先日、叔母からお小遣いにでもしなさいとQUOカードをいただきました。
でもQUOカードってどんな使い方ができるのでしょうか?
QUOカードは書店やコンビニなどで使えるカードだよ。
金券とは違って1回で使い切る必要はないんだ。
余ったお金は次回の買い物で使えるよ。
意外と身近な場所で使えるものですね。
お釣りが出ない分、損するわけじゃないと聞いて安心しました。
クオカード(QUOカード)はギフト・商品券の定番です。
テレビの視聴者プレゼントや雑誌などの懸賞になっていることも多く「名前は聞いたことがある」という方もいらっしゃるでしょう。
「クオカードの使い道や使い方がよく分からない」
「どこで使えるの?」
といった悩みを抱えている方も大勢います。
そこで今回はクオカードの仕組み、使える場所について徹底解説していきます。
この記事を読み終わる頃にはクオカードを最大限に活用できるようになるでしょう。
ツイッター(@crecatty)ではカードやキャッシュレスの知識をつぶやいていますよ。
気になる方はフォローをお願いします!
この記事の目次
クオカードとは?基本的なスペックを確認しよう
クオカードはキャンペーン商品や販売促進のためのギフトカードです。
まずは以下の4点をチェックしましょう。
- どんなカードなのか(特徴や特性)
- 使い方
- 購入方法
- 残高確認方法
それでは1つずつ解説していきます。
クオカードの特徴や特性
まずはクオカードがどのようなものなのかについて確認しましょう。
クオカードの有効期限は?
現在発行されているクオカードに有効期限はありません。
安心して使ってください。
クオカードが誕生したばかりの頃は有効期限が設定されているものもありました。
しかしそれらはすでに有効期限が切れているので気にする必要はありません。
クオカードの種類は?
クオカードには大きく分けて次の5種類があります。
各種類の特徴と対応金額は以下のとおりです。
スタンダードカード | 豊富なデザインの中から選べる定番のクオカード(300円、500円、700円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の8種類) |
---|---|
レディメイドカード | お気に入りのデザインに文字を印刷できるセミオーダー(500円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の6種類) |
ハッピーメイドカード | デジカメなどで撮影した写真やイラストに文字を入れられる(500円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の6種類) |
オリジナルカード | 好きな写真や画像を使って自由にデザインできるオーダーメイド(300円、500円、700円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の8種類) |
フリーバリューカード | 1~999円、2,001~2,200円まで自由に設定できるオリジナルカード |
クオカードの使い方
クオカードを利用できるお店は全国に約57,000店舗あります。
クオカードマークのあるお店の代金の支払いに利用可能です。
お会計の際にレジにクオカードを出せばOK。
クオカードはお釣りは出ません。
残高が残っていれば、次回の買い物に利用でき、残高がゼロになるまで繰り返し利用できます。
クオカードの購入方法
クオカードの購入方法は大きく分けて3つが挙げられます。
- 販売窓口で購入
- ネットで購入
- コンビニの店頭端末で注文
それぞれ解説していきます。
販売窓口で購入
最寄のクオカード取扱店販売窓口で購入できます。
その場ですぐに受け渡しなので「すぐに欲しい!」といったときに利用しましょう。
またレディメイドカード、オリジナルカードは後日渡しとなるので覚えておいてください。
ネットで注文
クオカードが運営しているショッピングサイト「クオ・ギフトショップ」から購入できます。
大まかな流れは以下の3ステップ。
- ネットで注文
- カード代金をクレジットカードまたは銀行振込で支払い
- 約2日~2週間でクオカードが手元に届く
自宅で手軽にクオカードを購入したい時に活用しましょう。
コンビニで注文
ローソンの店頭端末でクオカードを注文できます。
流れは以下の3ステップ。
- 店頭端末「Loppi」で申し込み
- レジで代金の支払い
- 約1週間でクオカードが手元に届く
コンビニで取り扱っているのは「スタンダードカード」のみとなります。
全国のローソンで購入できるので、近くにクオカード販売窓口がない時に便利ですね。
クオカードの残高を確認する方法
クオカードの残高確認は3つの方法があります。
カードの穴を確認
クオカードには「0」「5」「10」…といった数字が書かれています。
それぞれ次の金額を表しています。
0 | 残高なし |
---|---|
5 | 500円 |
10 | 1,000円 |
20 | 2,000円 |
30 | 3,000円 |
例えば5と10の間に穴が空いていれば、残高は500円~1,000円の間となります。
0と5の間に穴が開いている場合は残高0円~500円の間ということに。
大まかな目安はクオカードに空いた穴の位置で確認できます。
しかしこれでは正確な残高を確認するのが難しいので、これから紹介する次の2つの方法を試してみてください。
レシートを確認
クオカードを使って支払うとレシートがもらえます。
レシートにクオカードの残高が表示されているので確認できます。
レシートを捨てる前に必ず残高を確認するように習慣づけましょう。
お店で残高照会をしてもらうこともできる!
