最近だと直接お店に行くことよりも、ネット通販で購入する機会が増えました!
そうだね。時代の流れと共に色々なものが変化しているよね!
クレジットカードの世界でもそうだよ。近年、従来までは存在すらしなかったカードが注目を浴びているんだ!
それがネット系・通信系のクレジットカード!年会費無料のものが多く、簡単に利用できる優れたカードなんだ。
現在、日本のクレジットカードの利用率はさほど高くありません。
そのため、カードを持っていても利用しない、もしくは信用のおける銀行系や信販系といった老舗のカードを持っている人は多いのではないでしょうか。
その中でも、近年勢力を伸ばしているネット系カードと通信系カードについてお話したいと思います。
この記事の目次
ネット系・通信系カードの基本のき
クレジットカードの主流と言えば、従来までは銀行系や信販系のクレジットカードでした。
しかしネットショッピングやスマホなど通信機器が広まるにつれて、ネット通販系・通信系と呼ばれるクレジットカードがさまざまな特典をつけ、勢いを伸ばしています。
ネット系カード・通信系カードの利用者層は若年層が多く、40代以上になると利用率も低くなるよ。
その理由としては、もともとクレジットカードに抵抗を感じる人や、セキュリティ面が心配などといった人が数多くいるからだと推察できるよ。
ネット系カードとは何か?
ネット系カード(ネット通販系クレジットカード・インターネット系クレジットカード)は、ネットショッピングサイトの運営会社などが発行しているカードです。
その特徴は、ネット上の利用に特化したサービスや提携先が多いことです。
ネット系カードの多くは、セキュリティの強化や不正利用に対応したカードが多いよ。
また、貯まったポイントをそのままネットショッピングにも利用できるなど、生活に合わせた使い方ができるなど利便性の高いカードなんだ。
利用には自社サイトへの会員登録が必要になります。
ネットショッピングを多く利用する人には、ぜひ利用してほしいカードですね。
主なネットカード | ・楽天カード ・Yahoo!JAPANカード ・Amazonカード ・ZOZOカード ・三井住友VISAバーチャルカード |
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通信系カードとは何か?
通信系のカードといえば主に
- Softbank
- DOCOMO
- au
といったキャリア会社から発行されているクレジットカードのことです。
このほかに、NTTグループカードやプロパイダーから発行されるカードもあります。
通信系カードは通信機器やクレジットカードを利用することでポイントが貯まります。
そして貯まったポイントは携帯・スマホの機種代などにあてることができるので非常に便利です。
スマホは実質金額と表記され、各特典や割引を引いた金額で表示されていることが多いですが、その特典などがないと考えると最新機種で9万円前後もかかります。
いずれは変えなくてはいけない機種なので、貯まったポイントを利用できるのはうれしいですね。
主な通信系クレジットカード | ・dカード ・NTTグループカード |
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知っておきたい、それぞれのカードの特徴
ネット系カード・通信系カードそれぞれの特徴や注意するべき点とはどういったものがあるのでしょうか。
ネット系カードの気になる特徴!ポイントに強い!
ネット系カードの特徴としては、他のカードにはないポイント還元率の高さが挙げられます。
自社のネットショッピングサイトでのポイント還元率が1%から3%と高いのはもちろんですが、ポイント3倍、10倍などキャンペーンを頻繁に行います。
提携先も多くポイントが貯まりやすいのが特徴です。
また、貯まったポイントをマイルへの交換など、ショッピングだけではなく他の方法で利用することができます。
ポイントを利用するうえで、ショッピング以外に使えるのも消費者にとって選択肢が広がり、使いやすいカードといえます。
そしてカードを新規発行した場合、一般的に2,000円から8,000円のポイントがつきます。
ショッピング保険が付帯されている
ネットショッピングには欠かせないのがショッピング保険です。
ネットショッピングの多くは、現物を見ずに購入し配送されるので、万が一の時に泣き寝入りなんてことにならずにすむのは嬉しいです。
審査が通りやすい
ショッピングサイト利用者が若者から年配まで幅広いため、学生から社会人・年金所得者まで審査が通りやすいです。
申込みに必要な書類などが極限まで少ないのでカード発行まで手間がかからず、ネットで全て完了してしまうのも利用者にとってはうれしいメリットです。
年会費がかからないカードが多い
ネット系カードは、多くの人を対象としたカードのため、年会費が永年無料としているカードがほとんどです。
カードを利用する上で年会費を払いたくないと思う人は多く、人気がある理由の1つになっています。
年会費無料なのは嬉しいですね!
