初年度は年会費無料で、マイ・ペイすリボで1回以上利用があれば年会費は半額
	海外・国内旅行傷害保険が利用付帯で最大4,000万円補償
	カード利用でショッピング保険が最大100万円補償

三井住友VISAエグゼクティブカードは三井住友カードが発行しているクレジットカードで、クラシックとゴールドの中間に位置するグレードとなります。

クラシックでは物足りないけれど、ゴールドまでは必要ない…という方に丁度良い付帯サービスが用意されているのが特徴と言えるでしょう。

もちろんポイントプログラムが搭載されていて、貯めたポイントの交換先が充実。様々な用途に使えます。また電子マネーiDでのポイント付与や、医師に24時間いつでも電話相談可能、さらには海外・国内旅行保険やショッピング保険もバッチリ対応しています。

ここではそんな三井住友VISAエグゼクティブカードの魅力について徹底的に解説していきます。

三井住友VISAエグゼクティブカードの概要！何もかもが丁度良い1枚！

三井住友VISAエグゼクティブカードは三井住友カードから発行されているクレジットカードです。国際ブランドはVISAがメインになりますが、MasterCardで発行することもできます。

という方にピッタリの内容となっていて、幅広い人に使い勝手が良く感じられるのではないでしょうか。

サポート体制もきっちりと整っていて、紛失や盗難など困ったときにすぐ対応してもらえる安心感も大きいですね。

年会費は初年度無料、2年目以降は3,000円が必要に

年会費は初年度無料、2年目以降は3,000円（税抜）となります。

なお家族カードにも対応していて、こちらは初年度無料、2年目以降は250円（税抜）となります。VISA、MasterCardの両方を発行した場合は500円（税抜）。

そして三井住友VISAエグゼクティブカードは条件をクリアすると年会費を安くすることができます。条件は以下のものが挙げられます。

マイ・ペイすリボに登録すると年会費が半額に！

三井住友が提供するリボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」に登録し、年に1回以上のカード利用があれば割引が適用されます。

条件をクリアすると、翌年度の年会費が半額となり、VISAまたはMasterCardだけの発行なら1,500円（税抜）、VISAとMasterCardの両方を発行した場合は1,750円（税抜）ですね。

マイ・ペイすリボはリボ払いサービスなのですが「リボ払いはちょっと怖い」という方もいらっしゃるでしょう。ですが大丈夫！

マイ・ペイすリボは初回の手数料がかからないため、毎月のリボ払い金額をカード利用限度額いっぱいに設定しておけば、全く手数料がかかることなく、実質1回払いと同じ支払いが可能です。

なおマイ・ペイすリボの毎月のリボ払い金額は会員ページ「Vpass」にログインすると変更手続きができます。

ページにログインしたら「お支払い金額変更」→「増枠を申し込む」を選択。

次に「次回お支払い金額」「下記支払日以降毎月の最低支払い金額を変更」の2つが選択できます。

前者は今回利用した分の支払う額を決め、後者は2回目以降の支払い額を決定します。なのでどちらも一度に設定しておくと後々楽になると思います。

「次回お支払い金額」選択後は「全てを支払う」を選択して「申し込む」をクリック。

「下記支払日以降～」選択後はカード到着時に同封されているカード利用枠を確認し、利用枠いっぱいの金額を入力して「確認する」をクリック。人によって利用枠が異なりますが、例えば30万円の利用枠なら「元金定額コース」に30万円と入力すればOKです。

もしもリボ払いを利用したいときは、同じ手順で支払額が調整できるので覚えておいてください。

web明細サービスの利用で最大500円の割引が受けられる！

通常は利用明細が自宅に郵送されてくるのですが「web明細サービス」に登録し、年間6回以上の請求で本会員の年会費が最大500円（税抜）の割引が受けられます。

web明細サービス利用による割引は上記した「マイ・ペイすリボ」の割引と重複するため、セットで活用したいところです。

年間利用額に応じて年会費の割引が受けられる！

年間100万円以上の利用で翌年度の年会費25％オフ、300万円以上の利用で50％オフが適用されます。

ただし年間利用額に応じた割引は「マイ・ペイすリボ」の割引と重複しません。web明細サービスの割引とは重複可能です。

年間利用額300万円以上はほとんどの人にとってハードルが高く、実質最も現実的に年会費の割引が受けられるのは「マイ・ペイすリボ＋web明細サービス」の組み合わせになるでしょう。

