家賃をクレジットカード払いにするとお得になるんですか?
そうだよ!
いろいろとお得があるけど一番はポイントが付くことだね。
家賃支払いで毎月ポイントが付けば、たくさん貯まりそうですね!
どうやってクレジットカード払いにするのでしょうか?
それには物件に対応したクレジットカードが必要だよ。
他の注意点もあるから、家賃のクレジットカード支払いについて説明するね!
家賃は銀行引き落としされるものだと思っている方も多いですが、近年はクレジットカードで支払える物件も増えています。
また、家賃をクレジットカードで支払うことで受けられるメリットも多いです。
とはいえ、
「家賃をクレジットカード払いにすると、どんなメリットがあるの?」
と疑問に思う人もいることでしょう。
そこで今回は、家賃をクレジットカード払いにするメリットや対応物件を探す方法と注意点などについて、お話しします。
この記事を読めばクレジットカードで家賃をお得に支払えるようになるため、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
家賃をクレジットカード払いする3つのメリット
家賃は生活費の中でも、大きな割合を占めています。
支払う金額を考えると、クレジットカード払いにした方がお得なことが多いのです。
そこで、ここではメリットを具体的に3つ紹介しましょう。
ポイントが貯まる
家賃をクレジットカード払いする最大のメリットは、ポイントが付与されることです。
クレジットカードのポイント還元率の平均は0.5%ですが、毎月7万円の家賃をカード払いにするだけで、年間4,200ポイントをもらうことができます。
ポイント還元率が1.0%のクレジットカードで引き落とせば、付与されるポイントは8,400ポイントになるのです。
貯めたポイントは好きなように使えるので、家賃の支払いに充てることもできます。
クレヒスを気軽に築ける
クレヒスとは「クレジットカードヒストリー」の略語です。
個人信用情報機関に記録されている、クレジットカードやローンなどの利用履歴のことをいいます。
このクレヒスが良くなると、次の3つのメリットがあります。
- 新規のクレジットカードやローンの審査に通りやすくなる
- 金利面で優遇を受けられることがある
- ゴールドやプラチナなど上位カードの審査に有利になる
クレヒスをよくするためには、毎月クレジットカードを利用し、きちんと返済を続けるしかありません。
家賃をクレジットカードで支払えば、定期的な高額利用が続くことになるので、クレヒスを気軽に築くことができます。
家賃を後払いできる
家賃をクレジットカード払いにする場合、カード会社の締め・支払日が適用されます。
そのため、通常の家賃の支払いは後払いになります。
賃貸物件を借りると、初期費用として敷金や礼金など高額な費用が必要なので、すぐに家賃を支払うのは難しい人こそ、クレジットカード払いができる物件を探すのが得策です。
また、不動産会社によっては初期費用もクレジットカード払いできるケースがあります。
その時に初期費用を分割払いにしておくと、高額な費用を事前に用意する必要がありません。
家賃をクレジットカードで支払える物件一覧
幅広い国際ブランドのクレジットカードに対応している不動産会社は次の3つです。
- 大東建託「いい部屋ネット」
- アパマンショップ
- アットホーム
この3社であれば、すでに持っているクレジットカードで家賃だけでなく、初期費用の支払いも可能です。
一方で指定されたクレジットカードしか、使えない不動産会社もあります。
以下の2社が代表的です。
- レオパレス21
- ピタットハウス「家賃deポイント」
レオパレス21で家賃の支払いに利用できるのは、JALカードだけです。
JALカードがあれば、家賃以外にも駐車場料金やトランクルームの費用などもクレジット決済できます。
また、退室時の清算に限り、VISAやMasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブで決済可能です。
ピタットハウスは「家賃deポイント」の物件限定で、家賃をクレジットカードで支払うことができます。
ただし、使えるのは「夢なびVISAカード」限定です。
ピタットハウスの「家賃deポイント」物件をクレジットカード決済している間は、夢なびVISAカードの年会費が無料になる特典がつきます。
物件を探す前に注意しておきたい3つのポイント
家賃をクレジットカードで支払える物件は増えていますが、誰もが入居できるわけではありません。
また、利用にあたって注意すべきこともあります。
そこで、3つの注意点を説明していきます。
事故情報があると入居できない可能性が高い
家賃をクレジットカードで支払える物件が増えている背景には、入居審査を簡単にしたいという、オーナーや不動産会社の考えがあります。
従来は家賃の滞納や未納を防ぐ意味で、入居にあたって連帯保証人や保障会社をたてるものです。
