友達がACマスターカードを解約するみたいなんですが、注意点はありますか?
もちろん。
いくつか注意点があるよ!
解約方法も含めて解説していくね!
アコムが発行するクレジットカードであるACマスターカードは、信用をつけたいという方に人気のカードです。
「十分つかったから解約したい」
「借金を全部完済できたから、他の特典の多いカードへ乗り換えたい」
という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ACマスターカードの解約方法や注意点についてご紹介します。
これを読めば、スムーズに迷うことなく解約できますよ。
この記事の目次
ACマスターカードの解約前に知っておきたい4つの注意点!
解約したくなったら、すぐに解約手続きをしてはいけないですか?
クレジットカードなどお金を扱うものは、解約によって問題が起こるパターンもあるんだ。
問題ですか?
そうだよ。
解約の注意点について説明するね。
もう使わなくなったカードの解約手続きの後に「こんなはずではなかった!」と思う方がいます。
これから紹介する注意点の確認をしっかり行いましょう。
ACマスターカードを解約する前に確認しておきたい注意点について4つご紹介します。
自分は大丈夫かどうか必ず確認しましょう。
借りたお金は返済しなくてはならない
まずしなくてはいけないのが残高の確認です。
カードローンやクレジット利用分の返済が残っていないかどうか確認する必要があります。
もし残っていた場合、必ず返済をしなくてはいけません。
借りたお金は完済する必要があります。
完済できるようであれば、近くのATMなどから残額分を入金し、その後手続きを取りましょう。
疑問があればカードローンデスクへ連絡するのをおすすめします。
解約後にカードが必要な場合は再び審査を受けなくてはならない
一度解約し、やっぱり必要になったとしても、また審査を受けなくてはいけません。
まだ完済したばかりで、他社に借入がないようであればもう少し様子を見てから、解約しても遅くはないでしょう。
公共料金等の引き落としに注意!
公共料金などの支払いを、ACマスターカードで決済している場合は注意が必要です。
解約に時期によっては引き落としがされず、場合によっては突然電気がつかなくなって気が付く方もいます。
公共料金の引き落としクレジットカードや口座の登録にはある程度時間がかかります。
そのため、解約した時点でカードが利用できなくなっているので、設定していた公共料金が引き落とされない恐れがあります。
特に、携帯代金などを設定している場合は注意が必要です。
スマホなどの機種代金を、割賦払いで携帯電話代金と一緒に支払っている方は多いのではないでしょうか。
割賦払いは信用情報に影響があります。
せっかく積んだクレヒスも、解約の方法を間違えると傷をつけてしまう可能性も。
解約後に支払いがされず、携帯代金を意図せず滞納しているケースには注意しましょう。
ACマスターカードを解約する前に、それぞれのクレジットカードや口座振替の変更をしましょう。
短期間で解約をすると信用情報に問題が?
急な出費があり、臨時的にACマスターカードを発行し、カードローンを利用した人もいるでしょう。
そういった場合、なるべく早く解約したいと考えるかもしれません。
確かに返済期間が短く、すぐに解約することは悪いわけではありません。
しかし、解約の情報は信用情報機関に残り、今後クレジットカードやカードローンの審査を受ける際に参照されます。
信用情報には、
- 個人情報
- 今までのクレジット利用・返済履歴
- 滞納・債務整理などの履歴
- 契約しているクレジットカード名
などが、ある一定期間残ります。
当然、短期間での解約情報も残ります。
ですので、今後カード会社に「カードを発行してもすぐに解約されてしまうのでは?」と思われて審査に落ちる可能性も否定はできません。
解約した情報は、5年間残ります。
カードを発行して間もない場合、他のローンやカードに申し込む予定がない場合は、少し待ってから解約しましょう。
ACマスターカードの解約方法
解約の仕方はとても簡単だよ。
ACマスターカードの申し込み方法はいくつかありますが、解約方法は以下のものがあります。
- 電話による解約
- 自動契約機(むじんくん)での解約
それぞれの方法について具体的にご紹介します。
電話による手続き
解約の仕方として一番利用しやすいのが電話による解約手続きではないでしょうか。
電話であれば、仕事中の昼休みなどでも解約することができます。
【電話で解約する場合の流れ】
- 平日の9:00~18:00までにアコムの総合カードローンデスクへ連絡をする
- 解約をしたい旨を伝える
- オペレーターの質問に答える
- 解約手続きの終了
電話で解約をする場合、カード番号や会員番号などが必要になるので、ACマスターカードを手元に用意しておきましょう。
そして、解約時に解約証明書類が自宅に届きます。
都合によって自宅に届けて欲しくない方は、解約時に伝えることで回避可能です。
電話で解約する場合、かかる時間も10分程度と簡単なので
- 時間がない
- 近くにアコムの自動契約機がない
- 人と会いたくない
という方におすすめです。
自動契約機(むじんくん)での手続き
自動契約機(むじんくん)で解約する場合、残高をまとめてその場で支払うことができます。
事前に完済する必要もありませんし、利息分などを考慮せずにその場で金額を教えてもらえるので、大変便利です。
【自動契約機で解約する場合の流れ】
- 営業時間内に自動契約機へ行く
- 備え付けの電話から解約をしたいことを伝え、本人確認書類の提出をする
- カスタマーサポートの方の質問に答える(残高の確認など)
- ACマスターカードを返却する
- 解約証明書類の後日郵送
- 解約完了
自動契約機での解約の場合、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)が必要です。
電話での解約同様に、解約証明書が後日発送されるので、必要ない場合はその旨を伝えましょう。
また、その場で受け取って帰ることもできますので、相談してみてもいいかもしれません。
自動契約機での解約はその日の混み具合によって違い、待ち時間もなければ30分程度で解約が完了します。
- 残金をまとめて払ってしまいたい
- 解約証明書をその日のうちに受け取りたい
- 自宅の近くに自動契約機がある
といった方におすすめの解約方法です。
使用しないカードは適切な処分をしよう!