家族カードも条件次第で年会費が無料になる！

家族会員は年間3回以上のカード利用で翌年度の年会費が無料となります。

ETCカードは発行手数料・年会費無料でOK！

三井住友VISAエグゼクティブカードはETCカードも発行しています。発行手数料無料、年会費も無料となっています。

ただし年会費は年に1回以上のETCカード利用が無かった場合、翌年に500円（税抜）の年会費が発生するので注意を。

ネットからの申込みは最短3営業日で発行！

公式サイトからインターネットで申し込むと最短3営業日でカードを発行し、だいたい1週間くらいで手元に届きます。

引き落とし口座はマイページにログインして設定できるため、わざわざ銀行に言って手続きをする必要は全くありません。

スピーディにカードが使えるようになるため、急いでいる方にもオススメしたい1枚です。

VISAとMasterCardの2枚持ちが可能！デュアル発行のメリット・デメリットは？

三井住友VISAエグゼクティブカードは国際ブランドをVISAとMasterCardのどちらか、あるいは両方発行できます。つまり2枚持ちが可能なんですね。

デュアル持ちのメリットはVISAしか使えないお店、MasterCardしか扱えない店のどちらにも対応できる点が挙げられます。

日本国内だけに限って言えば、VISAとMasterCardの両方に対応しているお店がほとんどなのであまりメリットは感じられないかもしれません。ですが、海外だとどちらか片方にしか対応していないお店やATMが案外多いものです。

またVISA、MasterCardがそれぞれ用意しているベネフィットを好きなタイミングで利用できるのもメリットの1つ。例えば国内を見てみると、VISAならロッテ免税店で表示価格より5％～15％オフ…といったベネフィットが用意されています。時期によって用意されているものが異なるので、それぞれの公式サイトから詳細をチェックしてみてください。

デメリットは年会費が若干高くなってしまうことでしょう。三井住友VISAエグゼクティブカードの場合、どちらか片方だと3,000円（税抜）ですが、両方を発行すると3,500円（税抜）となります。

考えようによっては、2枚目の年会費を500円に抑えられる、とも言えます。これがデメリットとなるか、お得になるかは人によって変わるかもしれません。

ポイントプログラム「ワールドプレゼント」の基本還元率は0.5％！

三井住友VISAエグゼクティブカードにはポイントプログラム「ワールドプレゼント」が自動付帯されています。

こちらは1,000円（税込）の支払いにつき、1ワールドプレゼントポイントが獲得できる、という仕組み。交換先にもよりますが1ポイントあたり5円の価値があるので、基本的な還元率は0.5％になります。

ありがたいことに、税込価格でのポイント付与になるため、端数が無駄になりにくく、より効率的にポイントが貯められるのは嬉しい仕様です。例えば税抜1,980円の商品を購入すると、税込2,138円になるため、2ポイント獲得できます。もしもポイント獲得が税抜支払い扱いだと1ポイントしか獲得できませんよね。

また店舗での支払い、ネットでの支払いに加えて、携帯電話代や電気代、ガス代、水道代の支払いにもポイントが付与されます。これらの支払いがクレジットカード払いに対応しているなら、三井住友VISAエグゼクティブカードを引き落とし先に設定しておくと月々の支払いで無駄なく効率良くポイントが貯められてオススメ。

年間の利用額に応じてボーナスポイントがもらえる！使えば使うほどポイントがお得に！

ワールドプレゼントは年間利用額に応じてボーナスポイントが付与されます。ステージ制を採用していて、年間のショッピング利用額に応じて翌年度のポイント付与率が変動する仕組みになっているんです。

