入会金や年会費が無料で新社会人には嬉しいサービス | |
搭乗ごとにマイルボーナスがさらに10%溜まる | |
クレジットカードのポイントを手数料なしでマイルに変更可能 |
ANAカードって全て年会費がありますよね。
マイルをためたいんですけど、年会費が気になってしまって・・・。
確かにマイルは効率よくためたいけど、できれば年会費は払いたくないという人は多いよね。年会費は目に見えないし、自分に還元されるものでもないからやっぱり気になってしまうのも当たり前だと思う。
今何歳だっけ?
今年で24歳になります。年齢が何か関係あるんですか?
関係あるんだよ。決まった年齢までしか入会できないカードがあるんだ。24歳であれば、おすすめの「ANA JCB カード ZERO」にを紹介するよ。
「お得にマイルをためたい・・・けれどクレジットカードの年会費は払いたくない」
そう思う人はたくさんいると思います。そんな20代の人には、「ANA JCB カード ZERO」がおすすめのです。
ANA JCBカードから新登場した「ANA CARD カード ZERO」は、18歳以上29歳以下を対象に、5年間限定で利用できるクレジットカードです。年会費は無料でありながら、搭乗ボーナスマイルが受け取れるなど、ANAカード同様のマイルがたまります。
ANA JCB カード ZEROが持つ特徴や、他のANAカードとの違いからメリットとデメリットに注目して、詳しくお話ししたいと思います。
この記事の目次
入会金年会費無料!ANA JCB ZEROはどんなカード?
ANA JCB カード ZEROの目的としては、若い世代にANAカードを利用してもらうというところにあります。そのため、ANA JCBカードとの違いは、以下の3点です。
- 年会費無料
- 対象年齢
- 期限つき
年会費が2,000円(税抜)とかかるANA JCBカードに対し、年会費は無料、対象年齢も18歳以上のANA JCBカード対し、ANA JCB カード ZEROは18歳~29歳までと区切られています。また、加入から5年間と利用できる期間も決まっていて、ANA JCB カード ZEROの目的の1つでもある、お試しで利用しやすい設定になっています。
ANA JCB カード ZERO | ANA JCBカード | |
---|---|---|
年会費 | 本会員・家族会員無料 | 本会員2,000円(税抜) 家族会員1,000円(税抜) 初年度無料 |
対象年齢(学生不可) | 18歳~29歳まで | 18歳以上 |
利用期限 | 29歳までの5年間 | なし |
後に詳しくお話ししますが、利用期限後は自動的にANA JCBカード(一般カード)へ切り替わります。まずは肝心のマイルの付与率について解説します。
マイル付与率0.5~0.56%
ANA JCB カード ZEROは、JCBのポイントプログラムを利用してANAマイルをためます。ショッピングなどで利用した金額に合わせて、1,000円につき1ポイントのカードポイントがつきます。
このカードポイントは、JCBのポイントプログラムであるOkiDOkiポイントになります。ANA JCB ZEROはOkiDokiポイント1ポイントにつき、5マイル付与され、マイルへの移行手数料はかかりません。
1,000円につきOkiDokiポイントが1ポイント。これが5マイルへ移行されるので、ANA JCB ZEROのマイルへの還元率は0.5%となります。
OkiDokiボーナスポイント
ANA JCB カード ZEROはJCBの「JCB STAR MEMBERS」のサービスを利用することができます。年間ショッピングなどで利用した金額に合わせてランク分けがされ、ランクに合わせて翌年のポイントが10~20%UPした状態で付与されるというサービスです。
年間の利用総額 | 翌年のボーナスポイントUP率 |
---|---|
50万円以上 | 10% |
100万円以上 | 20% |
OkiDokiボーナスポイントの場合、1ポイントは3マイルへ付与されます。
ってことは…前年度の利用総額が50万円以上の場合、10万円利用するとボーナスポイントは10%なので、100ポイントに対し10ボーナスポイントが付与されるってことかしら?マイルにすると、500マイル+30マイルで530マイルだから…還元率は0.53%ってことですね!
その通り。同じく20%のボーナスポイントであれば560マイルになり、最大0.56%のマイル還元率ってことになるんだ。
フライトマイル
ANA JCB ZEROにも、航空機を利用したときにつくフライトマイルは付与されるんですか?
