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世界シェアNo.2のマスターカード!!国際ブランドとしての特徴って?

男_はてな

ゆいちゃんはマスターカードを知っているかい?

女_基本

はい。CMでもよく見かけるので存在は知っています!

女_汗

けど、正直どういったカードなのか詳しいことはわからないですね・・・

男_教える

VISAと比較すると、国内においては知名度はそこまで高くないマスターカードだけど、世界的にはとても有名な国際ブランドなんだ!今回はそんなマスターカードについて詳しく解説していくよ。

マスターカードはクレジットカードの国際ブランドの一つです。日本国内ではVISAとJCBが2強として君臨していて、マスターカードは、その陰に隠れている存在のように見えますが、世界的なシェアはVISAに次いでいますし、知名度も抜群です。マスターカードは米国の企業ですが、欧州で強いとされています。そのようなマスターカードをここで徹底的に解説していきます。クレジットカードとして、VISAを選ぶべきかマスターカードを選ぶべきか・・・悩んだときにためになる情報を紹介します。

マスターカードって何のこと??

マスターカードは、クレジットカードの7大国際ブランドの一つです。マスターカードは、米国の企業で、クレジットカードそのものを発行している企業ではなく、クレジットカードの決済機能を提供している企業です。

マスターカードは、自身ではクレジットカードの発行をしていません。ライバル会社でもあるVISAも同じように、クレジットカードの発行をせずに決済システムだけを提供しています。これは、カード発行は提携会社にまかせて、決済システムにのみ注力するためです。

7大国際ブランドについて

国際ブランドのマスターカードですが、マスターカードの他に6つの国際ブランドがあり、マスターカードと合わせて7大国際ブランドと呼んでいます。まずはマスターカード以外の国際ブランドを紹介しましょう。

まずはじめに、VISAのロゴの入ったクレジットカードを持っている人は多いと思いますが、日本国内だけではなく、世界中で一番使われているのがVISAのロゴの入ったクレジットカードなのです。世界シェアはナンバーワンとなっています。

そしてVISAに勝るとも劣らないくらいのシェアを誇っているのがマスターカードなのです。

女驚き

マスターカードってすごいんですね!

男_教える

国際ブランドとして名前が認知されていることが既にすごいからね。

シェア率でみるとVISAの方が高いけれども、マスターカードの利便性はとても高いよ!

次は中国国民のお財布カードとして知られる、銀聯カードです。

シェア的には10パーセントに満たず、マスターカードにも及ばないのですが、取扱高がものすごく、すでにVISAを抜いてナンバーワンと噂されているのです。もっとも、銀聯カードはデビットカードが多いとされているのでその実態はまだまだ未知数です。

銀聯カードの存在感は増すばかり!!主に中国・中華圏で60億枚以上も使われる発行枚数世界1位のカード

そして、AmericanExpressです。

「このカードを持っていれば世界中どこでも好待遇を受けることができる」と言われるくらいステータス性の高いカードです。日本でも馴染みのあるアメックスのカードも国際ブランドなのです。

さらに、アメックスにもひけをとらないのがダイナースクラブカードです。このカードもステータス性の高い国際ブランドカードとして有名です。

そしてJCBカードです。これは日本発の国際ブランドです。世界的に知名度やシェアは低いのですが、アメックスと提携していることもあって世界中で使える国際ブランドカードとなっています。

JCBは日本オリジナルの国際カードブランドで国内利用向きのカードが豊富

最後に、日本国内では発行されていないディスカバーカードですが、JCBと提携しているので、来日した外国人が使える状況になりました。それもあって来日する外国人の数が増えているのかもしれませんね。

国際ブランド

  • JCB
  • VISA
  • アメリカンエキスプレス
  • マスターカード
  • ダイナース
  • ディスカバーカード
  • 銀聯カード

国際ブランドって何?