会社側としては年会費無料でたくさんの人にカードを作ってもらい、多くの人に利用してもらってコストを回収するっていう狙いがあるんだ!
ポイントの扱いが重要
ネット系カードは通常のショッピングでも他のカードとは引けを取らないほど、付帯サービスやポイントの還元率が高いです。
しかしそのメリットを最大限に生かすには、カード会社が提供するポイントを上手に扱うことができなければなりません。
- ポイントキャンペーン
- ポイント有効期限
- ポイントの使い道
- ポイントの貯め方
せっかくネット系カードを使うならこうしたことを意識してメリットを最大限活かしたいところです。
メールが届く
ネット系のカードを作る時には、必ずといっていいほどメールアドレスの登録が必要になります。
そのため、登録したアドレス宛に頻繁に広告メールが届いて煩わしさを感じる人もいます。
宣伝・広告にのせられやすい
「本人の意志の問題」と言われてしまえばそれまでですが、やはりポイント10倍や、リボ払いにすると25,000ポイントプレゼントなんて勧められてしまうと、ついつい購入してしまうこともあるのではないでしょうか。
ネットショッピングを利用していると、こうした広告はよく目に留まりますし、やはり誘惑に流されてしまうこともありますので、注意したい点です。
通信系カードは通信料の割引が嬉しい!
通信系カードの特徴としては、通信料の割引があることです。
また、自社の携帯・スマホなど通信機器に対しての付帯保険や提携先の割引など、さまざまなオプションが付帯されています。
スーパーやネットショッピングとは違い、『今月は通信費がセール!』なんてことはないよね。
そして通信系カードは、毎月の支払いに対してポイントがつくんだ!
ポイントの還元率も、他の会社(流通系・信販系・銀行系)に比べ高く、中には1.5%以上の還元率のあるカードもあるよ。
貯まったポイントを支払いへあてることもできます。
また、通信系のカードを作成・利用するだけで、各社基本料金の割引などを行っているので通信費の節約には必須といえます。
通信系カードはあくまでサブカードに
利用目的によってはあえて通信系のカードを選ばない方がいい場合もあります。
通信系カードのポイントの還元率は、携帯代や通信費に対して高く、ショッピングなどの通常の利用に対しての還元率は、他のクレジットカードに比べ低いのが特徴です。
また、過去に延滞など信用情報に関わるようなことがなければ専業主婦で収入がなくとも審査に通るのが利点です。
付帯サービスが充実!
