来月友達とハワイに行く予定なんですよ。
そりゃいいね!楽しんでおいで。お土産よろしくね。ちなみにもう準備は万端?
はい!
パスポートも、海外保険も、衣類も準備できました!
あ、そういえばお土産といえば現地で使うお金も両替しておかないといけませんでしたね。何処で外貨両替すればいいでしょうか?
最悪空港にも両替施設はあるから大丈夫だと思うけど、高い手数料が取られるから、事前に外貨宅配サービスとかで準備しておくと、最小限の手数料で済むよ。その上、自宅まで外貨を郵送・宅配してもらえる。
えー!?すごいですね。そんなサービスがあるんですね…。
すごいよね~今の時代は。
WEBで簡単に申し込めるから、忙しくてもすぐに着手できてオススメだよ!詳しくは後で解説するね。
旅行前に申込んでみまーす!
海外旅行の支払いではクレジットカードなどのプラスチックマネーを活用するのが普通です。
ですが少なからず現金も持ち歩いていないと、いざという時の支払いに対応できず、困ってしまうことも。
そこで今持っている「円」を現地の通貨(ドルやユーロなど)に両替する必要があります。これを「外貨両替」と言います。
例えば私たちが普段生活している日本の通貨は「円」ですよね。コンビニやスーパーなどでドルを使っている場面を見たことがあるでしょうか。
誰もが「円」で支払っているはずです。現地で使えるお金を用意するためには外貨両替が必須になります。
ただ何も考えずに外貨両替をすると、損をしてしまう可能性も。場合によっては外貨両替を行うことで、お得になるケースもあるため、知識を蓄えておくことに越したことはありません。
この記事の目次
知っておきたい外貨両替の基礎知識
まずは外貨両替の基本的な情報から身に付けていきましょう。特に難しいことはありません。
外貨両替とは一体何?
外貨両替って、どこでできるんですか?
外貨両替は「両外商」の認可のある場所で行えるよ。
例えば銀行や信金、外貨両替専門店、旅行会社、ホテル、金券ショップなど。最近はネットのFX会社も対応しているね。
特に近年は日本に訪れる外国人客が増加しているため、外貨両替専門窓口や出張所、ATMが設置されるケースも増えてきています。
国際空港なら、まず間違いなく24時間営業の銀行出張窓口が開設されています。
今度、アメリカへ旅行に行くのですが、外貨両替の計算がよく分からないです。
なるほど。具体的な例を挙げて説明するよ。
向こうの通貨は「米ドル(USD)」です。
日本円(JPY)での支払いは基本的に受け付けていないので、USDに両替する必要があります。
例えば1万円を持っていて、レートが1USD=100JPYだった場合、100USDに両替できます。
実際には為替手数料や両替手数料など各種手数料が発生するので、若干少ない金額になりますが、基本的な考え方は「レートに沿って日本円を現地の通貨に両替できる」と覚えておけば大丈夫です。
外貨両替はいくらから可能?最低金額や最高金額は?
円を外貨に両替するときは最小のお札が最低ラインになっていることが多いです。
例えば米ドルなら1ドル札、ユーロなら5ユーロ札からになります。
店舗によっては細かい金額に対応しているところもありますが、基本的にはお札に両替するものだと覚えておいてください。
例えば1USD=113JPYの場合、最小両替額は113円からです。
一方で上限額についてですが、こちらは各店舗によって異なります。
100万円を上限としているところもあれば、200万円を上限としているところもあり、一律ではありません。
外貨両替の手数料には何がある?両替手数料と為替手数料の違いとは?
外貨両替時は手数料が発生するのが普通です。そしてどこで両替するかによって手数料に大きな違いが出てきます。
例えば銀行や空港に表示されている「両替レート」。私たちはこれを基に両替に必要な金額を計算します。
というのも、この両替レートの中に両替手数料が含まれていることがほとんどだからです。なので具体的に「手数料○○円」と表記しているところをあまり見かけません。
具体的な手数料の計算は、どうすれば良いですか?
