友達が楽天カードを解約するみたいです。
何か解約の際に注意点ってありますか?
もちろん。
事前に確認しておいた方がいいことがいくつかあるよ。
詳しく説明するね。
楽天カードを使わなくなったら、解約を考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし
「解約方法が分からない」
「解約にあたっての注意点には何がある?」
といった悩みも。
そこでここでは楽天カードの解約方法、注意点について詳しく紹介します。
これから楽天カードの解約を考えている方は、この記事を参考に、スムーズで問題の無い解約手続きを目指してください。
この記事の目次
【カード別】楽天カードの解約方法!
楽天カードには様々な種類があり、それぞれで解約方法が異なります。
まずは次の3つのカードの解約方法について紹介しましょう。
- 楽天カード
- 楽天ETCカード
- 楽天銀行カード
それでは内容をみていきます。
楽天カード
解約手続きは電話でのみ受付。
現在利用中の楽天カード(カード番号)、暗証番号が必要になるのでこちらを用意しておきましょう。
連絡先は次のとおりです。
【楽天カードコンタクトセンター】
0570-66-6910(または092-474-6287) 9:30~17:30 |
最初に音声アナウンスが流れ、メニューの案内が始まります。
次の番号を入力しましょう。
5番(各種変更)
↓
4番(解約手続き)
なお音声ガイダンスをスキップできるダイレクト番号(5400)を入力すると手早く解約手続きに遷移させられます。
次はオペレーターに繋がり、指示に従って解約処理を行って完了です。
最後に手元の楽天カードにハサミを入れて処理しましょう。
楽天ETCカード
ETCカードの解約手続きは自動音声専用ダイヤルで受け付けています。
電話のみ対応。
ETCカード番号の入力が必要になるので、手元に準備しておきましょう。
【自動音声専用ダイヤル】
24時間
自動音声専用ダイヤルに電話を掛けたら、次は「5400(ダイレクト番号)」を入力します。
次にカード番号(ETCカードに記載の7から始まる数字)と生年月日を入力すれば完了です。
解約手続き完了後はETCカードにハサミを入れて廃棄しましょう。
ETCカードだけ解約したい方はここで紹介した方法を行ってください。
楽天銀行カード
こちらは「楽天銀行」が発行しているので、楽天銀行カスタマーセンターに電話して解約手続きをすすめます。
【楽天銀行カスタマーセンター】
9:00~17:00
カスタマーセンターに電話し「7#」を入力すると「その他各種サービスおよびお手続きについて」に繋がります。
あとは指示されたとおりに進めていけば解約手続き完了です。
その際にカード番号が必要になるので、事前に手元に用意しておくようにしましょう。
他の楽天カードに切り替える場合は解約の必要ナシ!
例えば楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替える場合など、他の楽天カードに切り替える場合は解約手続きを行わなくても大丈夫です。
切り替え時はカード番号が変わるので、カード支払いに登録しているサービスは再度、新カード番号を登録しなおす必要があります。
- 光熱費
- プロバイダー
- 月額制ネットサービス
などを利用している方は注意しておきましょう。
例えばMasterCard→VISAに変更したいなら、解約が必要です。
【解約前に確認しよう!】楽天カード解約に関する4つの注意点!
次は楽天カードを解約する前に確認しておくべき、4つの注意点を紹介します。
- 支払いは完了しているか
- 公共料金など変更手続きは終わっているか
- Edyの残高
- ETCカードおよび家族カード
いずれもきちんと確認しておかないと「こんなはずじゃなかったのに…」となりかねません。
後悔することがないよう、きちんと確認しておきましょう。
カードの支払いは完了している?
解約時に未払いがあると、一括請求され、解約後も請求が続きます。
「解約したはずなのになぜか請求が続いているんだけど…」と困惑する方もたくさんいらっしゃいますが、未払いがあれば請求されて当然です。
継続支払いに楽天カードを利用していた場合、停止および変更処理を行ってから、数ヶ月間請求が発生することがあります。
焦らずに、何が請求されているのかを確認しましょう。
もし不明瞭・不審な請求だと感じたら、カスタマーセンターに連絡して内容を詳しく説明してもらうのが良いですね。
公共料金等の支払いの変更手続きは終わっている?
公共料金など、毎月の引落しに楽天カードを設定している場合は、解約前に自分で変更手続きを行う必要があります。
最近はクレジット決済に対応するサービスが増えているので、自身が何に使っていたのかをちゃんと確認しておくことが大事。
一例として次の5つが挙げられます。
- 電気代、ガス代などの光熱費
- 携帯電話代
- 新聞代
- プロバイダー料金
- SpotifyやAmazonプライム、PSPlusなどの月額サービス
Edyは使い切った?
