持っているだけでステータスを感じることができるカードは素敵だよね。
ゆいちゃんはステータスカードと言われたら何を思い浮かべる?
えーっと・・・・・・アメックス??
そうだね。最近多くの会社がゴールドカードなどの審査を緩和している傾向にある中、アメックスは今でもその輝きを失っていないよ!
ステータスカードの決定版といえば、アメリカンエキスプレスカードを誰もが思い浮かべるかもしれません。
一般的なクレジットカードの多くにもゴールドカードやプラチナカードが存在しますが、それでもアメリカンエキスプレスカードのステータスの高さは揺るぎないと考える人も少なくないです。
今回はそんなアメリカンエキスプレスカードの詳細に迫ります。
この記事の目次
アメリカンエキスプレスって何のこと?
アメリカンエキスプレスはトラベラーズチェックとクレジットカードを発行している米国の企業で、略称としてアメックスとよく言われているよ!
アメリカンエキスプレスはステータス性が非常に高いことで有名です。
今ではステータスカードの代名詞となっているアメックスですが、1850年の創業当初は運送会社としてスタートしていて、戦時下においてトラベラーズチェックの発行で高い評価を得てから1958年にクレジットカード事業に参入をしました。
7大国際ブランドについて
国際ブランドとして知られる有名な企業は7つあります。
これらを7大国際ブランドと呼んでいるのですが、世界的シェア(どれだけ多くの人に使われているか)を見るとVISAとマスターカードで世界シェアの9割を抑えています。
意外なことに日本では絶対的な強みを見せるJCBも世界的なシェアで見ると1%程度なのです。
もっとも、銀聯カードなんかは、中国はもとより中華圏の国で使われているので潜在的な発行枚数はすでに世界一であったり、この記事で取り上げるアメックスは高いブランドを持っていたりするので、シェア率だけでカードの良し悪しは決まりません。
そしてこの7大国際ブランドのロゴの付いているカードを持っていれば世界中で利用できるということですね。
国際ブランドってなに?
クレジットカードに必ず刻印されているのが「JCB」や「VISA」そして、「American Express」などのロゴマークです。
これらのロゴマークは国際ブランドと呼ばれていて、このブランドマークが刻印されると、国内だけではなく世界中で使えることを意味します。
このことから国際ブランドと呼ばれています。
国内では「JCB」「VISA」の名前を見るのが圧倒的に多いですよね。
ちなみに国内でしか利用できないものを国内ブランドと呼ぶよ。
もちろん店舗が加盟していないとそのクレジットカードは利用できないけどね。
VISAやマスターカードなどは世界中の店舗が加盟しているので、大きなシェアを持っています。
もっとも、それは利用頻度が高いということで、国際ブランドの中でもステータス性を求めるのでしたら、アメリカンエキスプレスやダイナースといったところに落ち着くでしょう。
シェアの高さとブランド力というのは相容れない部分があるのも事実なのです。
一つの国際ブランドに絞って利用する人もいれば、複数の国際ブランドのクレジットカードを臨機応変に使う人もいるから、自分のライフスタイルに合った使い方をするのをおすすめするよ。
また、クレジット機能だけではなく、クレジットカードの持つ様々な付帯サービスを受けることができるのも国際ブランドの大きな魅力となっていると言えるでしょう。
アメリカンエキスプレスの特徴は?
アメリカンエキスプレスは米国のクレジット会社です。
アメックスとも呼ばれています。こちらのほうが一般的に浸透している名前かもしれませんね。
クレジットカード事業に参入したのは1958年で、60年近い歴史を持っていて、日本のクレジット業界に参入したのは1980年です。
アメリカンエキスプレスカードの特徴は高いブランドイメージ!
7大国際ブランドの中でもアメリカンエキスプレスのブランド力はトップクラスだと言えるよ。
利用者に手厚いカードとしても有名で、カード紛失時は支店の存在する国であればどこの国で発行されたカードであっても、ほぼ即日に再発行され、滞在先に届けるなどの迅速な対応でも名高いです。
海外旅行先での、ステータス性の高さはもずば抜けていて、持って安心の一枚となっているのは間違いありません。
そうしたことから、アメックスのプロパーカードは抜群のステータス性を持っています。
VISAやMasterCardなどは自社からクレジットカードを発行していないけど、アメリカンエキスプレスやJCBは自社発行を行っているんだ!