両替レートと為替レートの差額をチェックすれば簡単に計算できるよ。
例えばUSD・JPYは1USDがだいたい113円の場合、利用する両替所の為替レートが114円だとすると、1USDにつき1円の手数料が発生している計算になります。
1000USDを両替するなら11万4000円が必要で、そのうち1000円が両替手数料という計算ですね。
もしも為替レートが115円の銀行で1000USDの両替をすると、11万5000円が必要で、そのうち2000円が手数料、と計算できます。
両替手数料と為替手数料という表記を見かけました。2つの違いって何ですか?
両替手数料と為替手数料という表記は、基本的に同じものだと考えて良いんだよ。
両替手数料は海外旅行者向けに表記されていることが多いようですが、為替手数料はFXや外貨預金ユーザー向けに表記されていることが多いように見受けられます。
いずれにせよ、できるだけ手数料を安く抑えた方が良いことに間違いはありません。
為替レートってなんだろう?両替時の参考程度に理解しておく
外貨両替は、いつでもやって良いんですか?
外貨両替は何も考えずに自分が好きなタイミングで行うのと、為替レートを参考に、より有利になるタイミングで行うのとでは大きく変わってくるよ。
為替レートとは外国為替市場における、通貨が売買される際の交換比率のことです。
私たちの身近なケースで説明すると、円とドルの相場がその時々によって変動するのが分かりやすいと思います。
ニュースで「円安」「円高」といったキーワードを耳にしたことはないでしょうか。
円ドル為替レートが1USD=113JPYの場合を考えていきましょう。1USD=120JPYになっていれば円の価値が下がっていることになるので「円安」となります。
逆に1USD=100JPYになっていればへの価値が上がり「円高」となります。
為替レートは誰かが決めているわけではなく、あくまでも為替市場における需要と供給のバランスで決定されています。
ハッキリ言って為替レートを完全に見抜くことは不可能です。そんなことができれば誰もが投資家として大成功することになるでしょう。
知りませんでした!じゃあ、円とドルを両替するのは、いつがお得になるんですか?
円を米ドルに両替するときは「円高」がお得だよ。少ない円でドルが手に入るんだ。
逆に米ドルを円に両替するときは「円安」がチャンスになるよ。少ないドルで多くの円が入手できるんだ。
もちろん「今がチャンス!」だと思って両替しても、1分後、1時間後、1日後、1週間後にもっと大きなチャンスが訪れるかもしれません。
しかし重ね重ね言いますが、未来の為替レートを予想することはできても的中させるのは不可能です。なので全体的な傾向で判断するのが良いでしょう。
外貨両替ができる場所の違いは?手数料をお得にするにはどこを選ぶ?
外貨両替には手数料が発生します。一般的には海外旅行に出かけるとき、空港にある両替所を利用する方が多いと思いますが、手数料が高くつく傾向にあります。
利用する銀行や金券ショップによって両替手数料は異なります。少額しか両替しないなら、さほど手数料を気にしなくても良いでしょう。
ですが大きな額になればなるほど手数料による負担が大きくのしかかってきます。
例えば1USD=100JPYだったとして、手数料1円のA銀行と手数料10円のB銀行があったとします。もしも1万米ドル両替するなら、必要な円は100万円+手数料です。
A銀行なら1万円の手数料、B銀行なら10万円の手数料が発生します。その差額はたっぷり9万円です。これはかなり大きな違いですよね。
もちろん、これは極端な例なので、ここまで違いが出ることはそうそうありません。
が、金額が大きくなるにつれて手数料による負担が膨れ上がっていくことを覚えておきましょう。
外貨両替ができる場所、そしてそれぞれのレートや特徴などは下記の表を参考にしてみてください。
場所 | レート(手数料) | 特徴 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
銀行 | 2~4円程度 | 各銀行によって手数料が異なるが決して安くはない印象。営業時間内でなければ対応していないので平日9時~15時の間に時間を作れない人は利用しづらいことも | |||||
空港の両替所 | 2~3円程度 | 基本的に銀行が出張して営業。フライト前に両替できるのが最大の強み。手数料は比較的高め | |||||
郵便局 | 2~4円程度 | だいたい銀行と同じくらいの手数料になっていることが多い。正確なレートを知るには窓口で問い合わせる必要あり | |||||
