クレジットカードの有効期限とは何でしょうか？
クレジットカードの表面に年月で記載されている数値が有効期限だよ。
有効期限が過ぎてしまうと使えなくなるから注意してね。
よく見ると書いてありますね……もうすぐ期限が切れそうです！
何か手続きが必要なのでしょうか？
何も問題がなければ有効期限間近に新しいカードが届くから大丈夫！
念の為クレジットカードの有効期限について説明しておくね！
クレジットカードには必ず有効期限が設定されています。
有効期限はそのクレジットカードがいつまで使えるかを表します。
○○月○○年（月が最初に表示される）という形式で表面に記載されているのが一般的です。
では何故、クレジットカードには有効期限が設定されているのでしょうか。また、有効期限が過ぎたらどうなるのか。
普段はそれほど気にすることのない、クレジットカードの有効期限について詳しく紹介していきます。
この記事の目次
意外と知らない！！有効期限とは？
ネット通販などをカード払いで利用する際には番号だけではなく、有効期限も入力しなくてはいけません。
そしてこの有効期限というのはとても大事なものです。
有効期限を過ぎているとそのクレジットカードを利用してショッピングをすることはできません。
クレジットカードの有効期限は年月で記載されていることがほとんどです。
年月の場合はその月の末日までがクレジットカードの有効期限ということになります。
解約をしないかぎり、そして特別に問題（与信審査など）がなければ有効期限の当月かその前月に新しいクレジットカードが届くよ。
なぜ、有効期限が設定されている？
クレジットカードには有効期限が設定されています。
クレジットカードを作成するときに、クレジットカード会社は、申し込みをした人が信用できる人かどうかを審査します。
そして信用情報に問題がなく審査を無事にパスすると、クレジットカードが発行されるのです。
発行されたカードに記載されている○○年○○月がクレジットカードの有効期限です。
有効期間の間にカード利用者の状況が変わっている場合もあるから、カード会社は何年かに一度所定の審査を行うんだ。
支払いの延滞や未払いなどの情報がなければ、新しい有効期限が記載されたクレジットカードが送られてくるんだ。
このとき、事故情報があったり、利用者の支払い能力に問題があるとされれば、契約は解除され、新しいクレジットカードが送られてくることはないよ。
また、有効期限は、有効期限自体がカード情報の一部として認証にも利用されているのです。
クレジットカードを利用してネット通販で買い物をする際には、クレジットカード番号の他に有効期限を入力するようになっています。
そしてクレジットカード番号と有効期限は紐付けされていて、常にペアとして管理されているのです。
有効期限の見方
クレジットカードの有効期限の見方を以下の画像より説明します
赤枠で囲っているのが有効期限です。
画像では「01/11」と表記されています。
「月/年」で記載されているので、これは2011年1月末日が有効期限ということになります。
年は西暦の下2桁で記載されています。
画像で説明すると以下になります。
クレジットカードによって有効期限の説明の仕方はまちまちです。
「MONTH/YEAR」と表記されているものもあれば、漢字で「月/年」と表記しているものもあります。
また、「VALID THRU」と書かれている場合もあります。
このように説明がクレジットカードによって違いがあるのですが、有効期限の表記は「月年」となり、数字4桁の最初の2桁は間違いなく「月」を表しています。
また、画像や表では、月と年を「/」（スラッシュ）で区切っていますが、これを「－」（ハイフン）で区切っている場合もあります。
有効期限の「月年」の数字4桁を「/」で区切っているクレジットカードが多いのですが、これの年の前に「’」（コーテーション）を付けているクレジットカードもあります。
具体的には「○○/’○○」です。「年」の前に「’」が記載されているので、年を表示しているというのがわかりやすいです。
このような表記をしているクレジットカードは、JCBカード、アプラスカード、セディナカードなどとなっています。
また、「月年」の数字四桁を「－」で区切る場合は以下のようになります。
これは、P-oneカードなどポケットカード発行のクレジットカードに多いのですが、全てのポケットカードというわけではないようです。
有効期限を過ぎたらどうなるか？
クレジットカードの有効期限を過ぎたら、そのクレジットカードは利用できなくなります。
ショッピングの際にお店から「有効期限が過ぎているので、ご利用できません」と言われることでしょう。
ネット通販の利用では、クレジット番号の他に有効期限を入力しますのでその時点で弾かれてしまいます。
一般的にはクレジットカードの有効期限が切れる前に、クレジットカード会社から新しいクレジットカードが届くよ。
しかし、何らかの事情によってクレジットカードが送られてこないこともあるんだ。
クレジットカードを利用して光熱費の支払いをしていた場合、カードの利用停止に伴ってクレジットカード経由の引き落としができなくなります。
引き落としができなかった旨の連絡が納入通知書とともに、
- 電力会社
- 電話会社
- 水道局
などから入りますので、納入通知書をもってコンビニか郵便局あるいは銀行で支払いをしなければいけません。
また、クレジットカードの発行ができない場合は、有効期限の前月や当月にカード会社から連絡が入るはずです。
何かあっても困らないように、このクレジットカードはどのような支払いに使っているかなどの一覧を作っておくとよいでしょう。
有効期限に関する注意点
