プレミアムな1枚
搭乗時にボーナスマイルが貰えANA航空券や機内販売での購入でマイルが2倍貯まるお得なカード | |
VISAブランドだから国内でも海外でも使いやすい便利なカード | |
ANAの国内線搭乗時にラウンジを利用出来るから国内線中心に利用する人には有難い1枚 |
プラチナカードってかっこいいよなー
そうですね!
でも、年会費も高そうだし、庶民の私には夢のまた夢って感じです。
確かに敷居は高いよね。でも、ANA VISAプラチナプレミアムカードなら80,000円のねんかい…
はちまんえん!?!?
高いよね(笑)
でも、その分マイルがバンバンたまるから、使い方さえ考えればすぐに元が取れちゃうお得なカードとも言えるんだよ。
そうなんですか?
1ポイント15マイルに移行できるから、最低約500ポイントためれば往復航空券と交換できるんだよ!
それは最高ですね!!! 買い物した分で旅行に行けて、旅先で使った分でまた旅行に行けますね!
そういうことだね(笑)
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」は、三井住友VISAカードが全日本空輸(ANA)と提携して発行している高付加価値のクレジットカードです。
ANAのマイルが貯められる、高ステイタスのクレジットカードです。
この記事の目次
ANA VISAプラチナプレミアムカードとは
クレジットカードのラインナップで、ゴールドカードの上の最上位となるのがプラチナカードです。
プラチナカード・ブラックカードなど上位のカードは、「インビテーション」がないとカードを作ることができません。
このクラスのもので、主として航空会社のマイルを貯めるためのカードは非常に貴重な存在です。
年会費は実に8万円(税抜)です。消費税分だけで、多くのクレジットカードの年会費より高額です。
高い年会費の分、驚くほどマイルが貯まります。
年会費
三井住友VISAとANAの提携するゴールドカード「ANAワイドゴールドカード」でも、年会費は税抜14,000円にとどまります。
ひとつクラスの上がった「ANA VISAプラチナプレミアムカード」は段違いに年会費が高く、80,000円となります。
ステイタスの高さはともかく、とても年会費分の元は取れなさそうにも思えます。
そうでもないよ。
「1000円のお買い物ごとに15マイル」と、マイルが非常に多く貯まるから比較的簡単に取り返せるんだ。
家族カード・追加カード
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」では、本会員と同様の機能が使える家族カードが発行できます。
こちらの年会費はぐっとお安くなり、年間税抜4,000円です。
高い年会費も、家族の数で割ると比較的低額になります。
また、ETCカードを発行できます。ETCカードの年会費・発行手数料は実質無料です。
ETCの利用実績があれば、年会費は毎年無料となりますが、ない場合は2年目から税抜500円です。
ETCカードは1枚だけ発行できます。ただし、家族カード会員もご自分の名義で1枚発行してもらえます。
国際ブランドはVISA
三井住友VISAカードは、社名にVISAが入っている通り、VISAブランドのクレジットカードを発行しています。
カードによってはMasterCardを選べるものもありますが、「ANA VISAプラチナプレミアムカード」のMaster版はありません。VISAのみとなります。
VISAは世界第一のクレジットカードブランドですので、国内外で困ることはありません。
JCBやアメックス、ダイナースのついたANAプラチナカードも発行されていますが、カード発行会社が「三井住友VISAカード」ではなくなります。
https://shifit.co.jp/crecatty/internationalbrand/473/
入会資格
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の入会資格は、「原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」となっています。
お勤めされている30歳以上の方なら入会資格はあります。また、自営業でも、収入が安定していれば入会資格はあります。
審査基準
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の審査基準は公表されていませんから、ほぼ口コミによるしかありません。
ゴールドカードですと、現在では比較的誰でも持てるカードになりました。
ですがプラチナカードになると、審査に通らなかったという方もかなり見受けられます。
決して手の届かないカードということもないようですが、入手するには戦略が必要なようです。
年収が高く、クレジットカードの利用履歴(いわゆるクレジットヒストリー)の十分ある方であれば審査に通りやすいことは間違いありません。
そうでない方は、まず「ANA ワイドゴールドカード」など、三井住友VISAのカードを入手したうえで、利用実績を積み重ねていくことが入手の早道と考えられます。
利用実績のある既会員であれば、三井住友VISAカードも、審査が容易になるでしょう。
利用限度額
年会費が高く、審査の厳しい「ANA VISAプラチナプレミアムカード」ですが、その分利用限度額も高くなっています。
限度額は、最低でもおおむね300万円以上で設定されます。
ワールドプレゼント
三井住友VISAカードの共通ポイントプログラムは「ワールドプレゼント」です。
ANAと提携している「ANA VISAプラチナプレミアムカード」も、通常のカード利用の場合は直接マイルが貯まるわけではなく、ワールドプレゼントのポイントが貯まります。
貯まったポイントは、必ずしもANAのマイルに交換しなければならないわけではなく、さまざまな目的で利用することができます。
