この1枚で味わえる。しかも全世界で。
継続利用すると世界中で利用可能な無料宿泊特典を毎年1回プレゼント!! | |
30社以上の航空会社のマイルと優良レートで交換可能 | |
SPGアメックスを持てば高級ホテルの上級会員も自動的に取得できる |
※SPGアメックスは、現在「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」に移行しています。
SPGアメックスカードのSPGって何の意味でしょうか?
SPGとは、スターウッドホテル&リゾートの会員制度スターウッド プリファード ゲストのことなんだよ。
スターウッドホテル&リゾートは聞いたことあります!
世界的に有名なホテルグループですよね。
もしかしてSPG会員になれるカードなんですか?
その通り!あのSPGの特典が利用できるカードなんだよ。
今回はSPGアメックスカードについて説明するね!
- ホテルの上級会員としてのVIP待遇
- マイルが貯まる
- American Expressのサービス
などを受けることのできるスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード。
聞き慣れないので、馴染みのないカードのようにも思えますがAmerican Express発行のクレジットカードです。
ここでは、ハイステータスカードとして定評のあるSPGアメックスカードを詳細に説明していきます。
この記事の目次
- スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの年会費や概要
- 毎年継続利用する毎に世界中で利用できる一泊一室(2名様まで)の系列ホテルの無料宿泊特典をもらえる!
- SPGゴールド会員資格(ゴールドプリファードレベル)とは
- マリオット・リッツカールトンのゴールド会員になれる
- ステータスマッチを活用して他のホテルグループの上級会員も取得できる
- 30社以上の航空会社のマイルと交換できる
- 2万ポイント以上を1度でマイル交換すると5000ポイントのボーナス付与がある
- ポイントは何に使うと一番還元率が良くなってお得なのか
- マリオットやリッツ・カールトンのような高級ホテルに無料で宿泊するために必要なポイント数
- キャッシュ&ポイント制度があるからポイントをお得に使える
- ポイントは購入もできて、たまに開催されるセールで購入すればさらにお得
- ポイント移行を活用してオークラ ニッコー ホテルズの上級会員にもなれる
- 国内のSPGグループホテルが直営するレストラン、バーの料金が15%OFF!!
- アメックスが提供する空港ラウンジを無料で利用可能
- その他にも手荷物無料宅配、無料ポーターサービス等で旅行時に役立つサービスが使える。
- 旅行傷害保険が充実しているのはアメックスならでは!
- 安心・安全の各種さまざまなプロテクションサービス
- その他にもAMEXならではの多くの特典
- 入会キャンペーンで一番得をする方法
- SPGアメックスカードの考えられるデメリット
- 審査基準
- Apple Payにも対応しているから使い勝手がいい!
- 事前入金後は限度額は無限です
- アメックスゴールドとは何が違う?比較してみました
- アメックスプラチナとは何が違う?比較してみました
- 対応している電子マネー
- 退会手順・解約する方法とその際の注意点
- まとめ
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの年会費や概要
世界的なホテルチェーングループとして有名なのが、スターウッドホテル&リゾートです。
このスターウッドの会員制度がスターウッド プリファード ゲスト(SPG)なのです。
スターウッドの公式サイトで、会員料金での宿泊サービスを受けることができます。
SPG会員ならではの特典の数々も享受できます。
SPGにもグレードがあり、SPGアメックスでは、
- プリファードゲスト
- ゴールドプリファードゲスト
- プラチナプリファードゲスト
という3つのグレードの中のゴールド会員の資格が付与されます。
このSPGにクレジットカード機能をプラスしたのが、SPGアメックスカードとなります。
スターウッドグループの名だたる高級ホテルにおいて様々な特典やサービスを受けることができるクレジットカードです。
年会費
気になる年会費ですが、[price 31000]です。
比較対象をするとなると、同じアメックスのゴールドカードの年会費が[price 29000]です。
年会費はSPGアメックスのほうが高いので、イメージとしてはアメックスゴールドの機能にSPGの特典がついたようなカードと言えるでしょう。海外旅行や国内旅行などの付帯保険はほぼ一緒です。
他の特典やサービスなども同様で、大きくは同等と考えてもいいのですが、細かなところでは少々違いがあるようです。
年会費が2,000円ちょっとの差で基本的なサービスや特典が変わらなくて、SPG会員になることのできる、SPGアメックスのお得感が際立っています。
一方でSPG会員に魅力を感じなければSPGアメックスのカード会員になる必要はないのも言うまでもないですね。
ICチップ搭載のICカードの発行で今まで以上に安全に
SPGアメックスカードは随時ICカードに切り替えています。
新規発行の場合では、ICチップが埋め込まれたカードになっているのです。
クレジットカード会社が不正使用防止のためにICチップ化を活発に行ってきました。
しかしアメックスだけは、なぜかICチップ搭載のクレジットカードへの切替や発行に消極的だったのです。
アメックスカード全般のICチップ切替は2015年の後半から始まり、随時切替が行われているようです。
コピーされにくいICチップ搭載のカードになったことで、今まで以上に安全に利用することができるようになりました。
ETCカードの特徴と使い方、利用までの流れ
SPGアメックスカードからETCカードの発行が可能。発行手数料は[price 850]かかりますが、年会費は無料です!
「ETCマイレージサービス」に登録すれば、ETCカードで支払う度にポイントが貯まります。
登録は無料なので、ETCカードを発行するならETCマイレージサービスへの登録もおすすめします。
毎年継続利用する毎に世界中で利用できる一泊一室(2名様まで)の系列ホテルの無料宿泊特典をもらえる!
SPGアメックスカードには様々なサービスや特典がありますが、嬉しいのがスターウッドグループのホテルに一泊無料で宿泊できる特典です。
これは、SPGアメックスの継続ボーナスです。
2年目以降も継続してSPGアメックスカードを更新することで得られる特典なのです。
スターウッドグループのホテルはランク分けをしています。
最高ランクは7なのですが、そのランクには関係なく好きなホテルに無料で一泊(2名まで)できるのです。
これはかなり大きな特典といえるでしょう。
高級なホテルが多いですから、年会費の34,100円(税込)が一泊で十分にペイできるでしょう。
スターウッドのホテルブランドは以下になります。
- シェラトンホテル&リゾート
- ウェスティンホテル
- セントレジス
- ラグジュアリーコレクションホテル&リゾート
- Wホテル
- ルメリディアン
- エレメントホテル
- アロフトホテル
- FourPoints
以上なのですが、馴染みのあるホテルもあれば聞き慣れないものもあります。
FourPointsはシェラトンですから、国内にあるシェラトンホテルが利用できます。
そして、この特典のすごいところが、ブラックアウトデー(ポイントを使用して無料宿泊ができない日)がないということです。
通常でしたら、お盆やお正月の繁忙期は除くことが但し書きで書かれている事が多いです。
しかし、この特典についてはブラックアウト(特典除外日)というのがありません。
ゴールデンウィークでもクリスマスでも、盆正月であっても特典を利用することができるのです。
つまり一番安い部屋の利用となるので注意してください。
それでも、上に挙げたホテルはいずれ劣らぬ一流ホテルばかりです。
おすすめはリゾート型のホテルでしょう。
基本室料が高いので、一泊で十分の年会費の元を取ることが可能です。
当然ですが、日本国内だけではなく、海外のホテルも利用可能です。
