当サイトには広告・プロモーションが含まれています。 当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。

姓が変わったら、どの手続きから始めればスムーズになるの?

女ハート

私、今度結婚することになったんです。

男_笑う

それはおめでとう!

女_汗

けれど、苗字が変わったときにしなくてはいけない手続きがたくさんありすぎて、どれから始めればいいのかわからないんです。

それに、クレジットカードのクレヒスがどうなるのかも気になって・・・。

男_教える

そうだね。結婚や離婚などで苗字を変える場合、手続きがたくさんあるから大変だよね。

そこで、まずどの手続きから始めると、スムーズに終わるのか説明しようか。そして、クレヒスについても詳しく説明するよ。

結婚や離婚で姓が変わる場合、婚姻手続きよりも数倍手間がかかる姓変更の手続きは、働いている人やなかなか時間が取れない人にとっては、少し面倒な作業だと言えます。

とはいえ、運転免許証や銀行口座、クレジットカードなど早々に名義変更をしなければいけないものがたくさんあります。

そこで、まずは少しでも作業がスムーズに、できるだけ手間をかけずに手続きする方法をお話ししたいと思います。

姓が変わったら必要になる変更手続き

姓の変更手続きをする前に、変更手続きが必要なものをリストアップしましょう。

変更しなくてはいけないものとして、以下の9つあります。

  • マイナンバー
  • 運転免許証
  • 各種銀行口座
  • 印鑑
  • クレジットカード
  • 保険証・年金保険
  • パスポート
  • 公共料金
  • 携帯電話

では、これらの9つの手続きは具体的にどのようにしていけばいいのでしょうか。

まずはマイナンバーを変える必要があるので、婚姻・離婚の届出を出したその足で、マイナンバー担当窓口へ行き変更しましょう。変更はその場でしてもらえることが多いようです。

これから8つの手続きについて説明するので、参考にしていただけたらと思います。

運転免許証の手続き

運転免許証はマイナンバーカード同様、身分証明書としてクレジットカードやパスポートなど各手続きに必要です。

運転免許証は、この後の手続きに必要な本人確認書類の1つとして役立ちます。最初に変更手続きをしに行くと、この後の手続きがスムーズです。

変更手続きに必要なものは、以下のとおりになります。

【変更届に必要なもの】

  • 本籍記載の住民票(マイナンバーが記載されていないもの)
  • 運転免許証
  • 届出書(運転免許試験所・警察署などにある)
  • 印鑑(認印)

マイナンバーが載った本籍が記載されている住民票を提出したとしても、手続きは可能です。しかしマイナンバーの部分は必要ないので、プライバシーのためにもマジックで消されて使用されます。

手続き方法としては簡単で、最寄の警察署や運転免許試験場で変更ができます。市町村によっては優良運転者免許更新センターでも手続きができる場合がありますので、確認するといいでしょう。

平日のみ変更手続きができるため、あらかじめ受付時間を確認していきましょう。氏名の変更には一切の費用はかかりません。

男_教える

離婚などで運転免許証を持つ子供も一緒に氏名変更する場合、戸籍が一緒であれば届け出る全員が記載された住民票1通で手続きができます。

印鑑の変更

印鑑には『実印』『銀行印』『認印』の3種類が主になります。

3つの違いや利用用途としては、以下のとおりです。

・銀行印:銀行口座の開設・預金の引き出し・引落しなどで利用
・認印:印鑑証明が不要で、仕事や役所などの手続きで利用
・実印:住宅ローンや車の購入、相続や保険への加入など印鑑証明が必要なときに利用