コンビニなど、クオカード加盟店なら残高照会をしてもらえます。
店員さんに残高照会をお願いし、クオカードを渡せばOK。
レシート形式で出してもらえるので、クオカードと一緒に保管しておくと良いですね。
クオカードの使い道は?どんなお店で使える?
ここからはクオカードの支払いに対応しているお店を紹介していきます。
大きくジャンル分けすると次の7つになります。
- ファミリーレストラン
- 書店
- コンビニエンスストア
- ドラッグストア
- ガソリンスタンド
- ホテル
- その他
それぞれのジャンルに該当するお店を紹介していきましょう。
ファミリーレストラン
クオカードが使えるファミリーレストランは「すかいらーくクルップ」の7店舗になります。
- ガスト
- バーミヤン
- 夢庵
- グラッチェガーデンズ
- 藍屋
- 魚屋路(ととやみち)
- ステーキガスト
また、定番のココスやサイゼリヤはクオカードに対応していないので注意が必要です。
書店
全国各地にある書店でクオカードが使えます。
対応する書店の一例として次の16店舗が挙げられます。
- ジュンク堂書店
- TSUTAYA(蔦屋書店)
- MARUZEN
- 紀伊国屋書店
- 啓文堂書店
- ブックファースト
- 有隣堂
- 勝木書店KaBoS
- 三省堂書店
- オリオン書房
- 大垣書店
- 戸田書店
- メトロ書店
- 啓林堂書店
- LIBRO
- 積文館
クオカード公式サイトから書店を検索できるので、そちらを活用して近くにある書店が対応しているのかをチェックしてみましょう。
コンビニエンスストア
クオカードが使えるコンビニエンスストアは以下の10店舗が挙げられます。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルK
- サンクス
- ポプラ
- 生活彩家
- くらしハウス
- スリーエイト
- リーベンハウス
主要コンビニエンスストアがクオカードに対応しているのは心強いですね。
ドラッグストア
クオカードの支払いへに対応するドラッグストアは以下の4店舗があります。
- マツモトキヨシ
- ミドリ薬品
- Family Drug
- 中島ファミリー薬局
最近は薬品以外の日用品などもドラッグストアで購入する機会が増えているので、クオカード支払いができるのは助かります。
ガソリンスタンド
次の2つのガソリンスタンドでクオカード支払いができます。
- ENEOS
- JA-SS
ちなみにJA-SSのオリジナルプリペイドカード「JA-SSプリカ」もJA-SSサービスステーションにて販売されています。
ENEOS以外のクオカード加盟店で利用可能です。
ホテル
クオカードを支払いに使えるホテルは次の3店舗があります。
- サンルートプラザ東京(東京ディズニーリゾートオフィシャルホテル)
- 東京ベイ横浜ホテル
- ホテルサンルート川崎
サンルートプラザ東京はフロントでの支払いだけでなく、館内にある次の4店舗でもクオカードが利用できます。
- 1階コーヒーハウス「カリフォルニア」
- 1階日本料理「浜風」
- 1階売店「ファーストショップ」
- 9階スカイホール「カーニバル」(欧風料理レストラン)
その他
その他のクオカードが使えるお店を6店舗紹介します。
- HMV
- HMV&BOOKS
- トイパーク博品館
- ゴルフプラザ・アクティブ(AKIBA店)
- あびこショッピングプラザ(イトーヨーカドーと一部専門店を除く)
- ホームアシスト(清水駒越店)
これらのお店で買物をするときはクオカードが使えることを覚えておくと良いですね。
クオカード利用除外商品があるので注意を!