無料宿泊の申込みはWebなどでの申込みではなく、直接ホテルへの電話受付けに限られるようです。
海外のホテルの電話となると現地の言葉が必要になりそうですね。
そのあたりは一流ホテルですから、英語などで丁寧に説明してくれるだろうね。
初年度は無料宿泊特典の利用はできない
注意点としては、前述したように継続特典ですから、初年度の利用はできません。
2年目以降の更新で更新月から2ヵ月くらい経過してSPGより無料宿泊の案内が届くようです。
有効期限については1年間となっています。
ホテルによってはスタンダードルームとはいえ、一泊4万円を超えるような部屋がたくさんあります。
中には10万円超えるような部屋もありますから、十分に年会費の元をとることができるのです。
また、貯めたポイントを利用して部屋のグレードアップを図ることができます。
スタンダードな部屋からワンランクアップの部屋にすることができます。
スタンダードでは朝食が付いていないので、朝食付きにするのも大丈夫です。
これらには、費用やポイントが必要になりますが、ベースとなる宿泊費が無料となっているので、それを考えるととてもお得な特典と言えます。
無料宿泊は子供の分が無料になるケースもあるので子連れ家族におすすめ
SPGアメックスカードの継続特典である無料宿泊。
これは子供が無料になる場合もあります。
さらにホテルによっては追加ベッドを入れてくれることも。
この場合は差額料金の支払いで、子供が宿泊することが可能となります。
かなり安価になることでしょう。
ホテルによっては小さな子供であれば添い寝が可能となる場合もあります。
その場合は添い寝料金といった追加料金がかからない場合もあるのです。
一般的には添い寝ができる子供ということで、子供料金を無料にしているホテルは多いです。
年齢によって条件を設けているところがほとんどとなっています。
6歳以下の未就学児、12歳以下、中には17歳以下というホテルまであるので、子供が一緒に宿泊する場合は大いに助かりますね。
SPGゴールド会員資格(ゴールドプリファードレベル)とは
SPG会員にはグレードがあります。
通常のプリファードレベルから、利用実績に応じて、
- 「ゴールドプリファードレベル」
- 「プラチナプリファードレベル」
というようにレベルアップするのです。
SPGアメックスカード会員は、SPG会員のグレードが「ゴールドプリファードレベル」となっているのです。
ここでは、ゴールドプリファードレベルで受けることのできる様々な優待サービスを紹介します。
中にはチェックアウトの時間を延長してくれる、レイトチェックアウトのサービスもありますよ。
入会直後からSPGゴールド会員資格になれる
SPGアメックスを保有すれば、いきなりスターウッド・ホテル&リゾートの「ゴールド会員」になれます。
各種様々な優遇サービスが受けられるようになるのです。
先述していますが、SPGというのは、スターウッドグループの会員ということです。
このSPGにアメックスがタイアップしているのですが、SPGアメックスカード会員はSPGのゴールドプリファードレベルの会員になるのです。
いきなり真ん中のレベルの会員になれてしまうということですね。
これはSPGアメックスの入会時にSPG会員番号が必要なためです。
プリファードレベルからゴールドプリファードレベルになる条件 |
---|
スターウッドグループのホテルに年間10回以上の利用、あるいは25泊以上の宿泊 |
いずれも高級ホテルやリゾートホテルとなるので、10回以上の利用というのは一般的にはかなりハードルが高いといえます。
SPGアメックスカードの会員になると、いきなりハードルの高いゴールドプリファードレベルになることができるのです。
かなり優遇されているといっていいでしょう。
公式サイトにも、
SPGアメックスカードを手にしたその日から、SPGホテル&リゾートの充実したサービスとエリート会員である「ゴールド会員資格」により、ほかでは手に入らない素晴らしい体験をお楽しみいただけます。
と書かれています。
以降の項目で、SPGアメックスカードによる、ゴールドプリファードレベルの特典やサービスを紹介します。
SPGゴールド会員資格になると受けられる特典
獲得するのにハードルの高いSPGゴールド会員。
しかし、SPGアメックスの会員になればすぐにSPGゴールド会員(ゴールドプリファードレベル)になることができます。
その、SPGゴールド会員の特典ですが、主なものは以下になります。
- 宿泊する部屋のアップグレードが無料で行える
- レイトチェックアウトが可能になる(午後2時まで無料延長)
- チェックイン時のウェルカムギフト(250ポイント、室内からの無料インターネットアクセス、ウェルカムドリンクサービスよりいずれか一点選択可能)
- 滞在ごとに25%のボーナスポイント付与
他の会員との違いは下表のとおりです。
プリファード | ・1ドルにつき2ポイント |
---|---|
ゴールド | ・1ドルにつき3ポイント ・チェックイン時に250ポイントまたは無料ドリンク |
プラチナ | ・宿泊数に応じて1ドルにつき3または4ポイント ・チェックイン時に500ポイントまたはギフト、コンチネンタルブレックファスト |
注意点として、これらの特典はスターウッドグループのホテルの公式サイト、あるいは各ホテルの公式サイトより直接予約しなくてはいけません。
スターウッドグループのホテルへの電話予約も原則NGのようです(できるという説もあります)。
公式サイト、あるいは旅行サイトのいずれか安い方で予約したいと思う人も多いことでしょう。
SPGでは公式サイトからの予約では「ベストギャランティー」の制度が適用されます。
これは、最低価格補償です。
他のサイト(楽天トラベルやJTBなどの旅行サイト)で、公式サイト以下の価格であると判明した場合、
- 旅行サイトの金額から20%引き
- 旅行サイトと同一の金額で2,000ポイントも付与される
という補償を受けることができるのです。
空室状況によって部屋をアップグレードしてくれる
ホテルは、シングルやダブル、ツインなどもありますし、部屋の広さなどで様々なグレードに分かれます。
安めの部屋を予約しても、チェックインの際に「アップグレードしたこちらの部屋をどうぞお使いください」と言われることがあります。
これが、SPGゴールド会員のメリットなのです。
通常の会員だと、部屋のグレードアップはポイントを使うなどしなくてはいけません。
それが、SPGゴールド会員であるだけで、部屋のアップグレードが可能となるのです。
これは、空室状況によるので、必ず行われるわけではないようですが、無料でアップグレードしてくれるのはとても嬉しいサービスですね。
チェックイン時にウェルカムギフトがもらえる(1滞在ごとに)
SPGゴールド会員が予約したホテルにチェックインするとウェルカムギフトのサービスを受けることができます。
このウェルカムギフトには3種類あって次のいずれか一つを選ぶことができるのです。
- ボーナスポイント
- 室内でのインターネットの利用
- ウェルカムドリンク
以上のいずれかになります。
ボーナスポイントは250ポイントです。
チェックイン時に、ウェルカムギフトを
- ポイントにするか
- ネットアクセスにするか
- ウェルカムドリンクにするか
を聞かれます。
日本であれば当然日本語になりますが、海外では英語または現地語になるでしょう。
宿泊に慣れていれば、
「ドリンクプリーズ」
「ポイントプリーズ」
「ネットアクセスプリーズ」
という応対でいいでしょう。
日本のビジネスホテルなどではあたりまえのネットアクセス(Wi-Fi)。
ですが海外のホテルでは、ネットアクセスが有料になることが多いということですね。
レイトチェックアウト
SPGゴールド会員の特典として嬉しいのがレイトチェックアウトです。
これは午後2時までとなっています。
リゾート型のホテルでは、チェックアウトが正午あるいは11時と比較的遅めに設定してあります。
それがレイトチェックアウトとして16時間で延長が可能なのです。
飛行機の搭乗時間まで時間があるようでしたら空港ラウンジよりも、高級ホテルでゆっくりくつろいだほうが良い場合もあります。
それを考えると、SPGゴールド会員としては嬉しいサービスと言えるのは間違いないですね。
ゴールドステータス(会員)以外にどのようなランク付けがされてるの?