旧姓の印鑑では手続きができないので、印鑑をつくる必要があります。

婚姻であれば、パートナーの印鑑をそのまま使用することもできるので、相談が必要です。

また離婚の場合は、旧姓へ戻るのであれば旧姓の印鑑を使用することもできますし、新たに作成することもできます。

男_教える

結婚・離婚を機に、新しく印鑑を作るという人も多く、婚姻届や離婚届けを提出する前に印鑑だけ作成してしまう方がスムーズです。

認印や銀行印であれば、材質を問わなければ当日に作成可能な印鑑屋さんもあるので、利用してもいいでしょう。

ただ、実印は日常生活では使用しませんが、今後の契約やローンを組むときなど、使う状況が増えます。そして印鑑をもつ重要性が違います。

そのため、比較的お金をかけて実印を注文する人が多いようです。

男_基本

通常、実印はフルネームで作成する人が多いのですが、女性は姓が変わる可能性があるため、名前のみの実印にする人もいるようです。

その場合は、姓が変わったとしても作り直す必要はありません。

印鑑の中でも手続きが必要なのが『実印』です。

実印登録で必要になるものは、以下のとおりになります。

【実印登録で必要なもの】

  • 登録する判子(印影が8m以上25ミリ以下)
  • 本人確認書類(運転免許証など顔写真つきの身分証明書)
  • 登録費用

これらの書類を各自治体の担当課に提出し、受理されると『印鑑登録証』を受け取れます。

特に認印と銀行印鑑は今後の手続き(口座の氏名変更など)で使用するので、早めにそろえましょう。

男_教える

男性:昔は夫が実印をつくる場合が多かったのですが、今では妻も実印を作る人も増えているようです。

結婚を機に実印を作成してもいいかも知れませんね。

銀行口座の名義変更

銀行口座の名義変更には、以下の6つの書類が必要になります。

【名義変更で必要になる書類】

  • 旧姓の銀行印(お届け印)
  • 新姓の銀行印
  • 通帳
  • キャッシュカード
  • マイナンバーカードもしくは運転免許証・など本人確認書類(新姓に変更済みのもの)住民票(コピー)のいずれか1点
  • 新旧住所・新旧名義がわかる書類(住所が変わらないのであれば不要)
    ※戸籍謄(抄)本など

名義変更をした場合、引落し先も名義変更が必要です。

引落し名義が旧姓のままだと、引落しされず未払いになってしまうこともあります。

旧姓のままにしておくと、次の5つのトラブルが生じてきます。

  • クレジットカードや支払いなど、名義が一致せず引落しされず延滞扱いになってしまう
  • 本人確認できないため、大口の出金や振込などができない
  • 住宅ローンなどその銀行がやっている各種ローンが組めない
  • 給料など他からの入金があっても、名義が一致しないので入金がされない
  • 万が一金融機関が破たんした場合、預金の補償を受けることができないことがある

引落し先の名義変更をしたとしても、手続きに時間がかかることもあります。

銀行口座名義を変更しても、口座番号が変わるわけではないので、つい後回しになりがちです。

今はインターネットからも住所変更できる場合もあるので早々にすませましょう。

クレジットカード情報の手続き

姓が変わった場合、クレジットカードの名義を変更することも忘れてはいけません。結婚や離婚で姓が変わる場合、他にも変更事項がある場合が多いです。

変更になるカード情報は、次のとおりになります。

【更新するカード情報】

  • 名義
  • 住所
  • 勤務先
  • 電話番号
  • 引落し口座

これらをまとめて手続きをすると、1度で変更が完了するので、他に変更事項がないか確認をしましょう。

ほとんどのカード会社は、住所や勤務先などの変更手続きであれば、Web上で済ませることもできるのですが、名義変更は新名義を証明する書類を郵送する必要があります。

証明書類としては、以下の3つが挙げられます。

  • 運転免許証
  • 戸籍謄本
  • 住民票  など

各カード会社の手続きに沿って行いましょう。

保険証・年金保険

健康保険証や年金保険の変更も忘れてはいけません。加入している保険組合と年金保険によって手続きの仕方が変わります。

【健康保険もしくは共済組合保険・厚生年金もしくは共済年金へ加入している場合】
会社員であれば、人事へ結婚・離婚したことと姓の変更を伝え、保険証と年金保険の名義変更をしてもらう必要があります。「被保険者氏名変更(訂正)届」をもらい記入します。

今まで利用していた保険証を回収して新しいカードが発行されることが多いので、健康保険証と必要であれば戸籍謄本など必要書類とともに、記入した被保険者氏名変更(訂正)届を提出します。