ここまでに紹介した店舗でクオカードを利用できますが、対象店舗の中にも「クオカード利用除外商品」がいくつかあるので注意しておいてください。
具体的には次の6点が挙げられます。
- 公共料金
- プリペイドカード
- 切手、印紙
- タバコ
- チケット
- その他クオカード株式会社または取扱店が指定した商品など
例えばコンビニで公共料金の支払いや、タバコだけ購入する時はクオカードは利用できない、といった具合です。
クオカードは金券ショップで換金できる!
クオカードは金券ショップで買い取ってもらえます。
クオカードは利用シーンが幅広く、金券ショップでも人気商品の1つ。
良い値段で買取されていることが多いです。
ここからは金券ショップでクオカードを換金するときのポイントについて紹介していきます。
換金方法
換金方法は店頭買取と郵送買取の2種類があります。
それぞれの買取方法について説明しましょう。
店頭買取
金券ショップ店頭に足を運び、クオカードを直接買取してもらう方法です。
その場ですぐに買取代金を受け取れるため、早く現金が欲しい時は店頭買取を選びましょう。
郵送買取
WEBなどで買取の申込を行い、クオカードを郵送して買取してもらう方法です。
店頭買取と比べて換金率が高いことも多いです。
全国のどこに住んでいても、高水準な買取額になるのが魅力的です。
また金券ショップによっては、送料や振込手数料といったコストが発生することもあります。
換金率はどれくらい?
金券ショップにもよりますが、90%~100%の値段で買取されています。
500円のクオカードなら450~500円くらい、1,000円のクオカードなら900円~1,000円の買取が目安となります。
なので「実質換金率」で考えるようにしましょう。
店頭:900円
郵送:1,000円(送料300円、振込手数料300円)
とすると、郵送だと実質400円の換金になるためお得ではありません。
郵送買取は買取総額が大きい場合、送料、振込手数料などのコストを無料にするサービスを行っているところもあります。
「アクセスチケット」では買取総額30万円以上の場合、送料を負担してくれます。
高額買取になればなるほど送料や振込手数料の負担割合が下がっていくため、まとめ売りなら郵送買取の方が実質換金率が高くなることもあります。
いずれにしても損をしないためには各金券ショップごとの実質買取率を比較・検討することが大事です。
金券ショップを利用する上での注意点
金券ショップはすべてのクオカードを買取しているわけではありません。
買取不可となるカードもあります。
具体的には次の4つが挙げられます。
穴が開いているクオカード
クオカードは1度でも利用すると穴があけられます。
穴の空いたクオカードは買取不可です。
つまり利用履歴のあるクオカードは買取対象外ということになります。
有効期限のあるもの
有効期限が記載されている古いクオカードは買取対象外です。
今は発行されておらず、市場にもほとんど出回っていないので、さほど気にする必要はないでしょう。
例えばタンスや引き出しの奥から出てきた古いクオカードは有効期限が記載されていて、買取に応じてもらえない可能性があります。
汚れや傷があり読み取れない状態のもの
クオカードには磁気情報が記録されているのですが、カードが汚れたり傷があったりすると読取不可能状態になってしまうことがあります。
固有番号が「00」から始まるクオカード
コンビニなどで発行されるクオカードは「00」から始まります。
こちらは「磁気エンコード」が必要なクオカードになり、レジで入金処理をして初めて利用できます。
見た目では入金処理が行われているのか否かを確認できないため、買取を拒否する金券ショップが多いです。
例えばコンビニの店員がバックルームのクオカードを勝手に持ち出し、金券ショップに売る、といったパターンがあり、その対策として買取拒否となります。
金券ショップによっては、購入時のレシートや残高証明書、身分証明証(運転免許証など)を一緒に提示すれば買取してもらえる所もあります。
しかし換金率は低めで、手間もかかります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はクオカードの使い道や使い方について紹介しました。
ポイントを振り返ってみましょう。
- クオカードはギフト券や商品券として使える
- 利用可能店舗は全国57,000店舗以上!コンビニやドラッグストアで使える
- 金券ショップの需要が高く、換金率が高い
以上3点が押さえておきたいポイントです。
今回の記事でクオカードの購入方法や使い方が分かったでしょう。
参考にしてクオカードのスムーズな活用に役立ててくださいね。
もっとクレジットカードなどの情報を知りたい方は、ツイッター(@crecatty)もご覧ください!