もちろん、飛行機に乗って旅行や帰省した分もマイルをためることができるよ。
ANA JCB ZEROは、ボーナスマイルもつくからとってもお得なんだ。
マイルをためるのに一般的でそしてより多くのマイルをためることができる、ANA航空機を利用したときに付与されるフライトマイルがあります。基本、フライトマイルの計算方法としては、搭乗した区間の基本マイレージに入手したチケットの種類である積算率によって計算され、ANAやJALでもたまるマイル数が変わります。
- 通常のチケット(割引なし)であれば100%の基本マイレージ
- プレミアム特割を受けていれば125%
- 特割などを受けていると75%
といった形で受け取れるマイル数が変わっていきます。
ANA便を利用して、更に+10%のフライトボーナスマイルがもらえる
ANA JCB ZEROは、通常のマイルに加えてフライトボーナスマイルが10%付与されます。
国内線
区間基本マイレージ×運賃種別ごとの積算率×10%
国際線
区間基本マイレージ×予約クラスごとの積算率×10%
※国際線の場合は、提携航空会社であればマイルが付与されます。
付与されるマイル数をみても、やはりフライトマイルが一番たまるのがよくわかるね。
クレジット利用で貯まるOkiDokiポイント
OkiDokiポイントは、JCBカードのポイントプログラムになります。ショッピングでANA JCB カード ZEROを利用すると、1,000円につきOkiDOkiポイントが1ポイントたまります。たまったポイントは、ポイント数に合わせて商品や、他のポイントへ交換が可能です。
クレジットカードポイントからマイルへ無料で移行
たまったOkiDokiポイントは、移行手数料がかからずにマイルへの移行されます。ANA JCBカードにはマイルへの移行手段として、手動の“マルチポイントコース”か自動の“マイル自動移行コース”の2種類があります。
以前はANA JCB ZEROも2種類のコースの選択が可能でしたが、現在ではマイル自動移行コース(5マイルコース)のみの対応になります。
ANAマイルの有効期限に注意が必要!
毎月獲得したOkiDokiポイントがマイルへ自動で変換されてたまるので、OkiDokiポイントの有効期限が切れる心配はありません。ただし自動移行コースだと、毎月コンスタントにマイルがたまる分、ANAマイルの有効期限には気を付ける必要があります。
2017年の1月にマイルが付与された場合、2020年の1月が有効期限ってことになるんだ。利用しないままでいると、3年後には毎月マイルを失うことになるから、有効期限をしっかり確認しておいたほうがいいよ。
ANAカードの特約店なら、ポイントと別に0.5~1%のマイルが貯まる
ANAマイルをためるには、利用するとお得にマイルがたまる、「ANAカードマイルプラス」があります。ANAカードマイルプラスは、カード会社のポイントとは別にマイルが直接たまるサービスで、100円もしくは200円につき1マイル付与されます。
OkiDokiポイント1,000円につき1ポイントなので、通常10ポイントたまります。これとは別に、ANAマイルが100円につき1マイルたまるので、100マイルプラスでもらえることになります。
ANAマイル特約店
ANAカードマイルプラスのサービスは、通常カード会社のポイントのみのところ、ポイントの二重取りが可能なのでとてもお得にポイントやマイルをためることができます。ただANAカードマイルプラスは提携店舗のみ対象となるので事前に確認しておくことをおすすめします。
以下では、ANAカードマイルプラスのサービスが受けられる特約店の一例を紹介するよ。
特約店 | マイルプラス |
---|---|
ANA航空券・機内販売 | 100円で1マイル |
エルセーヌ | |
ENEOS | |
スターバックスカードへのチャージ | |
マツモトキヨシ | |
羽田など対象空港駐車場 | |
東京MKタクシー | |
セブンイレブン・イトーヨーカード | 200円で1マイル |
大丸 | |
松坂屋 | |
スターバックス | |
インターネット花キューピット | |
出光興産 | |
ニッポンレンタカー | |
三井のリパーク(駐車場) |
ANAカード搭載の電子マネー「楽天Edy」を使ってもマイルが貯まる
ANA JCB ZEROは、楽天Edyが搭載されています。
楽天Edyは全国のコンビニやファミレスやスーパーなど幅広い店舗で利用でき、200円利用ごとに1マイルたまります。楽天Edyの対象店舗は幅広く、ANAマイル特約店ではない、ローソンやファミリーマート、ツルハドラックなどでもマイルをためることができます。
ただし、Edyへのチャージ分はOkiDokiポイント対象外です。
EdyマイルプラスやAMCモバイルプラスでお得に!