SPGの会員ランクは3ランク設定されています。
- 通常ランクのプリファードレベル
- それよりもワンランク上のゴールドプリファードレベル
- 最上位に位置するプラチナプリファードレベル
SPGアメックスのカード会員になると、SPGランクはプリファードレベルを飛び越えて、いきなりゴールドプリファードレベルからスタートします。
通常、ゴールドプリファードレベルにランクアップするには、年間スターウッドグループのホテル10回以上の利用や25回以上の宿泊が必要です。
ですから、SPGアメックスの会員になるのは、すでに大きなアドバンテージがあると考えていいでしょう。
ゴールドプリファードレベルでは様々な優待やサービスを受けることができます。
ちなみにSPGゴールド会員では、ゴールドの資格は永遠ではありません。
年間にスターウッドグループのホテルを10回以上利用する、あるいは25回以上の宿泊が必要となります。
これに満たないと、通常のプリファードレベルに降格してしまうのです。
一方のSPGアメックス会員であれば、毎年更新さえすれば、ゴールドプリファードレベルを維持することができます。
お得ですね。
もっとも、SPG会員は入会金や年会費は全て無料です。
SPG会員はすべて利用実績のみが考慮されるということですね。
それでは、プラチナプリファードレベルになるとどのような特典やサービスを受けることができるのでしょうか。
プラチナステータスを獲得する方法
SPGアメックスカードには、SPGゴールド会員の資格があります。
そして、その上にはプラチナプリファードモデル(プラチナステータス)があるのです。
プラチナステータスを獲得するにはどうしたらいいのでしょうか。
プラチナステータスになるには、スターウッドグループのホテルを年間に25回利用するか、50回の宿泊が必要になります。
条件としては、公式サイトからの宿泊の申込みの予約をしなくてはいけないということです。
JTBや楽天トラベルなどの旅行サイトからの予約では、回数としてカウントされないので注意が必要です。
年間25回の利用というのは月々2回ペースの利用となります。
通常のビジネスホテルの利用であれば、ハードルもそれほど高くはないです。
しかし、スターウッドホテルは高級ホテルが多いですし、リゾート型のホテルも多数存在しています。
その中で年間25回の利用はハードルが高いようにも思えますね。
けれどSPG会員としてのステータスを高めたいのであればチャレンジしたいものです。
ちなみに、50回の宿泊というのは滞在回数の倍ですので難易度が高そうですね。
ですが、通常1泊した場合は1泊2日ということになります。
この場合は1回の利用で1回の宿泊です。
2泊3日の場合はどうでしょうか。
これも1回の利用となりますが、宿泊は2回となります。
3泊4日では1回の利用で3回の宿泊ということになります。
宿泊のほうがカウントが稼ぎやすいということになりますね。
マリオット・リッツカールトンのゴールド会員になれる
SPGアメックスカードの会員になると、すぐにSPGゴールド会員になることができます。
そして、それはすなわち、マリオット・リッツカールトンのゴールド会員になるということなのです。
詳細を説明します。
マリオット・インターナショナル(マリオット)は、言うに及ばない世界的にも有名なホテル会社です。
そして、1998年にリッツカールトンはマリオットの傘下に入っています。
マリオネットとは一線を画した運営を行っているため、マリオットの傘下に入っていることは公にされていません。
マリオットの日本語サイトにも掲載されていないことからも明らかと言えます。
マリオットもリッツカールトンもそれぞれが、マリオット・リワード、リッツカールトンリワードという会員プログラムを運営しているのです。
そして、マリオットは2016年9月23日に、スターウッド・ホテル&リゾートの買収手続きを完了させました。
これによって、マリオットは30のホテルブランド、さらには110ヵ国で5700軒のホテルを保有し、110万室の客室を持つ世界最大のホテルチェーンとなったのです。
スターウッドもリッツカールトンも30のホテルブランドの一つということになります。
このことから、SPGアメックス会員になると、マリオット・リワードとリッツカールトン・リワードとリンクされます。
そしてマリオット・リワードとリッツカールトン・リワードといった2つのゴールド会員になることができるのです。
ステータスマッチを活用して他のホテルグループの上級会員も取得できる
まず、ステータスマッチを簡単に説明しましょう。
ステータスマッチは、言うなれば引き抜きに近いものです。
SPGゴールドの会員だとマリオットゴールドの会員になれるのは単に同じグループだからできることです。
もっとも、スターウッドがマリオットに買収される以前でしたらステータスマッチを発生させて、両方のゴールド会員になることも可能だったでしょう。
この場合、SPGアメックス会員ということが大きなステータスになっていることは間違いありません。
SPGアメックス会員であることをアピールして、ホテルグループに「交渉をする」ことでそのホテルグループの上級会員になることが認められる場合があるのです。
それぞれのホテルグループが、ステータスマッチを受け付けているかどうか情報をシェアしているページがあります。
そのような場所から情報を収集し、ステータスマッチを受け付けているホテルグループを探す方法が一般的です。
もちろん、それぞれのホテルグループの公式サイトを巡ってもいいのですが、ステータスマッチは裏技的な方法でもあります。
そのため、口コミサイトなどをシェアして情報収集したほうがいいでしょう。
ステータスマッチですから、自ら同等程度の会員になっておく必要があります。
だからこそ、SPGアメックス会員であることが生きてくるのです。
30社以上の航空会社のマイルと交換できる
SPGアメックスのポイントプログラムは100円で3ポイントが付与されます。
そして、このポイントは世界中の30社以上の航空会社のマイルと交換できるのです。
マイル交換できる航空会社のマイレージプログラムと移行比率を以下に示します。
マイレージプログラム | 移行比率(ポイント:マイル) |
---|---|
エア・カナダ アエロプラン | 1:1 |
エアチャイナ フェニックスマイル | 1:1.6 |
エールフランス-KLM フライイング・ブルー | 1:1 |
ニュージーランド航空 エアポインツ | 65:1 |
アラスカ航空 マイレージ プラン | 1:1 |
アリタリア航空 ミッレミリア | 1:1 |
全日空 ANAマイレージクラブ | 1:1 |
アメリカン航空 AAdvantage | 1:1 |
アムトラックゲストリワード | 1:1 |
アシアナ航空 アシアナクラブ | 1:1 |
ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブ・クラブ | 1:1 |
キャセイパシフィック航空 アジア・マイル | 1:1 |
南方航空スカイパールクラブ | 1:1 |
中国東方航空 イースタンマイルズ | 1:1 |
エル・アル航空 マットミッドクラブ | ADD移行オプションなし |
エミレーツ/スリランカ航空 スカイワーズ | 1:1 |
エティハドゲスト | 1:1 |
海南航空 フォーチュンウィングスクラブ | 1:1 |
ハワイアン航空 ハワイアンマイルズ | 1:1 |
イベリア航空 イベリア・プラス | 1:1 |
日本航空 JALマイレージバンク | 1:1 |
ジェットエアウェイズ ジェットプリビレッジ | 1:1 |
ラタム航空 ラタムパス | 1:1.6 |
ルフトハンザ航空 マイルズ&モア | 1:1 |
カタール航空 プリヴィレッジクラブ | 1:1 |
サウジアラビア航空 アルファサン | 1:1 |
シンガポール航空 クリスフライヤー | 1:1 |
サウスウェスト航空 ラピッド・リワード | 1500:1 |
タイ国際航空 ロイヤルオーキッドプラス | 1:1 |
ユナイテッド航空 マイレージプラス | 1:1 |
GOL スマイル | 2:1 |
ヴァージン・アメリカ | 1:1 |
ヴァージンアトランティック航空 フライングクラブ | 1:1 |
国内のクレジットカードでしたら、JALやANA、そして外資系の航空会社数社というのが一般的です。
しかしSPGアメックスでは、多くの航空会社とマイル交換ができるがの大きな特徴と言えるでしょう。
世界中のホテルに様々な特典やサービスで宿泊できるSPGアメックスカードならではと言っていいですね。
ANAマイル、JALマイルは貯めやすい?
SPGアメックスでは100円で3ポイントが貯まります。
そして、そのポイントはマイルとの交換が可能です。
SPGアメックスでは、30社以上の航空会社とのマイル交換が可能となっています。
数社ほど例外がありますが、ほとんどのマイル交換の比率が1対1のレートとなっているので交換レートとしては悪くありません。
ANAマイル、JALマイルの交換レートは1対1ですから、他の多くの航空会社の交換レートと同じです。
ですから、ANAマイル、JALマイルだから貯めやすいということはありません。
しかし、日本国内から海外旅行や国内旅行で飛行機を利用する場合は、ANAやJALを利用することが多くなると思います。
そういった面では、ANAマイルあるいはJALマイルを貯めるようにしたほうがいいかもしれません。
2万ポイント以上を1度でマイル交換すると5000ポイントのボーナス付与がある
ポイントをマイルに交換するには小出しではなく、ポイントを貯めて一気にマイルと交換したほうがいいです。
それは、20,000ポイント以上を交換すると、20,000ポイントごとに5,000ポイントが自動的に付与されるからです。
このことから、20,000ポイントで交換すると、25,000マイルを交換できることになるのです。
交換単位を20,000ポイント単位で考えると、100円で1.25マイルを獲得できるということになります。
ポイント付与率を上げて実質的に交換レートを上げることのできるクレジットカードは多いです。
しかし通常のカード利用でのこの交換レートは高いと考えていいでしょう。
ポイントは何に使うと一番還元率が良くなってお得なのか
ポイントの利用方法は大きく分けて以下の2通りの方法があります。
- 宿泊に充てる
- マイルへの交換
ポイントの有効期限は、年に一度のSPGアメックスのカード利用があれば実質無期限となります。
そのため、ゆっくりと大量にポイントを貯めることができるのです。
それでは、貯めたポイントは宿泊とマイル交換どちらがお得なのでしょうか。
ポイントの使い道としてお得なのは?