ポイント還元率
三井住友VISAカードの「ワールドプレゼント」は、基本はクレジットカード1,000円の利用で1ポイント貯まります。
1ポイント5円相当ですので、1,000円使うと5円の還元があることになります。
ポイント還元率で言いますと、0.5%です。
このポイント還元率は、クレジットカードのクラスで変わるわけではなく、年会費の高いプラチナカードでも一緒です。
ですから「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の場合、一般カードと同じポイントの使い方では、高い年会費の元を取りづらいといえます。
やはりマイルに移行して使うのが本線でしょう。
ポイントUPモールでポイント最大20倍
還元率0.5%と、ごく一般的なポイントプログラムである「ワールドプレゼント」ですが、ポイントをアップする方法はあります。
ポイントを貯める段階で、工夫をして貯めていきましょう。
このひとつが、会員ネットモールの「ポイントUPモール」です。
楽天市場等に直接入り、支払の段階になって「ANA VISAプラチナプレミアムカード」で決済してもポイントはアップしません。
オンラインショピングの際は、必ず「ポイントUPモール」を経由しましょう。
「ポイントUPモール」を経由すると、ポイントが2~20倍となります。
ゴールド・プラチナ会員には特典があり、割増で獲得できるポイントがさらに増えます。
たとえば、「ロフトネットストア」は、一般カード会員なら「ポイント9倍」ですが、プラチナカードなら「10倍」となります。
「ココイコ!」活用でポイントアップ、キャッシュバックがうけられる
「ココイコ!」もポイントアップのプログラムです。
これはネットモールではなく、実店舗が対象です。
事前にお買い物をしたいお店をエントリーしておきますと、店舗での「三井住友VISAカード」の決済で、ポイントアップとキャッシュバックのいずれかを選べます。
エントリーは、三井住友VISAカードの公式サイト内の「ココイコ!」サイト内にログインしておこないます。
一例として次の店舗が対象となります。
- 大丸・松坂屋
- タカシマヤ
- 三井アウトレットパーク
- ユニバーサルスタジオ・ジャパン
- 東急ハンズ
- 渋谷ヒカリエ
- 洋服の青山
- カラオケの鉄人
- Victoria
- びっくりドンキー
エントリー後の各店でカード決済すれば、ポイントが3~18倍つきます。
店舗によっては0.5%~1.5%のキャッシュバックがあり、どちらかを選べます。
「ココイコ!」で獲得したボーナスマイルも、マイル移行の際は「1ポイント=3マイル」。
損得を考えると、キャッシュバックよりポイントだろうね。
ポイントの交換先はマイルで!!
貯まったポイントはさまざまな商品に交換できます。
ですが、目的を間違えないようご注意ください。
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」は、ANAのマイルを貯めてこそ真価を発揮します。
マイルに移行する前の三井住友VISAカードのワールドプレゼントの段階では、ポイント還元率自体、基本的に一般カードやゴールドカードと違いがありません。
プラチナカードの価値のひとつは、マイル移行率が「1ポイント=15マイル」と非常に高い部分にあります。
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」会員なら、貯まったポイントをすべてマイルに移行すべきです。
ワールドプレゼントのポイントには種類があり、マイル移行率がそれぞれ異なっています。
種類 | 移行率 |
---|---|
獲得ポイント | 1ポイント=15マイル |
ボーナスポイント/プレミアムポイント | 1ポイント=3マイル |
提携ポイントから移行したもの | 移行できない |
獲得ポイントは通常のVISAカードとしてのお買い物で貯まるものです。
ネットモールの「ポイントアップモール」などの利用で貯まるボーナスポイントは、獲得ポイントより低いマイル移行率となります。
また、ワールドプレゼントへは、他の汎用ポイントから移行ができます。現在、移行可能なポイントとして次の3種類があります。
- Gポイント
- 中部電力「カテエネポイント」
- VOYAGE MARKETING「PeXポイント」
ですが、これらから移行したポイントは、マイルに移行できませんのでお気を付けください。
繰り返しになりますが、ワールドプレゼントのポイントは、すべてマイルに移行しないと無駄遣いになります。
ポイント有効期限
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」はプラチナカードのため、ワールドプレゼント有効期限が「4年」となっています。
ゴールドカードの3年、一般カードの2年に比べ、大きく優遇されています。
「ANA VISAカード」の場合、毎月自動的にポイントをマイルに移行してもらえるコースもありますが、ポイントを大きく貯めるには不向きです。
有効期限をきちんと管理したうえで、マイルが必要なときにご自身で移行する方法がいいでしょう。
ワールドプレゼントの有効期間自体は、Gポイント等他の汎用ポイントに移行し、また戻すという裏技で延ばせます。
ですが、ワールドプレゼントに戻した後、マイルへの移行ができない仕組みになっています。
マイルを貯める場合に裏技は使えませんので、4年以内で大きく貯め、マイルに移行して、それから3年以内に使い切るようにしましょう。
ANAマイルがどんどん貯まる
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」でも、年会費の安い一般の三井住友VISAカードでも、ワールドプレゼントがたまる際の付与率は変わりません。