一時的には保険証が手元になくなるので不安ですが、最短で3日程度で新しいカードが届きますし、遅くても1週間程度で手元に届きます。

女_汗

新年度なので、発行に時間がかかりそうです…。健康保険証がないと不安です。

男_教える

そういった場合は、先に「健康保険の資格証明書」を発行してもらえば、病院を受診することもできるよ。

また、結婚して扶養へ入る場合、会社へ届け出ることで会社側が手続きをするので、基本的に何かをする必要はありません。

年金は扶養されるパートナーの年金手帳を会社へ提出することですみます。

【国民健康保険・国民年金保険】
結婚や離婚で姓が変わる場合、自治体へ届け出る必要があります。

会社を退職して国民健康保険・年金へ加入する場合は、退職日を証明する書類と転入届と印鑑が必要です。

パスポート

一番忘れがちなのがパスポートです。

運転免許証などがあると、身分証明書として利用する機会も少ないですし、旅行にしか使わないという人も多いのではないでしょうか。

パスポートの変更手続きが必要なのは以下のような条件になります。

  • 戸籍上の姓や名を変更があった場合
  • 国際結婚によって配偶者の姓を別名として追記する場合
  • 本籍の都道府県が変わった場合

結婚や離婚をして住所が変わっただけでは、パスポート上では問題がないので変更の必要はありません。

パスポートの変更には、「パスポートを新しく作り直す」と「残存有効期間が同一の新しいパスポートを申請する(記載事項変更旅券)」の2つの方法があります。

いずれにしても、必要書類としては以下のようになります。

【必要書類】

  • 一般旅券配給申請書 1通
  • パスポート用の写真
  • 有効のパスポート
  • 戸籍抄本・もしくは謄本
  • 住民票

新しくパスポートを作り直す場合、残っていた有効期間は抹消され新しく5年もしくは10年のパスポートでつくることになります。

また、記載事項変更旅券の場合は、残っていた残存有効期間のパスポートを作り直すので、費用も6,000円と安くすみます。

パスポート発行までの期間は、約1週間から2週間です。受け取りは、本人が旅券引換書と手数料を持っていく必要があります。

男_教える

ただ、酒井さんが堺さんになるなど結婚相手の姓の漢字は違うが、ローマ字表記が変わらない場合、変更する必要はありません。

公共料金

「電気」「ガス」「水道」の公共料金を、口座からの引き落としやクレジットカード決済にしている人も多いはずです。

氏名が変わって、すでに口座名義やクレジットカード名義が変更されてしまっている場合、名義が一致しないので引落しが不可になる可能性があります。公共料金も忘れずに変更しましょう。

多くの公共料金の名義変更は、webでできる場合が多いですが、中には電話連絡が必要の場合があるので注意が必要です。

携帯電話

携帯電話も名義変更が必要です。

早急にというわけではありませんが、支払いをクレジット払いにしている場合や、口座から引落しにしている場合は、請求書と名義が違うので引き落とされない可能性もありますし、機種変更などもできない場合もあります。

主な大手キャリアとして「au」「docomo」「softbank」の3社がありますが、どのキャリアであっても店頭での変更が可能です。

男_教える

しかし、郵送での名義変更はdocomoとauのみが対応していて、softbankは郵送での変更は対応していません。

名義変更で必要になる書類は、以下のとおりです。

【必要書類】

  • 印鑑
  • 携帯・スマホ本体
  • 運転免許証・住民票など本人確認書類
  • 口座名義・口座番号がわかるもの(通帳など)
  • カード決済の場合はクレジットカード
  • 印鑑

契約者本人の氏名変更は手数料がかかりませんが、結婚や離婚後パートナーの名義へ替える場合や、パートナーの名義から変更する場合は手数料がかかる場合があるので注意が必要です。

姓を変えるだけでも、手続きには必ず身分証明書(運転免許証など)と公的に証明するもの(住民票や戸籍謄本・抄本など)が必要になります。

婚姻届や離婚届を提出したあとに、そのまま住民票や戸籍謄本などをもらっておくと、手続きがよりスムーズにすむでしょう。

姓が変わると、クレヒスはどうなるの?

女_汗

姓が変わるっていうのは、変更手続きが大変ですね。

男_基本

やっぱり氏名は本人を示すものだからね、頑張って手続きをしよう。

女_はてな

はい。でも気になっていたんですけど、クレジットカードのクレヒスってどうなるんでしょうか?

男_教える

大丈夫。これまでのカードの情報は引き継がれるんだ。

女驚き

え?!詳しく教えてください!