しかし、クレジットカードを持っている時点で個人信用情報機関に問題がないことがわかるので、保証人が不要になります。
ただし、与信審査を個人信用情報機関に照会することで行うのですから、クレジットカードの延滞や未納など、金融事故の履歴が残っていると審査に通らない可能性が高いです。
すでに延滞は解消していても、その情報が個人信用情報機関に残っているうちは、クレジットカード決済できる物件に入居できないケースもあると覚えておきましょう。
滞納は絶対にしない
家賃の引き落としに使っているクレジットカードが、残高不足などで引き落とせなかった場合、その履歴が個人信用情報機関に残ります。
初回であれば、クレジットカード会社から確認の電話があり、きちんと支払いをすれば不問にされることが多いです。
しかし、クレジットカードの延滞・滞納が何度もくり返されると、個人信用情報機関のブラックリストにのってしまいます。
クレジットカードやカードローン、キャッシングの支払いが61日以上遅れた場合、ブラックリストに5年間は履歴が残ってしまうのです。
そうなるとブラックリストから履歴が消える5年間は、新規でクレジットカードに入会するのが難しくなります。
もし入居している物件がクレジットカード決済限定だった場合、契約更新してもらえなかったり、最悪のケースでは退去を迫られる可能性があるので注意しましょう。
カード利用手数料を請求される場合がある
これまで家賃の支払いにクレジットカードを利用することが少なかった理由に、カード使用手数料の問題がありました。
クレジットカードの利用料は加盟店が支払うルールになっているので、利用額の1~5%を不動産会社やオーナーが支払わなければならず、家賃収入が減ることが問題視されていたのです。
不動産会社やオーナーから借主に対して手数料が請求されるケースもあり、その場合は結果的にクレジットカード払いでもらえるはずのポイントが減ってしまいます。
そうしたロスを避けるためにも、家賃をクレジットカード払いにする際に手数料が不要な物件を探すとよいでしょう。
家賃をお得に支払えるおすすめのクレジットカード3選
せっかく家賃をクレジットカードで支払うなら、メリットの大きい1枚を選ぶのがポイントです。
そこで、
- ポイント還元率が高い
- 使い勝手が良い
- 嬉しいサービスがある
という共通項がある、おすすめのクレジットカード3つをご紹介します。
これからクレジットカードで家賃を支払いたいと考えている方は、ぜひ読み進めてください。
REX CARD
株式会社ジャックスが発行しているREX CARDは年会費が無料で、通常のポイント還元率が1.25%と高く設定されています。
また、リボ払いを利用するとポイント還元率が1.75%にあがるのも魅力です。
リボ払いとは、毎月のクレジットカードの支払いが一定額に抑えられる支払い方法のことです。
また、REX CARD利用によって貯めたポイントは、Jデポに交換することで、クレジットカード利用額の減額に使えるのです。
ポイントをキャッシュバックすることで、節約したいと考える人におすすめのクレジットカードといえます。
楽天カード
楽天カードは楽天が発行している年会費無料のクレジットカードで、通常のポイント還元率は1.0%です。
ですが、楽天市場で利用した場合は常に3.0%のポイントが還元されます。
さらに、以下のようなキャンペーンが頻繁に開催されているため、あっという間に大量のポイントが貯まるはずです。
- 新規入会・利用で5,000ポイントを獲得!
- 家族カード同時入会で1,200ポイントをゲット
- 楽天市場でリボ払いを利用するとポイント最大6倍!
さらにネット不正あんしん制度や商品未着あんしん制度もあるので、ネットショッピングを利用する人にピッタリだといえるでしょう。
リクルートカード
リクルートが発行しているリクルートカードは年会費が無料なのに、通常のポイント還元率が1.2%もあると人気のクレジットカードです。
そして、リクルートカードの利用が1年間空白にならなければ、ポイントを失効することがありません。
さらに、ポンパレモールやHot Pepper Beautyなど、リクルート関連のネットサービスを利用すると、最大で4.2%のポイント還元を受けられます。
貯めたポイントを無駄なく使いたい、リクルート関連サービスを利用する機会が多い人に最適なカードです。
まとめ
今回は、家賃をクレジットカードで支払った方がよい理由や家賃をクレジットカード払いできる物件と探し方のポイントについてお話ししました。
家賃をクレジットカード払いにするポイントを整理すると、
- ポイントが貯まる
- クレジットヒストリーを簡単に築ける
- 家賃を後払いできる
の3つがあげられます。
上手に活用することでのメリットがあるので、これから引っ越しを考えている人は、家賃のクレジットカード払いをぜひ検討してみてくださいね。