せっかくならば、貯めたポイントはお得に使いたいものです。
プラチナカードの価値は、貯めたポイントをマイルに移行する際に発揮されます。
1ポイント=15マイルと高還元率
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の場合、ポイントのマイル移行率が優遇されています。
「1ポイント=15マイル」で移行できます。
クレジットカードの利用1,000円ごとに1ポイント貯まるワールドプレゼントのポイントが、15マイルになります。
国内線より国際線、エコノミークラスよりビジネスクラスに使った方がマイルの価値は高くなります。
一番価値の低い使い方で、1マイルは1円の価値となります。
それで計算しても、1,000円のカード利用で15円の還元となります。
つまり、還元率に換算すると常時1.5%です。
プラチナカードの高い年会費を考えますと、マイルに換算せずにポイントを使うのは非常にもったいないことといえます。
ちなみに、「ANAワイドゴールドカード」ですと、「1ポイント=10マイル」です。プラチナカードは大きく優遇されています。
入会・継続で10,000ボーナスマイルプレゼント
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」に入会する際には、ボーナスマイルとして10,000マイルがもらえます。
また、毎年クレジットカードの継続時にも10,000マイルがもらえます。
乗るたびにボーナスマイルがもらえる
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」などのANAプラチナカードの特典で、搭乗時にボーナスマイルがあります。
ANAグループの航空機に搭乗するとマイレージ会員ならマイルが付与されますが、この際プラチナカード会員に対しては、区間マイレージの50%がボーナスでもらえます。
搭乗券によって異なる運賃倍率(50~150%)を乗じたマイル数が最終のボーナスポイントとなります。
後述しますが、搭乗券購入の際にクレジットカードで決済すれば、さらに多くのマイルが貯まります。
「マイ・ペイすリボ」でポイントアップ
「三井住友VISAカード」としてのポイントは還元率0.5%で、あまり大きくは貯まりません。
ポイント付与率を変える方法のひとつが、支払方法の変更です。
「マイ・ペイすリボ」に登録すると、一回払いのカード決済分がすべて「リボ払い」となります。
「マイ・ペイすリボ」を使っていますとポイント付与が倍になります。つまり1.0%です。
ですが、「リボ払い」は結局、カード利用残高のうちの一部だけ代金を支払い、残りをローンにする仕組みです。
15.0%掛かる金利を考えますと、ポイントアップしたくらいでは結果的に損をします。
ポイントが欲しくて「マイ・ペイすリボ」に登録するのは本末転倒ですので気を付けましょう。
リボ払い設定にしても、実質的には一回払いにできて、特典はそのままもらえるカードも世間にはたくさんあります。
ですが三井住友VISAカードの場合はこの要件が厳しく、リボ手数料が発生していない限り、ポイント2倍の特典ももらえない仕組みになっています。
「マイ・ペイすリボ」を使って得をするように管理するのはなかなか大変でしょう。
さらに、これで獲得したボーナスポイントは、「1ポイント=15マイル」では移行できず、「1ポイント=3マイル」となるのでなおさらです。
ANA航空券購入でマイルが2倍貯まる
ANAマイレージ会員ならば、航空券はANAグループで購入したほうがお得です。
次の場所で購入すると、マイルが貯まります。
- ANA SKY WEB(国内サイト)
- ANA SKY MOBILE
- ANAの各予約・案内センター(国内線・国際線)
- 日本国内のANAカウンター
プラチナカードの「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の場合、100円につき2マイル貯まります。
ゴールドカードでも、100円につき1マイルのところ、プラチナカードなら倍貯まります。
これだけではなく、「三井住友VISAカード」として決済されますので、決済についてワールドプレゼントのポイントがつきます。
Edyチャージ・利用で200円=1マイル
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」では、「楽天Edy」が利用できます。
電子マネーの「楽天Edy」にクレジットカードからチャージをすると、マイルが貯まります。チャージ200円につき1マイルです。
「楽天Edy」は、コンビニ等の少額のお買い物では大変便利です。
そもそも楽天Edyにチャージしても、ワールドプレゼントのポイントが貯まりません。
プラチナカードのホルダーの場合、プリペイド型の楽天Edyを使うより、たとえ少額でもクレジットカードで決済するほうがお得だということは認識しておきましょう。
電子マネーを使う場合は、ポストペイ型の「iD」なら、ただちにクレジットカード引き落としになりますので、ポイント面の不利益はありません。
「iD」機能も、カードに内蔵されています。
ANAマイレージモールでマイルがさらにもらえる
三井住友VISAカードのネットモール、「ポイントUPモール」を先にご紹介しました。
ANAにも「ANAマイレージモール」があります。
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」会員なら、ANAマイレージモールに会員ログイン後、各モールを利用するとマイルが2~5倍など多く貯まります。
では、「ポイントUPモール」と「ANAマイレージモール」とに同じお店が出店している場合、どちらがお得でしょうか?