楽天Edyを利用する上で、注目したいのが「Edyマイルプラス」と「AMCモバイルプラス」です。
Edyマイルプラスは、利用できる店舗は少ないけど、対象店舗でEdyで支払いをすると、200円につき2マイルたまるそうですね。還元率1%と通常の倍のマイルがたまるので、とてもお得ですね。
うん。ただ、対象商品としては原則Edyで決済できるものに限られるんだ。
以下では、対象店舗を紹介するよ。
Edyマイルプラスの対象店舗
- ニッポンレンタカー
- 紀伊国屋書店
- 大丸
- familymart(沖縄フマミリーマート)
- エスカ地下街(名古屋駅新幹線口)
- Annex
- マツモトキヨシ
- はるやま
- マイルが付与されるまで2~3週間程度時間がかかる
- Edyで支払えても、公共料金や航空券の料金は対象外
- 自動販売機も対象外
AMCモバイルプラスは、「ANAマイレージクラブモバイルプラス」の略称で、月額300円(税抜)でEdyを利用すると、200円につき3マイルがたまるサービスなんですよね。
そう。通常、200マイルにつき1マイル付与されるから、残りの2マイルはボーナスマイルとして付与されるんだ。それ以外にも、以下のような会員限定のサービスもあるよ。
- 一般販売よりも2日早く航空券の予約・購入が可能
- ANA SKYコインへ最大1.5倍のレートで交換可能
- ANA FESTA対象店舗で1,000以上購入でコーヒー1杯無料(羽田空港第2ターミナル内のみ)
- マイルが付与されるまで2~3週間程度時間がかかる
- ドコモ・softbank・au・ANA Phoneの契約者のみ対象
- 格安スマートフォンの場合は加入できません
EdyマイルプラスとAMCモバイルプラスで200円につき4マイル?!
ここで注目したいのが、AMCモバイルプラスとEdyマイルプラスの併用が可能というところです。
Edyマイルプラスは200円で2マイルたまるので、100マイル付与されることとなります。AMCモバイルプラスでは、200円で3マイルたまるので、150マイルです。
その中の50マイルは通常付与分、残りのそれぞれ50マイルと100マイルはボーナス分の付与として割り当てられます。つまり、200マイルが付与されることになります。
なるほど。200円につき4マイルってことは、還元率は2%にもなるのでとてもお得ですね!
うん。ただ、還元率はとてもいいけど、AMCモバイルプラスでは2018年4月1日から1月に付与されるボーナスマイルはが、最大2,000マイル(20万円分)までと上限されることになるんだ。
そうなんですね。超えてしまったボーナス分が切り捨てられちゃうことは、注意が必要ですね。
うん…。あ、でもね、ANA JCB ZEROだけの対象店舗として沖縄にあるアウトレットモール『あしびなー』では、100円につき1マイル付与されるんだ。同じANAカードでも、ANA JCB ZERO以外で決済すると、マイルは付与されないから、これは本当にZEROだけの特典だね。
ポイントやマイル以外にも使い方いろいろ!知っておくと便利なANA JCB ZEROの使い方
とてもお得にマイルがたまるのはわかったのですが、他の使い方とかあるんでしょうか?
もちろん。ANA JCB ZEROはnanacoカード搭載のQUICPayの利用もできるし、Apple Payの利用もできるから、機能について詳しく紹介するね。
nanacoカード搭載のQUICPay利用で更にお得
nanaco搭載型のQUICPayとして、JCBが提供する「QUICPay(nanaco)」もしくは「ANA QUICPay+nanaco」の利用ができます。
QUICPay(nanaco)
利用の仕方としては簡単で、QUICPayにnanacoを登録するだけです。機能の特徴としては、nanacoの200円ごとに1ポイントがたまり、それでいてカードポイント、もしくはマイルがたまります。
ANA JCB ZEROはマイルへの自動移行なのでnanacoポイントとマイルの2重取りが可能になります。
ANA QUICPay+nanaco
ANA QUICPay+nanacoはANA JCBカード限定のサービスで、以下3つの機能が備わった電子マネーです。
- QUICPay
- nanaco
- ANAの「Skip」
カードとは別に飛行機の羽をモチーフにしたキーホルダーが電子マネーの役目をし、発行手数料は300円(税抜)になります。
Skip機能は、事前に航空券の予約や購入・座席指定をした場合、空港で搭乗手続きなしに、保安検査場に進めるので、繁忙期など手続きの時間を短縮できるので便利な機能です。
セブンイレブンではマイル付与率が1.23%になることも
通常nanacoをセブンイレブンで利用した場合、200円につき1ポイントが付与されます。そこでQUICPay(nanaco)をセブイレブンで利用すると、nanacoポイントの他にカードポイントもたまります。