氏名が変更したらクレジットカードの変更は必須です。

それは、名義が違うと引落しされない場合もありますし、引落しされなかった場合「滞納」となるので、それこそクレヒスに影響がでます。

では、名義変更をするとクレヒスはどうなるのでしょうか。

新しい名前でも、クレヒスは引き継がれる

結論からいうと、クレヒスは引き継がれます。

新しい姓になった場合、一度クレヒスは全くの白、クレジット業界でいう「スーパーホワイト」の状態になります。

しかし、すぐに旧姓の個人信用情報が結び付けられるので、旧姓と新姓の両方のクレヒスへ切り替えられて引き継がれます。

男_教える

個人信用情報には、生年月日や勤務先、勤務先の電話番号や住所など個人情報が、氏名以外にも載っているので姓が違っても個人を特定することは可能です。

また、カード会社には公にしていませんが、独自の個人の情報を追跡する方法があり、あらゆる手段を使って旧姓を調べ情報を結びつけることができます。

そのため結婚や離婚で姓が変わったとしても今までのクレヒスが真っ白になるということはないと考えていいでしょう。

どうして姓が変わったのに分かるの?

個人信用情報を扱う機関は、次の3つです。

  • CIC
  • JICC(日本信用情報機構)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

上記の3つの機関は互いに情報を共有することができます。また、貸金業法によってJICCとCICは、より密に情報を交換しています。

クレジットカードでの未払いや長期延滞・強制解約といった金融事故を、過去5年間の情報を3つの機関で共有しているので、例え1つの機関が旧姓の情報をもっていなくても、他の2つの機関が保有していることが多く、すぐに照会し合わせることができます。

男_基本

カード会社も入念に、信用情報に登録されている、生年月日や氏名、身分証明書などを調べます。

新姓に変わってもほぼ100%、旧姓と結びつけ同一人物だと判断できると思っていいでしょう。

ブラックだったのに姓が変わったら、審査に通った!なんで?

男_基本

旧姓と新姓を結びつけてクレヒスが引き継がれます。

そのため、姓が変わっただけでブラックだった人がカードの審査に通るということは難しいです。

姓を変えたらブラックでも審査に通ると言われたのは、遠い昔の話で情報の共有する方法が乏しかった時代です。

また、クレジットカードを作るときに必ず確認するCICにある信用情報には、旧姓を記すような項目がないのもそう思われる原因かも知れません。

そのためCICには旧姓のクレヒスは受け継がれない、もしくは金融事故を過去に起こしていたとしても、新姓ではわからないのではと思われがちです。

しかし、CICと密に関係のあるJICCには旧姓を記す項目もあるので、誤魔化すことはできません。

女_はてな

でもブラックだった友達が審査に通ったって言ってました。これは、どうしてなんですか?

男_教える

結婚して新姓になった場合、特に女性の場合は夫の属性が考慮されてカードの審査に通ることもあるんだよ。

夫が医師や弁護士など属性としてポイントの高い職業の場合や、収入も高く安定しているなどの場合、審査に通る可能性もあります。

カード会社によっては、個人では難しくとも生計を共にするであろう夫婦であれば、返済も可能だろうと判断する場合もあるようです。

結婚や離婚、転居を繰り返している場合は、怪しまれる

結婚をしては離婚を繰り返してしまっている、引っ越すのが好きで転居を繰り返している人は、カード会社が怪しむことがあります。

「個人信用情報などをかく乱させて、追跡できなくさせているのではないか」

「逃げているのではないか」

などと警戒されてしまいます。

クレヒスがクリーンな状態であれば問題ないとはいえ、やはり審査に通りにくくなる可能性もあるので注意が必要です。

男性の姓が変わる場合は、不利になる

男_基本

女性が結婚や離婚で姓が変わるということは、よくあることなので度重なるような状況でなければ怪しまれることは少ないです。

しかし、男性が姓を変えるという場合、カード会社はこの人が本当にクレヒスも含めクリーンな人物なのか慎重になります。

男性も婿養子や養子縁組などで姓が変わることがあるとはいえ、実状ではまだまだ少ないと言えます。

男性が姓を変える場合、犯罪目的や、反社会勢力が養子縁組によって変更するというケースがあり、その結果、クレジットカードを悪用されてしまうことは少なくありません。

そのため、ある程度の年齢にも関わらず、クレヒスがまったくない状態で身分証明書も旧姓を調べられないようなものを提出した場合、カード会社は警戒し審査を通さないことが多いです。

男_教える

純粋に、養子縁組や婿養子などで姓が変わった場合は、男性であれば特に旧姓がわかる運転免許証などの身分証明書を提出しましょう。

旧姓がわかりやすいと、カード会社も過去のクレヒスを追跡しやすいので、クレヒスや属性などに問題がなければ審査に通るでしょう。

クレジットカードの名義変更をしていないデメリット

女_汗

女性:自分的には、結婚して姓が変わっても本人であることに変わりないので、カードの名義変更まで急いでやる必要ないと思うのですが、やっぱり何か問題あるのでしょうか?

