ENEOSカードは、エネゴリくんなどで有名なENEOSガソリンスタンドで利用するとお得になるクレジットカードです。

ENEOSカードを検討している方の中には、

と疑問に思う方も多いでしょう。

そこで今回は、ENEOSカードのスペックや、C・P・Sそれぞれの特徴やお得なポイントについて詳しくご紹介します。

これを読めば、ガソリンをお得に給油できて家計も大助かりですよ！

ぜひ読み進めてくださいね。

覚えておきたいENEOSカードの基礎知識

ENEOSカードは、ENEOSでの給油などをお得にしてくれるクレジットカードです。

しかしENEOSカードには3種類あり、それぞれ異なります。

ここでは、C・P・Sの基礎情報をお話ししましょう。

年会費はいくらかかるの？

ENEOSカードにはC・P・Sの3種類があり、それぞれ年会費も違います。

簡単なスペックを次の表にまとめました。

	C（キャッシュバック）	P（ポイント）	S（スタンダード）
年会費（本会員）	▼初年度無料 ▼次年度1,250円（税抜）		▼初年度無料　 ▼次年度1,250円（税抜）　 ※年1回以上利用で無料
家族会員	無料
国際ブランド	JCB・VISA
発行会社	トヨタファイナンス
ETCカード	無料
電子マネー	QUICPay・ApplePay
付帯保険	なし
特徴	給油金額に応じて値引き	利用金額に応じてポイント還元	いつでも2円/Ｌ引き

ENEOSカードは基本的に年会費がかかりますが、Sの場合は年に1度でも加盟店で利用すると年会費は無料になります。

追加できる2枚のカード

C・P・Sそれぞれ、

• ETCカード
• 家族カード

の2種類のカードを追加することができます。

ETCカードは、本人カードだけではなく家族カード分も発行することが可能です。

審査基準

ENEOSカードは、「18歳以上の電話連絡が可能な方（高校生不可）」と申し込み基準を設けています。

年収や職業に触れていない点からみても、学生やフリーター、専業主婦であっても入会が可能だということがうかがえますね。

ただし、いくら収入があっても信用情報に問題がある場合は、審査に通過するのは難しくなってしまいます。

過去に延滞や滞納などといった履歴がある場合は、審査に通らない可能性があるので注意しましょう。

3種類のカードがあるENEOSカード

ENEOSカードに申し込む方の一番の目的は、給油に利用するという方が多いです。

ENEOSカードのC・P・Sは、給油の特典が次のように異なります。

	給油特典
C	カードの利用金額に応じてガソリン代キャッシュバック
P	利用金額に応じてポイントが貯まる
S	給油・灯油がいつでもお値引き価格

それぞれについて解説するので、自分に合ったカードを検討してみてくださいね。

利用金額に応じてガソリン・軽油が割引される「C」

ENEOSカード　Cは、クレジットカード利用金額に応じてガソリンや軽油がキャッシュバックされます。

キャッシュバックの金額については次の表を参考にしてください。

1か月の利用金額	値引き額
1万円未満	1円/L
1～2万円未満	2円/L
2～5万円未満	4円/L
5～7万円未満	5円/L
7万円以上	7円/L

キャッシュバックの注意点は次の4つがあります。

1月	5万円利用
2月	キャッシュバック　5円/Lと確定
3月	ガソリン・軽油の給油　100L利用
4月	請求時に100L×5円/L＝500円のキャッシュバック

ENEOSカードCは、クレジットカードを利用すればするほど、給油代がお得になるクレジットカードです。

カード利用が多いほどもらえるポイントも増える「P」

　　　　　　

ポイント対象	ポイント対象外
▼ENEOS	▼年会費
▼ENEOS以外	▼キャッシング・ローンの利用
▼Apple Pay、QUICPay	▼手数料
▼ETC	▼Edy、au WALLETカードへのチャージ
▼家族カード	▼ティーエスキュービックJCBギフト券の購入