ANAマイルが、5マイル
nanacoポイントが、5ポイント
※ANA JCB ZEROはマイル自動移行コース(5マイルコース)のため、マイルで換算
通常マイルへの還元率は0.5%ですよね。nanacoポイントは500ポイントで250マイルへ交換できるので、マイルへの還元率は0.25%…。あまり高い還元率とはいえませんね。
でも、セブンイレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗だよね。だからANAカードマイルプラスのサービスで、カードポイントとは別に200円で1マイル、直接ANAマイルがたまるんだ。つまり3重取が可能ってこと。
そっか!そしたら、カードでのマイル還元率は1.0%になり、nanacoと合わせると1.25%のマイル還元率になりますね。
QUICPayでの支払いも、ANAカードマイルプラスが適用されるので、QUICPay(nanaco)やQUICPay+nanacoを利用しても、マイルへの還元率は同様に1.25%ってことですね。
そうそう。ただ、わかりやすいように今回はすべて税込価格での計算をしたけど、本来であればANAカードプラスは税込価格。QUICPayの利用分は税抜対象なので、最大還元率として1.23%ということになるよ。
Apple Pay対応で、お買い物とSuicaチャージが可能に
ANA JCB カード ZEROはApplePayに対応しているので、ApplePayでのお買物とSuicaへのチャージが可能です。JCBでは、決済方法がQUICPayへ割り当てられるので、QUICPay+機能が利用でき、ビックカメラやコジマなどでは2万円を超える決済ができます。
また、ApplePayのWalletアプリを利用してSuicaへのチャージも可能です。残念ながらチャージ分のポイントはつきません。
ただしJCBでは、Suicaの定期券やモバイルSuicaの特急券などを利用した場合、カードポイントが付与されます!
JR東海のエクスプレス予約も可能!
JCBの特典でもある「JR東海エクスプレス予約」も利用できます。JCB年会費は1,000円(税抜)で、下記のようなサービスを受けることができます。
- スマートフォンやパソコンで簡単に予約ができる
- 好きな座席のリクエストが可能
- 予約変更は手数料なく無料で何度でも行える
- 365日繁忙期であっても会員価格で乗車することが可能
- 専用のICカードが発行されるため、駅での手続きも不要
さらに、東京から新大阪までの普通指定席を利用する場合、片道1,080円の割引価格で乗車することができます。帰省などで利用することがある方は、年会費がかかったとしてもお得です。
ネット通販もお得に
ネットショッピングを利用している人であれば、ぜひ注目してほしいのが「OkiDokiランド」と「ANAマイレージモール」です。
ネットショッピングでAmazonや楽天市場、Yahoo!JAPANなど、ショッピングサイトを利用している人も多いのではないでしょうか。しかし、そのまま直接ショッピングサイトを利用すると実はもったいないです。
- 「OkiDokiランド」はJCBが提供するポイント優待サイト
- 「ANAマイレージモール」はANAが提供するポイント優待サイト
この2つのどちらかを経由して対象ショッピングサイトでお買物をすると、通常のカードポイントとは別に、ポイントやマイルをためることができます。詳しく表で見てみよう。
OkiDokiランド | ANAマイレージモール | |
---|---|---|
運営元 | JCB | ANA |
たまるポイント種類 | OkiDokiポイント | ANAマイル |
ポイント倍率 | 2~20倍ポイント | 2~5倍マイル |
対象ショッピングサイト |
|
|
特徴 | お買物に強い。日常的に利用するものから、衣類など幅広くサイトが充実している。(1ポイント3マイル) | 旅行に強い。幅広いものの、Amazonには対応していない。また旅行会社などのショップが多い。 |
OkiDokiランド
楽天市場はOkiDokiポイント2倍(2017年12月時点)
OkiDokiポイント…100ポイント(500マイル)
ポイントボーナス…100ポイント(300マイル)
カード利用の通常ポイントとボーナスポイントがそれぞれたまります。
マイルに換算すると計800マイル。
ANAマイレージモール
楽天市場は、200円ごとに1マイル付与されます。(2017年12月時点)
OkiDokiポイント…100ポイント(500マイル)
ANAマイル…500マイル
カード利用のOkiDokiポイントとANAマイルがそれぞれたまります。合計1,000マイル。
2017年12月時点の楽天市場でのお買物であれば、ANAマイレージモールを利用した方がマイルをためることができるんですね。ショップや時期によってポイントやマイルの還元率が変かわるんですね。