例えば年間50万円以上の利用額があれば「V1」ステージ会員にランクアップします。するとボーナスポイントが50万円で50ポイント、さらに10万円ごとに10ポイントずつ加算されていくように。

年間利用額100万円以上は「V2」ステージ会員。50万円で75ポイントのボーナスが付与され、以降10万円ごとに15ポイントずつ付与されます。

そして最高ランクのステージである「V3」は年間利用額300万円以上の人が対象となります。50万円で150ポイントが付与され、以降10万円ごとに30ポイントの獲得。

見てもらえば分かるように、ステージが高くなるにつれてボーナスポイントの量も増えていき、効率良く貯められる仕組みになっています。

前年度（2月～1月）支払累計金額	ステージ	今年度（2月～1月）支払累計金額に応じたボーナスポイント
300万円以上	V3	50万円で150ポイント 以降10万円ごとに30ポイント
100万円以上300万円未満	V2	50万円で75ポイント 以降10万円ごとに15ポイント
50万円以上100万円未満	V1	50万円で50ポイント 以降10万円ごとに10ポイント

会員専用サイト「ポイントUPモール」を使えばさらに効率良くポイント獲得ができる！

三井住友VISAエグゼクティブカード会員限定のポイントサイト「ポイントUPモール」はぜひ積極的に活用したいサービスです。

ポイントUPモール経由でお店にアクセスし、三井住友VISAエグゼクティブカードでの支払いで通常の2倍以上のボーナスポイントが付与されます。

もちろんパソコンだけでなく、スマホからもアクセス可能となっているので、自宅以外でもお得に買い物ができて本当に助かります。

代表的な店舗には以下のものが挙げられます。もちろんごく一部の店舗であり、ポイントUPモールにはまだまだたくさんのショップが掲載されているのでぜひチェックしてみてください。

実店舗でボーナスポイントがもらえる「ココイコ！」

ネット通販だけでなく、実店舗でもボーナスポイントがもらえるサービス「ココイコ！」も積極的に活用すると普段のお買い物がグッとお得になります。

まずは「ココイコ！」にログインし、事前にエントリーしておく必要があります。例えば大丸、東急、阪急などのデパート、渋谷ヒカリエなどの商業施設などがラインナップ。たくさんのショップにエントリーできるので公式サイトで検索してみてください。

利用したいショップを選択すると「エントリー」ボタンがあります。そちらをクリックするだけで通常から2倍以上のポイントアップ、またはキャッシュバックが適用されます。

店舗によってはボーナスポイント、またはキャッシュバックの好きな方を選択できます。しかし中にはどちらかしか用意されていないこともあるので事前のチェックを忘れずに。

「お出かけ中にエントリーしたいんだけど」という方は、三井住友カード会員向けのアプリ「Vpassアプリ」をスマートフォンにインストールしておくと安心。Vpassアプリから会員ページにログインでき、スマホで簡単にココイコ！のエントリーが可能となっています。

マイ・ペイすリボでリボ払いをするとポイントが2倍に！

三井住友VISAエグゼクティブカードで「マイ・ペイすリボ」を登録し、利用するとポイントが2倍になります。厳密にはリボ払い手数料が発生した月のポイントが2倍になります。

このリボ払いによるポイント2倍は手数料が1円でも発生すれば、その月の利用代金が全てポイント2倍となります。となれば、ごくごく少額のリボ払いを利用すれば、とても効率良くポイントを稼げる大チャンスとなりますね！

例えば1か月の利用額の合計が51,000円だったとします。ここで会員ページ「Vpass」にログインし、マイ・ペイすリボの支払い額を5万円に設定したとしましょう。すると残りの1,000円分にリボ払いの手数料が発生します。

これでリボ払いによるポイント2倍の条件を満たすことができました。トータルの獲得ポイントが手数料を上回っていれば、お得にポイントを貯められたことになります。

ただし、このマイ・ペイすリボのリボ払いポイント2倍を上手く活用するためには、毎月の支払いをその都度Vpassから変更する必要があります。なので若干の手間はかかってしまうのは少々ネックに感じられるかもしれません。