マイルについては、各航空会社ごとに交換レートがはっきりとわかっているので、判断がつきやすいです。
宿泊については、ホテルごとにランク分けがされている※ので、宿泊に使うポイント還元率もホテルごとに変わってきます。
厳密には航空会社ごとにも交換レートは変わってきます。
しかし多くの航空会社は1ポイントが1マイルといった1対1の交換レートと考えていいでしょう。
この場合のポイント還元率は1%です。
そうなると、宿泊施設のほうがポイント還元率は高くなりそうです。
ランクアップするごとに、宿泊施設のポイント還元率は上がる傾向にあります。
ランクが最高でカテゴリー7に区分される「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」は30,000ポイントで宿泊できるとされています。
宿泊金額が90,000円の場合でしたら、ポイント還元率は3%ということになります。
カテゴリーが低くなるほど、宿泊でのポイント数も下がります。
カテゴリー2に位置する、「フォーポイントバイシェラトン函館」では、必要ポイント数は4,000ポイントです。
宿泊金額は変動することが多いのですが、この宿泊施設の場合でもポイント還元率は1.5%以上にはなりそうです。
一方のマイルを考えてみましょう。
ポイント還元率が1%と考えると、ポイントを宿泊施設の利用でまかなったほうがお得に思えます。
但し、ポイントを20,000ポイントでマイル交換すると、ボーナスポイントが5,000ポイントもらえるのです。
こうなると25,000ポイントとなりますから、ポイント還元率は1.25%ということになります。
SPGアメックスでは、カードを様々な形で利用することでポイントを獲得することができます。
そうすることでポイント還元率も変わります。
基本となるポイント還元率を考えてみると、宿泊利用でポイントを使うほうがお得となりそうです。
マリオットやリッツ・カールトンのような高級ホテルに無料で宿泊するために必要なポイント数
SPGアメックス会員がマリオットやリッツ・カールトンのような高級ホテルに無料で宿泊するにはどのくらいのポイントが必要なのでしょうか。
スターウッドはマリオットに買収されました。
そのため現在はスターウッド、マリオット、リッツカールトンが一つのグループになっています。
現状では、それぞれのポイントプログラムが独立した形となっています。
しかし、お互いがリンク付けされることで、ステータスマッチが無条件で成立しますよ。
そうなるとポイント交換が必要となるのです。
ポイント交換レートはSPGのポイント1に対して、マリオットポイント、リッツカールトンポイントともに3となります。
交換レートは1対3ということになります。
具体的には10,000ポイントがマリオットやリッツカールトンでは30,000ポイントとなるのです。
ポイントの交換単位は1,000ポイントです。
マリオットで最安値で宿泊できるホテルを見てみましょう。
コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーションの無料宿泊ポイントは30,000ポイントですから、ポイントは10,000ポイント必要ということになります。
一方のリッツカールトンを見てみましょう。
ザ・リッツ・カールトン大阪は無料宿泊ポイントが50,000ポイントです。
必要なポイントは16,666ポイントとなります。
キャッシュ&ポイント制度があるからポイントをお得に使える
無料宿泊するにはポイントが足りない
あるいは、足りると思っていたのに少しだけ足りない。
そんな困った状況が考えられます。
そんな時に便利な各ホテル毎にキャッシュ&ポイントが決められています。
例えば、素泊まりで6万円するようなホテルがあるとします。
これを全てポイントで払おうとすれば30,000ポイントが必要です。
しかし、仮に15,000ポイントしかなければ、この15,000ポイント(30,000円相当)と残りの30,000円をキャッシュで支払って宿泊可能です。
ポイントを利用することになりますが、半額で高級ホテルに宿泊することができるというわけですね。
ポイントは購入もできて、たまに開催されるセールで購入すればさらにお得
SPGのポイントは購入することができます。
通常のクレジットカードのポイントプログラムでは珍しい制度です。
ポイントを貯めるには、カード決済をすることで、ポイントが付与されます。
付与されたポイントを、宿泊費や飲食代、あるいはポイント交換などで還元して利用することになります。
もっとも、高い付与率であっても、高還元率であっても、一度の利用ではそれほどたくさんのポイントとはなりません。
それが、ポイントを購入することで、SPGでは、1年の間、一つのアカウントについて30,000ポイントまで購入することができるのです。
1ポイントの価格は0.035ドルほどです。
1ドル100円の場合でしたら、1ポイントの購入は3.5円ということになります。
30,000ポイントを購入するためには、105,000円が必要。
円高になればもっと安く購入することができますね。
ポイントの購入については、定期的にお得なキャンペーンなどが開催されます。
25%割引などが行われていたり、35%割引というときもあります。
年に何度かキャンペーンが行われているので、購入する際にはキャンペーンの時期を狙ったほうがいいでしょう。
ポイント移行を活用してオークラ ニッコー ホテルズの上級会員にもなれる
オークラ ニッコー ホテルズには、「One Harmony」というポイントプログラムがあります。
これにもランクがあり、
- 通常会員
- ロイヤル会員
- エクスクルーシィヴ会員
という3段階に分かれています。
真ん中のロイヤル会員になるには、年間でOne Harmonyポイントを5,000ポイント貯めるか、オークラホテルに10泊以上泊まることが条件となります。
JALマイルは10,000マイルで、4,500 One Harmonyポイントに交換可能です。
SPGポイントは20,000ポイントをJALマイルに交換することで5,000ポイントのポーナスポイントがもらえます。
これを利用して、12,000JALマイルをOne Harmonyポイントに交換することで、5,000ポイント以上を獲得可能。
その時点でオークラ ニッコー ホテルズのロイヤル会員になることができるのです。
国内のSPGグループホテルが直営するレストラン、バーの料金が15%OFF!!
国内のスターウッドグループのホテル内にある直営のレストランやバーでの飲食代金が飲食代金が15%オフになります。
アルコール代は除く。
一流ホテルのレストランの飲食代金が15%もオフになるのはお得感があります。
アメックスが提供する空港ラウンジを無料で利用可能
SPGアメックスカードはもちろんアメックスカードとしての特典やサービスが利用できます。
空港ラウンジが無料で利用できるのは嬉しいですね。
利用できる空港は国内28空港の39カ所の空港ラウンジとなります。
そして、2つの国際空港のラウンジが利用できます。
他の空港ラウンジサービスが付帯しているクレジットカードと異なる点は、SPGアメックスカードでは同伴者1名の利用が無料となっている点です。
この点は他のカードにはないメリットと言えます。
ラウンジの入口でカードと当日の搭乗券を一緒に提示すれば利用できます。
海外空港は以下のとおりです。
- ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧・ホノルル国際空港)
国内の28空港は主立った空港です。
国内空港については空港ラウンジが利用できると考えていいでしょう。
搭乗時間までは1時間あるいは2時間程度の時間は空きます。
その時間を空港ラウンジでゆっくりと過ごすことができるのはSPGアメックスカード会員の大きなメリットですね。
その他にも手荷物無料宅配、無料ポーターサービス等で旅行時に役立つサービスが使える。
旅行関係に強いアメックスですから、空港でのサービスがとても充実しています。
痒いところに手が届くようなサービスはまさにアメックスならではでしょう。
手荷物無料宅配サービスから順に説明していきます。
手荷物無料宅配サービス
旅行で空港を利用する際に、スーツケース1つを無料で自宅や空港まで宅配してくれるサービス※です。
利用できる空港は以下の4つの空港です。
- 羽田空港
- 成田国際空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
