、クレジットカード加盟店ならほぼ問題なく利用できます。映画館にも強いです。
American Express
アメックスの名称で親しまれる、ハイステータスな国際ブランドです。
T&E(トラベルアンドエンターテインメント)に特化したブランドで、映画館利用にも強みがありますが、上記3ブランドと比べると取扱店が少なくなります。
Diners Club
アメックス同様、ハイステータスな国際ブランドとして知られています。
世界で認められるステータスシンボルですが、国内での加盟店は少なめ。
対応する映画館とそうでないところがあるので注意しておきましょう。
どれを選べば良い?
結論としては
- VISA
- MasterCard
- JCB
上記の3国際ブランドのいずれかがあれば映画館でのクレジットカード利用に問題はありません。
映画館で活躍するおすすめのクレジットカード3選!
それでは映画館で活躍してくれるおすすめのクレジットカードを3枚、紹介します。
選ぶ理由として次の3点をクリアしていることが条件です。
- 年会費無料
- コスパに優れる
- 映画館で嬉しいサービスがある
クレジットカード選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
シネマイレージカードセゾン
国際ブランド | MasterCard | アメックス |
---|---|---|
年会費 | 1年目無料、2年目以降300円+税 | 3,000円+税 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) | |
カードポイント | 永久不滅ポイント | |
ポイントの還元率 | 0.3~0.5%(1,000円⇒1P/1P⇒3~5円相当) | |
TOHOシネマズのポイント(シネマイレージマイル) | 1分⇒1マイル | |
海外旅行傷害保険 | ー | 最高3,000万円 |
国内旅行傷害保険 | ー | 最高3,000万円 |
シネマイレージカードセゾンはセゾンカードとTOHOシネマズが提携・発行している映画ファンのためのクレジットカードです。
TOHOシネマズでの利用が特にお得になります。
MasterCardを選べば年会費無料で使える!
MasterCardは1年目こそ年会費が無料ですが、2年目以降は税別300円かかります。しかし、年に1回以上、このカードを使って買い物またはキャッシングを利用すれば翌年の年会費は無料になります。
一方、アメックスには、このような年会費を無料に利用する方法は容易されていません。
コスパを気にするならMasterCardブランドの選択をおすすめします。
アメックスとMasterCardの違いは、旅行傷害保険の有無
アメックスは年会費はかかりますが、海外・国内の旅行傷害保険が最高3,000万円付帯されます。これが年会費が有料な主な理由でしょう。
旅行に行ったときに万が一怪我や病気をしたときに、アメックスブランドのカードなら保険がおります。一方、MasterCardブランドの方には旅行傷害保険は付帯されていませんので、その場合自己負担となります。
特に海外に行くことがある人は、アメックスブランドの方が持っていて安心な1枚でしょう。
TOHOシネマズ利用のメリットが大きい!
TOHOシネマズと提携したクレジットカードなので、様々なメリット・特典が用意されています。
- ポイントプログラム「シネマイレージマイル」
- 毎週火曜日が会員価格で安い
- 映画を6本見ると好きな映画が1本無料
シネマイレージマイルが貯まる!
シネマイレージマイルはTOHOシネマズの上映時間1分=1マイルで積算されるポイントプログラムです。
このマイルは映画ファンに嬉しい特典やオリジナルグッズと交換できます。
・TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスポート:6,000マイル
一例として上記2点が挙げられます。他にもまだまだ沢山の交換先が用意されています。
なおシネマイレージマイルの有効期限は最大2年間。利用年~翌年12月31日まで有効です。
後述する「永久不滅ポイント」とは別のポイントプログラムで、シネマイレージマイルには有効期限があるので注意しておいてください。
例えば2018年4月18日に獲得→2019年12月31日まで有効となります。
週に1度、会員価格で映画が楽しめる!
毎週火曜日、TOHOシネマズを会員価格で利用できます。
チケット購入時はカウンターでカード提示。
ネットチケット販売利用は入場の際にカードを提示すれば会員価格1400円となります。
通常価格1,800円→1,400円と400円も割引されるので、毎週火曜日はTOHOシネマズで映画を安く楽しむ大チャンスですね。
映画を6本見ると好きな映画が1本無料!
TOHOシネマズで映画を1本鑑賞するごとに「鑑賞ポイント」を1P獲得します。
合計6P貯めると好きな映画を1本無料で招待!
たくさん映画を楽しむ人ほどお得になる特典ですね。
永久不滅ポイントだから有効期限を気にしなくてもOK!
シネマイレージカードセゾンのポイントプログラム「永久不滅ポイント」には有効期限がありません。
1,000円(税込)につき1P獲得。1P=5円相当の価値があるので、基本還元率は0.5%です。
貯めたポイントは全国のTOHOシネマズで利用できる「映画鑑賞引換券」と交換できます。
他にも「dポイントクラブ」「au WALLETポイントプログラム」のポイント移行など、様々な使い道が用意されています。
こんな人におすすめ!
シネマイレージカードセゾンは、次の2つに当てはまる人に最適なクレジットカードです。
- TOHOシネマズで映画鑑賞する機会が多い!
- 西友、リヴィンで買い物をする!(セゾンカード特典:毎月5日と20日は5%オフ)
TOHOシネマズユーザーの方に強くおすすめしたい内容となっています。興味ある方はぜひシネマイレージカードセゾンの公式をサイトをチェックしてみてください。
エポスカード
エポスカードはマルイグループが発行するクレジットカードです。対応している国際ブランドはVISAとなります。
優待特典のジャンル・対応店舗が多く、全国各地の10,000以上の店舗で優待割引が受けられる「エポトク」が最大のメリット。
もちろん映画館の優待も用意されています。
エポトクで映画館がいつでも500円引き!