もしも手間をかけるのが面倒でないなら、積極的に活用していきたいところ。これをやるのとやらないのとでは還元率に大幅な違いが出てきます。

ポイントの交換先は様々！目的に応じて好きなものを選ぼう！

コツコツと貯めたワールドプレゼントポイントは景品交換やマイレージ移行、ポイント移行、キャッシュバックなど様々なアイテムと交換可能です。利用目的に応じて好きなものが選べるので、より無駄なく、賢く便利に使えます。

種類	移行レート	ポイント移行単位
キャッシュバック	1P＝3円	200P以上1P単位
ワールドプレゼント iDバリュー	1P＝5円	200P以上100P単位
三井住友VISAプリペイドカードチャージ	1P＝5円	200P以上1P単位（上限1万P）
WAONカード	1P＝3WAONポイント	200P以上1P単位（上限1万P）
nanaco ポイント	1P＝3nanacoポイント	200P以上100P単位（上限1万6000P）
楽天Edy	1P＝3Edy	200P以上100P単位（上限8300P）
Suicaポイント	1P＝5Suica	200P以上100P単位
PiTaPaショップdeポイント	1P＝50PiTaPaショップdeポイント	200P以上100P単位
カエトクカード	1P＝3円チャージ	200P以上100P単位
タリーズカード	1P＝4円チャージ	200P以上100P単位（上限5000P）
スターバックスカード	200P＝800円チャージ	200P以上100P単位（上限7500P）
ベルメゾン・ポイント	1P＝5.5ベルメゾン・ポイント	200P以上100P単位
楽天スーパーポイント	1P＝1楽天スーパーポイント	200P以上100P単位
プレミアムバンダイ	1P＝4プレミアムバンダイポイント	200P以上100P単位（上限1万2500P）
Amazonギフト券	1P＝Amazonギフト券5円分	200P以上100P単位（上限10万P）
dポイントクラブ	1Pト＝5dポイント	200P以上100P単位
WALLETポイント	1P＝5WALLETポイント	200P以上100P単位
ビックポイント	1P＝5ビックポイント	200P以上100P単位
ジョーシンポイント	1P＝5ジョーシンポイント	200P以上100P単位
ヨドバシカメラゴールドポイント	1P＝5ゴールドポイント	200P以上100P単位
Tポイント	1P＝4.5Tポイント	200P以上100P単位
Pontaポイント	1P＝4.5Pontaポイント	200P以上100P単位
Gポイント	1P＝5Gポイント	200P以上100P単位
PeXポイント	1P＝50PeXポイント	200P以上100P単位
カテエネポイント	1P＝5カテエネポイント	200P以上100P単位

特に使い勝手が良いのは各種共通ポイントや電子マネー、amazonギフト券になると思います。ポイント還元率を考えると、Suicaやamazonギフト券が優秀ですね。

ポイント移行以外にも、ワールドプレゼントが用意している年替わりの景品と交換したり、ふるさと納税に寄付したりと幅広く対応しています。

付帯保険が充実！旅行からショッピングまで安心して使えるクレジットカード！

三井住友VISAエグゼクティブカードは付帯保険がとても充実しています。

国内・海外旅行保険はもちろん、ショッピング保険も用意されているので買い物にも安心ですね。

エグゼクティブカードの保険内容を紹介しつつ、クラシックカードAやゴールドカードとの比較も見てみましょう。

年間最高100万円のショッピング保険が付帯

クレジットカードを使って購入した商品に損害があった場合「ショッピング保険」で補償してもらえます。購入日、または購入日の翌日から90日間が補償対象期間。

補償額は年間100万円までとなっており、1件ごとに3,000円の免責（自己負担）があります。

なおこのショッピング保険の適用条件は特に決められておらず、国内・海外のどちらで利用した場合でも保険対象としてくれるためとても心強いですね。

またリボ払いや分割払いだけでなく、一括払いでの購入にも対応してくれます。

高価なものを購入したときはショッピング保険がついてくる三井住友VISAエグゼクティブカードでの支払いを検討してみましょう。

海外旅行傷害保険は最高4,000万円まで補償！家族特約が自動付帯！

海外旅行傷害保険は自動付帯と利用付帯の2つに分けられています。自動付帯分は最大500万円、利用付帯分は最大2,500万円までとなっており、合計で最高3,000万円の補償が受けられます。