持っているだけでステータスを感じることができるクレジットカードブランド!
現金を使うのであればクレジットカードは必要ありません。
しかし海外はキャッシュレス社会なので、クレジットカードを持っているか持っていないかで社会的な評価も変わってしまうそうです。
そしてカードの利用頻度が増えれば当然、「どのカードを持っているか」ということも一つのステータスになります。
その中でも多くの人が高ステータスカードとして認めるのがアメリカンエキスプレスだと言えるでしょう。
日本ではそれほど意識はされないけど、海外では特にクレジットカードがその人の信頼度や社会的ステータスを証明するものとして重要視される文化があるんだ。
例えばアメックスの一般的なカードでも年会費が12,000円かかるから、自然と所有者のステータスの高さを表し、社会的な評価も高くなるというわけだね。
JCBと提携していて日本でも幅広く利用可能!!
クレジットカードは、レジやお店の看板などにブランドロゴが掲示されていて、それを目安にして私たちは手持ちのクレジットカードが利用できるかどうか判断することができます。
ところがアメリカンエキスプレスはブランド店であればどこでも利用できるのですが、一般の店舗となると使えるところが激減してしまいます。
これが、アメリカンエキスプレスのデメリットとして長く言われてきました。
仮にステータスが高くてもクレジット機能が使えないのはとても不便なカードです。
けれど10年以上前にJCBと提携を始めて、現在ではJCBカードが利用できるお店のほとんどでアメリカンエキスプレスのカードが利用可能です。
もちろん100%使えるということではないので、事前の確認が必要だね!
また、反対にアメリカンエキスプレスが使えるお店ではJCBのカードが使えるということにもなるから海外旅行の際には非常に便利だよ。
自社でカードを発行している。
自社で発行しているクレジットカードをプロパーカードというのですが、アメリカンエキスプレスは自社でプロパーカードを発行しています。
VISAやマスターカードは自社でカード発行をしていません。
さらにアメリカンエキスプレスやダイナースカードはそのステータスの高さを非常に大事にしていて、この二社のプロパーカードの価値が非常に高いです。
他社でもカードを発行している!
アメリカンエキスプレスは、他社がライセンス権利を得てクレジットカードを発行しています。
プロパーカードは最低でも12,000円の年会費がかかります。
それでも、アメリカンエキスプレスのクレジットカードを持ちたいという人も少なくないでしょう。
そのようなときは、アメリカンエキスプレスのロゴが入った他社のクレジットカードに申し込みをするのはいかがでしょうか。
クレディセゾンが発行する、アメリカンエキスプレスの提携カードはなんと年会費が実質無料です。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードはアメックスデザインカードの中でもかなりリーズナブル!!ステータスブランドをこの機会に手に入れよう!
アメリカンエキスプレスのプロパーカードト比較して機能が削られているけど、それでもアメックスのロゴ入りのクレジットカードを持つことができるのは嬉しいよね。
アメックスならでは!高特典やサービス!!
アメリカンエキスプレスカードを持つことのメリットとして多彩な特典やサービスが挙げられます。
例えば、カードを紛失したとしても「即日再発行」を行ってくれるため、クレジットカードを無くしたというストレスを最小限にしてくれます。
そしてその他にも様々なサービスや特典があります!
旅行関連の手厚いサービス!!
旅行となると国内旅行だけではなく海外旅行でも、アメリカンエキスプレスではトラベルデスクを用意しています。
ここに電話一本入れるだけで予約の全てを手配してくれるのです。
チケットやホテルの予約やちょっとした相談でも、しっかりと対応してくれるのは嬉しいよね。
アメリカンエキスプレスは良質なサービスをクレジット業界に参入してからずっと行ってきているんだ。
年会費が高い分サービスは充実してるんですね!