これは利用するショップによって異なります。
ショップにより、特典として貯まるマイル倍率、ポイント倍率が異なるからです。
ですが一般的には、ANA VISAプラチナプレミアムカード会員にとっては「ポイントUPモール」のほうがお得に使えます。
「ポイントUPモール」で貯まったポイントは、最終的に「1ポイント=3マイル」で移行できます。
他のポイントのように「1ポイント=15マイル」にはなりませんが、それでも「ANAマイレージモール」で直接貯まるマイルよりお得になっています。
また、有効期限の点でも、ワールドプレゼントのポイントが貯まるほうが有利です。
マイルを使う
マイルを使う際は、なるべく大きく貯めて、国際線の無料航空券や、ビジネスクラス等と交換するのがお得です。
三井住友VISAカードのワールドプレゼントのポイントは、先にご紹介しました通り工夫次第で大きく貯めることができますので、マイルにも大きく移行できます。
国内線航空券
たまったマイルは、国内線特典航空券へ片道から交換できます。
5,000マイルで引き換えられる特典航空券は、ローシーズン(閑散期)の「東京→秋田」「東京→小松」などです。
それ以外、短い区間のフライトはほぼこれに該当します。
11,500マイルで引き換えられるのは、ハイシーズンの「東京→石垣」「札幌→沖縄」などです。
マイルが非常に多くたまる「ANA VISAプラチナプレミアムカード」では、わずか70万円程度の通常のお買い物で、10,000マイルを獲得できます。
さらに、ボーナスポイントやボーナスマイルを活用すれば、さらに少ないお買い物額で同じマイルを獲得できます。
国内線の場合、必要なマイル数はシーズンにより異なります。
シーズンは三種類、
- 「ローシーズン」
- 「レギュラーシーズン」
- 「ハイシーズン」
です。
ハイシーズンは、「年末年始」「3月下旬」「ゴールデンウイーク」「お盆前後」です。
ローシーズンは、上記以外の1月・2月・4月・12月です。
同じ区間が、閑散期であるローシーズンでは低いマイルで、繁忙期であるハイシーズンでは高いマイルで交換できます。
たとえば、「東京→沖縄」片道では、ローシーズンで7,000マイル、レギュラーシーズンで9,000マイル、ハイシーズンで11,500マイルが必要となります。
同様の区間には、「大阪→石垣」「札幌→福岡」などがあります。
国際線航空券
マイルを国際線の特典航空券に引き換える場合は、往復での交換となります。
一般的に、国内線より国際線のほうが、距離の長いほうがパフォーマンスの高い交換となります。
さらに、ビジネスクラスやファーストクラスに交換すれば、さらに高パフォーマンスです。
国内線と同様、3つのシーズンにより必要マイル数が変わります。
レギュラーシーズンの場合でご説明します。
国際線は、世界中に区間設定があります。
日本発着の場合ですと、区間のフライト距離により、Zone2~7、10の7種類に区分されています。
Zone2は、韓国の首都ソウルです。
国内線と同等の距離ですが、国内線と違って距離にかかわらず15,000マイル必要です。
ですから、ソウルから距離のある沖縄、東京、札幌などの各便のほうが高パフォーマンスの航空券となります。
東京や札幌からは、沖縄よりソウルのほうが、必要マイルが少なくなっています。
Zone3は、中国、香港、台湾、フィリピンなどです。
こちらも20,000マイルで交換できて、国内線と近い設定となっています。
やはり、沖縄からより札幌からのほうがお得な航空券といえます。
ハワイはZone5に含まれます。
エコノミークラスの航空券に交換する場合は40,000マイル必要です。
このくらいの距離ですと、ビジネスクラスへの交換が非常に優遇されています。
ビジネスクラスですと65,000マイルです。
65,000マイルというと大変そうですが、「ANA VISAプラチナプレミアムカード」では、通常のお買い物430万円程度で獲得できます。
ポイントの長い有効期間を考えますと、決して困難ではありません。
ヨーロッパはZone7となり、日本から設定されている区間の中では最も遠い区間です。
エコノミークラスの航空券ヘは55,000マイル必要です。
ANA便で行ける空港は、「ロンドン」「パリ」「フランクフルト」「ミュンヘン」「デュッセルドルフ」「ブリュッセル」です。
同区間も、ビジネスクラスがお得で90,000マイルとなります。ファーストクラスですと、交換に165,000マイル必要です。
座席アップグレード
エコノミークラスの搭乗券をビジネスクラスに、ビジネスクラスの搭乗券をファーストクラスに変更してもらうのがアップグレードです。
貯まったマイルを使うには、割がよく非常にいい方法です。片道から使えます。
パッケージツアーの座席をアップグレードする際などに利用できます。
アップグレードは国内線国際線共通で、区間マイレージにより必要なマイル数が決まっています。
エコノミークラスからビジネスクラスへは、距離により12,000~28,000マイル、同じくビジネスクラスからファーストクラスへは、20,000~45,000マイルでアップグレードできます。
片道20,000マイルあれば、日本からハワイに行く際にビジネスクラスにアップグレードできます。
時間の掛かる帰り道に使えば快適ですね。
ANAスカイコイン
ワールドプレゼントのポイントからの移行ではないマイルが、1万に満たず中途半端に残ってしまい、有効期限が迫っていることもあります。
こうしたマイルも、無駄なく使えるサービスが「ANA SKYコイン」です。