そうなんだ。あと、ANAマイレージモールではAmazonなど対応していないサイトもあるから、ネットショッピングを楽しむときには、2つのサイトを比べて還元率のいい方で購入すると、よりお得にマイルをためることができるよ。
ANA一般カードで共通の割引や特典がある
ANAカード(一般カード)で共通の優待サービスや割引特典などがあるのでご紹介します。
特典 | 詳細 |
---|---|
ビジネスきっぷ | 当日予約・変更可能 最大約45%割引 |
航空券のスムーズ予約 | カード表面の数字で予約が可能 |
空港内免税店での割引 | 5%オフ |
国内・国際線の機内販売割引 | 10%オフ |
ANA FESTAで割引 | 10%オフ |
成田空港でのパーキング割引 | セントラルパキング成田で特別割引 |
ANAショッピング A-styleでの割引 | 5%オフ |
ANAスカイホリデー・ハローツアー・大人のゆとり旅・ワンダーアース 割引 | 5%オフ |
ANAビジネスソリューション公開口座 | 15%オフ |
ホテルズグループジャパン宿泊割引 | 5%オフ |
レンタカー割引 | ニッポンレンタカー・トヨタレンタカー・オリックスレンタカーを5%オフ |
ハーツレンタカー割引 | 5~20%オフ |
ANASKYコインへの優待レート | 50,000マイル以上交換する場合、交換率が変動 最大1.5倍 |
他の割引やクーポンとの併用が不可であったり、一部商品や店舗は対象外だったりするけど、ANAだけあって空港や旅行関連での使い勝手がいいことが特徴だといえるね。
その他、特典やサービス内容
特典や機能がいろいろあることが分かったけど、他にも何かあるんですか?
あともう一つあげるなら、やっぱり安全性かな?やっぱりJCBのセキュリティサービスである『J/Secure』を利用できることは大きいと思う。
あ、J/Secure加盟店でネットショッピングをするときに、事前に登録したパスワードがないとカード決済ができないっていう、安全性を重視したサービスですよね!
うん。カードを盗まれたり、スキミングなどでカードの番号やセキュリティコード知られたとしても、加盟店であれば暗証番号で本人認証を行うから、犯罪被害に合う確率が減るんだ。
ANA JCB ZEROを利用して5年経ったらどうなるの?
そういえば、最初に5年間限定のクレジットカードだと聞きましたが、5年が経つと、ANA JCB ZEROカードはどうなるんですか?
自動的にANA JCB一般カードへ切り替わるから、特に手続きとかの心配はないよ。
ANA JCB ZEROを5年利用した後は、更新としてANA JCB一般カードが送られてきます。年会費は2,000円(税抜)と、今まで無料だった分高く感じるかも知れませんが、入会時と継続時に1,000マイルずつ付与されるので、年会費分をマイルでカバーすることができます。
また、ANAマイレージクラブのお客様番号や貯めたマイル、マイレージ情報などはそのまま新しいカードへ、自動的に引き継がれます。
- マイル自動移行コース(5マイル)
- マイル自動移行コース(10マイル)※
- マルチポイントコース(5マイル)
- マルチポイントコース(10マイル)※
※…移行手数料が年間5,000円(税抜)必要
毎月利用した分のOkiDokiポイントが、自動的にマイルへと変換される自動移行コースとは違い、マルチポイントコースではOkiDokiポイントとして、カード利用分のポイントをためることができます。
点数に合わせて商品へと交換もでき、有効期限になるギリギリまでポイントをためてマイルへ変換することもできます。
切り替え時期に、新しいANA JCB一般カードと一緒に「マイレージ移行に関するご案内」が同封されているので、確認しましょう。
電子マネーへの対応
よく食品をイオングループで買うので、WAONを利用しているんですけど、チャージはできますか?
残念ながら、WAONには対応していないんだ。対応可能な電子マネーについて説明するね。
楽天EdyやQUICPayに対応していることはお話しましたが、その他のチャージが可能な電子マネーや、利用することができる電子マネーはどのようなものがあるのでしょうか。
チャージ可能な電子マネー
ANA JCB カード ZEROが対応可能な電子マネーは、下記3種類です。
- QUICPay
- 楽天Edy
- PiTaPa
前述にもありますが、楽天EdyやQUICPayを利用してnanacoや、ApplePayのWalletアプリを利用するとSuicaなどへのチャージも可能です。残念ながら、日常の食品などお買物で利用しやすいWAONや、バスなど利用するときに便利なPASMOへのチャージ対応はしていません。
チャージではポイントは貯まりません!
