今回は「田崎真也に学ぶ、スマートなワインの選び方」をテーマにしたイベント内容で、申し込みをしたところ、抽選に当たったので参加してきました。
「ワインの選び方について学びたい……。」
「レストランでスマートにワインを注文したい。」
という方にとっては最適なイベントです。
ビジネスをしている方であれば、会食・接待の時にワインの知識を少しでも持っておくと、相手の話に合わせて会話も弾む可能性がありますよね。
今回はワインの奥深さを学ぶことができたとともに、アメックス会員限定イベントに参加するメリットを存分に享受できたので、その内容をレポートします。ぜひ興味のある方は参考にして下さい。
申込みから抽選に当選するまで
アメックスは、ビジネス・ゴールド・カード、プラチナカード会員限定の特典として、「DISCOVERY」というイベントを随時実施しています。
今回は「田崎真也に学ぶ、スマートなワインの選び方」ということで、ビジネスに活かせる特別な晩餐を学べるという内容です。なんせ今回のイベント講師はソムリエの田崎真也さんです。直接お話を聞けるのはまたとない機会でしょう。
- 1958年:東京生まれ。ヴィノテーク代表取締役社長。サンティール代表取締役会長。
- 1983年:第3回全国ソムリエ最高技術賞コンクールで優勝、
- 1995年:日本人として初めて第8回世界最優秀ソムリエコンクールで優勝、
- 1997年:田崎真也ワインサロンを主宰。
- 1999年:フランス農事功労章シュヴァリエ受章
- 2016年:日本ソムリエ協会会長に就任。
そんな世界的なソムリエからお話を聞ける絶好の機会だということで、メールに案内が届いてすぐに申込んでみました。
後日、イベントの案内に関する書類が届きました。
抽選に当選したようです。当選した人には「ご当選のお知らせ」という書類が郵送されます。
1組2名での参加となるので、参加者と同伴者の名前を記入して返送します。
イベント内容は以下のとおりです。
会場:アンダーズ東京 51F「Tokyo スタジオ」 東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ
募集人数:20組40名
応募締め切り:2017年9月10日(日)23:59
参加費:1組2名様につき 10,000円(消費税)
あとで聞いたところによると、当選倍率は10倍以上だったらしいです。200名以上の人から応募があったということですね。
ということで運良く当選できたから、ゆいちゃん一緒に行かない?
え!?私でいいんですか!?
もちろん。勉強も兼ねてワインのいろはを聞いてこようよ!ワインの知識は持っていて損はないからね。ビジネスだけじゃなくプライベートや趣味としても幅広いシーンで活用できるからね。
ぜひ行きたいです!ワイン大好きなのでお願いします。
当日、会場のアンダーズ東京へ向かいます。
会場となるアンダーズ 東京は、ラグジュアリーホテルとして名高いハイアットグループが手がけたライフスタイルホテルです。虎ノ門ヒルズの高層階にあります。イベント会場も備わっていて、今回は51階にある「Tokyo スタジオ」で開催されます。
虎ノ門ヒルズに到着。虎ノ門駅から徒歩5分くらいでした。
入口へ向かいます。外観デザインは森ビルが手がけたプロジェクトだけあって近代的でオシャレな造りです。
1Fの屋外広場である「オーバル広場」には何やら謎めいたオブジェが…。
これはスペインを代表する世界的アーティスト、ジャウメ・プレンサ氏が手がけたオブジェで、8つの言語の文字が施されたパブリックアートのようです。
エスカレーターには虎ノ門ヒルズのイメージキャラクター、「トラのもん」があしらわれていました。ほぼドラえもんと同じ姿で未来からやってきたというコンセプトらしいです。
アメックスのスタッフさんが案内板を持ってご丁寧にガイドしてくれました。
フロアが広く、エレベーターホールが何箇所かあったのでわかりにくかったのですが、アンダーズ東京までの直通エレベーターがあるというのを説明してくださって助かりました。
アンダーズ東京の専用入口です。これより先はアンダーズ東京の利用者しか入れません。
自動ドアが開くとエレベーターホールへつながる通路が現れます。高い天井と落ち着いた照明がラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。
突き当たりにエレベーターホールがあります。
エレベーターには、1Fと51Fのボタンしかありませんでした。1階から51階までノンストップです!