また傷害治療費用や疾病治療費用も補償対象となっており、1件につき最大100万円まで補償されます。

さらに、エグゼクティブカード会員には「家族特約」が自動付帯されています。対象となる家族の範囲は「生計をともにする19歳未満の同居の親族」そして「生計をともにする19歳未満の別居の未婚の子」となります。親族は6親等以内の血族、または3親等以内の姻族です。

傷害死亡・後遺障害に最高500万円の補償が用意されるなど家族特約の内容も非常に充実しています。

本会員

項目	保険金額
傷害死亡・後遺障害	自動付帯500万円 利用付帯2500万円 合計最高3000万円
傷害治療費用(1事故の限度額)	100万円
疾病治療費用(1疾病の限度額)	100万円
賠償責任(1事故の限度額)	4000万円
携行品損害（自己負担:1事故3000円、1旅行中かつ1年間の限度額)	25万円
救援者費用(1年間の限度額)	150万円

家族特約

項目	保険金額
傷害死亡・後遺障害	最高500万円
傷害治療費用(1事故の限度額)	50万円
疾病治療費用(1疾病の限度額)	50万円
賠償責任(1事故の限度額)	2000万円
携行品損害（自己負担:1事故3000円、1旅行中かつ1年間の限度額)	15万円
救援者費用(1年間の限度額)	100万円

国内旅行傷害保険も最高3,000万円まで補償！

海外旅行傷害保険だけでなく、国内旅行傷害保険も自動付帯・利用付帯されています。海外旅行傷害保険と異なり傷害治療費用や疾病治療費用が補償対象外となっていますが、この年会費のカードで国内旅行傷害保険にも対応しているのは大きなメリットと言えるでしょう。

項目	保険金額
傷害死亡・後遺障害	自動付帯500万円 利用付帯2500万円 合計最高3000万円

クラシックカードAとの比較

 

三井住友VISAカードの最もスタンダードな「クラシックカードA」と「エグゼクティブカード」の保険内容を比較してみましょう。

海外旅行傷害保険

項目	エグゼクティブ	クラシックA
傷害死亡・後遺障害	自動付帯500万円 利用付帯2500万円 合計最高3000万円	自動付帯300万円 利用付帯1700万円 合計最高2000万円
傷害治療費用(1事故の限度額)	100万円	100万円
疾病治療費用(1疾病の限度額)	100万円	100万円
賠償責任(1事故の限度額)	4000万円	2500万円
携行品損害（自己負担:1事故3000円、1旅行中かつ1年間の限度額)	25万円	20万円
救援者費用(1年間の限度額)	150万円	150万円
家族特約	最高2000万円	－

国内旅行傷害保険

項目	エグゼクティブ	クラシックA
傷害死亡・後遺障害	自動付帯500万円 利用付帯2500万円 合計最高3000万円	自動付帯300万円 利用付帯1700万円 合計最高2000万円

比較してみると全体的にエグゼクティブカードの方が補償金額が大きめに設定されていることが分かります。またエグゼクティブカードは海外旅行傷害保険に家族特約が自動付帯されていますが、クラシックカードAは家族特約がついていません。

ゴールドカードとの比較

 