チャージできる電子マネーとしては4つ。
- 楽天Edy
- nanaco
- Suica
- SMART ICOCA
いずれも、チャージは可能ですがチャージ分はポイント・マイルはたまりません。前述の通り、楽天Edyやnanaco であれば、QUICPayを利用することによって、より多くのマイルをためることもできます。
付帯保険
ためたマイルは何に使おうと思っているんだい?
できれば友人と旅行に行きたいなと思ってます。
それならクレジットカードに付帯されている保険に注目した方がいいね。
保険ですか?
現在発行されているクレジットカードの多くは、なんらかの付帯保険が備わっていることが多いです。そこでクレジットカードを利用するうえで欠かせない、付帯保険について説明します。ANAカードに付帯されている保険は4つに分かれます。
1.海外旅行傷害保険
海外旅行中にケガや病気、不慮の事故に巻き込まれ、死亡・後遺症が残る・治療が必要な場合などに補償される保険です。
2.国内旅行傷害保険
公共交通乗用具(バスや電車、タクシーなど)に乗車中の事故や、宿泊施設などでの火災事故、募集型旅行中の事故を補償される保険です。
3.国内航空傷害保険
国内線航空機搭乗中の墜落や不時着などによる傷害事故が補償される保険です。
4.ショッピング保険
購入した商品が壊れたなどの損害を補償する保険です。
付帯条件
付帯保険には“付帯条件”というものがあります。付帯条件とは保険が適用される条件のことで、“利用付帯”と“自動付帯”に分かれます。
利用付帯
利用付帯は、年会費が無料もしくは低額のカードに多い付帯条件です。対象カードで、公共交通乗用具を利用した代金や旅費などを支払った場合に保険適用となります。
自動付帯
自動付帯は、その対象カードを持っているだけで保険適用となる付帯条件です。主に年会費が高額な場合やゴールドカード以上のカードに多いのですが、最近では年会費無料であっても自動付帯が適用されている場合もあります。
ANA JCB ZEROは残念ながらショッピング保険のみが付帯されているので、付帯条件はありません。
ANA JCB ZEROの付帯保険の内容は?
ANA JCB ZEROに付帯されている保険は、ショッピング保険のみになります。
海外で購入した商品で、購入日から90日以内に偶然な事故によって損害を受けた場合、1万円の自己負担額で最高100万円が補償される保険です。
対象外商品
国内で購入した場合にも補償されるようにするには、JCBが提供する「支払い名人(定額コース)」へ登録が必要になります。
ショッピングリボ払いもしくは、ショッピング1回払いで購入が条件で、1回の事故につき3,000円の自己負担で年間100万円まで補償してもらえる保険です。
ANA JCB ZEROには海外・国内などの傷害保険は付帯されていません。特に海外では医療費も高額なので、旅行するときにはそれらの保険が付帯されているカードを持参するか、単体で保険に入ることをおすすめします。
本当にお得?他のANA JCB カードと比較してみよう!
対象年齢や年会費に違いがあるのはわかったんですが、他にANA JCBカードと何が違うんですか?