金券ショップ | 1.5~2円程度 | あまり知られていないものの、外貨両替可能なところも多い。手数料がいくらか安い傾向にあるものの、在庫の有無で対応できないこともある様子。通信販売や外貨宅配では送料が別途必要になる | |||||
両替所 | 2~4円程度 | 外貨両替に対応している店舗で直接取引することもでき、オンライン注文に対応しているところも。主に主要空港や都市部に店舗を構えている。手数料は銀行と同じくらい | |||||
ホテル | 3~4円程度 | 手数料はかなり大きめになっていることが多いものの、宿泊先で両替できるのは非常に魅力的 |
こうやって比較してみると、銀行や郵便局、空港、両替所などは一般的である一方、手数料がそこそこ高めに設定されているのが分かります。
もちろん各店舗によって異なるので一概には言えませんが、手数料は高めな分、安心して利用できるのがメリットと言えそうです。
金券ショップは比較的手数料が安いのでお得なことに間違いはありませんが、安定感・安心感にかける部分があるのも事実。
最近ではFX口座を利用して両替する人も少なくありません。
というのがFX口座は手数料がかなり安く、例えば米ドルの場合だと、1USDあたり0.2~1.0円程度の手数料で済ませられます。
しかし一方で、出金手数料や送金手数料、郵送料など細々とした出費がかさんで結局高くなってしまうケースも絶対に無いとは言い切れません。
FXでの外貨両替は後で詳しく説明します。
お得に外貨両替をする3つの方法
お得な外貨両替=極力手数料がかからない方法を選ぶのが鉄則です。
旅行や出張の日程が決まったら、できるだけ余裕を持って両替しておいた方が良いケースも多いですよね。
直前になって両替するとなると手数料の高い方法を選ばざるを得ないことが多いからです。
お得に外貨両替をしたい!と思う方は次の3つの方法を検討してみてください。
外貨宅配サービスを利用する
ネットなどで外貨両替の申込みをすると自宅まで外貨を宅配してくれるサービスになります。
手数料が安いところが多く、お得に外貨両替するスタンダードな方法の1つとして人気です。
外貨宅配サービスを提供している店舗はいくつかありますが「外貨両替マネーバンク」をオススメします。
空港や銀行よりもレートが優遇されていますし、webで簡単に手続きできるので仕事などが忙しい方でも気軽に利用できます。
また外貨両替マネーバンクは全国送料無料で代引にも対応。平日14時までに申込みが完了すれば当日発送してくれるので、比較的短期間で手元に届くのもありがたいですよね。
口コミなどネットでの評価も高く、安心して利用できる外貨宅配サービスのひとつとして覚えておいてください。
FXで外貨両替をする
上でも軽く紹介しましたが、FX口座を持っている人はリーズナブルに両替できます。ただし外貨両替(コンバージョン)対応の口座である必要があります。
FXはやらない人でも口座を開設していいんですか?
もちろん、大丈夫だよ!
FXの取引に興味がない方でも頻繁に外貨両替をする機会があるなら検討してみよう。
手数料が安いFX会社を選ぶと1ドルに対して0.2円程度に抑えることができるので格安。
しかし両替手数料とは別に各種手数料が発生する場合があるので、いくら手数料が安いからといって安易に選ぶのは考えものです。
例えば次のような手数料があります。
- 空港受取手数料:空港でお金を受け取る際に発生。FX会社によって異なるがだいたい500円くらい。
- 送金手数料:指定した銀行に送金する際に発生。FX会社だけでなく金融機関によっても別途手数料が発生する場合も。
- 引出手数料:銀行に送金し、両替した外貨を引き出す際に発生する手数料。
各種手数料が無料になっているFX会社もありますし、伊豆までは無料だったのに、いつの間にか有料になっていた…ということもよくあります。
利用する際には必ずホームページなどでリサーチしましょう。
海外専用プリペイドカードを活用する
実は海外専用のプリペイドカードも発行されていて、これが案外お得に使えます。もちろんプリペイドカードなので事前にチャージが必要です。
ですが、いずれかの通貨でチャージしておけば、そのプリペイドカードを使って様々な国や地域で支払いができます。
なるほど!プリペイドカードには、そういった使い方もあったんですね!
例えば円でチャージ→米ドルで利用、円でチャージ→ユーロで利用…といった具合になるんだ。
つまり両替する必要がないから、両替手数料を気にしなくてもOK。便利だよね。
でも、レートの変動でチャージした金額が変わらないんですか?
大丈夫だよ!