10,000マイル未満のマイルは1倍、それ以上のマイル数は最大1.6倍でANA SKYコインに変えられます。
ANAスカイコインは、ANAウェブサイトで航空券や旅行商品の支払いに使うことができます。
国内線のANAラウンジが利用できる
ゴールドカード以上のクレジットカードで、国内線の空港ラウンジが無料で使えることはよく知られています。
このラウンジはクレジットカード会社が共同で運営するものです。
ソフトドリンクは無料ですが、アルコールは有料です。
これと異なり、プラチナカードである「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の場合、ANAの運営する「ANAラウンジ」を利用できます。
本来クレジットカードの属性で入れる場所ではないですが、唯一プラチナカード会員になりますと、「ANAスーパーフライヤーズカード」と同じ資格が入手できます。
この資格で入れるANAラウンジは、アルコールも無料で、食べ物も付きます。
また、混雑していませんので大変くつろげる場所です。
プライオリティ・パスを無料で利用できる
「プライオリティ・パス」は、世界中の空港ラウンジを利用できるサービスです。
国内でいうと、クレジットカード会社のラウンジでなく、航空会社が運営するもので、「ANAラウンジ」に該当します。
クレジットカード会社を通さず有料で加入できるサービスですが、「ANA VISAプラチナプレミアムカード」会員は、申し込みますと無料で発行してもらえます。
「プライオリティ・パス」にも三段階ありますが、プラチナカードを持っていれば、一番上の「プレステージ会員」になれます。
これは、年間何回でもラウンジを利用できる種別です。
クレジットカードを通さず申し込みますと、399米ドル掛かります。
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の高い年会費には、この4万5千円分の価値が含まれているとも解釈できます。
コンシェルジュサービス
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の高い年会費も、ゴールドカードより優遇された各種サービスによって元が取れることを見てきました。
ですが、プラチナカードの価値は、本来は元が取れるかどうかにあるわけではありません。
かゆいところに手が届くサービスこそが真骨頂です。
プラチナ会員のためのコンシェルジュサービスでは、電話で次の手配を受け付けてもらえます。
- レンタカーの予約案内
- レストランの予約案内
- Visaが提供する特典やプロモーションのご案内
- パッケージ旅行、航空券、ホテル等ご旅行に関するサポート
- ゴルフ場の予約案内等
自分でできそうなことばかりですが、特に海外のサービスなどでその真価が発揮されます。
海外で、追加のアクティビティを楽しみたいときなどに相談すれば、提案して現地ツアーの予約を入れてくれたりもします。
使い方は、カードホルダーの工夫次第です。
コンシェルジュサービスを受け付ける、「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター」は、三井住友VISAカードのカードデスクとは別組織となっています。
プラチナオファー
三井住友プラチナカード会員限定の、非日常的なイベント・プロモーションが用意されています。
過去のイベントの一例です。
- 「よみうりゴルフ倶楽部」優待プレーのご案内
- よみうりゴルフ倶楽部での特別ディナーと宝石イルミネーション「ジュエルミネーション」のご案内
- 一夜限りの特別ディナーを《マンダリンオリエンタル東京》で開催
- 会員制クラブ「六本木ヒルズクラブ」のご案内
- テスラモデルS、モデルX 自動運転体験試乗会
- 深堀圭一郎プロと夢のラウンド2017 in 太平洋クラブ御殿場コース
- イタリア高級時計「オフィチーネパネライ」の試着会とMaestro Barista 中川直也氏のコーヒートークショーならびにイタリアンディナーのご案内
一般のイベントに紹介してもらえるものと、プラチナカード会員限定のイベントがあります。
Visaプラチナゴルフ
国内外の名門ゴルフコースが4,000円引きで利用できる、プラチナカード会員特典です。
国内名門ゴルフ場やプロトーナメント開催コースは、メンバー以外プレーできません。
その約70箇所のゴルフ場を、優待で予約できます。
グルメ
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」はグルメサービスも充実しています。
以下のとおりさまざまな特典があります(プラチナ以上のサービスです)。
プラチナグルメクーポン
一流レストランで2名以上のコース料理を利用する際、1名分無料のクーポンがもらえます。
2名で行けば半額になるわけですから、大きなメリットがあります。
一例として「丸の内ANTICA OSTERIA DEL PONTE」(イタリア料理)の、「季節のシェフおすすめコース」1名28,000円(消費税・サービス料等含む)などが挙げられます。
こちらはベネフィット・ワンとの提携です。対象店舗は、東京・大阪を中心に約100店舗あります。
プラチナワインコンシェルジュ
世界的ソムリエの田崎真也氏が厳選して直輸入したワインを、プラチナカードホルダーに特別販売します。
Visaプラチナダイニング
国内外の一流レストランでお得なサービスが受けられる、VISAプラチナ会員限定のプログラムですが、2017年12月31日で廃止となります。
ショッピング
すでにご紹介した「ポイントUPモール」「ココイコ!」以外にも、各種のサービスがあります。
