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カード決済を無料で導入できる・Square(スクエア)の実力とは?評判や使い方、導入コストなどを徹底検証

女ハート

いつか趣味の手作りアクセサリーのショップを開きたいんです

男_基本

それは素敵だね

女_汗

でも現金決済しかできないとお客さんは不便かなぁ

男_教える

今は誰でも簡単にクレジット決済を導入することができるんだよ

自分のお店を持ちたい、あるいはすでにお店を持っている、という人にとって悩ましいのはクレジットカードを利用できるようにするかどうかということが一つあるのではないでしょうか。

加盟店になると、加盟店手数料が重くのしかかってくるので躊躇してしまいがち…。

それによってせっかくの販売機会を大きく損なってしまっているとしたら……経営者にとって大きな決断をしなくてはいけないときに、Squareといは大きな魅力となるのは間違いありません。

ここでは、そんな悩みをすぐに解決してくれる「Square(スクエア)」について説明します。

Squareの導入手順やコスパ、利用場所などについて分かりやすくまとめたので、クレジットカード決済を導入したいと考えている方はぜひ最後までお読み下さい。

>> Squareの公式サイトを見てみる

この記事の目次

カード決済の新しいカタチ、Squareとは?

Squareはスマホやタブレットさえあれば誰でも簡単にクレジットカード決済を導入できる画期的なサービスです。

Squareの登場は2009年。

次世代のモバイル決済サービスとして、Twitter社の創業者で現CEOである、ジャック・ドーシーが開発しました。
スクエアの決済端末イメージ

ただし、モバイル決済サービスというのは、Squareが最初ではありません。

実は出ては消えての淘汰を繰り返してきて、米国ではジャック・ドーシーが始めたサービスということだけでも話題性十分で、アメリカでは一人勝ちのサービスに化けていきました。

それを受けて、日本のクレジットカード会社の大手である三井住友カードが提携だけではなく、出資までして日本での導入を決定したのです。

Squareが日本に上陸したのは2013年です。

それまでの既存のクレジットカードリーダーはレジの横に置くタイプが多かったのですが、レジをスマホやタブレットで代用できる革新性が受けて、導入する事業者が急増しています。

モバイル決済サービスとして似たようなものに「日本発のSquare」と称される「STORES決済(旧Coiney)」、リクルートが運営する「AirPay(エアペイ)」、楽天の「楽天ペイ」、さらには世界初のPOSレジアプリ「ユビレジ」などもあります。

モバイル決済サービスは徐々に社会に浸透しつつあるのです。

関連記事: どんどん増加中のスマホアプリ決済サービス(QRコード決済)を徹底比較

それに呼応して、Squareを利用する事業者の人も増え、私たちの生活もより利便性の高いものになってきています。

【料金解説】Squareの初期費用・ランニングコスト

Squareに申込む前に、まずは一番気になる料金についてインプットしておきましょう。

ここではSquareを導入する時にかかる初期費用や端末費用、導入後にかかるランニング費用を紹介します。

1. 導入にかかる費用は決済端末代金のみ

初期導入費用は決済端末代金のみかかります。

スマホやタブレットを用意する必要がありますが、手持ちのものでも十分に利用可能です。

▼導入に必要なものと費用

アカウント作成費用 無料
決済端末代金 ・Square リーダー:7,980円
・Square スタンド:32,980円
・Square ターミナル:46,980円
・Square POSレジセット:89,800円
スマホやタブレット

実費負担。お手持ちのもので可。
※Square ターミナルは不要

2. 決済手数料は3.25%~

Squareの決済手数料は3.25%~とされています。

以下の表にまとめたので、ご参照ください。

決済手数料 決済手段
3.25% クレジットカードブランド・交通系ICカードのロゴ
3.75% タッチ決済のロゴ
3.95% JCBのロゴ

しかし、これは通常の加盟店手数料と比較しても、それほど低いというわけではありません。

後述の「Squareと他社の決済サービスの比較表」の表にも記載のとおり、他社は3.24%~のところが多く、突出して手数料が低く設定されているというわけではないことがわかります。

3. 振込手数料は無料

売上金を自社の銀行口座へ振込む際の振込手数料は無料です。

他社は「10万円未満の振込は200円」「楽天銀行以外への振込は200円」 といったように振込手数料がかかる場合があるので、Squareは良心的だといえます。

Squareの決済端末は4種類

Squareでは以下4つの決済端末を提供しています。

  1. Square リーダー
  2. Square ターミナル
  3. Square スタンド
  4. Square POSレジセット

では、これら端末の機能や使用イメージを確認していきましょう。

1. Square リーダー

Square リーダーは6.6cmの正方形をしたクレジットカードリーダーのことで、最も手軽に導入できる端末です。
価格:7,980円

スクエアリーダー
 

端末へクレジットカードを直接挿入したり、
スクエア端末へクレジットカードを直接挿入する
 

交通系ICカードやiD、QUICPayといったタッチ決済にも対応しています。
スクエア端末はタッチ決済にも対応
 

また、スクエアリーダーには小型の磁気専用リーダーが付属しています。

スクエアリーダーに付属の磁気専用リーダー
 

磁気専用リーダーを使うと、下の写真のようにスマホやタブレットに装着することによってクレジットカード決済ができるようになります。
参考: Square (スクエア)|スマホ、タブレットでカード決済

男_基本

すごい簡単でしょ?