カード会社からのペナルティというか、何かの罪に問われたりすることがあるんですか?

男_教える

何かの罪に問われたりすることはないし、カード会社からの罰則を受けることは稀だよ。

とはいえ、確かに本人だって思うのもわかるけれど、書類上は新姓の人物なんだ。

もしトラブルは発生すると対処に困ることにもなるし、他にも問題が出てくるんだよ。

結婚や離婚で姓が変わり、さまざまな手続きに追われてついクレジットカードは後回しという人も多いです。

カードの利用規約で「氏名や住所などに変更がる場合は、速やかに変更手続きをとるように」とされていますが、罰則があるわけでも何かの罪に問われることものないので、変更せずそのまま利用している人も多くいます。

しかし、変更しないままでもトラブルに対処できないことや、問題があるので後回しにせず必ず変更しましょう。

クレジットカードで決済できない場合がある

クレジットカードの名義を変えずに、引落しの銀行口座のみ変えた場合、引落しができないことがあります。

この場合、カード会社としては滞納となりクレヒスにキズがつくばかりか、カードの利用停止になってしまうことがあります。

そうなってしまうと、例えあわてて名義変更をしたとしても、クレヒスにキズは残りますし、次のカードの更新がされないこともあります。

男_教える

また、カードを利用するときにうっかり新姓でサインしてしまうと、不正利用を疑われますし、万が一誰かに不正利用されてしまった場合も、登録情報が違うので補償対象外になる可能性もあります。

更新カードが届かない

クレジットカードには有効期限があり、通常であれば有効期限が近付くと、カード会社から新しいカードが発行されます。

しかし新姓に変更せずにそのまま利用していると、カードの更新時期になってもカードが届かないことがあります。

身分証明できないため、不審に思われる

海外での利用を考えている人は特に注意が必要です。

日本ではあまりなじみはありませんが、カード社会の海外では「クレジットカード=支払う能力がある人物である」と認識されることが多いです。

クレジットカードがその人物の身分証明とし、ホテルのチェックインなどでカードの掲示を求められることが多いのです。

外国人であれば、同時にパスポートの掲示も求められることがあります。

女驚き

なるほど!だからホテルでカードも見せてくれって言われたんですね!

男_教える

このときにカードとパスポートの氏名が違うと、不正利用などを疑われカードを使えないばかりか、疑いを払拭するのに大変な思いをすることになってしまうんだ。

また、海外でのショッピングでも同様です。カードを利用するときに防犯目的でパスポートを求められることがあります。

免税店などではよくあります。氏名が違うというだけで犯罪を疑われたり、その誤解を解くのに苦労したり、万が一盗難被害にあった場合も、氏名が違うので補償対象外となることもあります。

男_基本

クレジットカードはその人を表す身分証明書にもなりえるものです。

銀行や運転免許証と同様、個人情報に変更があった場合は速やかに変更しておきましょう。

結婚後もお得に使えるおすすめのクレジットカード3選

結婚をすると今まで一人いた頃よりも、お金の使い方が変わります。

そこで、以下の3つの観点からおすすめのクレジットカードをご紹介します。

・夫婦で使える家族カードがあること
・ポイント還元率が高いこと
・お得な特典が利用できること

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

 
こちらはトラベルサービスと、ポイント優遇が注目されるクレジットカードです。SAISON MILE CLUB JALコースに登録すると、お得にJALマイルを貯めることができるので、旅行好きの夫婦にぴったりの1枚です。