ENEOSでのカーメンテナンス商品の購入や、タイヤ・オイル交換などもポイント対象になります。

ポイント付与率については次の表を参考にしてください。

利用店舗	1,000円ごとのポイント付与
ENEOS	30ポイント
ENEOS以外	6ポイント

たまったポイントの使い道は、後ほど詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

ENEOSカード　Pは、ある程度給油量も多く、ENEOSで車のメンテナンスも行うという方にお得なクレジットカードです。

いつでもガソリン・軽油が2円/L引きになる「S」

しかもメンテナンス商品やショッピングなどで利用すると、ポイントも貯まるポイントカード機能もついています。

各値引きや、付与ポイントについては次の表を確認してくださいね。

種類	値引き額
ガソリン・軽油	2円/L
灯油	1円/L

免税のガソリンや軽油は値引き対象外になります。

ガソリンが値引きされるといえば、ENEOSカード Cとの差が気になる方も多いのではないでしょうか。

	値引	値引額/月	年間値引額	値引後総額	年会費	総支払額
C	4円/L	536円/月	6,432円	234,768円	1,250円	236,018円
S	2円/L	268円/月	3,216円	237,984円	―	237,984円

年会費を考慮しても月2万円以上ENEOSで給油する場合は、Cがお得ということになりますね。

ENEOSカード　Sの場合はカーメンテナンスを利用すると、次の表のようにポイントが付与されます。

	1,000円ごとのポイント付与
カーメンテナンス商品（ENEOSでの利用）
	20ポイント
ENEOS以外	6ポイント

年会費無料で利用したい、給油量は多くないけれど、ENEOSでオイル交換などを行うという方にENEOSカード Sは最適な1枚です。

貯まったENEOSポイントの3つの使い道

ENEOSカードのPとS でたまったポイントはどのように利用すればいいのでしょうか。

貯まったポイントは、商品との交換や他のポイントに移行することができます。

ここでは、ポイントの使い道についてご紹介しましょう。

商品と交換する

貯まったポイントは、ENEOSカードアプリやENEOSサービスステーションなどから、商品との交換申し込みが可能です。

一部ですが交換対象商品については、次の表を参考にしてくださいね。

必要ポイント	対象商品
1,000ポイント	水洗い鼻毛カッター
	スープボウル
	タニタ　でか見えタイマー
	鉄人倶楽部　ヨガ　ボール
3,000ポイント	コンパクト　ボトルブレンダー
	オムロン　電子体温計
	オムロン　音波式電動歯ブラシ　メディクリーン
	停電センサー　LEDサーチライト
	エバートラスト　スリムパワーバンク4000
5,000ポイント	エネゴリくんバスタオル
	タニタ　体組成計インナースキャン
	フォアリス　ワンタッチクッカー鍋　3点セット
	ハンディ　スチームアイロン匠
10,000ポイント	サキュレーター3D
	ワンダーシェフ　エルユム　片手圧力鍋
	勝野式　美姿勢習慣コンフォート
	BRUNO　コンパクトホットプレート
20,000ポイント	三菱　ふとん乾燥機
	シロカ　マイコン電気圧力鍋
	MTG　ReFa CARAT
商品券
2,000ポイント	JCB商品券1,000円分　1枚
	全国共通お食事券　500円分　2枚
	図書カード　1,000円分　1枚
3,000ポイント	JCB商品券1,000円分　2枚
	全国共通お食事券　500円分　4枚
	図書カード　1,000円分　2枚