「特選品」優待
情報誌と一緒に通信販売カタログ「ホームショッピング」が会員のお手元に届きます。
そちらの「特選品コーナー」内の通販商品が5%オフで購入できます。
Visaゴールド電子書籍
電子書籍ストアの「いつでも書店」は、月会費制度を取っています。
会費を取る代わりに、会費分50%増のポイントを付与してもらえるのが特徴です。
たとえば月会費500円の場合、750ポイントもらえます。1ポイント1円相当で利用できます。
入会初月の月会費について、Visaゴールド以上の会員は、60%以上のボーナスが付きます。750ポイントのところ、800ポイントもらえます。
コースは会費500円から5,000円まで6種類あります。
トラベル
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」ホルダーへの、旅行関連でお得な情報をお知らせします。
あらゆるシーンで、一般カードにはないメリットを味わえます。
国内主要空港のラウンジサービス
クレジットカード会社がゴールドカード会員のために運営するラウンジは国内主要空港にありますが、「ANA VISAプラチナプレミアムカード」ホルダーは、当然無料で利用できます。
一流旅館・ホテル宿泊予約プラン by Relux
「Relux」は、厳選された一流旅館・ホテルの予約サイトです。
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の会員は、会員サイトから「For Platinum Members」に進んで予約をすれば、宿泊料金が5%オフとなります。
もともと安価に設定された「Relux」提供価格からの、さらに割引です。
宿泊すると、5%のReluxポイントをもらえますが、これを1ポイント1円で次回利用しようとするなら、前述の5%割引は利用できません。
他にも特徴があります。
- 特別な旅行の相談に、Reluxコンシェルジュ利用できる
- 特別な滞在プランも提供
Visaプラチナトラベル
Visaプラチナトラベルでは、大手旅行会社の国内外のパッケージツアー・宿泊プランを優待価格で利用できます。
海外航空券や、海外ホテルのオンライン予約優待も取り扱っています。
Visaプラチナ空港宅配
国際線ご搭乗の際、ご自宅と空港の間、荷物を運んでもらえるサービスです。
対象空港は以下のものです。
- 成田空港
- 羽田空港国際線ターミナル
- 中部国際空港
- 関西国際空港
手荷物は2個まで、1個500円で運んでもらえます。
3個目以上は通常料金の20%オフとなります。
VisaプラチナKaligo
ホテル予約サイト「ホテル予約サイト Kaligo.com」と提携した、プラチナカードのサービスです。
VisaプラチナKaligo専用ページからホテルを予約すると、Kaligo.comの通常サービスで付与されるポイントが30%追加となります。
ゴールドサービスの場合ならポイント25%増量ですので、さらに優遇されています。
Visaゴールド国際線クローク(一時預かり)
国際線利用の際に、空港での手荷物一時預かりが15%オフとなります。
利用できる空港は以下のとおりです。
・羽田空港国際線ターミナル(出発ロビーのみ)
・中部国際空港
・関西国際空港
ゴールドカード以上のサービスです。
Visaゴールド海外Wi-Fiレンタル
海外渡航の際の、インターネット回線の確保は重要な問題です。
この点、利用料定額のWi-Fiルーターを持っていけば安心です。
ゴールドカード以上のサービスで、レンタルWi-Fiルーターを使った定額データ通信料金が20%オフとなります。
割引後の料金一例です。
北米・欧州⇒1日800円
欧州の一部と中南米・中近東⇒1日960円
周遊タイプ⇒1日960円
JTBロイヤルロード銀座
プラチナカードのサービスです。
高品質旅行専門店、銀座並木通りの「JTBロイヤルロード銀座」が企画・提供する商品に参加すれば、ワールドプレゼントのポイントが6倍付与されます。
ハーツGoldプラス・リワーズ・ファイブスター会員
海外レンタカーをよく利用される方には便利なサービスです。
海外レンタカーの代表、ハーツレンタカーではメンバーシップサービスを実施しています。
このメンバーシップに、ゴールド以上の会員は年会費永年無料でご入会できます。
入会すると、海外で利用する際も、カウンターでの書類手続き不要です。
外国語でのやりとりもいらず、サインも不要です。
さらに、主要空港の営業所では、メンバー専用パーキングがあり、カウンターに立ち寄らずに車を出発できます
専用パーキングのない営業所では代わりに専用カウンターがあり、免許証の提示だけで、契約書と車の鍵を受け取れます。
Visaゴールドライフサポート
Visaゴールドカード以上の会員対象のサービスです。「ANA VISAプラチナプレミアムカード」も当然含まれます。
福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」と、ベネフィット・ステーションの優待サイト「モラエル」に入会できます。
会費は月額税込1,026円ですが、ベネフィット・ステーション内で使えるポイント1,500ポイント(1,500円相当)のプレゼントがあります。
さらに「モラエル」への入会時、毎年の更新時に、12,000円相当分となる交換券100枚のプレゼントがあります。
そこから宿泊・グルメなど100の商品から自由に選んで利用できます。
他にも、レンタカー、カラオケ、映画館など優待が目白押しです。
カード付帯保険も充実!