レートが良い時に前もって旅行・出張する国の通過を購入しておけば為替レートを固定させられるから、急なレートの変動にも安心できるんだ!
利用するプリペイドカードにもよりますが、ほとんどは日本円、アメリカドル、ユーロ、イギリスポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルに対応してきます。
デメリットは事前にチャージしておかないと使えない、ということです。あくまでもチャージした残高に応じて利用するためのカードだという点は注意しておきましょう。
訪問先で残高が切れてしまった場合は再チャージしなくてはならず、その場合は結局、現地のお金が必要になってしまいます。
申込みから1週間前後でカードが手元に届くので、海外用プリペイドカードを使おうと思っているのなら、できるだけ早めに準備を済ませておいた方が良いでしょうね。
海外で有効に利用したい!オススメのプリペイドカード3選
ここでは気軽に使えるプリペイドカードを次の観点から、紹介していきます。
・年会費が無料
・ポイントが貯まる
海外旅行・出張に行く方は、ぜひ参考にしてください。
海外専用プリペイドカード【NEO MONEY】
NEO MONEYは世界各国で手軽に利用できるプリペイドカードです。13歳以上から申込みができるので、クレジットカードを作ることができない18歳未満の人でも使えるのは大きな魅力ですね。
ショッピングに利用できるだけでなく、海外ATMで現地通貨の引き出しにも利用可能。手持ちの現金が無くなってしまったときにも心強いです。
NEO MONEYは「VISA」と「銀聯」のいずれかのブランドを選択できます。
ショッピング時は選択したブランドの加盟店で、ATMで現地通貨を引き出す時も同様です。
なおチャージはクレディセゾンATMまたはセブン銀行ATMでOK。
とにかく手軽に使える海外用プリペイドカードにまとまっています。
・ウォン
・香港ドル
・シンガポールドル
・バーツ
・元
・カナダドル
・ユーロ
・ポンド
・オーストラリアドル
・アメリカドル
Manepa Card
国内でも海外でも使えるプリペイドカードです。国際ブランドはMasterCardとなっているため、国内外のMasterCard加盟店で支払い可能となります。申込みは15歳から。
注目すべきポイントは国内利用時に利用額の1.5%~最大100%がキャッシュバックされる、という点です。
なので海外だけでなく国内で利用しても嬉しい特典があるプリペイドカードになっています。
もちろんショッピングでの利用だけでなく、現地ATMで現地通貨の引き出しも対応。MasterCard表記のあるATMで使えます。
チャージはカード専用振込口座にATMまたはインターネットバンキングで振り込めばOKです。
・香港ドル
・ユーロ
・ポンド
・オーストラリアドル
・アメリカドル
Tポイント付きキャッシュパスポート
名前のとおり「Tポイント」を貯められるプリペイドカードです。MasterCardブランドが採用されており、MasterCard ATMで現地通貨を引き出したり、MasterCard加盟店で支払いができます。
嬉しいことに、審査も年齢制限もなく、銀行口座を用意する必要もありません。
ネットで申し込んで1週間程度でカードが届くため、スピーディーに用意できるのは注目ポイント。
Tポイントについてですが、こちらは利用金額200円につき1ポイント獲得。
貯めたポイントは1ポイント=1円としてTSUTAYAやファミリーマートなどTポイント提携店で使えます。
チャージするときは振込口座に銀行窓口、ATM、インターネットバンキングなどで振り込めばOK。
特にネットバンキングなら旅行中でも追加チャージが簡単にできるので使い勝手が良いですよね。
・香港ドル
・ユーロ
・ポンド
・オーストラリアドル
・アメリカドル
外貨両替をする前に気を付けておきたい注意点
外貨両替の前にいくつか注意しておきたいポイントがあります。いずれも、ついうっかりやってしまいがちなものばかりなので、覚えておきましょう。
需要がある国で両替するのが鉄則!