クレジットカードの有効期限の年度はわかるのですが、月までしか表記がありません。
日にちの表記がないので、具体的に何日まで利用できるのかが今ひとつわからないです・・・
これについては、クレジットカードの有効期限というものは月単位で決められていて、有効期限の月の末日まで利用できることになっているよ！
例えば、有効期限が2020年7月でしたら、2020年7月31日まで利用可能ということだね。
その月いっぱいは安心してクレジットカードを利用することができるということだよ。
クレジットカードでは、あらかじめ有効期限が設定されています。
この有効期限の設定はクレジットカード会社によってまちまちなのが実情です。
このように更新にかなり厳格なクレジットカード会社があると思えば、新規の会員にも有効期限を6年も設定してくれるようなクレジットカード会社もあるのです。
申込者の信用力によって、クレジットカードの有効期限を設定する場合もあるようです。
有効期限の長いクレジットカードが届いたら、自分の信用力は高いと考えてもいいかもしれません。
一方で、有効期限が長いとされるクレジットカードなのに、有効期限の短いクレジットカードが届いたら、信用力が低いという目安になるかもしれません。
クレジットカードの有効期限は、クレジットカード会社が決めるものです。
そこには利用者ができるだけ有効期限を長くしたいと申請してもどうにもなりません。
有効期限の長い短いというのは、先述したとおり信用力にも大きく影響してくるよ。
そのため、信用力がないと感じたら、クレジットカードをマメに利用してしっかりとした利用履歴を作るといいだろうね。
信用力が高まると、次のクレジットカードの更新時には有効期限が長くなっているかもしれないよ。
新しいカードに更新！！
有効期限を過ぎ、新しいカードが発行されるかどうかは、カード会社の審査によって決まります。
新しいカードが届いた場合は古いクレジットカードはハサミを入れて破棄する方法がおすすめです。
これは古いクレジットカードを間違って使わないためと不正利用の対策も兼ねています。
https://shifit.co.jp/crecatty/faq/2924/
ここからは
- クレジットカードの更新に必要な手続き
- 公共料金の支払い
- クレジットカードが届かない場合
など、有効期限にまつわることについて見ていきます。
特別な手続きは必要？？
クレジットカードの有効期限が近づくと、利用者の元に新しいクレジットカードが届きます。
これには特別な手続きは一切必要ありません。
有効期限が近づくとカード会社は新しいクレジットカードを発行するにあたって規定の審査を行います。
カード入会時のような厳しい審査はないよ。
基本的には利用履歴をチェックし、信用情報に問題がなければ新しいクレジットカードの発行が行われるんだ。
利用者は、有効期限月あるいはその前月に新しいクレジットカードが届くのを待つだけで問題ありません。
そして新しいカードが届いたら古いカードは早めに廃棄するようにしましょう。
公共料金等のクレジットカード支払いはどうなる？
クレジットカードの有効期限が近づくと、新しいクレジットカードが利用者の元に届きます。
その時に気になるのが、公共料金の自動引き落としです。
新しいクレジットカードが発行されても、クレジット番号が変わることはありません。
クレジット番号が変わるときは紛失などによる再発行のタイミングのみです。
しかしクレジット番号が変わらないから大丈夫ということではなく、有効年月が変わるだけでも影響があります。
その際、実はカード会社が支払先に対して新しい情報に置き換えています。
これは利用者に対するクレジットカード会社の一つのサービスで、洗い替えといいます。
ちなみに洗い替えサービスの適用範囲は毎月支払っているものに限定されるよ。
もともと洗い替えサービスは、継続徴収の支払先（加盟店）に便宜を図るためのサービスなのです。
有効期限を過ぎてもカードが届かない場合は？
クレジットカードの有効期限が近づくと、カード会社から新しいクレジットカードが郵送されます。
簡易書留の場合が多いので、受け取りは家人か本人が押印することで受け取ることができます。
新しいクレジットカードが届く日は、クレジットカード会社によってまちまちだよ。
有効期限の前月の早い時期に届く場合もあれば、有効期限付きの中旬くらいに届くこともあるんだ。
遅くとも有効期限付きの中旬くらいまでには届くのが通例だね。
また、クレジットカードを利用している期間に引っ越しなどをして住所が変わっている場合は注意が必要です。
古い住所にカードが送られることで新しいクレジットカードが届かず、しばらくクレジットカードが使うことができないことがあります。
郵便局にあらかじめ依頼をすることで新しい住所に転送されますので早めに対応をしましょう。
稀なケースだけど、クレジットカードの利用が一度も無い人にクレジットカードの発行を見合わせる場合もあるよ。
これらは頭の片隅に入れておいたほうがいいだろうね。
まとめ
クレジットカードの情報はクレジットカード番号だけではなく、有効期限が紐付けされています。
そして有効期限過ぎには新しいクレジットカードが届くようになっていますので心配する必要はありません。
有効期限は利用者本人がしっかり把握しておきましょう。
以下、記事の重要な４点になります。
- 有効期限が切れたらカード会社が新しいカードを送ってくれる
- 有効期限が切れる際に審査が行われている
- 新しいカードが来たら古いカードはすぐに処分しよう
- 公共料金の自動引き落としの手続きをカード会社が行ってくれることも
この記事を参考にして、カードの有効期限が迫っても落ち着いて対処するようにしましょう。