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」は、付帯の保険も充実しています。
医療のルールが異なる海外に行く際は、海外旅行傷害保険が必須ですが、プラチナカードならばこれ1枚あれば手厚い補償が受けられます。
旅行のたびに保険に加入する必要がありません。
海外旅行傷害保険
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 |
傷害治療費用 | 500万円 |
疾病治療費用 | 500万円 |
賠償責任 | 1億円 |
携行品損害(自己負担3000円) | 100万円 |
救援者費用 | 1,000万円 |
海外に行きますと、当然ながら日本の健康保険はほぼ役に立ちません。
海外は医療制度が異なりますので、盲腸の手術で最大250万円の費用が掛かる場合もあるんだよ。
当然、海外旅行傷害保険に入っていなければ、全額自費で払わなければいけないんだ。
健康保険の海外療養費で戻ってくるのは、日本で治療を受けた場合の額ですので、とうてい穴埋めはできないよ。
だから、海外旅行傷害保険を選ぶ際は、ケガや病気の際にも安心できる補償内容のものを選ばなければいけないね。
そんな中「ANA VISAプラチナプレミアムカード」に付帯する旅行傷害保険は、大変手厚い内容で、医療費が最大500万円補償されます。
家族特約
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1,000万円 |
傷害治療費用 | 500万円 |
疾病治療費用 | 500万円 |
賠償責任 | 1億円 |
携行品損害(自己負担3000円) | 100万円 |
救援者費用 | 1,000万円 |
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」付帯の海外旅行傷害保険は、家族にも適用されます。
事前のカード決済の有無を問わない自動付帯の海外旅行傷害保険は、非常に役に立ちます。適用される範囲は次のとおりです。
- 本会員の配偶者
- 本会員と生計同一、同居の親族
- 本会員と生計同一、別居の未婚の子(※ 勤めている場合は生計同一と判断されない場合あり)
死亡・後遺障害については保険金が10分の1の額となりますが、それ以外は手厚い補償となっています。
国内旅行傷害保険
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 |
入院保険金日額 | 5,000円/日 |
通院保険金日額 | 2,000円/日 |
手術保険金 | 20万 |
国内旅行の際は、旅行傷害保険に加入する人は少ないでしょう。
国内であれば医療制度も同じですし、健康保険も問題なく使えます。
ですが、普段と違う環境に出向くことは確かで、アクシデントに遭うことも多くなるでしょう。
わざわざ保険に加入するほどではないとしても、お持ちのクレジットカードに保険が付帯していれば安心できます。
国内旅行傷害保険は、付帯していても「利用付帯」、つまり事前に旅行代金をカード決済しておかないと適用されないものも多いのですが、「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の場合は、自動付帯です。
入院、通院について手厚い補償があります。
病気は対象外になっており、適用となるのは
- 「公共交通機関」
- 「宿泊」
- 「宿泊を伴うパッケージツアー」
中の傷害です。
国内航空傷害保険
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
入院保険金日額 | 10,000円/日 |
通院保険金日額 | 2,000円/日 |
手術保険金 | 40万 |
国内航空傷害保険も、カード事前利用の必要がない自動付帯です。
日本国内において、航空機搭乗中の傷害で
- 「死亡または後遺障害が生じた場合」
- 「平常の生活や業務ができなくなり入院・通院を要した場合」
に、保険金が支払われます。
墜落事故に遭遇しないまでも、乱気流に遭遇してケガをすることなどもあるので、自動付帯の航空傷害保険があれば安心です。
保険に任意に加入すれば、保険料が1,000円ほど掛かる内容です。
三井住友VISAカードの補償ですので、利用する航空会社もANAに限りません。
お買物安心保険(動産総合保険)
いわゆるショッピングプロテクトも、プラチナカードの場合は手厚くなっています。
「ANA VISAプラチナプレミアムカード」を利用して購入した商品が、破損、盗難に遭うなどしたときにはお買い物安心保険が適用されます。事前の手続きは不要です。
補償の特長は次のとおりです。
- 家族会員の補償も、本会員と同一
- 会員の購入によるプレゼントをもらった方に対しても適用
- 補償限度額は500万円
- 補償を受ける際には、自己負担額が3,000円発生
- 対象期間は90日間
航空便遅延保険
航空便遅延保険はプラチナカード以上に付帯するサービスです。
海外旅行の場合は自動付帯、国内旅行の場合は利用付帯となっています。
日ごろから航空券をクレジットカードで購入している人にとっては問題なく補償されます。
海外・国内とも補償額は同じで、上限は以下の通りです。
補償内容 | 金額 |
---|---|
乗継遅延費用 | 2万円 |
出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 2万円 |
手荷物遅延費用 | 2万円 |
手荷物紛失費用 | 4万円 |
他のプラチナカードとの比較
ANAカードの「プラチナカード」は、発行会社により4ブランドあります。
いずれも「ANAカードプレミアム」というくくりになっていますので、サービスには共通項が多いものの、ブランドごとの違いもあります。
カード名 | ANA VISAプラチナプレミアムカード | ANA JCB カードプレミアム | ANA ダイナースプレミアムカード | ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード |
---|---|---|---|---|
年会費(税込) | 86,400円 | 75,600円 | 167,400円 | 162,000円 |
家族カード年会費(税込) | 4,320円 | 4,320円 | なし | なし |
国際ブランド | VISA | JCB | ダイナース | アメリカン・エキスプレス |
マイル移行換算 | 1,000円=15マイル | 1,000円=13マイル | 100円=2マイル | ANAグループで100円=2.5マイル それ以外で100円=1マイル |
マイル移行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
海外旅行傷害保険の最高補償額 | 1億円(自動付帯) | 1億円(自動付帯) | 1億円(自動付帯) | 1億円(カード事前利用付帯の場合でフルスペック) |
国内旅行傷害保険の最高補償額 | 1億円(自動付帯) | 1億円(自動付帯) | 1億円(自動付帯) | 1億円(利用付帯) |
国内航空傷害保険の最高補償額 | 5,000万円(自動付帯) | 5,000万円(自動付帯) | 国内旅行傷害保険で補償 | 国内旅行傷害保険で補償 |