空港が限られているので注意しましょう。
残念なのはSPGアメックスカード会員本人のみ有効で同伴者のスーツケースは対象外ということですね。
無料ポーターサービス
旅行となると大きな荷物が足かせとなる場合があります。
特に長期出張となると最初の出発から憂鬱になってしまうのではないでしょうか。
そのようなときに有効に活用できそうなのが無料ポーターサービスです。
重い荷物を出発の際、あるいは帰国の際に運んでもらえるのはとても嬉しいですね。
出発の際には駅の改札口やバス停から、空港のチェックインカウンターまで専任のスタッフが荷物を運んでくれます。
また、帰国の際は空港の到着ロビーから利用する駅の改札口やバス停まで専任のスタッフが荷物を運んでくれます。
無料ポーターサービスを利用するには前日の12時までに利用する空港に電話予約をする必要がありますよ。
空港クロークサービス
空港では、乗り継ぎなどで待ち時間が多く発生することがあります。
その時にたくさんの荷物を抱えながらの移動は大変です。
さらにコインロッカーの利用ではお金がかかってしまいます。
そういうときに利用したいのが空港クロークサービス。
このサービスは空港で乗り継ぎなどの待ち時間に、空港内の手荷物預かり所でキャリーケースやコートなどを無用で預かってくれるものです。
利用当日に直接手荷物カウンターで申込みを行います。
その際にはSPGカードの呈示が必要です。
空港パーキング
空港に車で乗り付けてそのまま搭乗する機会もあることでしょう。
空港の駐車場代も安くはありません。
ですが、この空港パーキングサービスを利用すると、駐車場代を節約することができるのです。
対象の空港は以下の4つの空港になります。
- 成田国際空港
- 羽田空港
- 関西国際空港
海外渡航先でも365日24時間日本語無料電話サポートの「オーバーシーズ・アシスト」があるから安心
海外渡航先で困ったことがあれば「オーバーシーズ・アシスト」という日本語での電話サポートサービスが受けられます。
これは、海外旅行などで手厚いサービスを提供してくれるアメックスならではと言えます。
当然ですが、SPGアメックスの会員もこのサービスを享受することができますよ。
365日24時間いつでも日本語での電話サポートがあると何があっても安心です。
特に海外では、不測の事態に言葉が通じないことで些細なトラブルが大きなトラブルになってしまうことがあります。
緊急の場合では救急車の手配もしてくれるので、本当に助かるサービスです。
エアポート送迎サービス
エアポート送迎サービスは、海外旅行への出発・帰国の際にタクシーで空港から自宅、自宅から空港までの送迎をしてくれるサービスです。
利用できる空港は以下の3つの空港となっています。
- 成田国際空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
利用料金は住まいの地域によって定額となっています。
タクシー料金を実費で支払うわけではありません。
その分割安となっているのでとてもお得なサービスと言えるでしょう。
それぞれの空港で利用可能地域が決まっているので事前の確認は必須だよ。
・成田国際空港の利用可能地域
東京 | 定額料金 |
---|---|
都内23区全域、三鷹市、武蔵野市、台場地区(台場、青海、東八潮) | 10,000円 |
西東京市、調布市、狛江市、稲城市、府中市、清瀬市、東久留米市、小平市、小金井市、国分寺市、国立市、多摩市、八王子市、町田市、昭島市、日野市、立川市、東村山市、東大和市、武蔵村山市 | 15,000円 |
神奈川 | |
横浜市、川崎市、鎌倉市、逗子市、葉山町、横須賀市、三浦市、相模原市、大和市、座間市、綾瀬市、海老名市、厚木市、藤沢市、寒川町、茅ヶ崎市、平塚市、大磯町 | 15,000円 |
千葉 | |
成田市、宮里市、酒々井市、栄町 | 4,800円 |
印旛村、本埜村、佐倉市、八街市、印西市、四街道市、八千代市、白井市、千葉市、鎌ヶ谷市、船橋市、習志野市、浦安市、市川市 | 5,000円 |
松戸市、柏市、流山市、市原市 | 10,000円 |
我孫子市 | 12,000円 |
野田市 | 15,000円 |
埼玉 | |
八潮市、三郷市 | 10,000円 |
さいたま市、川口市、越谷市、草加市、戸田市、朝霞市、和光市、新座市、志木市、蕨市、ふじみ野市、富士見市、三芳町、狭山市、所沢市、川越市、入間市 | 15,000円 |
茨城 | |
取手市 | 12,700円 |
・関西国際空港の利用可能地域
大阪 | 定額料金 |
---|---|
大阪市、泉大津市、泉佐野市、和泉市、貝塚市、柏原市、河内長野市、岸和田市、堺市、狭山市、泉南市、泉南郡(岬町、田尻町、熊取町)、泉北郡(忠岡町)、高石市、富田林市、羽曳野市、阪南市、藤井寺市、松原市、八尾市、南河内郡(河南町、太子町、千早赤阪村) | 5,000円 |
池田市、茨木市、交野市、門真市、四条畷市、三島郡島本町、吹田市、摂津市、大東市、高槻市、豊中市、豊能郡(豊能町、能勢町)、寝屋川市、東大阪市、枚方市、箕面市、守口市 | 10,000円 |
兵庫 | |
神戸市、芦屋市、尼崎市、川西市、宝塚市、西宮市、伊丹市 | 10,000円 |
京都 | |
京都市内、宇治市、乙訓郡(大山崎町)、京田辺市、久世郡(久御山町)、城陽市、綴喜郡(井手町、宇治田原町)、長岡京市、向日市、八幡市、相楽郡(笠置町、加茂町、木津町、精華町、山城町、和束町、南山城村) | 15,000円 |
・中部国際空港の利用可能地域
愛知 | 定額料金 |
---|---|
名古屋市、岡崎市、幸田町(額田郡)、蒲郡市、日進市、みよし市、東郷町、安城市、刈谷市、知立市、西尾市、幡豆町、吉良町、一色町、碧南市、高浜市、常滑市、半田市、知多市、東海市、大府市、豊明市、知多郡(阿久比町、武豊町、東浦町、南知多町、美浜町) | 5,000円 |
その他愛知県全域 | 10,000円 |
利用する日の3営業日前までの予約となっているのでこの点にも注意してください。
エアポート・ミール※
羽田空港と伊丹空港の対象店舗で、1,000円のミールクーポンが利用できます。
事前にSPGアメックスを利用して航空券を購入します。
その航空券にエアポートミールクーポンが同封されて郵送されてきます。
利用の際には該当空港のお店のスタッフにカードと航空券、そして送られてきたミールクーポン券を提示します。
これは、搭乗する当日のみ利用できるので注意しましょう。
また、利用できる航空券は国内線のみです。
国際線の搭乗券では利用できません。
※「エアポート・ミール(国内線)」に関しては終了しています。
プライオリティパスは付帯する?
SPGアメックスカードにはプライオリティパスは付帯されていません。
世界中の空港ラウンジを無料で利用できる魅力的なサービスです。
しかしSPGアメックスカードで利用できる空港ラウンジは国内28空港と、海外ではハワイの空港のみとなっています。
H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクで電話で簡単に旅行を手配できる
SPGアメックスで便利と思えるサービスが、このH.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクです。
- 日本の国際空港発着の国際線の航空券
- 海外のホテルの予約
- 現地でのレンタカーの手配
- 鉄道などの交通機関の手配
などを行ってくれるサービス。
急に海外出張が決まった時や多忙な時期は国際線の航空券を自分で手配するのも面倒です。
SPGアメックス会員は、H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクに連絡することで国際線の航空券予約が完了しますよ。
ホテルの予約もお願いすれば一度の電話で解決します。
これはかなり便利なサービスと言えますね。
国内外のパッケージツアーにも対応している点が嬉しいところです。
旅行傷害保険が充実しているのはアメックスならでは!
SPGアメックスの会員は、スターウッドグループのホテルを利用することが一番の目的といえるでしょう。
国内はもとより、海外のホテルを利用することは、当然ながら旅行をするということになります。
国内や海外を問わず旅行には保険が付きものです。
SPGアメックスは、American Expressカードでもあります。
ですので、カードに付帯している国内・海外旅行傷害保険が充実しています。
旅行に強いカードなんですね!