楽天Edy機能を搭載した楽天カードは解約時にEdyの残高が全て無効になってしまうので注意しておいてください。
残高の払い戻しにも対応していないため、必ず事前に使い切るようにしましょう。
ETCカードや家族カードは使えなくなる!
楽天カード解約時にETCカードおよび家族カードといった追加カードも自動的に解約されます。
例えば「楽天カードは解約したけれど、ETCカードだけは引き続き使いたい!」といった利用方法は不可能です。
カード解約時にこれらのカードにハサミを入れて、きちんと破棄しましょう。
解約したらポイントはどうなる??
楽天カードの利用額に応じて獲得できる楽天スーパーポイント。
「カードを解約したらポイントはどうなるの?」と不安になりますよね。
ここからは解約時にポイントがどのように取り扱われるのかをみていきましょう。
ポイントは消滅しない!
楽天スーパーポイントはカードを解約しても残り続けます。
というのも、ポイントは楽天会員のアカウントに紐づけされているからです。
楽天会員を退会しない限りは残り続けるので安心して大丈夫。
もちろん引き続きショッピングなどの支払いにポイントを充当できます。
獲得予定のポイントも問題はない
ポイントは即時反映されるわけではなく、一度「獲得予定ポイント」として扱われ、後日反映される仕組みになっています。
カードを解約しても、獲得予定ポイントは引き続き残るので問題ありません。
具体的なポイント引継ぎ方法の流れ
楽天スーパーポイントを管理しているのは楽天カードではなく、楽天ポイントクラブなので引継ぎは不要です。
例えば国際ブランドを変更する際は、一度解約して再度申し込む必要があります。
しかしそれでもポイント引継ぎ手続きは特にありません。
【知っておきたい!】楽天カード解約Q&A
ここからは楽天カードの解約前に知っておきたい4つのポイントをQ&A方式で紹介していきます。
- 解約にかかる時間
- 解約証明書
- 解約後のe-navi
- カードの処分方法
それでは内容をみていきましょう。
カード解約にかかる時間は?
楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910)に電話を掛けて、ダイレクト番号(5400)を入力。
あとはオペレーターに解約したい旨を伝えるだけと簡単なので、5~10分を見積もっておけば十分でしょう。
ただし時間帯によっては電話が繋がりづらいことも。
平日の11:00~12:00。15:00以降が比較的空いています。
時間に余裕があるならこれらの時間帯を狙ってみましょう。
解約証明書は発行できる?
希望すれば発行してもらえます。
申込みはコレクトセンター(0570-66-6910)に電話し、ダイレクト番号(5400)を入力後、解約したい旨と一緒に解約証明書を希望しましょう。
証明書はハガキが普通郵便で送られてきます。
利用残高がある場合、完済してからの発行。
残高がなければ、通常約2週間で届きます。
解約後に楽天e-NAVIを利用できる?
解約後も引き続き楽天e-naviを利用できます。
ただし機能に一部制限がかかるので注意を。
一例として次の4つの機能は引き続き利用可能です。
- 利用明細の照会
- 請求額の照会
- 支払口座の変更
- e-naviの利用解除
カード解約時に合わせてe-naviも解除してしまった人も、次の2つを満たしていれば再登録可能。
- 解約したカードが手元にある
- 解約カードで登録していたIDが正常である
制限のかかっている機能…例えば支払い方法の変更などはe-naviからは手続きできなくなります。
解約後のカードの処分方法は?