そうだよね。今ANA JCB ZEROを申し込んでも、最長で5年間しか保有できないから、いずれ切り替わるANA JCBカードとの差を知っておきたいよね。次は、「ANA JCB ZERO」と「ANA JCBカード」との違いに注目してみよう。
ANA JCB ZERO | ANA JCBカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 2,000円(税別) |
家族会員 | 無料 | 1,000円(税別) |
対象 | 18歳以上29歳以下 学生不可・本人もしくは配偶者に安定した継続した収入がある方 |
18歳以上 学生不可・本人もしくは配偶者に安定した継続した収入がある方 |
カードグレード | 一般カード | 一般カード |
ポイント還元率 | 0.5~0.6% 翌年度ボーナスアップあり |
0.5~0.6% 翌年度ボーナスアップあり |
マイル還元率 | 最大0.56% | 0.5%~1% |
マイル移行コース | マイル自動移行コース (5マイルコース)のみ |
マルチポイントコース (5マイル・10マイルコース) マイル自動移行コース (5マイル・10マイルコース) |
移行手数料(年間) | 無料 | 5マイルコース:無料 10マイルコース:5,000円(税別) |
継続ボーナス | なし | 1,000マイル |
フライトボーナス | 10% | 10% |
付帯保険 | ショッピング保険(海外のみ) (最高年間100万円) |
海外旅行傷害保険 (最高1,000万円) 国内航空傷害保険 (最高1,000万円) ショッピング保険(海外のみ) (最高年間100万円) |
専用特典 | 沖縄アウトレットモール 『あびなー』はZERO専用特典あり |
なし |
沖縄アウトレットモールの『あしびなー』は、ANA JCB ZEROだけの限定マイル特典なので、他のANAカードでは他の特典を受けることはできません。
ANA JCB ZEROを解約や切替えをすると、特典を受けることができないので注意が必要です。
ANA JCB ZEROを選ぶメリットとデメリット
メリット
ANA JCB カード ZEROのメリットとしては、やはり年会費無料な点と、ANA JCBカードとほぼ変わらないサービスを受けられるという点です。
またフライトボーナスも、ANA JCBカードと同等の10%がつきます。
それから、マイル移行コースが1択のみなで、その分移行手数料などのコスト面を気にする必要がなく、わかりやすいという面は、マイルを集めるビギナーにとってはメリットといえますね。
デメリット
やはりマイルがたまりにくいという面と、カードに付帯される保険がANA JCBカードに比べてやや劣ってしまうという面はデメリットです。
ANAカード全般にいえるのは、マイルをためるためのカードといっても過言ではないということです。しかし、「マイル自動移行コース(5マイルコース)」しかないANA JCB ZEROは、毎月の利用金額が高額な人で年間利用額が100万円を超える人にとっては、損だといえます。
年会費や移行手数料を考慮したとしても、ANA JCBカードの方が10マイルコースを選べる分、マイルの還元率がいいのでお得です。
うーん、ANAマイルの使い道として航空チケット代へあてようと考えている人の場合、旅行などで訪れた先で、何かあった場合に補償がないANA JCB ZEROでは、少し心細いことがわかりました。
結局どんな人におすすめ?
- 気軽にマイルをためてみたい人
- 出張などで飛行機で国内を移動することが多い人
- 年間利用する金額が少ない人
- 就職したばかり人
- 年会費が気になる人
- マイルを利用する予定が近年(最高3年以内)にある人
- 海外へ行く予定がない人
マイルは気になっているけれど、なかなか踏み出せないという人や、通常にカードを利用していてどれくらいマイルがたまるのが分からない、カードに年会費をかけたくないという人はANA JCB ZEROはがおすすめです。
前述でANAマイルに3年間の有効期限があることを説明しました。ANA JCB ZEROは自動移行コースのみなので、毎月の請求金額に合わせてマイルが自動的にたまるので、初回請求月から3年経つと、毎月有効期限切れのマイルが消失してしまいます。
ANA JCB ZEROを利用する上では、3年以内にマイルを利用する予定のある方がいいでしょう。
逆におすすめできない人
ANA JCB ZEROが残念ながらおすすめできない人は、マイルを膨大にためたい人です。
- マイルをより多くためたい人
- 海外旅行に行きたい人(行く予定や目的でマイルをためる人)
- 海外へ行く機会が多い人
- 年間利用金額が100万円を超える人
やはり、年間100万円以上利用するのであれば、ANA JCBカードの10マイルコースを選択した方が、マイルの還元率も1%に上がり、年会費や移行手数料を加味したとしても、10マイルコースの方が多くのマイルをためることができます。
また海外旅行へ行く場合、ANA JCB ZEROには付帯保険がないので他の保険に加入するか、他の付帯保険があるカードが必要です。
審査
やっぱり審査が気になります。
ANA JCB ZEROは対象年齢を下げている分、審査の難易度は低い傾向にあるんだよ。一般的に定職について、クレヒスに問題がなければ通りやすいと言われているカードなんだ。