「ブランド」や「ステータス」を感じさせるサービスがアメックスの強みだよね。
旅行となると、空港での待ち時間にラウンジを使いたいものですが、アメックスカードを持っていると、世界中の600ヵ所以上の空港のラウンジを無料で利用することができます。
アメックスユーザーとしてはこれはすでに当たり前のことではあるのですが、利用できない他社のクレジットカードと比較するとその差は歴然と言えます。
海外旅行先で困ったことがあったときに、現地の言葉しか通用しなかったらかなり不安になります。
そういった場合もトラベルデスクでは、日本語対応をしてくれるのでこれはかなり便利です。
トラブルのときだけではなく、「ここに行きたいんだけど・・」など細かい要望にもしっかりと応えてくれるのですから、まさに旅行先では欠かすことができないカードとなっているのです。
海外旅行では現金が必要なときがありますので、アメックスとは別にVISAやマスターカードを持っておくと便利です。
その他にも素晴らしいサービスや特典が!
アメックスカードの利用についてもポイントが溜まります。100円1ポイントですから、200円で1ポイントの付与というクレジットカードがある中で、これはある意味ポイント還元率が高いと言えます。
また、アメックスカードを利用できる店舗は少ないという先入観はいまだにあります。しかし、大手コンビニでは確実に使えますし、流行りの交通系ICカードへのチャージも思うがままです。
いまでは、公共料金の支払いにも使えるようになっていますから、毎月発生する固定費によって知らず知らずのうちにポイントが溜まっていることになります。
さらに、楽天ポイントやTポイント、さらにはマイレージポイントなどに交換が可能です。旅行好きの人であれば、ポイントを集約して全てマイレージポイントにすることができます。
アメックスカードでは最初に利用限度額が設定されていますが、利用頻度の高さ、支払い遅延なしなどの利用履歴がかさんでいくと、すぐに利用限度額が上がっていきます。
青天井ということはないのですが、育成の楽しみがあるのもアメックスカードの特徴だといえます。
最初は限度額が30万円だったのが数年で100万円にまで限度額が上がることも夢ではありません。
カードによっても違う。驚くべきサービスとは??
アメリカンエキスプレスは一般的なグリーンカードの他にゴールドカード、プラチナカード、センチュリオンカードを発行しています。
アメックスカードはチャージカードと呼ばれていて、支払い方法は一括払いに限定されています(リボルビング専用のカードも別に発行されています)。
ゴールドカード、プラチナカード、センチュリオンカードはそれぞれ、年会費が違ってきます。
プラチナカード
グリーンやゴールドでもかなりの好待遇なのですが、プラチナになるとさらにワンランク上のサービスを受けることができます
プラチナカードですが、その特典としてあげられるのが、高級ホテルの上級会員特典、旅行保険の保障内容、そして優秀なプラチナコンシェルジュです。
プラチナカードには世界的に有名なホテルでの最上級待遇VIP資格が付帯されているので、プラチナカードを持っている喜びに浸ることができるでしょう。
センチュリオンカード
このカードは存在を公にされていません。
インビテーション(招待状)が届いてから入会手続きに入るというもので、アメリカンエキスプレスから認められた人でしか保有することができないことになっています。
そのサービスはプラチナカードを超える最高級のものとなっているそうで、サービスの内容も、噂や推測でしかわかっていません。
まとめ
アメリカンエキスプレスはクレジットカード事業に参入してからというもの、一貫してそのブランドイメージを高く保つことを至上命題としてきました。
その狙いは的中していて、今では世界一のステータスを持つカードとなっているのです。キャッシング機能はありませんが、様々な買い物のシーンでクレジット機能が活躍してくれます。
大事なのはカードを保有してからの利用状況です。利用頻度によって信頼関係が生まれそれをさらに育んでいく楽しみがアメックスカードにはあると言えるでしょう。
- 世界でも通用する国際ブランド
- JCBとも加盟していて利便性は高い
- 圧倒的なステータス性の高さ
- 充実したサービスや特典
- カードを育てていく楽しみ