他のポイントに移行する

ENEOSポイントは、

• Tポイント
• JALマイル
• ANAマイル

の3つのポイントに移行することが可能です。

TポイントはWEB申し込み限定の交換商品になります。

交換ポイントについては次の表を見てみましょう。

必要ポイント	Tポイント
1,000ポイント	700ポイント
2,000ポイント	1,400ポイント
3,000ポイント	2,100ポイント

必要ポイント	マイル
1,000ポイント	400マイル
2,000ポイント	800マイル

キャッシュバックする

必要ポイント	キャッシュバック
1,000ポイント	1,000円分
1,350ポイント	1,350円分

ENEOSカードならではの充実した4つのサービス

ENEOSカードは、ロードサービスなど車関係の特典やサービスが多く付帯されているので、詳しくご紹介します。

車のトラブルなど、万が一の場合に役立つ特典もあるので、ぜひ読み進めてくださいね。

会員限定サイト「ポイントアップマーケット」でポイント最大10倍

ポイントアップマーケットとは、ネットショッピングを利用するときに、経由するだけでポイントがアップするサイトです。

対象ショップは主に以下7つがあります。

ENEOSロードサービス

全国9,500か所もの拠点を持っているので、もしものときに365日24時間、30分から1時間程度で駆けつけてくれる頼れる存在です。

しかも条件を満たせば、無料でサービスを受けることができます。

サービス内容は次の表を参考にしてくださいね。

　　　　　　

	ロードサービス内容	無料条件	有料条件
レッカーサービス	レッカー車による移動	10㎞まで	▼10㎞超え 1㎞ごとに昼500円・夜600円
修理（路上）	▼キーとじ込み	【作業時間】30分以内	▼作業にかかる部品代 ▼ガス欠時のガソリン代 ▼バッテリー充電費用　などの実費
	▼バッテリ－ジャンピング
	▼タイヤパンク時の交換作業
	▼落輪の引き上げ ※落差1ｍ以内・タイヤ1本
	▼ガス欠時給油
	▼その他

またサービスを申し込み後にキャンセルをした場合や、サービスを年に3回以上利用している方は出動費用も実費が必要なので注意しましょう。

サービス対象外となる場合は以下6つのようなケースがあります。

「カーコンビニ倶楽部」が5％オフ

車のキズやヘコミの修理など、5％オフ価格で受けることができるので、大変お得です。

割引サービスを受けるには、専用ダイヤルへ連絡する必要があるので、以下の番号を利用しましょう。

申し込み時にENEOSカードを持っていること、カードコンビニ倶楽部ではENEOSカードの呈示が必要になるので、必ず持参してください。

オリックスのレンタカーが10%割引で使える

対象となるレンタカーは、次の3つです。

• オリックスレンタカー
• レンタカージャパン
• エックスレンタカー

下記のレンタカー優待専用窓口があるので、そちらへ連絡し予約をしましょう。

対応する2つの電子決済サービス

近年では、スマホを使った電子決済サービスを利用する方が増えました。

ENEOSカードは、

• QUICPay
• Apple Pay

といった2つの電子決済サービスに対応しています。

といった方には、電子決済サービスは大変便利でおすすめです。

それぞれどういった電子決済サービスなのか、ご紹介しますので参考にしてください。

QUICPay

スマホもしくはQUICPayカードさえあれば、ENEOSカードを自宅に置いてきたとしても、決済ができます。

利用できる主な店舗としては、以下の3つがあります。

• セブンイレブンなどコンビニ
• マクドナルド
• すき家

上記以外にも、QUICPayのステッカーが貼ってあるお店であれば、どこでも利用することが可能です。

ただし、1回のお会計金額は20,000円までと上限があるので注意しましょう。

Apple Pay

しかも、決済時には指紋認証もしくは顔認証をしながら決済をするので、セキュリティ性もあります。

Apple Payもしくは、QUICPayのマークがある店舗で利用することが可能です。

主な利用可能店舗としては次の10店舗があります。

QUICPayとは違い、1回のお会計での利用制限がないので、電化製品など大きな買い物をするときにも利用可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ENEOSカードC・P・Sの違いや、特徴、サービスなど詳しくご紹介しました。

ではおさらいとしてポイントを3つご紹介します。

といった方は、この記事を参考にENEOSカードを検討してみてくださいね。

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