今って自動車税をインターネットで支払えるんだよ。
えっ、そうなんですか?
コンビニや金融機関まで納付書を持って行って支払うのって面倒臭いよね。自動車税って高額だから、現金の持ち合わせがなかったらATMで下ろす手間もなくなるし。
私の母親にも教えてみよう。インターネットで支払えるなんてすごい便利。
しかもクレジットカードで払えば、ポイントもつく。
ただ、インターネットで支払える都道府県は限られていたり支払い方法が違うから注意が必要。
ポイントがつくのはうれしいです!
まずは自分の住んでる都道府県がインターネットで支払えるか確認しなきゃいけませんね。
自動車税の支払いをインターネットでクレジットカード払いができればものすごく便利なのに…。
「クレジットカードで払えればポイントも付くし一石二鳥。」
「わざわざコンビニや金融機関に出向くのが面倒くさい…」
という方はたくさんいると思います。
そんな要望を満たしてくれる都道府県が増えてきました。
都道府県サイト経由で、クレジットカード払いで納税できるところを調査。手続き方法やポイントの付き方、注意点等などについてわかりやすくまとめので、自動車税を支払う予定のある方はぜひ最後までお読みください。
この記事の目次
自動車税のクレジットカード払いに対応をしている都道府県は?
自動車税は以下の2つの方法を選べばクレジットカード払いが可能です。
- 各都道府県サイト
- Yahoo!公金支払い
注意したいのが、すべての都道府県がクレジットカード払いに対応しているわけではないということ。
お住まいの都道府県によって自動車税のクレジットカード払いができるところとそうでないところがあります。
クレジットカード払いが可能な都道府県についてみていきましょう。
WEBサイト経由で納税できる都道府県
各都道府県の公式サイトからクレジットカード払いができる都道府県は以下の11都府県です。
- 岩手県
- 福島県
- 東京都
- 千葉県
- 愛知県
- 三重県
- 大阪府
- 兵庫県
- 京都府
- 滋賀県
- 大分県
これらの都府県に住居を構えている方は公式サイトにアクセスすればクレジットカード払いが可能です。
Yahoo!公金支払いから納税できる都道府県
上記都府県に当てはまらない方は「Yahoo!公金支払い」を活用しましょう。Yahoo!公金支払い経由で自動車税の支払いができる都道府県は以下の表の通りとなります。
北海道・東北 |
北海道 青森県 宮城県 山形県 |
---|---|
関東 |
茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 神奈川県 |
信越・北陸 |
新潟県 富山県 福井県 長野県 |
東海 |
岐阜県 静岡県 |
近畿 |
奈良県 和歌山県 |
中国 |
鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 |
四国 |
香川県 愛媛県 |
九州・沖縄 |
福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 |
このように、Yahoo!公金支払いを利用すれば、全国各地のより広い地域で自動車税のクレジットカード払いができます。
詳しくはYahoo!公金支払いで手続きする方法という記事で解説しているので参考にしてください。
東京都の「都税クレジットカードお支払サイト」でクレジットカード払いをしてみた
実際に、東京都の公式サイト「都税クレジットカードお支払いサイト」を利用してみました。
- 納付書が届く
- 「都税クレジットカードお支払サイト」にアクセス
- 注意事項に同意して次へ進む
- 納付番号、確認番号、納付区分を入力
- 支払い情報の内容を確認
- カード情報の入力
- 内容の確認
- 手続完了
それでは実際に順を追って手続きをしてみます。
毎年5月前後に都道府県から「自動車税納税通知書」が届きます。
封筒の中身一式です。納付書のほか、納付方法やクレジットカード支払いについての案内書が入っていました。
こちらが自動車税の納付方法についての案内書です。
注意書きにあるように、車検が近い人は「窓口納付」をして、車検用納税証明書・領収証書を受け取りましょう。
クレジットカード、ペイジーで納付すると車検用の納税証明書が発行されるまでに最大10日もかかってしまいます。
クレジットカードでの納付方法についての説明書です。
一通り確認したら実際にクレジットカードで納付してみましょう。
私は納税地が東京都なので「都税クレジットカードお支払サイト」にアクセスします。
注意事項の確認にチェックして「同意して次へ」をクリックします。
納付情報(納付番号、確認番号、納付区分)を入力します。
支払い情報が表示されるので、支払内容・納税額に誤りがないか確認します。
クレジットカード情報を入力します。
支払内容の確認をします。
支払いないように間違いがなければ「支払を行う」ボタンを押します。
これで支払手続き完了です。こちらが完了画面です。
難しい操作もなく画面の案内に従うだけで、意外と簡単に手続きができました。
納税に使えるクレジットカード
各都道府県の納税サイトによって利用できる国際ブランドに違いがあります。例えば…
東京都 (都税クレジットカードお支払サイト) |
・VISA ・MasterCard ・JCB ・AmericanExpress ・Diners Club ・TS CUBIC CARD 以上6ブランドに対応。 |
---|---|
岩手県 (岩手県税納付サイト) |
・VISA ・MasterCard ・JCB ・AmericanExpress ・Diners Club 以上5ブランドに対応。 |
といった具合です。一般的な国際ブランドである次の3ブランドのいずれかに対応したクレジットカードを持っていればまず大丈夫でしょう。
- VISA
- MasterCard
- JCB
【本当にお得!?】納税でゲットできるポイントと決済手数料を計算
自動車税をクレジットカードで支払う主な目的は
- カードで手軽に支払いたい
- クレジットカードのポイントを獲得したい
の2つです。
大半の人は「納税にカードを使ってポイントをお得にしたい!」と考えていますよね。
そのとおり。ただ、クレジットカード払いは「決済手数料」が必要となってしまうんだ。だからカードの還元率によっては決済手数料の方が大きくなって、損をしてしまう可能性もある。
そこで実際に自動車税をクレジットカードで支払って、本当にお得になるのかを試してみました。
今回の自動車税は88,000円。決済手数料で709円(決済手数料657円+決済手数料にかかる消費税52円)かかりました。
還元率 | もらえるポイント |
---|---|
1%還元 | 880ポイント-709円=171ポイント |
0.5%還元 | 440ポイント-709円=-269ポイント |
1%還元のクレジットカードで支払えば171ポイントもらえるのですが、0.5%還元の場合、269ポイント損する計算です。
ポイントもお得にゲットしたい方は高還元率のクレジットカードをおすすめします。
ちなみに後述しますが、決済手数料は都道府県によって異なります。
今回は東京都での支払いでしたが、他の都道府県であれば還元率0.5%のクレジットカードでもポイントがプラスになるところは多いですよ。
納付して感じたメリット・良い点
実際に納税サイトを利用したクレジットカード払いを経験してみて感じたメリット・良い点として次の4点が挙げられます。
- 手間がかからない
- いつでも納税できる
- ポイントが貯まる
- 分割払い、リボ払いができる