エポスカード会員限定の優待プログラム「エポトク」には、映画館の割引特典が用意されています。
割引特典は、通常価格1,800円→1,300円と500円の値引き!
全国展開しているエポトク対象映画館に次の13館が挙げられます。
- イオンシネマ
- ユナイテッド・シネマ/シネプレックス
- 池袋HUMAXシネマズ
- 渋谷HUMAXシネマ
- 横須賀HUMAXシネマズ
- 成田HUMAXシネマズ
- 天文館シネマパラダイス
- 吉祥時オデヲン
- 宮崎キネマ館
- ヒューマントラストシネマ有楽町
- チネチッタ
- キネマ旬報シアター
- シネマスコーレ
エポトクは他にもグルメ、レジャー、ショッピングなどなど、実に多彩なジャンルが用意されています。
普段の買い物からサービス利用まで、あらゆるシーンが安くお得になるので、積極的に活用しましょう!
年会費無料でコストパフォーマンス抜群!
エポスカードは年会費、入会金といったコストは一切かかりません。
家族カードには対応していませんが、ETCカードは用意されています。
こちらも嬉しい年会費無料。発行手数料も不要です。
マルイでお得にショッピング!
マルイグループが発行するクレジットカードということもあり、エポスカードはマルイで嬉しい優待が3つ用意されています。
- 年4回10%オフになる「マルコとマルオの7日間」(店舗・通販の両方が対象)
- マルイの店舗、通販での精算にエポスポイントが使える(500P=500円)
- マルイ通販の配送料優待(3,000円未満:全国一律195円、3,000円以上:配送料無料)
マルイで買物をする機会の多い方はエポスカードが心強いですね。
こんな人におすすめ!
エポスカードは次の2点に該当する方にピッタリです。
- 映画館をはじめ、優待特典をフル活用したい!
- マルイで買物する機会が多い!
他にも年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯されるなど、エポスカードならではのメリットが沢山あります。
あらゆる角度から見ても魅力的な1枚です。
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトはイオングループが発行するクレジットカードです。
1枚で3つの機能が搭載されています。
- クレジットカード
- イオン銀行キャッシュカード
- 電子マネーWAON
イオン系列のサービスを活用している方は、イオンカードセレクトを持っていれば、これひとつで済ませられるワンストップなカードです。
対応する国際ブランドは以下の3ブランド。
- VISA
- MasterCard
- JCB
国内外問わず幅広く活躍できる国際ブランドが選べます。
イオンシネマで2つの割引優待!
イオンシネマでイオンカードセレクトを支払いに使うと、次の2つの割引特典が受けられます。
▼毎月20日、30日は1,100円(お客様感謝デー)
イオンシネマの一般料金は1,800円または1,700円。
イオンカードセレクトがあればいつでも1,500円または1,400円で映画が楽しめます。
さらに、同伴者1名までこの特典が適用されます。2人で映画を楽しんだ場合、通常1,800円×2=3,600円ですが、1,500円×2=3,000円と600円もお得になります。
毎月20、30日のお客様感謝デー1,100円特典は1枚目のみ。
2枚目は300円オフが適用され、2枚合計2,600円になります。
e席リザーブで事前購入ができる!
イオンカードセレクトだけの特典ではありませんが、イオンシネマが提供している「e席リザーブ」が使い勝手が良いので紹介しておきます。
パソコンや携帯電話からインターネット上で映画のチケットを簡単に予約購入することができます。
大まかな流れは次の6ステップです。
- e席リザーブのホームページにアクセス
- 希望の劇場、日時、作品、座席、枚数の入力
- 名前とクレジットカード番号を入力
- チケットの予約購入成立(クレジットカード決済の確定)
- 当日、発券機に「予約番号」または「QRコード」を入力しチケットを発行
- 予約購入した座席で映画を満喫!
イオンカードセレクトで決済すれば、e席リザーブで予約したチケットにも上述した2つの割引優待が適用されます!
イオングループの買物やサービス利用が断然お得に!
イオンカードセレクトはイオングループの店舗で買物・サービスを利用すると嬉しい特典が受けられます。
具体的には次の7点が用意されています。
- お客様感謝デーは買物代金が5%オフ(毎月20、30日)
- イオングループ対象店舗で「ときめきポイント」がいつでも2倍(200円ごとに2P)
- G.G感謝デーは買物代金が5%オフ(55歳以上会員限定。毎月15日)
- イオン銀行普通預金金利が年0.1%
- イオン銀行を給与振込口座指定で毎月10WAONポイント
- 各種公共料金の支払い1件につき毎月5WAONポイント
- WAONオートチャージ対応(チャージ代200円で1WAONポイント獲得)
イオンユーザーにとって非常に魅力的ですね。
こんな人におすすめ!
次の2点に当てはまる方はイオンカードセレクトをチョイスすると良いでしょう。
- 映画はイオンシネマで見る機会が多い!
- イオングループの店舗で買物をしたり、サービスを利用する機会が多い!
ハイスペックにまとまっているので、イオンユーザーは特に必見です!
まとめ
ということで今回は映画館でクレジットカードをおすすめする3つの理由と、厳選クレジットカードを4種類紹介しました。
ポイントをまとめると
- 映画代の支払いでクレジットカードのポイントが貯まる
- クレジットカードの割引特典が適用される
- 頻繁に利用する映画館と相性の良いクレジットカードを選ぼう
の3点が挙げられます。
「自分の映画スタイルに合ったクレジットカードを見つけたい!」
そんな方はこの記事をヒントに、より良い映画ライフを送ってくださいね。