日本の通貨は「円」です。国によって円の需要は大きく異なります。
例えば私たちにとって身近なアメリカ。
アメリカでは円の需要が少ないため、両替手数料が高くついてしまいがちです。なので円を米ドルに両替するなら日本国内で済ませておいた方が賢いですね。
逆に日本ではあまり取り扱いのない、または流通量が少ないマイナーな通貨に両替するときは日本国内ではなく、現地で両替した方がお得になりやすいです。
主にアジア圏内…例えば台湾のニュー台湾ドル、韓国のウォン、中国の元など。加えてタイのバーツ、マレーシアのリンギットなども該当します。
といっても多少は現地通貨を持っていた方が良いので、日本国内で少額の両替を済ませておいて、多くは現地で両替するのがベターですね。
紙幣でしか両替できないのが一般的
現地で両替する場合は必ず「お札」を使います。小銭は取り扱っていないのが一般的です。
1万円札、5000円札、1000円札を準備しておきましょう。
変動する為替レートは絶対に確認すること!
ここまで何度か紹介してきましたが、両替時の為替レートは必ずチェックしておきます。
もちろん「訪問日までに円高になる!」という保証は全くありません。ですが直近の為替レートをチェックし、円高傾向にあるならすぐに両替。
円安傾向にあるなら少し様子を見る…といったように確認しておきましょう。
もちろん当日までに円安になってしまう可能性もあります
どのように推移するかはプロの投資家でも100%見抜くことはできないので、あくまでも気休め程度にしかならないかもしれません。
それでもチェックするのとしないのとでは大きく違ってくるでしょう。
両替したらレシートは大事に保管!その場で金額を確認するのも忘れずに!
外貨両替をしたら、レシートをもらったんですが、これは捨てても大丈夫なんですか?
レシートは帰国する直前まで大事に保管しておこう。
現地通貨が残っていて、これを日本円に両替(再両替)するときに必要になる場合があるからなんだ。
日本に戻ってから再両替できますが、一部の外貨紙幣しか取り扱っていないことも。また紙幣以外…つまりコインは原則、両替できません。
両替時の「確認」も忘れずに。日本国内でもそうですが、特に海外では「もぐりの両替所」があったりします。
そのため、両替時は必ず受け取った紙幣を数え、確認しましょう。
原則としてその場を一度でも離れてしまうと金額が間違っていても取り合ってもらえません。
両替だけに限った話ではありませんが「現金その場限り」を常に意識しておくのが大切です。
大金は持ち歩かないのがベター!プラスチックマネーを上手く使う
両替とは直接関係のない話ですが、海外旅行や海外出張で大事な考え方です。
要は支払いができれば問題無いわけで、必要以上の現金を持ち歩く必要はありません。
日本に住んでいると忘れてしまいがちですが、海外は本当に盗難などのトラブルが多いです。
持っているだけのお金を全て現金で持ち歩いていて、盗まれてしまったら、ほとほと困ったことになりますよね。
なので現金は最小限に抑えて、支払いは原則プラスチックマネー(クレジットカードやプリペイドカード)で済ませるようにしましょう。
これらの大半は安心保証が付帯されているものです。盗難や紛失時にカード会社に連絡すれば、すぐに利用を停止してもらえますし、中には不正利用の補償を行っているところもあります。
国によってはクレジットカードがある種の身分証明書のような役割を果たしているところもあるので、海外ではクレジットカードが必須ですね。
まとめ:外貨両替は損をしない選択肢を考えるべし
ということで今回は外貨両替について紹介しました。多くの方は「お得に外貨両替したい!」と考えると思いますが、どちらかというと「損をしない外貨両替を目指す」のが正しいように思います。
例えば手数料。これは「両替してくれてありがとう!」という金額の決まったチップのようなものです。
少ないチップで両替してくれる人がいるなら、その人にお願いした方が良いに決まってますよね。
ただ手数料が高い=便利な部分が多いのもまた事実です。空港の両替所は若干手数料が高い傾向にあるものの、その場ですぐに両替してくれますし、空港内という絶好の場所にあります。
急な旅行や出張で両替する暇が無かった人にとっては心からありがたいサービスです。
そう考えると多少手数料が高くついても「損をした」とは思わないですよね。「得をした!」は言い過ぎかもしれませんが…。
外貨両替では為替レートも重要になってきます。普段から株やFXなど投資が身近にある人にとっては当たり前の話かもしれませんが、普通の生活を送っている人にとって「今1ドル○○円なんだ」くらいの感覚ではないでしょうか。
それが円高なのか、円安なのかもピンと来ないのは仕方がありません。
せっかく両替するなら、これを機にある程度為替レートについて勉強してみるのも面白いですよ。