どんなクレジットカードでも、審査は行われます。審査に通りやすいカードでも、クレヒスや現在の職業や収入、勤続年数などを考慮されます。当然、在籍確認などをすることもあるので、油断してはいけません。
申し込み方法や審査通過までの流れ
ANA JCB ZEROの申し込み方法としては、JCBもしくはANAのサイトからネットで申込むのが一般的です。またネットであれば、初回入会特典としてOkiDokiポイントやマイルのプレゼントなど、キャンペーンを行っている場合があるので、サイトを確認して特典が多い方を選ぶといいでしょう。
個人情報や収入・口座など必要事項を入力後、審査が終わるのを待ちます。
審査にかかる時間
カードを申し込んでから気になるのは、審査にかかる時間ではないでしょうか?落ち着かない気持ちで待つ人もいるでしょう。
カードは早くて3営業日で発行されます。審査の合否はメールでお知らせが届きます。審査に通ればあとはカードを待つだけので、ネット申し込みであれば1週間程度で、郵送申込みであれば3週間程度で手元に届くでしょう。
審査の難易度
年会費がかからず、対象年齢を20代という若年層をターゲットにしている点や、利用できる期間を29歳までの5年間と短いことから、審査基準としては「低い」といえます。
しかし、だからといって安易に申し込むのはやめましょう。もちろん、クレヒスに問題がある場合や収入が安定せず低い場合は、審査に通らない可能性もあります。
解約について
さまざまな理由で解約することになった場合、電話一本で解約が可能です。ANAカードは、発行元(国際ブランド)に電話して解約手続きをします。ANA JCB ZEROの場合はJCBへ連絡することになります。
解約時の注意点
そのまますぐに電話で解約してしまうと、マイルが消えてしまう
ANAカードの解約で一番気を付けなくてはいけないのが、ためたマイルです。
ANAカードを解約するのと同時に、ANAマイレージクラブも自動的に解約になります。そのため、ただ電話でカードの解約をしただけではマイルは消失してしまいます。
マイルをそのまま継続して引き継ぎたい場合は、ANAマイレージクラブ・サービスセンターへ連絡して引継ぎの手続きが必要になります。この場合、クレジット機能がついていない無料のANAマイレージカードを発行してもらえます。
未払いの有無
クレジットカードのほとんどが、解約時には未払い金の請求があります。それはリボ払いやボーナス支払い分、分割払い分などは関係なくすべてまとめて一括払いで請求されることがほとんどになります。
解約前に未払い金は支払を済ませておくか、まとめて支払えない場合は未払いがなくなってから解約するようにしましょう。
電子マネーも利用できない(一体型の場合)
電子マネーを利用していた場合、解約と同時に残高も消失します。残高は全て使い切ってから解約をするようにしましょう。
ETC・家族カードも同時に解約
ETC・家族カードは、本会員が解約した場合は自動的に解約になりますので、使用している家族に確認も必要です。
全て手続きが済んだあとは、安全な方法でクレジットカード処理しましょう。特に磁気コードとICチップを壊すことには気を付けましょう。
それから、カードを解約すると、携帯代金や公共料金などの自動引き落としも解除されるので、滞納にならないよう手続きを済ませる必要もありますよね。
切り替え時の審査は通りやすい?
ANA JCB カード ZEROを利用して5年、もしくは29歳になると、自動的に切り替わります。
ワイドカードや、マイルがたまりやすいとされるワイドゴールドカードなどへの切替えも可能です。ただし、切替えにも必ず審査があります。
今までのクレヒスや利用状況などを確認した上で許可の有無が判定され、他のカードへの切替えが可能になります。とくにゴールドカードへの切替えは審査落ちのリスクもあります。
ただ、今まで5年間ANAのJCBカードを利用し実績がある分、ストレートに申し込むよりも審査が通りやすい傾向はあります。
また、ANA JCB ZEROから自動的に切り替わるANA JCBカードは、今までのカード実績であるクレヒスに問題がなければ、審査に通るでしょう。
ANA JCB ZEROからANA JCBカードへ自動的に切り替わった場合、肝心のマイル移行コースは「マイル自動移行コース(5マイル)」のまま切り替わります。ANA JCBカードでは4つのコースの選択が可能なので、コースの変更を希望する場合はカードが届いてから変更の手続きが可能になります。
5マイルコースは無料ですが、10マイルコースは利用した年に5,000円(税抜)のマイル移行手数料がかかることは注意が必要です。
まとめ
ANA JCB ZEROは、ANA JCBカード(一般カード)と同等のサービスを受けることができる、若年層向きのクレジットカードです。ただ付帯保険が乏しいことや、マイルへの還元率を見ても低い印象を受ける人も多いと思います。
しかし、ANA一般カードで利用できる特典や割引もでき、年会費が無料のANAクレジットカードはANA JCB ZEROのみとなります。
年会費が無料で、ANAマイルをお得にためたい若年層におすすめです。また、新規入会キャンペーンを行っているのでチェックしてみましょう。