先輩!
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気になったんですが、ACマスターカードってETCカードを発行できるんですか?
車を持っている人にとってETCカードは必須アイテムですよね。
そのためにはETCカードに対応しているクレジットカードを所有する必要があります。
しかし人によってはクレジットカードを作れないことも。
「ACマスターカードはETCカードを作れる?」
「ETCカードに適したクレジットカードを知りたい」
といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回はACマスターカードでETCカードを発行することができるのか。
そしておすすめのETCカードには何があるのかを詳しく紹介していきます。
これからETCカードを作ろうと思っている方は今回の記事を参考に、あなたに合った1枚を探してみてください。
この記事の目次
ACマスターカードはETCカードを発行可能??
ACマスターカードはカードローンでおなじみのアコムが発行しているクレジットカードです。
至極シンプルなスペックになっていて、他クレジットカードの審査には通らなかった方も作成しやすいと高く評価されています。
しかし残念ながらACマスターカードはETCカードや家族カードといった追加カードの発行には対応していません。
ですのでETCカード目的でACマスターカードを作るのは意味がないことになってしまいます。
となると、ETCカードのためには他のクレジットカードを探す必要が出てきますね。
【審査等に自信のない方向け!】おすすめETCカード
次は審査に自信のない方におすすめしたいETCカードを紹介していきます。
選ぶポイントは「審査不要または難易度が易しいこと」です。
それではどのようなETCカードがあるのかを見てみましょう。
楽天カード(ETC)
バイト、パートの方でも申込みやすいクレジットカードの代表格である楽天カードはETCカードに対応しています。
楽天カード自体は年会費無料ですが、ETCカードは年会費540円(税込)が必要。
しかしプラチナランク以上の方はETCカード年会費が無料になって大変お得です。
プラチナ会員にランクアップするためには次の条件をクリアする必要があります。
過去6ヶ月間で2,000ポイント以上かつ15回以上のポイント獲得
楽天カードは100円につき1ptを獲得できるため、単純計算で6ヶ月間に20万円分の買物+15回以上のポイント獲得を達成すればOK。
厳しいように感じられますが、楽天市場などポイントアップを利用すれば無理なく達成できます。
メインカードとして活用すれば十分射程圏内といえるでしょう。
また嬉しいことに、ETCカード利用に対しても100円につき1ptのポイントが付与されます。
楽天系列のお店やサービスを利用する機会が多い方にピッタリです。
ETCパーソナルカード
高速道路6会社が共同で発行するETCカード。
クレジットカードを持っていない方でもデポジット(保証金)を預託すればOKです。
従来ならクレジットカードの審査をクリアした上でETCカードの申込が必要でした。
つまり審査を通過できない人はETCカードが持てないことに。
ですがETCパーソナルカードなら審査不要で発行できます。
デポジット額の計算方法は「平均利用月額の4倍」となります。
平均利用金額は5,000円単位で切り上げとなり、最低金額が5,000円に設定。
つまりデポジット額は20,000円~となります。
デポジットの関係上、最初にある程度まとまった金額が必要になるのはネックですが、審査不要なのは嬉しいところ。
プリペイドカードのように前払い制ではなく、一般的なETCカードと同様に後払い制です。
ゆうちょ銀行または銀行などの貯金口座、預金口座から1ヶ月単位での引き落としとなります。
クレジットカードが作れない方、デポジットを準備できる方に最適なサービスですね。
法人向けETCカード
法人向けETCカードは次の2種類に大別できます。
- クレジット会社発行の法人カード付帯ETCカード
- クレジット不要の法人向けETCカード
「審査に自信がない!」という方は2番目の法人向けETCカードを選びましょう。
これらは上記したETCパーソナルカードと同様、デポジットが必要にはなるものの、クレジットカードなし、ETCカードのみで発行できるのが大きな強みです。
クレジット不要の法人向けETCカードには次の2種類があります。
- NEXCOが発行する「ETCコーポレートカード」
- 高速情報協同組合やETC協同組合が発行する法人用ETCカード
審査なしで発行できる、という意味ではどちらを選んでもOK。
NEXCOのETCコーポレートカードも協同組合を通して作成することができ、こちらの方が手続きを簡略化させられるため推奨します。
クレヒスを積んでカード審査に受かりやすくなろう!
ETCパーソナルカードや法人向けETCカードなど、審査を受けなくても発行できるETCカードはあります。
ですが有料道路支払いでもポイントを獲得できるクレジットカード+ETCカードの組み合わせが理想的です。
そのため最終的には、クレジットカードを発行し、ETCカードを追加発行するのがベスト。
では、どうすればカードの審査に通りやすくなるのか、と言えば「クレヒス」を積み上げることが重要です。
ここからはカード審査で大きなポイントとなるクレヒスについて紹介しましょう。
クレヒスとは?
クレヒスは「クレジットヒストリー」の略。
個人信用情報機関に記録されているクレジットカードやカードローンに関する記録を指します。
私たちのカード情報はすべて個人信用情報機関に登録されていて、各カード会社はこれらを参照できます。
記録内容の一例として次の5点が挙げられます。
- 申込履歴
- 利用履歴
- 支払い履歴
- 借入状況
- 債務整理履歴
延滞を繰り返していて、適切にカードを利用できていない方は「クレヒスに問題がある」とみなされ、審査に落ちやすくなります。
その他にも…
- 複数のカードを所持している
- 他社借入額が大きすぎる
- 自己破産や任意整理といった債務整理を行った経歴がある
といった情報が確認されても審査で不利に働きます。
クレヒスを積み上げるには?
良質なクレヒスを積み上げられればカードの審査で有利に働いてくれます。
ではどうすれば良いのでしょうか。
答えはとてもシンプル。
「適切に使い、その都度きちんと支払うこと」
たったこれだけです。
そのためにはクレジットカードを持っていなくてはなりません。
すでに所持しているのなら、そのカードでクレヒスを積み重ねればOK。
カードを持っていない方はACマスターカードといった発行しやすいクレジットカードをまずは選びましょう。
そして良質なクレヒスを積み上げた上でETCカード対応のクレジットカードにチャレンジするのがおすすめです。
それまではETCパーソナルカードや法人向けETCカードといった審査不要で発行できるETCカードを利用するのが良いですね。
まとめ
ということで今回はACマスターカードのETCカード、おすすめのETCカードについて紹介しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- ACマスターカードはETCカードの発行に対応していない
- 審査不要で発行できるETCパーソナルカード、法人向けETCカードの利用を検討する
- クレヒスを積み上げることでカードの審査に受かりやすくなる
以上3点が挙げられます。
「どうしてもETCカードが必要」
「クレジットカードが作れない人はETCカードを諦めないといけないの?」
といった方はこの記事を参考に、今自身が取れる最良のETCカードの入手方法を選んでください。