これで解約の準備万端ですね!
電話で解約します。
ちょっと待った!
クレジットカードはどうするつもり?
もう使えないので捨てればいいんじゃないですか?
それは不用心だよ。
そのまま捨ててしまうと、あとで大変な目に合うかもしれないんだ。
えぇ?!
どういうことですか?!
解約手続き後、クレジットカードを処分する必要があります。
自動契約機での解約であれば、カードを返却することで適切な処分をしてもらえます。
しかし電話解約の場合は自分で処理をするしかありません。
しかしそのままカードを捨ててしまうと、個人情報などを盗まれてしまう危険性があります。
カードの処理方法としては、以下のような流れで行うとよいでしょう。
- カードの裏の黒い時期テープを固いものでこすり、キズを付ける
- ICチップを破壊する(切断するなど)クレジットカードを細かく裁断する
- 細かく分けたカードを複数回に分けて捨てる
磁気テープをこすり磁気を読めないようにし、シュレッターやハサミなどで細かく裁断しましょう。
この時に、ICチップの裁断を忘れないようにしてください。
ICチップにはカードの利用履歴や個人情報など大量の情報が詰まっています。
また、裁断したクレジットカードをつなぎ合わされてしまわないよう、ばらばらに分けて捨てることも大切です。
念には念を重ねることで、より安全にクレジットカードを処理することができます。
ちょっと面倒に感じるかも知れないね。
けれど捨てたカードが悪用されたら誰も補償をしてくれないよ。
次の1枚におすすめできるクレジットカード3選
ACマスターカードでクレヒスも積んだことですし、次はどのカードがいいのか迷ってしまいますね。
いくらクレヒスを積んだとはいえ、最初は審査に通りやすいクレジットカードがおすすめだよ。
どんなカードがありますか?
ぜひ教えてください!
ACマスターカードでクレヒスを積んだ方の中には、もっとお得なクレジットカードに挑戦したいという方も多いのではないでしょうか。
- ポイントが付与されるなどお得に利用できる
- 審査に比較的通りやすい
- サービスが豊富など、利便性が高い
以上の3つに注目して、おすすめのクレジットカードを3枚ご紹介します。
ぜひ参考にして、次に申し込むクレジットカードを考えてくださいね。
楽天カード
楽天市場や楽天銀行、楽天トラベルや楽天ペイなどさまざまな事業を行っている楽天グループ。
その楽天グループである楽天クレジット㈱が発行する楽天カードは、年会費無料で利用できるクレジットカードです。
楽天カード大きな特徴でもあるのが、ポイントの還元率が1.0%と高還元率だという点です。
この他にも、楽天市場でのショッピングでポイントアップの特典を受けることができ、さらにポイントプレゼントなど、さまざまなお得なキャンペーンを行っているので、1.0%以上の還元が期待できます。
楽天市場など楽天グループをよく利用し、お得にネットショッピングを楽しみたい方におすすめです。
イオンカード
イオンフィナンシャルが発行するイオンカード。
WAONなどさまざまな付帯機能を付けることで、52種類ものカードを発行しています。
イオンカードは優待特典が多いです。
毎月決まった日に5%オフやポイントがお得に貯まり、イオングループを利用する方には大変お得。
また、イオンカードを利用し一定条件を満たせば、ゴールドカード会員に無料でなることも可能です。
他のクレジットカードには、なかなかない特徴ですよね。
残念ながらイオンカードが持つポイントプログラムは、還元率が0.5%とあまりいい数字ではありません。
しかし、ポイントアップデーやイオングループでの利用であれば、1.0%の高ポイント還元率。
イオンをよく利用する方に特化したポイントプログラムになっています。
日常的にイオングループを利用し、お得に活用したいという方におすすめのクレジットカードです。
ライフカード
消費者金融であるアイフルの子会社であるライフカード㈱が発行するクレジットカード、ライフカード。
とにかくポイントに特化したクレジットカードです。
ライフカードのポイントは還元率が0.5%です。
なんと誕生月にはポイント3倍、年間一定金額を利用するとボーナスポイントを受け取れるなど、ポイントプログラムに力が入っています。
ポイントの有効期限が5年もあるのが特徴的です。
ライフカードは、効率よく長期的にポイントを貯めてお得に利用したいという方におすすめです。
まとめ
今回はACマスターカードの解約方法や注意点に注目してお話しました。
以下、注目すべき4つのポイントです。
- 解約方法は電話もしくは自動契約機のみ
- 完済をしていないと解約ができない
- 公共料金の設定に注意が必要
- 解約後のカードは細か裁断して処理
いざ解約しようと思ってもどうしたらいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
簡単に解約を済ませ、次のクレジットカードを検討したいといった方は、ぜひこの記事を読んで、ACマスターカードの解約へ進みましょう。
そして確実にカードの処理を行い、次のクレジットカードに挑戦してみてくださいね。