解約し、もう使えないカードとはいえ情報が残っています。
そのため磁気部分、ICカードはICチップ(金色の四角の部分)をハサミで切って、読み取りできない状態にしましょう。
万全を期すなら、1度に捨てるのではなく、複数回に分けてバラバラに破棄した方がリスクを減らせます。
【次の一枚に最適!】コストパフォーマンスに優れたクレジットカード3選
楽天カードを解約したら、次の一枚におすすめしたい、コストパフォーマンスに優れたクレジットカードを3枚紹介します。
選んだポイントは次の3点。
- 年会費無料
- 嬉しい特典
- 使い勝手の良さ
それではみてみましょう。
ライフカード
年会費無料なリーズナブルなカード。
家族カード、ETCカードにも対応し、これらも年会費無料です。
国際ブランドは次の3つに対応しています。
- VISA
- MasterCard
- JCB
1,000円につき1pt獲得できる「LIFEサンクスポイント」が付帯されていて、ポイント還元率は0.5%。
さらに誕生月に利用すると基本ポイントが3倍となり、還元率1.5%と高還元率です。
使えば使うほどお得になる、年間利用額に応じてポイントステージが適用され、メインカードに使いやすいのもメリット。
50万円以上 | 1.5倍 |
---|---|
100万円以上 | 1.8倍 |
200万円以上 | 2倍 |
獲得したポイントはライフカードが厳選する賞品と交換できるだけでなく、他ポイントと交換できるので使い勝手バツグン。
一例として次の5点が挙げられます。
- JCBギフトカード
- QUOカード
- ANA SKYコイン
- ANAマイレージクラブ
- dポイント
さらに充実の海外アシスタンス・サービスが用意されているのも注目です。
海外ホテル・レストランの予約、カードの紛失・盗難時のサポートなど、海外旅行の不安をカバーしてくれます。
一般的なカードのように感じられますが、使えばポイントの貯まりやすさ、そして交換比率の高さを実感できる、高パフォーマンスな1枚です。
コスパにこだわったメインカードを選びたい方に最適なカードとなってくれるでしょう。
ACマスターカード
消費者金融のアコムが発行する、年会費無料のクレジットカードです。
ETCカード、家族カードは非対応。
名前のとおり、対応ブランドはMasterCardとなります。
ACマスターカードの魅力は最短即日発行が可能なスピード。
20歳以上の安定した収入がある人なら、自動契約機(むじんくん)でその場でカードを発行可能です!
カードローン機能も搭載されていて、キャッシング枠と合わせて最大800万円が利用可能と、カードローン+クレジットカードの両方を兼ね備えたハイブリッドな1枚です。
ACマスターカードにはポイントプログラムが搭載されていませんが、自動キャッシュバックサービスが提供されています。
毎月の利用金額から0.25%がキャッシュバックされる、というもの。
例えば10万円の利用なら、250円が自動で差し引かれます。
自動適用なのでポイント有効期限を気にする必要もなく、気軽に使えて助かりますよね。
アコムATMや提携ATMから一括返済を利用して、不要なリボ手数料を避けるように使いたいところですね。
できるだけ急ぎでクレジットカードが欲しい!という方にピッタリなカードです。
横浜インビテーションカード
年会費無料にもかかわらず、全国23万件もの優待サービスが利用できるコスパ最強クラスのジャックスカード。
ETCカード、家族カードも無料で追加できます。
海外旅行傷害保険が最高2,000万円、国内旅行傷害保険が最高1,000万円付帯されています。
国内旅行は利用付帯なので、旅行代金の支払いに使えば適用されます。
海外旅行は自動付帯なので、利用せずとも持っていけばOK。
さらに国内外を問わず、横浜インビテーションカードで購入した品物は年間100万円(1事故につき自己負担3,000円)のショッピング・プロテクションが用意されているのも魅力です。
年会費無料でこれだけの保健機能が搭載されているカードはそうそうありません。
ポイントプログラムはジャックスカードの「ラブリィポイント」が付帯されます。
200円の支払いごとに1pt獲得の、還元率0.5%。
また年間利用額に応じてポイントアップが受けられ、最大100%アップ(年間300万円以上)を目指せます。
貯めたポイントは各種商品と交換、Jデポ(カードショッピング値引き)、他ポイント・マイルとの交換に使えて便利です。
と、ここまででも十分魅力的なのですが、横浜インビテーションカードは「J’sコンシェル」利用で全国23万件の優待サービスが受けられるのが最大のメリット。
- トラベル
- ショッピング
- レジャー
などあらゆるジャンルを手頃な価格で利用できるため、フル活用しましょう。
メインカードとしても活躍してくれますが、旅行保険用&優待用のサブカードとしても優秀です。
より安心して使えるカードを選びたい方に!
まとめ
楽天カードの解約方法、注意点、次に選びたいカードについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ポイントをおさらいしましょう。
- 解約は電話でのみ受付
- ETCカード、家族カードも一緒に解約される
- 楽天スーパーポイントは解約後も引き続き使える
以上3点が挙げられます。
「楽天カードを解約しようと思っているけれど、トラブルが起こらないか不安」
「次はどのカードを作れば良いかな?」
といった方は、今回の記事を読んで、万全の状態で楽天カードの解約ができるように準備しておきましょう。