誰でも1枚は財布の中にクレジットカードを持っている時代です。そしてそのクレジットカードにはVISAやJCBといったロゴが銘記されていないでしょうか。

VISAやJCBも国際ブランドと呼ばれていて、その国際ブランドのロゴが銘記されていると、日本国内はもとより、世界中で使えるクレジットカードとなるのです。

国際ブランドとは反対に国内でしか利用できないクレジットカードもあります。DCカードなどがその代表的なものですが、DCカードもVISAと提携することで、世界中で使えるようにしています。

世界中で利用できる国際ブランドですが、国内と同様にお店がその国際ブランドの加盟店でなければなりません。

男_基本

少しややこしいんだけど、

・「自身でクレジットカードの発行をせずに、お金の授受を行う決済システムだけを提供しているところ」

・「自身でクレジットカードを発行しているところ」

など、国際ブランドにもこういった特徴がそれぞれあるんだよね。

前者はVISAやマスターカード、後者はアメックスやダイナーズクラブが有名だよ!

男_教える

それでは日本が誇る国際ブランドのJCBはどうなのかというと、これは自身でもクレジットカードを発行しているよ!

また、ライセンス契約をしてクレジットカード発行会社がJCBのクレジットカードを発行しているところもあるんだ。

いずれにしても、国際ブランドのロゴが銘記されているクレジットカードであれば世界中の店舗で利用できるということになります。

マスターカードの特徴は?

マスターカードは米国の企業で、クレジットカードの国際ブランドの一つです。

1966年にニューヨークマンハッタンで創業がスタートしました。現在では世界的にもVISAに次ぐシェアを持っている国際ブランドで、特に欧州で強いとされています。

その要因としては2002年に欧州で強いシェアを持っていたドイツのユーロカードと統合したことが挙げられます。そしてユーロカードですから、ユーロ加盟国では強いシェアを持っていることが容易に想像できます。

また、世界で4,000万店近い加盟店を誇る国際ブランドでもあるのです。

男_困る

マスターカードについて忘れてはならないのが、マイナーマスター問題です。

これは、マスターカードの加盟店でありながらマスターカードが利用できない店舗が少なからずある問題で、古いクレジットカード端末機を未だに使っている店舗などではこの問題が解消していません。

男_教える

この問題が少なからずあるということも覚えておいたほうがいいかもしれません。新しい店舗であればこういった問題はないので安心してマスターカードのクレジットカードを利用することができます。

国内ではVISAの陰に隠れているかのようなマスターカードですが、利用できるところはVISAに匹敵していて使い勝手のよい国際ブランドとなっています。

世界シェアNo.2 日本でも数多く利用できる!

マスターカードは米国発祥のクレジットカードの国際ブランドです。

現在国際ブランドとして認められているものは7つあり、7大国際ブランドと呼ばれていますが、マスターカードはその7大国際ブランドの一つです。

そして、売上高や加盟店舗数などでVISAに次ぐ世界シェアナンバー2の座に君臨しているのです。

これは、マスターカードのクレジットカードを保有している人が多く、尚且つそれを利用している人が多いことを意味しています。それはとりもなおさず、マスターカードの加盟店が多いからでもあるのです。

男_笑う

加盟店舗数が多いということはそれだけクレジットカードを利用できる機会が増えるということだね!

そして、「日本ではVISAの知名度が高くマスターカードを利用している人は少ないのでは?」という印象がありますが、国内では、知名度の高いクレジットカード発行会社である三井住友カードがVISAと同様にマスターカードを取り扱っていることで、利用できる加盟店舗はVISAとほとんど変わりはありません。

特にマスターカードはVISAの牙城を崩すべく日本のみで享受できるサービスなどを積極的に展開しています。

マスターカードのクレジットカードを持っていて良かったと実感できるものばかりですから、これからのマスターカードのクレジットカードは十分に選択肢に入ることでしょう。

VISAにはない国内サービスも!!

マスターカードの特徴は、VISAにはない国内サービスを提供している点にあります。

有名なのは平成27年に発表された、PRICELESS JAPANという日本向けのプログラムです。

これは、マスターカードブランドの付いたクレジットカードを所有している人向けのサービスなのです。

日本人の志向に合った、

  • ショッピング
  • 旅行
  • 飲食
  • エンターテインメント

の四つの分野について、それぞれ特別な体験やイベント、さらには格別の優待を受けることができるものです。

具体的には毎月10店舗限定で、普通でしたら予約すらできないような名店の優先予約ができるサービス、さらには全国500店舗の飲食店で最大15%割引になる特典、そして、Jリーグ応援店舗の利用で10%の割引などがあります。