51Fに着くとアメックスの看板が設置されていました。その通りに進みます。
アメックスブースで受付を済ませます。
座席に案内されます。テーブル上には数多いワイングラスがセットされていました。
田崎真也さんが話す場所ととても近い席でした。間近で見れて嬉しかったですね。
席に座してしばらくするとウェルカムシャンパンがグラスに注がれます。
メニューの表紙には「あなたのビジネスと共に」というキャッチコピー。
各テーブルには本日用意されたお料理とワインのリストが置いてあります。
お料理とワインリストはこちらです。
以下の4種類のワインを嗜めました。それぞれの料理に合わせて田崎氏がピックアップしたそうです。
- アルバリーニョ(Albariño)
- ミュスカ(Muscat)
- エルバルーチェ(Erbaluce)
- クシノマヴロ(Xinomavro)
ワイングラスは上記の4つのワイン毎に別々で用意されていました。
ウェルカムシャンパンを飲みながらしばらくすると、アメックス副社長と関係者の挨拶にはじまり、その後に田崎真也さんが登場。トークが始まりました。
トークの序盤で、「今から2種類のワインを出しますので、どちらが高いワインなのか当ててみて下さい。」とテイスティングの問題が出ました。
片方は1万円を超えるワインで、もう一方は1,000円未満の格安ワインだそう。リアル芸能人格付けチェックのようでした(笑)。
味、色、香りは全然違ったよね。どっちが高いかと言われると即答できなかった…。
私は安いワインのほうが断然飲みやすかったですw
高いワインは味が何層にも重なってるようで重みがあって、渋い感じだった。安いワインはライトで飲みやすかったよね。
最初に注がれたワインが価格が高い方のワインでカベルネソーヴィニヨン、
「フランス ボルドー地方 ポイヤック地区 シャルドー・デュアール・ミロン 2011」でした。
次に注がれたワインは同じカベルネソーヴィニヨン、
「オーストラリア ザ・グルメ カベルネソーヴィニヨン 2014-スリーピラーズ」のワイン。
飲み比べしてみます。
同じカベルネソーヴィニヨンでも高いのは左側の最初に注がれた方でした。
全員がテイスティングが終わったところで田崎さんから回答と解説があったのですが、高いワインは香りと味が豊かで、グラスを卵型に傾けるとグラデーションが綺麗に見えるのだそう。
2つのグラスを傾けて試してみたところ、確かに高いワインのほうがグラデーションが滑らかでした。比較してみるとはっきりとわかります。
その後、田崎さんによる講演が進み、主に下のような示唆に富んだお話を聞くことができました。
- 1万円の料理には1万円のワイン、5万円の料理には5万円のワインが合う
- 手間隙かけた料理は味も芳醇で高いワインに合う。
- リーズナブルなワインでも高級ワインと遜色ないほど美味しいものがある
- スマートなワインの注文方法:「もう少し安いのを下さい。」→「軽めのを下さい。」
- ワイングラスやシャンパングラスの大きさと形状の違い
- シャンパンなどの炭酸の泡は、基本的にグラスの傷やほこり(繊維質)からが出ている
- 乾杯する時にグラスをカチンと鳴らすのはマナー違反ではない
その他にも「なぜリーデルのワイングラスは割れやすいの?」とリーデルの社長に聞いたら「割れたほうが多く売れるからだ」と返答されたという笑い話もありました。
いろいろな角度からワインに関する数多くのお話を頂き非常にためになりました。
ここからは、コース料理の始まりです。
まず前菜に合う白ワインが注がれました。
(スペイン リアス・パイシャス アルバリーニョ2016/ マーティン・コダック)
次に前菜です(オマール海老、柿、柴玉ねぎ、ハーブ、カダイフ、ロケットリーフ、サフランバニラマヨネーズ)。
食事中、ご親切に一つ一つテーブルを回って写真撮影の時間を設けてもらいました。
スープ料理(かぶ、ごぼうのスープ、かぶの葉ピューレ)
白ワイン(フランス アルザス ミュスカ チュルクハイム インディス1 2015/ツイント・ウンブレヒト)
魚料理(太刀魚、銀杏、白舞茸、帆立貝ムース、キャベツ包み、シェルフィッシュ、バースニップ)
白ワイン([エルバルーチェ]イタリア ピエモンテ州 ラ・ルスティア・エルバルーチェ・ディ・カルーゾ 2015 / オルソラーニ)
メイン料理(国産テンダーロイン低温ロースト、かぼちゃローズマリー、エリンギ、青梗菜、焼き栗、赤ワイン黒コショウソース)
赤ワイン(ギリシャ ノーザン・グリース ディアポロス2013/キリ・ヤーニ)
柔らかくて甘みがあってジューシー。適度な肉汁と相まってものすごい美味でした。
最後にデザート(りんごのタルトタタン バニラアイス シナモン風味のアングレーズソース)。
甘酸っぱいりんごと濃厚なバニラアイスが絶妙にマッチ。
コース料理、美味しかったね!ワインがまた合うこと合うこと!!