次は「エグゼクティブカード」とそのひとつ上のグレードに当たる「ゴールドカード」の保険内容を比較してみましょう。

海外旅行傷害保険

項目	エグゼクティブ	ゴールド
傷害死亡・後遺障害	自動付帯500万円 利用付帯2500万円 合計最高3000万円	自動付帯1000万円 利用付帯4000万円 合計最高5000万円
傷害治療費用(1事故の限度額)	100万円	300万円
疾病治療費用(1疾病の限度額)	100万円	300万円
賠償責任(1事故の限度額)	4000万円	5000万円
携行品損害（自己負担:1事故3000円、1旅行中かつ1年間の限度額)	25万円	50万円
救援者費用(1年間の限度額)	150万円	500万円
家族特約	最高2000万円	最高2000万円

国内旅行傷害保険

項目	エグゼクティブ	ゴールド
傷害死亡・後遺障害	自動付帯500万円 利用付帯2500万円 合計最高3000万円	自動付帯1000万円 利用付帯4000万円 合計最高5000万円

ゴールドカードになると、その補償内容もかなり充実していることが分かります。

海外旅行中にお世話になる機会が多いであろう傷害治療費用や疾病治療費用がゴールドカードは300万円までとなっています。かなりの金額となっているのでより安心して海外旅行に出かけられますね。

4種類の電子マネーに対応！パパッと決済できる！

三井住友VISAエグゼクティブカードは全部で4種類の電子マネーに対応しています。

• iD
• WAON
• PiTaPa
• Visa payWave

iDはポストペイ型の電子マネー！用途に合わせて3つのタイプが選べる

iDはdocomoが展開している電子マネーで、ポストペイ型（後払い型）となっています。3つのタイプが用意されていて、好みに合わせて選べます。

• クレジットカード一体型
• おサイフケータイ（スマホや携帯電話）
• iD専用カード

iDを使えば読み取り機にかざすだけで決済できるため、クレジットカード払いでの暗証番号の入力やサインの手間を省きます。パパッと支払いができて、小銭が不要になるので財布もスッキリ。

WAON

イオン系列のお店でお得がいっぱいの電子マネーWAON。三井住友WAONカードを追加カードとして発行できます。年会費は無料ですが、発行手数料300円（税込）が必要です。

WAONならではのお得な「イオンお客様感謝デー」や「お客様わくわくデー」といった特典を利用しながら、WAONポイントが獲得できます。

またオートチャージ機能にも対応していて、WAONの残高が少なくなったら自動的にクレジットカードからチャージするよう設定できます。

ただしチャージした金額にはワールドプレゼントポイントが付与されないのでその点は注意しておいてください。

PiTaPa

関西エリアを中心に電車やバスの支払いに使える便利なICカード。後払い方式を採用しているのでチャージ不要で使えるのが嬉しいところ。

PiTaPaカードに関しては三井住友VISAエグゼクティブカードと同時申込みができるので、一緒に手にできるのも魅力的です。

ただしPiTaPa利用分にはワールドプレゼントが付与されないので注意を。

Visa payWave

国内・海外で使えるおサイフケータイ対応の電子マネー「Visa payWave」も利用可能です。

おサイフケータイ対応スマートフォンを持っている人なら誰でも利用できます。ダウンロード＆インストールし、カード情報にエグゼクティブカードを登録するだけですぐに使えます。

あとはVisa payWave加盟店でスマートフォンをサッとかざし、支払いすればOK。事前のチャージは不要です。

また支払い金額に応じてワールドプレゼントのポイントも貯まるので、現金で支払うよりもずっとお得に買い物ができます。

ドクターコール24でいつでもお医者さんに相談できる！

三井住友VISAエグゼクティブカードの最大の目玉といっても良い嬉しいサービスが「ドクターコール24」です。24時間365日無料で医師、看護師に電話相談ができる、という内容。

体調を崩してしまったときはもちろん、怪我をしたときなど緊急時の相談先として大活躍してくれます。特に小さな子供がいる家庭だとより安心ですよね。

ドクターコール24のような医師に電話で相談できるサービスはゴールドカード、プラチナカード以上に付帯されていることがほとんどです。カード会社によってはゴールドカードですら付帯されていません。