お店は限られますが意外と近くに割引をしてくれるお店があるものです。マスターカードならではの特典が満載のPRICELESS JAPANは、それだけでもマスターカードを持つ価値があるくらいのサービスなのです。

自社ではカードを発行していない

7大国際ブランドは、その性質から二つの種類に分けられます。

  1. 自社では金銭授受の決済システムだけを提供する
  2. 自社でクレジットカードを発行している

一つ目はVISAとマスターカードがこれにあたります。この二つのブランドは自社でクレジットカードの発行をしていません。

ですから提携しているクレジットカード発行会社が、VISAやマスターカードからライセンス供与を受けて、クレジットカードを発行しているのです。

一方二つ目はダイナーズクラブ、American Expressなどの国際ブランドがこれにあたります。これらは自社でクレジットカードを発行している会社です。

そして自社で発行しているカードをプロパーカードと呼び、高いステータス性を有しています。

プロパーカードは日本発の国際ブランドであるJCBも発行していますし、同時にクレジットカード発行会社にライセンス供与もしています。

そこで、マスターカードは何故自社でクレジットカードの発行をしないのかという素朴な疑問があります。答えとしては、マスターカードは決済システムの提供のみに注力することでより広いシェアを獲得しようとしているのです。これは巡り巡って利用者の利益になることは間違いありません。

発行会社が多いから、自分にあったカードが選べる

マスターカードは自社でクレジットカードを発行していません。

ですから、マスターカードブランドのクレジットカードは全て、ライセンス供与されたクレジットカード会社から発行されているのです。

そのため、数多くのクレジットカード会社からマスターカードブランドのカードが発行されています。

男_教える

有名なのは三井住友カード

ここはVISAカードを取り扱っている会社として有名だけどマスターカードも取り扱っていて、銀行系のクレジットカードとしてステータス性が高いよ。

男_基本

他にはオリコやアコムといった消費者金融系の会社や、トヨタファイナンスといった信販系の会社からも発行されているし、楽天やイオンなどの流通系の会社からもお得なカードが発行されているから自分に合ったマスターカードブランドのクレジットカードに申込むことができるんだ!

特にイオンで買い物する機会が多いのであれば、イオン系のマスターカードブランドのクレジットカードを持つことをオススメするよ!

ブランドごとにサービスが違う?

国際ブランドごとにサービスが違うのは事実です。

また、同じ国際ブランドの中でも

  • 一般カード
  • ゴールド
  • プラチナ
  • ブラック

といったように様々なグレードのカードが存在しているのです。

国際ブランドの一般的なカードとなると、誰でも比較的簡単に保有できるカードがVISAやマスターカードになります。だからこそ、世界的にも利用している人が多いカードとなっているのです。

いっぽうで、ダイナーズクラブカードやAmerican Expressカードは一般のカードでも年会費が高いことと一定の年収のある人しか保有できないので、ハードルは自ずと高くなってしまいます。

享受できるサービスもそれによって違いが出てくるのですが、VISAやマスターカードは自社でクレジットカードを発行せず、ライセンス供与したクレジットカード会社が独自のサービスを展開して利用者を増やすように努力しているのです。

ですから保有を検討している人はそのような、クレジットカード発行会社が提供するサービスなどを見定めてクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

  • 同じ国際ブランドでも様々なグレードが存在する
  • 世界的にも利用者多いカードは保有しやすい
  • ステータス性の高いカードは保有するハードルが高い
  • 国際ブランドによってサービスが違う
  • 自分に合ったものを選ぶことが大切

マスターカードユーザーには嬉しいメリット

マスターカードブランドは、国内はもとより、世界を見据えたクレジットカードと言えます。

国内でも多くのお店でマスターカードブランドのクレジットカードが使えますし、自社でカード発行をしていないので、数多くのクレジットカード発行会社がライセンス供与を受けてクレジットカードの発行をしています。

男_基本

マスターカードを持つメリットの一番に挙げられるのはステータス性だろうね!