こんな豪華な料理は初めてでした。あと雰囲気も素晴らしかったです。51階という高層階で東京タワーやお台場が光り輝く夜景は最高~
僕らのテーブルのすぐ脇の窓から美しくきらめく東京タワーが見えたり、席もすごくよかったです。
テーブル上に並べられた本日飲み干されたシャンパン。
こちらはコース料理で振る舞われた4種類のワイン。
ちなみにこの4種類のワイン、田崎さんがなぜ選んだかというと料理に合うということと、もう一つある理由が隠されていました。下のワイン名の頭文字を見て下さい。
- Albariño(アルバリーニョ)
- Muscat(ミュスカ)
- Erbaluce(エルバルーチェ)
- Xinomavro(クシノマヴロ)
そう、AMEXになるんです!遊び心にあふれていて粋な計らいですね。さすがはワインの真髄を知り尽くされている田崎さんだからこそなせるワザです。
このようにしてイベントが終わり、同じテーブルの方も皆さん全員「本当に参加してよかった」と充足した時間を過ごせた様子で満足気でした。
最後にお土産をもらいました。
お土産の中身は一人につき、リーデルのグラス2個とアメックス100周年とプリントされたクリアファイル、ボールペンでした。
こちらがリーデルのグラス。「AMERICAN EXPRESS IN JAPAN 100YEARS」と刻印がされています。
プレゼントも素敵ですね!私、家宝にします。
僕が清水寺の夜間特別拝観に行った時もそうだけど、イベント参加後にもらえるプレゼントも質が高くてセンスを感じるよね。
またこういうイベントがあったら、誘ってくださーい!
開催される回数が少な目で、抽選だからねぇ…。当選するのは確率的にレアケースだと思うけど、参加できたら連絡するよ。
ビジネスゴールドカード会員以上になれば「DISCOVERY」のイベントに参加できる
アメックス・ビジネス・ゴールド・カード以上の上位カードホルダーは、「DISCOVERY」という会員限定イベントに参加できるようになります。
DISCOVERYとは各界著名人のゲストを招いてビジネスのヒントや教訓となる一時を過ごせるイベントです。今回のような、田崎真也さんによるワインに関するイベントに参加できるようになります。
対象のカードは
・アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
・アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
の2枚です。
2枚の年会費や旅行傷害保険、各サービス、特典利用の可否を下表にまとめました。
サービス |
ビジネス・ゴールド
|
ビジネス・プラチナ
|
---|---|---|
年会費(税抜) | 31,000円+税 | 13万円+税 |
追加カード年会費(税抜) | 12,000円+税/枚 | 無料 |
ETC発行枚数 | 5枚まで可 | 5枚まで可 |
ETC年会費 | 500円+税/枚 | 500円+税/枚 |
死亡・後遺障害(海外旅行保険) | 利用1億円、自動5,000万円 | 利用1億円、自動5,000万円 |
傷害治療(海外旅行保険) | 300万円 | 1,000万 |
疾病治療(海外旅行保険) | 300万円 | 1,000万円 |
救援者費用(海外旅行保険) | 400万円 | 1,000万円 |
賠償費用(海外旅行保険) | 4,000万円 | 5,000万円 |
携行品損害(海外旅行保険) | 50万円 | 100万円 |
航空便遅延費用補償 | 国内 | ○ |
キャンセル・プロテクション | ○ | ○ |
ビジネス・ワランティ・プラス | – | ○ |
カー・ピッキング・プロテクション | – | ○ |
ゴルフ保険 | – | ○ |
コース料理代金1名無料 | – | ○ |
ファイン・ダイニング | – | ○ |
出張時手配 | ○ | ○ |
トラベル優待 | – | ○ ファイン・ホテル・アンド・リゾート |
ホテルメンバーシップ | – | ○ |
プライオリティパス | – | ○ |
コンシェルジュ | – | ○ プラチナ・セクレタリー・サービス |
情報誌 | 「IMPRESSION GOLD」 | 「Business Platinum Card Membership Information」 |
イベント「DISCOVERY」 | ○ | ○ |
ちなみにビジネス・プラチナ・カードは、ビジネス・ゴールド・カードである程度、利用実績を積み重ねた後にアメックス社からのインビテーションを受けてから加入できます。
まとめ
アメックスの上位会員になるメリットの一つが、こうした素晴らしい会員限定イベントに参加できる点です。特にビジネス・カード会員限定特典はどれも優良で参加する価値が大きいです。
年会費は少し高めですが、それ以上にビジネスに焦点を当てた優待や特典が多く、他社のゴールド法人カードと比較しても、圧倒的に上回るサービスを享受できると断言できます。
ビジネススタイルを彩る貴重な体験をしたい人はぜひこの記事を参考にして、アメックスのビジネスゴールドカードに申し込んでみて下さい。