旅行時には海外で役立つサービスも豊富で、また日本では特定の店舗で利用すると割引き優待などを受けることができます。

年会費はかかってしまいますが、受けられるサービスとポイントを永久に貯めていけるなど、年会費をカバーしてしまえるほどお得なカードです。

≪カードスペック≫

  • 年会費:10,000円(税抜)初年度無料
  • 家族会員:1,000円(税抜)4枚まで発行可能 ※年会費無料キャンペーン中は、本会員・家族会員も年会費無料
  • ポイント還元率:1,000円ごとに1.5ポイント 海外利用で1,000円につき2ポイント
            セゾンポイントモール経由でネットショッピング 最大30倍
    ※SAISON MILE CLUB(年会費4,000円税抜)に加入すると、通常のポイントシステムではなく、1,000円ごとにJALマイルが10マイル、2,000円ごとにポイント1ポイントつきます。
  • 付帯保険:海外旅行傷害保険(自動付帯)1億円 家族は1,000万円
         国内旅行傷害保険(利用付帯)最高5,000万円 家族は1,000万円
         ショッピング保険 最高200万円(ネットでの不正利用・紛失・盗難)
         航空機遅延・乗継遅延保険 
         航空機寄託手荷物紛失・遅延保険
  • 優待内容:海外アシスタンスデスク
  • 空港ラウンジサービス
  • 手荷物無料宅配サービス
  • PARCO・西友・LIVIN・ロフト割引優待  など

THE POINT PREMIUM GOLD

 
ネットショッピングや、通常のお買物でお得に利用できるおすすめのカードになります。

基本還元率としては1%、100円につき1ポイント加算ですが、入会後6カ月間はプラス1%の計2%が付帯されます。

またネットショッピングを利用しているのであれば、オリコモールを経由して購入することで、さらに1%分のポイントが特別加算されます。

オリコモールを経由するだけで通常0.5~15%のポイントが付くのに加え、特別加算の1%なのでかなりお得にポイントを貯められます。

また、iDやQUICPayなど電子マネーが利用できるので、日常使いにぴったりのカードです。

ゴールドカードでありながら年会費もやすく、大変お得に利用できます。

≪カードスペック≫

  • 年会費:1,950(税込)
  • 家族カード:無料 1枚まで発行可能
  • 国際ブランド:VISA・MasterCard・JCB
  • ポイント還元率:100円につき1ポイント(入会後6カ月間1%加算)
            オリコモール利用0.5~15%加算+1%特別加算
  • 付帯保険:海外旅行傷害保険(自動付帯)最高2,000万円
         国内旅行傷害保険(利用付帯)最高1,000万円
         ショッピングガード 100万円(免責10,000円)
  • 優待内容など:オリコパッケージツアー割引サービス
  • 海外デスク
  • ※このほかに選んだ国際ブランドによって変わります。
           VISA:国際線手荷物宅配サービスなどVISAゴールドがもつ特典を利用可能
           MasterCard:海外旅行で役立つTASTE OF PREMIUMを利用可能

楽天ゴールドカード

 
年会費が2,000円(税抜)でありながら、国内主要空港などでラウンジを無料で利用できます。

また楽天市場でショッピングをすると、ポイントの還元率が5%になるので、お得に利用できます。

さらに、「商品未着あんしん制度」というサービスがあり、商品を購入したにも関わらず、オンラインショップから商品が発送されないといった場合でも対応してもらえるので、安心です。

そのため、よくネットショッピングを利用する人には断然おすすめのクレジットカードになります。

≪カードスペック≫

  • 年会費:2,000円(税抜)
  • 家族カード:500円(税抜) 5枚まで発行可能
  • 国際ブランド:VISA・MasterCard・JCB
  • ポイント還元率:100円ごとに1ポイント 楽天市場利用で最低5%
            さらに楽天市場アプリを利用してショッピングすると+1%で6%付与
  • 付帯保険:海外旅行傷害保険(利用付帯)最大2,000万円
         カード盗難保険
  • 優待サービス:ネット不正あんしん制度
           商品未着あんしん制度
           カード利用お知らせメール
           国内主要空港ラウンジなど無料で利用
           海外旅行のサポート優待(海外レンタカー・手荷物宅配サービス割引など)

まとめ

結婚・離婚などで姓が変わったとき、名義変更に大変苦労する人がいます。

働いていると時間が取れないなど、さまざまな理由がありますが、後回しにせずに早々に済ませるよう動くことが大切です。

婚姻届や離婚届けを提出し受理された時点で、姓が変わっています。

事前に名義変更に必要なものを調べて、住民票や戸籍謄本などを入手しておくことが、手続きをスムーズにする第一歩です。

また、名義変更をしてもクレヒスは引き継がれます。名義が変わるとブラックだった人がカード審査に通るというのは、噂に過ぎません。

審査に通るだろうとカードを申請するよりも、信用情報から金融事故歴が消えるまで待つことをお勧めします。

今、この記事も読まれています。

ページの先頭へ