女驚き

それは意外ですね!!ステータスカードと言えばアメックスカードやダイナーズクラブカードがすぐに頭に浮かびます。

男_ご機嫌

「マスターカードは必ずしも富裕層向けのカードではない」と日本ではそのようなイメージになりがちだけど、世界的にはそうとは限らないよ。

男_教える

マスターカードにもゴールドチタンプラチナ、さらにはワールド、そしてワールドエリートという世界的にも認められているステータスの高いマスターカードブランドのクレジットカードが存在しているんだ!

そしてこのワールドエリートのカードというのは、他のクレジットカードのブラックカードよりもステータスが高いとされていて、日本では発行枚数がゼロとも言われている幻のカードとなっているんだよ!

また、マスターカードの使い勝手の良さもメリットの一つに挙げられます。

日本では馴染みがないといいましたが、知名度がVISAよりも劣るというだけで、VISAと同じように加盟店舗数が多く、クレジットカードが使えるほとんどの店舗でマスターカードブランドのクレジットカードが使えます。

海外に強いマスターカードのサービスとして心強いのが、海外用携帯電話・WIFIサービスを優待価格でレンタル可能ということです。

手持ちのスマホを海外で利用できるようにするよりも海外でレンタルするほうが格段に便利なので、海外旅行ではこのサービスを是非とも利用したいものです。対象地域は限られますが、それでも世界主要国、主要都市では問題なく使える優れものです。

どのブランドカードがよいのか

数ある国際ブランドの中でもVISAブランドのクレジットカードが世界中で使えるカードとして利用価値の高いものです。

また、マスターカードブランドのクレジットカードでしか享受できないサービスに捨てがたいものがあるのも事実です。

国内では数多くのクレジットカード会社がマスターカードブランドのカードを発行しています。

VISAブランドのカードには無い特典もありますので、そのあたりは自分で取捨選択する必要があります。

男_困る

実は海外に出ると、受けるサービスはマスターブランドで統一されてしまうよ。

女_基本

VISAを取り扱っている店舗の多くはマスターカードも扱っていたとしても、どちらか一枚でいいですし、シェア率がNo.1であるVISAブランドのカードを持つ方がいいような気がしてきました。

男_笑う

それでもマスターカードを勧める理由は別にあるよ!

男_基本

海外ではどうしても現金が必要な場面があるよね!

女_汗

はい。ホテルのチップであるとか、タクシー料金などはキャッシュがやっぱり必要ですね。あと、小さなお店などではクレジットカード決済ができても利用を断ってくることがあるかもしれないです・・・

男_教える

実は海外でキャッシングしようとすると、マスターカードでキャッシングできるATMとVISAカードでキャッシングできるATMが明確に別れている場合があるんだ。

つまり、VISAとマスターカードブランドのクレジットカードを2枚持ちすることでキャッシングで困ることも減るし、それぞれカードが使えない時に補完的な役割をしてくれて非常に便利だよ!

VISAは「PLUS(プラス)」、マスターカードやJCBは「Cirrus(シーラス)」のマークのついたATMを利用してキャッシングができます。

まとめ

マスターカードは国際ブランドの中でも世界的なシェアはVISAに次いでナンバー2となっています。

国内においては、知名度は低いというわけではないのですが、VISAや日本発の国際ブランドであるJCBの陰に隠れがちです。

しかし、保有してみるとクレジットカード会社が努力しているのか、様々な特典やサービスが目白押しとなっているのです。

このような特典やサービスを見てみるとVISAに劣っている部分はまったくないことに気がつきます。

そして、世界に出るとJCBとは立場が逆転して、マスターカードの知名度の高さを思い知ることになるのです。

また、マスターカードにはキャッシュパスポートサービスがあります。

キャッシュパスポートサービス=年齢制限がなく持つことができ、プリペイドカードと同様でチャージした分だけ利用できる。

このキャッシュパスポートは日本円はもちろん、米ドルやユーロ、英ポンド、豪ドルなどにも対応しています。

主だった国で問題なく利用できるので、子供が海外旅行をする場面があれば一枚持たせておくと安心です。

VISAと比較されがちなマスターカードですが、VISAにはないサービスもたくさんあります。

VISAを補完するための2枚目のカードとして重宝しますし、マスターカード一枚だけでも十分な実力を発揮するクレジットカードなのです。

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