SPGアメックスカードの厚い補償内容を目当てに、SPGの会員がSPGアメックスのカードに切り替えたという人も少なくないでしょう。
ここでは、SPGアメックスカードに付帯する国内旅行保険、海外旅行保険を紹介します。
国内旅行保険
国内旅行傷害保険については、死亡・傷害後遺傷害で最高5,000万円が補償されます。
この保険については利用付帯となっているので、旅行代金をSPGアメックスカードで決済することが補償の条件となります。
家族カード会員についても本会員と同様の補償となっているので、最高で5,000万円の補償を受けることができます。
本会員の家族の場合(家族カード会員以外)ですが、最高で1,000万円の補償となっています。
自動付帯ではないので不便という声もありますが、補償の厚さはさすがアメックスと言える保険内容です。
保険金・補償の種類 | カード会員 | カード会員の家族 | 家族カード会員 | 家族カード会員の家族 |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・傷害後遺障害保険金 | 最高5000万円 | 最高1000万円 | 最高5000万円 | 最高5000万円 |
自動付帯(旅行代金をカード決済していない場合)
また、国内旅行については、自動付帯される補償はありません。
保険金・補償の種類 | カード会員 | カード会員の家族 | 家族カード会員 | 家族カード会員の家族 |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・傷害後遺障害保険金 | 補償なし |
海外旅行保険
海外旅行障害保険については、死亡や後遺障害が起こった場合について、最高で1億円が補償されます。
- 家族カード会員
- カード会員の家族
- 家族カード会員の家族
にも補償されるのは嬉しいところです。
海外旅行では国内旅行と比べて、傷害治療の費用や携行品の損害の補償など補償内容が増えています。
SPGアメックスならではの内容となっているのも嬉しい点です。
保険金・補償の種類 | カード会員 | カード会員の家族 | 家族カード会員 | 家族カード会員の家族 |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・傷害後遺障害保険金 | 最高1億円 | 最高1000万円 | 最高5000万円 | 最高1000万円 |
傷害治療費用保険金 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高300万円 | 最高200万円 |
疾病治療費用保険金 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高300万円 | 最高200万円 |
賠償責任保険金 | 最高4,000万円 | |||
携行品損害保険金 (免責 3 千円 / 年間限度額100万円 |
1旅行中最高 50万円 | |||
救援者費用保険金 | 保険期間中 最高400万円 |
保険期間中 最高300万円 |
保険期間中 最高400万円 |
保険期間中 最高300万円 |
自動付帯(旅行代金をカード決済していない場合)
海外旅行傷害保険の自動付帯の場合です。
他社のクレジットカードで旅行代金を決済しても、SPGアメックスの会員であれば海外旅行傷害保険として最大で5,000万円の補償を受けることができます。
また、カード会員の家族にも補償が及ぶのは嬉しい点と言っていいでしょう。
- 傷害・疾病治療保険
- 賠償責任保険
- 携行品損害保険
など内容が充実しているのが特徴です。
保険金・補償の種類 | カード会員 | カード会員の家族 | 家族カード会員 | 家族カード会員の家族 |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・傷害後遺障害保険金 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 | – | – |
傷害治療費用保険金 | 最高200万円 | – | – | |
疾病治療費用保険金 | 最高200万円 | – | – | |
賠償責任保険金 | 最高4,000万円 | – | – | |
携行品損害保険金 (免責 3 千円 / 年間限度額100万円) |
1旅行中最高 50万円 | – | – | |
救援者費用保険金 | 保険期間中 最高300万円 |
– | – |
航空便遅延費用補償(海外旅行)
SPGアメックスカード会員がカード決済で購入した航空便で飛行機の遅延や欠航などがあった場合、出費した宿泊料金や食事代金が補償されます。
また、手荷物の到着が送れた場合や紛失した場合、それに伴って負担した衣料品や生活用品の購入費用も補償対象です。
保険金・補償の種類 | 金額 | 支払われる保険金(費用の範囲) |
---|---|---|
乗継遅延費用 | 最高2万円 | 宿泊料金・食事代 |
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 | 最高2万円 | 食事代 |
受託手荷物遅延 | 最高2万円 | 衣類・生活必需品の購入費用 |
受託手荷物紛失 | 最高4万円 | 衣類・生活必需品の購入費用 |
安心・安全の各種さまざまなプロテクションサービス
SPGアメックスカードには、
- ショッピング
- スターウッドグループの利用
などSPGアメックスカードを利用する上で様々な安全・安心機能が用意されています。
ここでは、SPGアメックスカードを使って安心の様々なサービスについて紹介します。
ショッピング・プロテクション
SPGアメックスカードには、ショッピングプロテクションが付帯されています。
これは、購入した商品が破損や盗難などの被害に遭った場合その代金を補償するというものです。
対象期間は90日間。
年間500万円まで補償してもらえます。
注意点としては一つの商品の代金が500万円ではない点。
年間の累計で500万円です。
一年間のSPGアメックスカードで500万円も買い物をする人も少ないと思うので、ショッピングプロテクションについては全額補償と考えてもいいでしょう。
このショッピングプロテクションには免責金額が設定されています。
1つの事故について10,000円です。
ですのでショッピングプロテクションを利用する際には、10,000円の負担が必要になります。
リターン・プロテクション
リターン・プロテクションサービスは文字通り、商品の返品を受け付けるサービスです。
その時には気に入ったものを購入したと思っても、後で購入を後悔することはよくあります。
お店に商品の返品ができたらいいのですが、お店によっては返品を断る場合も。
そういう場合は、アメックスがお店に変わって、商品の返品を受け付けてくれるのがリターン・プロテクションなのです。
一つの商品について上限は30,000円までです。
加えて年間累計で返品金額の合計額が150,000円。
このような条件がありますが、利用する会員にとっては大きなメリットですね。
オンライン・プロテクション
インターネットを利用しての通販では、クレジットカードでの支払いを行う人も多いことでしょう。
そのような場合、クレジットカード番号を入力する必要があります。
クレジットカード番号を入力するのは不安を伴うものです。
アメックス側では、ネット上の不正使用について常に監視しています。
そして、アメックス側が不正使用と判断した買い物については、その代金の請求は行わないというのがオンライン・プロテクションなのです。
このサービスがあるからこそ、SPGアメックスカードを利用してのネット通販も安心して利用できるのですね。
キャンセル・プロテクション
予定をしていても、いろいろなことが起こります。
- 急な出張
- 家族の病気
- 身内の不幸
- 自分自身の病気や怪我
など様々な問題がふりかかってくるのは世の常です。
海外旅行に急に行けなくなることもあるでしょう。
その時に、
- 海外旅行費用
- コンサートチケットの費用
などをSPGアメックスが補償してくれるのが、キャンセルプロテクションなのです。
この補償は本会員だけではなく、同行する家族の分も補償してくれます。
ただし、補償内容には制限があります。
出張の場合のキャンセルの場合も10万円の補償となっています。
ケースによっては金額が少なめという場合もありますが、補償してくれるだけでも嬉しい内容となっています。
カードの緊急再発行
SPGアメックスカードの紛失あるいは盗難に遭った場合はどうしたらいいでしょうか。
その場合は速やかにSPGアメックスのサポートデスクに連絡しましょう。
紛失や盗難にあったカードは、無料での再発行となります。
また、海外出張中など、それ以降SPGアメックスカードがないと困る場合は、緊急再発行となります。
その場合は仮カードということになりますが、以降のカード利用については問題なくできるように配慮してくれます。
その他にもAMEXならではの多くの特典
SPGアメックスならではの多くの特典があります。
お得な特典を見逃さないようチェックしていきましょう。
アメリカン・エキスプレス・セレクト※
まずは、アメリカン・エキスプレス・セレクトです。
これは、国内外の有名レストランの飲食代が10%オフになるというものです。
家族との団らんや出張先での接待にも利用可能。
旅行などのパックツアーも優待料金で利用できます。
中には宿泊料金が50%オフになるものもありますよ。
せっかく特典を受けられるならチェックしておきましょう!
※アメリカン・エキスプレス・セレクトは2018年3月末をもって終了しています。
コットンクラブ
アメックスが提供する、エンターテイメントクラブ「COTTON CLUB」。
これは“COTTON CLUB HAPPY AMEX FRIDAY ”が正式名称。
毎週金曜日にカードを利用することで飲食代金を一人1,000円オフというサービスを実施しています。
同伴者3名まで有効ということですから、本会員を含めて最大で4人。
計4,000円オフで利用することができるということになります。
ゴルフデスク
ゴルフ好きにはたまらない優待特典が、アメックスが提供するゴルフ・デスク。
日本全国にある1,100以上のゴルフ場や
- ハワイ
- グァム
- サイパン
といった海外のゴルフ場の予約や手配を無料で行ってくれるというサービスです。
ゴルフ好きにたまらないサービスですし、なによりも予約を無料でしてくれるところが嬉しいですね。
入会キャンペーンで一番得をする方法
SPGアメックスに入会するとお得なキャンペーンが用意されています。
SPGのポイントを30,000ポイントももらえるものです。
3ヶ月で10万円以上使えば30,000ポイントがもらえる
SPGアメックスに入会し、3ヵ月以内に10万円以上のカード利用で、通常たまるSPGのポイントに加えて30,000ポイントがもらえます。
3ヵ月で、10万円の利用というのは、利用する人にとってはそれほど高いハードルではないでしょう。
スターウッドグループのホテルを3、4回利用するだけでクリアできそうな金額です。
SPGアメックスカードの考えられるデメリット
SPGアメックスのデメリットはどういったところでしょうか。
細かく見ていきましょう。
年会費が高い
ステータスカードですから、年会費が高いという指摘は必ずあります。
年会費無料のカードが増えている現在、年会費[price 31000]は高額と言わざるを得ないでしょう。
また、SPGアメックスと比較対象にあがるのがアメックスゴールド。
アメックスゴールドの年会費が[price 29000]ですのでSPGアメックスのほうが約2,000円高くなっています。
SPGアメックスには、スターウッドグループのゴールドプリファードレベルの資格が付帯してるので当然と言えば当然ですよね。
けれど、その資格に魅力を感じない人にとってはデメリットだろうね。
家族カードの年会費も高い
また、SPGアメックスの家族カードも年会費が[price 15500]とかなり高額です。
他会社の家族カードの年会費が無料や安価であるのに対して、これはデメリットといえます。
さらに家族カード本人にはスターウッドグループのゴールドプリファードレベルの資格が付帯されません。
年会費の高さに次いでこれは大きなデメリットと言えるでしょう。
プライオリティパスの優待は無し
SPGアメックスは、アメックスゴールドには付帯されているプライオリティパスがありません。
- スターウッドグループ
- マリオット
- リッツカールトン
のホテルが利用でき、世界を駆け巡ることができるSPGアメックス。
ですが、世界中の空港ラウンジが無料で利用できないのは少々寂しいですね。
もちろんプライオリティパスを有料で取得する方法もあります。
しかし、アメックスゴールドが無料で利用できることを考えるとこの点についてはデメリットと言えるでしょう。
アメックスプラチナを目指すならアメックス・ゴールドを持つべき
また、SPGアメックスは提携カードです。
そのため、クレヒスを積見上げても、アメックスのプラチナカードのインビテーションは届きそうにありません。
プラチナカードを目指したいというのであれば、アメックスゴールドを取得した方が効率がよいです。
以上から、
「スターウッドのゴールドプリファードレベルの恩恵をどれだけ受けることができるか」
によってSPGアメックスカードの評価は分かれるでしょう。
審査基準
- 旅行好きな人
- スターウッドグループのホテルにどうしても泊まりたい人
にはうってつけのSPGアメックス。
SPGの会員資格を得ながらアメックスカードを取得できるので一石二鳥でしょう。
ここでは、SPGアメックスに入会するための審査基準について様々な面で考察していきます。
アメックスのゴールドカードに匹敵するとされるSPGアメックス。
それなりに審査基準も厳しいと考えられます。
- 審査に落ちる原因
- 主婦や学生でも取得できるのか
- 在籍確認の電話連絡
など様々な面からSPGアメックスの審査について考えます。
審査に落ちた…考えられる原因は?