ドコモやauなどキャリア会社が発行するクレジットカードは、携帯の補償を付帯サービスとしてつけていることが多いです。
いつどこで起こるかわからない携帯の破損などの事故に対応してもらえるのは、通信系カードのメリットになります。
キャリア会社を変えると特典の恩恵がなくなる
あくまで、キャリア会社が発行するカードはそのキャリア会社を利用してこそ特典があり、ポイント還元率も高く、機種の補償なども受けられるのです。
しかし、キャリア会社を変えてしまうと、その特典を受けることができません。
無条件に年会費無料のカードが少ない
基本的に無条件で年会費無料のカードは少なく、年に1回の使用・キャリアユーザーであるなど条件付きで無料になる場合が多いです。
通信費をカードで支払えば問題はありませんが、もしキャリアを変えた場合は難しいものがあります。
こういった縛りがあるのも、デメリットといえるのではないでしょうか。
便利に使えて元も取れる、お得なカード4選
ネット系・通信系、それぞれメリット・デメリットをふまえたうえで、おすすめのカードを紹介したいと思います。
【ネット系】楽天カード
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 1%から10% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯) |
その他特典や特徴 | カード利用お知らせメール・アプリによって支出の管理・家計簿へ反映されるなどアプリとの連携に強い |
CMなどでも見る機会が多く、幅広く支持されている楽天カード。
このカードは初回入会ポイントが高額なことでも有名なネット系カードの代表とも呼べる存在です。
貯まりやすく・使いやすい楽天ポイントは他カードとは一味違うお得さをカード利用者に与えてくれます。
付帯、補償サービスもしっかり付いており、初めてカードを持つ方からカード上級者の人にもおすすめできる一枚です。
【ネット系】Yahoo!JAPANカード
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 常時1%から3%の還元 条件やキャンペーンが重なれば20倍のポイント還元も可能 |
付帯保険 | ショッピング保険 JCBのみ不正利用補償可能 |
その他特典や特徴 | ネットショッピングに限らず、Tポイント加盟店での利用で2%の還元・ヤフオクなどへの優待あり 500円(税抜)でプラチナ補償付帯可能 |
「Yahoo!JAPANカード」は会員数が増加中の注目のカード。
Tポイントが貯まり、TSUTAYAやコンビニでの利用が圧倒的にお得になります。
Yahoo!に関連したサービスの充実はもちろん、ネット系カードとしても十分なスペックを持っています。
年会費無料で使いやすく、Yahoo!やTカードを普段から利用する人、ネットショッピングをする人などにぜひともおすすめしたい一枚です。
【通信系】dカードGOLD
年会費 | 10,000円(税抜) |
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ポイント還元率 | ショッピングなど1% 携帯代金10% |
付帯保険 | ケータイ補償 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 ショッピング保険 |
その他特典や特徴など | ローソンで掲示すると1%ポイントがつき、決済で商品が3%オフ マクドナルドでの決済で3%オフ |
「dカードGOLD」はドコモが発行するゴールドカードです。
- 付帯保険の充実度がかなり高い
- dカードゴールドデスク
- 空港ラウンジの利用が可能
などゴールドカードとしてのスペックは十分です。
それに加え、ケータイ補償やドコモ関連の商品やサービスの購入で貯まるdポイントシステムなど、通信系カードとしてもかなりお得です。
携帯・スマホでドコモを利用しているなら持っておきたい一枚です。
【通信系】NTTグループカード
年会費 | 無料(Web明細希望のみ) |
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ポイント還元率 | キャッシュバック対応 1.5%から60%までキャッシュバック |
付帯保険 | お買い物安心補償(リボ・分割3回払い以上のみ対応)オンラインショッピング安心サービス |
その他特典や特徴など | 出光SSでガソリン代最大1L40円引き JTBなどの旅行ツアーが最大5%引き |
「NTTグループカード」はNTTグループのひとつであるNTTファイナンスが発行しているクレジットカード。
@niftyやBIGLOBEのプロバイダー料金などの利用料金決済でキャッシュバック率が変わるおすすめの通信系カード。
キャリアにこだわらずにポイントを貯めることができ、海外旅行に関する優待も受けることができる優れものです。
携帯のキャリアにこだわりがない、もしくは乗り換える予定がある人はこのカードの申込を検討してみてはいかがですか。
まとめ
ネットショッピングや、携帯・スマホが普及するにつれて、各社趣向を凝らしたカードが発行されるようになりました。
- ネット系カード=ネット上の利用に特化したサービスや提携先が多い
- 通信系カード=通信機器やクレジットカードを利用することでポイントが貯まる。通信費が安くなる
- 用途に合わせてそれぞれカードを作ろう!
ネットでの不正利用に対応しているのはネット系カードの強みですし、機種の補償や携帯代などを安くできるのは通信系カードならではの特典になります。
カードがもつ特性によって利用者のメリットデメリットも変わってきます。
この記事を参考にして、本当に自分に合ったクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。