電子マネー | iD/楽天Edy/PiTaPa/銀聯 | QUICPay/楽天Edy/PiTaPa | 楽天Edy | 楽天Edy |
ANA JCB カードプレミアムと比較
「ANA JCBカードプレミアム」は、JCBカードが発行しているプラチナカードです。
ANAカードプレミアムのラインナップの中では、最も年会費が安く75,600円となっています。
1マイルの価値を低く1円と見積もった場合、VISAカードとの年会費の差約10,800円は、年間550万円程度のお買い物で埋まります。
1年でそこまでお買い物をしない場合は、年会費の安いJCBもいいかもしれません。
ANAダイナースプレミアムカードと比較
「ANA ダイナースプレミアムカード」は、屈指のステイタスを誇るダイナースが発行しています。
ステイタスはありますが、利用できる店舗がやや少ないのが難点です。
ダイナースの場合、年会費がVISAカードよりさらに高く、167,400円となっています。
ただし、VISAカード以上に優遇されたマイル移行率の高さで補えます。
年間1,600万円程度のお買い物で、VISAカードの年会費の差、81,000円は埋まります。
JCBとの差は、年間1,300万円程度のお買い物で埋まります。
プラチナカードを使ってお買い物をたくさんする人であれば、ダイナースが最も高パフォーマンスです。
欠点としては、電子マネーの対応が「楽天Edy」しかなく、モバイルで使える電子マネーも、楽天Edy以外は「Suica」だけです。
プリペイド型の電子マネーは、ANAカードプレミアムでの決済に比べ、ポイントがわずかしかつかないため、積極的にマイルをためるには向きません。
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードと比較
「ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード」は、アメリカン・エキスプレス(アメックス)の発行です。
海外ホテルでの信用度の高さなど、そのステイタスはダイナースとよく似ています。年会費も同等です。
加盟店が少ないことと、それを補うためにJCBと提携していることも、ダイナースと似ています。
とはいえ他のANAカードプレミアムと比べ、マイルをためるパフォーマンスでは、少々不足気味です。
ANA関連でない一般のお買い物では、マイル移行が「1ポイント=10マイル」しかありません。これは、プラチナカードというよりゴールドカードの水準です。
旅行傷害保険も、完全自動付帯になっておらず、若干見劣りのする内容です。
国内旅行傷害保険も利用付帯です。
アメックスの場合、クレジットカードでのキャッシングができません。
まとめ
マイルがどんどんたまる「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の特長をみてきました。
ゴールドカードが一般の人のものになった現在、プラチナカードこそ、真のステイタスを持つカードです。
年会費が高い点は気になりますが、ダイナースやアメックスほどではありません。
カード決済を年450万円程度する人であれば、ボーナスポイント、ボーナスマイル、フライトマイル等の活用によって十分元は取れるでしょう。
もちろん、複数年数を掛けてマイルを大きく貯めれば、さらに大きな価値となって戻ってきます。
「プライオリティ・パス」やコンシェルジュサービス、海外旅行傷害保険など、それ以外の高付加価値も備わっています。
クレジットカードのお好きな方でしたら、獲得を目指す価値のある一枚です。
基本情報
カード名 | ANA VISAプラチナプレミアムカード |
---|---|
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
国際ブランド | VISA |
申込資格 | 原則として満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
発行期間 | 約1-3週間 |
入会金 | 不要 |
年会費 | 80,000円(税別) |
家族カード | 4,000円(税別) |
ETCカード |
発行手数料:無料 ▼年会費:無料 |
ポイントシステム
ポイントプログラム | ワールドプレゼント |
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ポイントレート | 通常利用:1000円につき1ポイント |
ポイント還元率 | 通常利用:0.1% |
ポイント有効期限 | ポイント獲得月から4年間 |
マイレージ
交換・移行可能マイレージ | ANAマイル |
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交換・還元率 | 1ポイント15マイル |
最低交換単位 | 1ポイント以上1ポイント単位 |
移行手数料 | 不要 |
電子マネー
一体型 | 楽天Edy、iD |
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チャージ |
PiTaPa nanaco モバイルSuica SMART ICOCA Apple Pay |
付帯保険・補償
旅行傷害保険 |
海外:最高1億円(自動付帯) 国内:最高1億円(自動付帯) |
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ショッピング保険 | 500万まで補償 |
紛失・盗難補償 | 全額補償 |
その他 |
国内航空傷害保険 航空便遅延保険 |
付帯サービス
空港サービス |
空港ラウンジ利用:あり(同伴者1名まで無料)、ANAラウンジは本人のみ プライオリティパス:あり(別途申し込みが必要) |
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その他のサービス |
ANA航空券を購入でマイルが2倍 「楽天Edy」チャージで200円ごとに1マイル ポイントUPモール経由の買い物で、ポイント最大20倍 プラチナグルメクーポン コンシェルジュサービス ビジネスクラス専用チェックイン 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (10%OFF) 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (10%OFF) 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF) 成田空港でのパーキング割引 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF) ANAスカイホリデー・ANAハローツアー・ANAワンダーアース割引販売 (5%OFF) ANAビジネスソリューション公開講座 受講料割引(15%OFF) IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」 ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引 ハーツレンタカー5~20%割引 |