審査の基準は様々です。
クレジットカード会社によっても違ってきます。
多くの場合は、個人信用情報機関に調査を依頼し、そこから戻ってきた信用情報を元に審査をすることが一般的。
信用情報には申込者の過去のクレジットカードなどの貸し借り情報の全てが記載されています。
延滞があれば信用機関を通じてすぐに判明しますし、その延滞がどのように処理されたのかもわかります。
延滞して未納ということでしたら、訴訟沙汰にもなっているかもしれませんから、そうなると審査に通ることは100%ありません。
延滞があったという事実だけでも、審査に通らないことも。
残高不足などのうっかりミスによる延滞にも注意が必要です。
カード会社はクレジットカードを利用してきちんと支払いを済ませてくれる人を優遇します。
延滞があれば「きちんと払ってくれるのか」カード会社に疑われます。
たとえ、うっかりミスであっても信用情報には「延滞」としか記載されません。
もちろん過去の延滞があれば、審査に通らない理由になることは十分に考えられるでしょう。
SPGアメックスはステータスカードですから延滞や未払いなどは問題外。
カード申し込み者に安定収入があることが求められるでしょう。
専業主婦や学生でも審査に通る?
SPGアメックスの入会申込み条件には「20歳以上で定職のある人」という文言があります。
これを文字通り判断すると専業主婦や学生は申込みができないことになります。
しかし、実際は入会申込みを受け付けてくれるようです。
結果として専業主婦や学生(20歳以上)でもSPGアメックスの審査に通るケースはあります。
なぜなら、安定した収入は世帯収入が加味されるからです。
旦那さんの収入の安定性もカード会社から評価されるってことですか?
そうだね。
世帯主に安定した収入があれば、定職のある人(安定した収入)の申込み条件はクリアされる可能性が高いよ。
クレヒスなど細かな審査条件があるけど、収入については世帯主次第と考えてもいいだろうね。
世帯で安定した収入さえあれば、SPGアメックスのようなステータスカードの審査にも通る可能性が高まります。
実際に専業主婦でも審査に通ったという実例も。
審査にパスする確率を少しでも上げるのであれば他のアメックスの会員からの紹介という手もあるよ。
また、世帯主がアメックスのカードを取得して、その後に家族カードを獲得するという方法も。
在籍確認の電話連絡はある?
SPGアメックスの入会申込みはWeb上の専用入力フォームで行います。
- 住所
- 氏名
- 電話番号
- 運転免許証番号
- 勤務先住所
- 勤務先名
- 勤務先電話番号
を入力する必要があります。
気になる在籍確認ですが、申込者の電話番号あるいは勤務先電話番号に在籍確認の連絡が入る場合があります。
在籍確認の有無はクレジットカード会社によるとしか言えません。
SPGアメックスも同様で、在籍確認の連絡が入るかどうかは定かではありません。
記載漏れがある場合、確認の連絡があるかもしれません。
入力フォームで書き損じがないか入念にチェックしておいたほうがいいでしょう。
在籍確認では勤務先に電話をかけることで、申込者が実際に働いているのかを確認します。
最近では在籍確認をせずに、申込者本人の携帯に直接かける、「本人確認」のみで済ますケースもあるようです。
ステータスカードの場合は在籍確認が必ずあるという説もあるので、在籍確認の有無は一概には言えないのが現状ですね。
Apple Payにも対応しているから使い勝手がいい!
アメックスもアップルペイに対応しています。
アップルペイは、クレジットカード発行会社によって、
- iD決済
- QUICPay決済
に分かれます。
しかし、アメックスの場合はQUICPay決済になります。
アメックスでアップルペイを利用すると、アメックスのポイントプログラムである、メンバーシップリワードのポイントが付与されるのです。
もちろんSPGアメックスカードではApplePayを利用可能です。
問題なくポイントも付与されます。
普段の買い物でクレジットカードを出したくないという人には大きなメリットがあるでしょう。
また、Suicaも利用可能になります。
しかしSuicaへのチャージについてはポイント対象外です。残念ですね。
ですがiPhoneのみで買い物ができて、Suicaの代わりに交通機関の乗り降りができるメリットは大きいです。
弱点を挙げるとすれば電子マネーの対応が少ないということでしょうか。
これはアメックスカード全般に言えることです。
Suicaは対応しているがICOCAは非対応。
また、Edyやnanaco、WAONなどの大手電子マネーにも対応していません。
事前入金後は限度額は無限です
アメックスカードには利用限度額の設定がないとよく言われます。
実際にはどうなのでしょうか。
公式サイトにも以下の記述があります。
もっとも、入会時には利用限度額が設定されているという口コミが多く、
「ご利用限度額につきましては、個々のカード会員様のご利用状況や、お支払い実績などによって異なります。」
と書かれていることから、一定の利用限度額が設定されているのは間違いないでしょう。
ただし、利用限度額の設定がわからなければ、大きな買い物をしたいと思ったときに不安になります。
そのときは、アメックスのサポートデスクに連絡をすればカードの利用限度額を教えてくれるようです。
気になるのはSPGアメックスカード。
アメックスのカードでありながら、提携カードという位置づけも考えられます。
アメックスの利用限度額を上げるには2つの方法があります。
一つは事前承認です。
これはサポートデスクに連絡をして、利用限度額を再設定します。
審査結果がその場でわかるようです。
審査にパスすれば、設定した利用限度額まで決済することができます。
審査にパスしなければオペレーターにつながりヒアリングとなり、そこで認められて利用限度額が上がる場合もあるようです。
ここで、審査にパスしなかった場合も含めて二つ目の利用限度額を上げる方法として、事前入金があるのです。
この事前入金というのは、アメックスが指定した銀行口座に事前に入金をしておくことで、入金した金額だけ利用限度額を増やすことができるというものです。
厳密には利用限度額が無限ということはありません。
ですが自分自身が利用したい金額をあらかじめ入金することで、決済ができるということですね。
アメックスゴールドとは何が違う?比較してみました
先述していますが、SPGアメックスとアメックスゴールドは年会費が近いことから、この二つのカードはよく比較対象になります。
SPGアメックスカードは、アメックスゴールドカードにSPGが付帯されていると思っている人も少なくないでしょう。
これは当たってもいるとも言え、かといって当たっていないとも言えます。
というのも、アメックスゴールドカードの特典やサービスを見るとわかるのですが、アメックスゴールドにあってSPGアメックスにない特典やサービスがあるからです。
一番大きなところでは家族会員でしょう。
家族カードは、アメックスゴールドでは1人が無料となっているのに対して、SPGアメックスの家族カードは年会費が[price 15500]が必ずかかります。
家族カードの 発行枚数 |
SPGアメックス | アメックスゴールド |
---|---|---|
1枚 | [price 15500] | 無料 |
2枚 | 1人ずつ[price 15500] | 1人は無料、残りの1人は[price 12000] |
3枚 | 1人ずつ[price 15500] | 1人は無料、残りの2人は[price 12000] |
… | … | … |
これは大きな部分ですね。
申込みできる年齢ですが、SPGアメックスは20歳以上となっているのですが、アメックスゴールドは25歳以上となっています。
そして、アメックスカードと言えば、旅行保険の補償が厚くなっているのですが、これはSPGアメックスもアメックスゴールドもまったく同じ補償内容となっています。
他に大きな違いではプライオリティパスが挙げられます。
SPGアメックスにはプライオリティパスが付帯されていません。
ですから、プライオリティパスを獲得するには、有償で会員にならなくてはいけないのです。
一方でSPGアメックスには、世界中のスターウッドグループのホテルを特典やサービスを受けながら利用できるというSPG会員の資格。
それもゴールドプリファードレベルが付帯しています。
さらに両者のカードの違いとしては、ポイントがあります。
アメックスゴールド | アメックスのポイントプログラムであるメンバーシップリワードのポイント |
---|---|