エグゼクティブカードはゴールドカードの下に位置するグレードのクレジットカードにもかかわらず利用できるわけですので、見逃せない大きなメリットと言えるでしょう。

相談内容は健康に関することなら基本的に何でもOKです。例えば…

などなど何でもOKです。利用の際には三井住友VISAエグゼクティブカードの番号、氏名を伝えます。なので手元にカードを用意しておくとスムーズに利用できると思います。

セキュリティが充実！不正利用リスクに万全の備えを！

クレジットカードを利用する上で、セキュリティは非常に重要です。

第三者によるカードの不正利用はできうる限り対処する必要があります。そこでカード会社側が用意しているセキュリティの強さが重要になってきます。

三井住友VISAエグゼクティブカードが高く評価されているのは「セキュリティが充実している」という点も挙げられます。

エグゼクティブカードには次のようなセキュリティが用意されています。

不正使用検知システムは24時間365日稼動！

三井住友カードのセキュリティ専門部署が独自に開発・導入している「不正使用検知システム」が24時間365日世界中のカード利用をチェックし続けています。

業界最高水準の不正使用検知システムによって不審なカード利用を逐一チェック。不正利用の可能性がある前に発見できる体制を整えています。

三井住友カード会員保障制度で損害を補償！

紛失または盗難によってカードそのものを失ってしまったり、会員番号やVpassのID、パスワードを他人に盗まれてしまうと不正利用のリスクが大幅に高まってしまいます。

そんな時にも安心の「三井住友カード会員保障制度」が導入されています。盗難・紛失の届け日の60日前から損害を補償してくれます。

ただし本人の利用ではなく、家族や知人にカードを貸した結果不正利用に遭ってしまった、といった場合は適用されません。

写真入りICカードでセキュリティを大幅に高める！

希望すれば写真入りのICカードでクレジットカードを発行してもらうこともできます。顔写真による本人認証ができるため、通常のクレジットカードよりも飛躍的に安全性と利便性が高まっています。

セキュリティ面だけでなく、ID機能も備えるクレジットカードとなるため、特に海外旅行や海外出張での信頼度がアップ！

Vpass ID安心サービスでネットショッピングも安心！

Vpass ID、パスワード、またはクレジットカード番号が第三者によりインターネットショッピングで不正利用されたときのための補償制度です。

不正利用被害の届出から60日前以降の保証期間が設けられており、インターネットショッピング全般が補償対象項目となっています。品物だけでなく、デジタルコンテンツにも適用されます。

ただしカード会員専用サイト「Vpass」に事前登録しておく必要があるので、クレジットカードが手元に届いたらすぐにVpassの登録を！

エンターテインメント特典盛りだくさん！遊びにもオススメの1枚！

三井住友VISAエグゼクティブカードには数多くのエンターテイメント特典が用意されています。割引サービスや優待特典などなど魅力的な内容が盛りだくさんとなっているので、遊びに出かける際にはぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

USJ特典が魅力的！

三井住友はUSJの協賛であり、USJのオフィシャルカードでもあります。1デイ・スタジオ・パスの割引を始めとした様々な特典が用意されているので、USJファン必見です。

Vpassチケットで先行販売や優待公演を狙う！

三井住友VISAカード会員向けのチケットサービス「Vpassチケット」はミュージカルや演劇、オペラ、バレエ、コンサート、スポーツなどなど多彩なジャンルのチケットを先行販売しています。またカード会員限定の優待公園のチケットの販売も。

特に宝塚歌劇関連のチケットに強いのが特徴。例えばカード会員だけの「貸切公演」が月に1～3回開催されたりしています。

もちろんその他にも様々なチケットを取り扱っているのでぜひチェックしてみましょう。

国内ゴルフエントリーサービスでコースを簡単予約！

日本国内にある約700コースのゴルフ場を電話で簡単に予約できるサービスです（平日プレイのみ）。参加者1人当たり500円（税抜）となります。

太平洋クラブ、キングスロードゴルフクラブ、神戸ゴルフ倶楽部、名神八日市カントリー倶楽部、城陽カントリー倶楽部が主な取り扱いゴルフコースとなります。

旅行もお得に楽しめる！トラベル関連のサービスも満載！

三井住友VISAエグゼクティブカードにはトラベル関連の特典もたっぷりと用意されています。せっかくの旅行をもっと楽しく、もっと快適に、そしてもっともっとお得にしてくれる内容盛りだくさんとなっています。