SPGアメックス | SPGのポイントプログラム |
マイル移行の面では大きな差がある
それぞれのポイントで、1ポイントが1マイルで交換できます。
マイル交換できる航空会社は、SPGアメックスで30社以上、アメックスゴールドでは15社となっています。
また、SPGアメックスでは一度に20,000ポイントをマイルに交換するとボーナスポイントとして5,000ポイントが付与する特典が付きます。
マイルを貯めるのでしたら、SPGアメックスのほうが優れていると言えるでしょう。
また、SPGアメックスの大きな特典として、更新時に無料宿泊券がもらえるのが大きな違いです。
いずれにしても、
「スターウッドのゴールド会員であることに意味を見いだすか」
どうかがSPGアメックスとアメックスゴールドのどちらを選択するかの基準になることは間違いありません。
アメックスプラチナとは何が違う?比較してみました
SPGアメックスがアメックスの数あるカードの中で比較対象となるのは、アメックスゴールドです。
ですので、アメックスゴールドのさらに上のグレードとなるアメックスプラチナカードとの比較はなかなか難しいものがあります。
アメックスプラチナカードの年会費は[price 130000]。これは、SPGアメックスの年会費の約4倍で、とても高級感のあるハイステータスなカードがアメックスプラチナ。
家族カードの年会費はアメックスプラチナでは4名まで無料となります。
ですのでSPGアメックスの家族カードの年会費が[price 15500]というのは、かなり高額な印象を受けます。
アメックスプラチナカードは、申込みでは入会できず、アメックスゴールド取得して、アメックスプラチナからのインビテーションを待つことになります。
アメックスプラチナにはSPGアメックスにはない、
- プライオリティパスが無料で付帯
- コンシェルジュサービス
などのサービスを受けることができます。
また、アメックスプラチナに付帯する海外旅行・国内旅行傷害保険の内容がSPGアメックスよりもさらに厚くなっています。
中でも傷害疾病の治療の最高金額が1,000万円は、SPGアメックスの300万円の3倍以上の金額です。
また、マイルの交換比率などに差がありますが、SPGアメックスにあってアメックスプラチナにない優待特典やサービスはSPGゴールド会員だけと言ってもいいでしょう。
対応している電子マネー
SPGアメックスは現時点でアップルペイに対応しているので、電子マネーとしてはQUICPayとして利用できます。
また、Suicaチャージもできますが、それ以外の電子マネーについては未対応となっています。
そのため、他のクレジットカードで利用できるポイントの2重取りのような裏技はできません。
もっとも、Suicaチャージでもポイントは付与されません。
退会手順・解約する方法とその際の注意点
多くの優待特典やサービスがある人気のSPGアメックスカードですが、実際に使ってみると高額な年会費がネックとなる場合も少なくありません。
2年目以降は無料宿泊券が利用できるなど年会費をペイすることもできます。
それでも毎年3万円を超える年会費というのは、SPGアメックスの利用が少なくなれば重荷となってくるのは致し方のないことです。
そういう状況ではSPGアメックスの解約・退会も視野に入るのは当然です。
解約・退会を決断した時はどのような手続きをしたらいいのでしょうか。
解約・退会の手続きフロー
解約・退会の時期はいつでもかまいません。
できれば、更新する前(具体的には年会費が引き落とされる前)に解約の手続きをしたほうがいいでしょう。
万一、年会費が引き落とされた直後の退会であれば、サポートデスクに連絡した払い戻しを受けることができる事例もあるようです。
そのような場合は連絡してみるといいでしょう。
そして、懸念となるのがSPGのランクです。
SPGアメックス会員であったからこそ、SPGのゴールドプリファードレベルの会員でいられたのですから、SPGアメックスを解約すると、SPGの会員レベルも通常のプリファードレベルになるでしょう
実際のところはいろいろな説があってはっきりしないのが現状となっています。
また、SPGも解約するとなると、その前にポイントを使い切るか、マイルに交換するのが望ましいです。
まとめ
数あるクレジットカードの中でも、SPGアメックスカードは保有する理由が明確であるクレジットカードと言えます。
「年に一回31,000円以上する高級ホテルに泊まりたい!」という考えがあれば無条件でSPGアメックスカードはお勧めできるのです。
そんなに高級ホテルではなく、安いホテルに5,6回泊まりたいという人も少なくないでしょう。
年に一度くらいは高級ホテルへという思いがあるかないかが、SPGアメックスに会員であるかどうかの分水嶺になりそうです。
一年に一度でも自分に対するご褒美にと思えば、それだけでも持つ意味のあるクレジットカードであることは間違いありません。
また、それ以上(年会費)の特典やサービスがあることも、SPGアメックスカードの特徴となっているので、持っていて損をしたと感じることはないでしょう。
アメックスゴールドカード相当の特典やメリットも享受できることを忘れてはいけません。
基本情報
カード名 | スターウッド プリファード ゲストR アメリカン・エキスプレスカード |
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発行元 | American Express |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
申込資格 | 満20歳以上の方(※高校生は除く)安定した収入のある方 |
発行期間 | 約2週間 |
入会金 | 不要 |
年会費 | [price 31000] |
家族カード | [price 15500] |
ETCカード | 新規発行手数料:[price 850] ※ 850円+消費税 【年会費】初年度:無料、2年目以降:無料 |
ポイントシステム
ポイントプログラム | SPGポイントプログラム |
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ポイントレート |
通常利用:100円につき3ポイント ・ボーナス・ポイント・パートナーズ(加盟店)での利用でポイント倍率アップ ・SPG参加ホテル利用の場合:1米ドル=3ポイントに。 |
ポイント還元率 | 通常利用:1% |
ポイント有効期限 | 3年間。ただし年間3,300円のリワード・プラスに加入すれば無期限 |
マイレージ
交換・移行可能マイレージ | ANAマイル、JALマイル、外資系マイル |
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交換・還元率 |
通常1%(1ポイント1マイル) ボーナスマイル加算時:1.25%(20000ポイント移行すると、5000マイルの追加ボーナス。計25000マイルになります。) |
最低交換単位 |
SPGプリファード会員:2,500ポイント SPGゴールド会員:1,500ポイント SPGプラチナ会員:制限なし |
移行手数料 | 不要 |
電子マネー
一体型 | なし |
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チャージ |
楽天Edy、 モバイルSuica SMART ICOCA |
付帯保険・補償
旅行傷害保険 |
海外:1億円(利用付帯)5000万円(自動付帯) 国内:5000万円(利用付帯) |
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ショッピング保険 | 500万円補償 |
紛失・盗難補償 | 全額補償 |
その他 |
航空便遅延費用補償 オンライン・プロテクション リターン・プロテクション キャンセル・プロテクション |
付帯サービス
空港サービス |
空港ラウンジ利用:あり プライオリティパス:なし |
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その他のサービス |
・「SPG」のゴールド会員資格が自動付帯 ・国内15のホテル内のレストラン、バーの料金が15%オフ(アルコール除く) ・カード継続で毎年無料宿泊券がもらえる ・1回20,000ポイントの移行で5,000マイル加算 ・カードの盗難・紛失の場合の緊急再発行 ・エアポート送迎サービス ・手荷物無料宅配サービス …他多数 |