VJトラベルデスクで旅行の予約がグッとお得に！

VJトラベルデスクはカード会員が利用できる旅行の予約サービスです。国内外のパッケージツアーが同伴者の分も含めて基本代金から最大5％オフなど魅力的な特典が用意されています。

例えば5％割引が適用されるパッケージツアーには次のものが挙げられます。

• 日本旅行「赤い風船」
• クラブメッド
• ANAスカイホリデー
• JALパック
• ANAハローツアー
• プレイガイドツアー

これらの他にもまだまだたくさんの取り扱いがあります。

エア＆ホテル　ダイナミックパッケージで航空券とホテルがお得なセットに！

日本国内ホテルと格安航空を含めた国内線12社の航空券を組み合わせた旅行サービスを自分が好きなようにカスタマイズし、インターネット上で予約・購入できるサービスです。

航空機は往復で別々の空港・航空会社を選択でき、旅行プランに合わせた組み合わせが自由自在。

またホテルは有名高級ホテルからビジネスホテルまで1500以上取り扱っているため、プライベートな旅行はもちろん、出張などのビジネスシーンでも活躍してくれそうです。

JR東海エクスプレス予約サービス（プラスEX会員）で新幹線にスマート乗車！切符を買う手間が無くなる！

東海道山陽新幹線のオンライン予約ができるサービスです。専用のICカードを改札機にタッチするだけで東海道山陽新幹線に乗車できるためスピーディーかつスムーズ！

一年中、同じ値段で東海道山陽新幹線に乗車することができ、お盆や年末年始など繁忙期でも値段を気にせずお得に乗れるのは大きなメリットですね。

シートマップで空席状況を確認しながら、希望の座席をリクエストできるため、頻繁に新幹線に乗る方は予約サービスで快適な席を早めに確保しておくと良さそう。

予約の変更は何度でも手数料無料となっているので、新幹線をよく利用する方に特にメリットが大きなサービスと言えます。

三井住友VISAエグゼクティブカードはApple Payにも対応！iPhoneでも電子マネーが使える！

iPhone7以降の端末で利用できる、iOS向けの電子マネー「Apple Pay」。三井住友VISAエグゼクティブカードはApple Payに対応していて、カード情報を登録すれば全国の「iD」マークのあるお店で簡単に支払いができます。

Apple Payで支払うように見えますが、実際の支払いはiDによる決済。Apple Payを通じてiDで支払うイメージがピンとくるのではないでしょうか。

使い方も簡単で、Apple Payをダウンロード＆インストールし、三井住友エグゼクティブカードの情報を入力するだけ！カードを登録するとiDとして割り当てられます。

あとはiD支払いに対応したお店で読み取り機にiPhoneをかざせば支払い完了となります。

Apple Payには電子マネー「Suica」を取り込むことができます。こちらのチャージにもエグゼクティブカードを利用可能です。ただしモバイルSuicaチャージ分の利用額についてはワールドプレゼントポイント付与対象外となっているのでご注意ください。

新時代の幕開け！Apple Payの利用法から仕組みまで徹底解説！

三井住友VISAエグゼクティブカードはクレジットカード初心者から上級者まで幅広い人におすすめの1枚！

ということで今回は三井住友VISAエグゼクティブカードについて紹介してきました。年会費3,000円、そして条件をクリアすると最安1,000円の年会費に抑えられることを考えると、他のどのクレジットカードよりもメリットの多い1枚だと言えるでしょう。

例えばこんな人にピッタリだと思います。

他にも医師に24時間365日無料で電話相談できる「ドクターコール24」も魅力的ですし、USJや宝塚歌劇などエンターテイメントに強いのも嬉しいですね。

基本情報