女驚き

すごいですね!こんな簡単にクレジットカード決済を導入できるなんて…

会計時は以下のように料金をお客様に提示して、
会計の提示

タッチパネルにサインを手書きしてもらうことで決済が完了します。

Squareリーダーは、以下のオンラインストア・店舗にて購入できます。

▼オンラインストア

▼販売店舗

男_基本

Squareがあればレジいらずってことだよ。

女_基本

お客さんにレジの近くまで来てもらうよりも、お店側からお客さんに歩み寄る販売ができるようになるのは大きなメリットですよね。

男_教える

そう。レジがなくなるだけでものすごく機動的に動けて、他のことが出来るようになってサービス力のアップにつながるしね。

従来のレジシステムにはない柔軟な発想はまさにスマホやタブレットがここまで浸透すればこそです。

大きな店舗でも十分に利用価値はあります。

そして、SOHOでも大きな力となるSquareの将来性は今後も期待大です。

2. Square ターミナル

これ一台を用意するだけで、代金の決済やレシートの印刷までができるようになります。

価格:46,980円

Square ターミナルの端末

Square リーダーとの主な違いは次の3点です。

  • レシート出力ができる
  • スマホ・タブレットは不要
  • Wi-Fi 、又はイーサネット(有線LAN)経由でインターネット接続できる※

※Square リーダーはスマホかタブレットとのBluetooth接続が必要

Square ターミナルは、付属のバッテリーを付ければ完全ワイヤレスでポータブルな端末として使用することができます(電源に接続して使用することも可能)。

すべての機能が付帯したクレジットカード端末だと言えます。

3. Square スタンド

Square スタンドはAppleのiPadと連携し、タブレット型のレジとして使用するタイプの決済端末です。

価格:32,980円

SQUARE スタンドの端末
 

下記のiPadと互換性があります(以下の端末を用意する必要があります)。

  • iPad (第9世代 2021)
  • iPad (第8世代 2020)
  • iPad (第7世代 2019)
  • iPad Air (第3世代 2019)
  • iPad Pro 10.5インチ

Square スタンドは端末自体を回転して使えるので、設置場所を選ばずに用途の幅が広がります。

 
お客様にサインをもらうときに回転させたり、ディスプレイの位置を少し変えたい時に使いやすいです。

4. Square POSレジセット

iPadを電子決済できるPOSレジとして使用したい方は、「Square スタンド」と「キャッシュドロワー一体型プリンター(mPOP)」がセットになったこちらがおすすめです。

価格:89,800円

Square POSレジセット
 

現金管理できる引き出し付きで、従来型のレジをスタイリッシュにした一台です。

同梱品 ・Square スタンド(第1世代)
・レシートプリンターロール紙 58 mm幅(20巻)
・mPOP – キャッシュドロワ一体型プリンター
互換性 以下のiPadで利用可能になります。

・iPad (第9世代 2021)
・iPad (第8世代 2020)
・iPad (第7世代 2019)
・iPad Air (第3世代 2019)
・iPad Pro 10.5インチ

>> Squareの公式サイトで製品群を見る

Squareで可能な決済方法は5種類

Squareでできる決済方法には以下5つの方法があります。

  1. クレジットカード決済
  2. 電子マネー決済
  3. 請求書で決済
  4. パソコンで決済(ブラウザ決済)
  5. Square オンラインチェックアウト(リンク決済)

では、これらの方法について詳しく見ていくとしましょう。

1. クレジットカード決済

Squareのクレジットカード決済

Squareのクレジットカード決済に対応しており、以下6つのブランドで決済が可能です。

  • VISA
  • MasterCard
  • アメックス
  • JCB
  • Diners Club
  • Discover

決済手数料はJCBのみが3.95%でその他のブランドは3.25%となっています。

中国の国際ブランド「銀聯(UnionPay)」には対応していないので、中国のお客さんが多い事業者の方は注意が必要です。

2. 電子マネー決済

現金を使わずにクレジットカードやスマホをSquareの決済端末にかざすだけで支払いが可能になる「非接触型の決済方法」です。

Squareの電子マネー決済
 

Suica、PASMOといった交通系電子マネーの他に、QUICPay、iD、Apple Pay、各種クレジットカードのブランドに対応しています。
Squareの電子マネー決済に対応しているブランド

スムーズに決済できるため、利用者からのニーズも着実に高まっています。

3. 請求書で決済

Squareの「請求書決済」は、メール、あるいはショートメッセージ経由でお客様宛に「カード決済機能の付いた請求書」を送付できるサービスです。

3ステップの簡単操作で請求書をお客様へ発行できます。

▼請求書決済の流れ

  1. テンプレートに沿って請求品目と請求額を入力する
  2. URLを生成する
  3. 生成したURLをメールやSMS、SNS(Twitter、Instagram、LINEなど)経由で送付する

事業者が請求書を送付すると、お客様側は以下の請求書通知メッセージを受け取ります。

新規請求書
 

請求書を受信したお客様は上の画像の「カードで支払う」を押すと次のようなカード情報入力画面へ遷移します。

クレジットカード情報入力画面
 

カード情報を入力して支払いが完了すると、お客様の決済画面に「支払い完了」と表示されます。

支払い完了画面

他にも便利な機能が付いていて、「Square 請求書」のポイントをまとめると、

  1. スマートフォンやパソコンから簡単に請求書を送れる
  2. 送信予約が可能
  3. 定期送信が可能(習い事の月謝やジムの会費等毎月決まった額を請求するのに便利)
  4. リマインダー自動送信機能がある(お客様が支払いを忘れている場合リマインダーを自動送信できる)

という4つの点が挙げられます。

オンラインで非常に簡単に請求及び決済ができるので、将来的に利用シーンも増えるのではないでしょうか。

4. パソコンで決済(ブラウザ決済)

Squareのブラウザ決済は、事業者側がお持ちのPCを用いてクレジットカード決済ができる機能です。

Squareのブラウザ決済
 

先ほど紹介した「Square 請求書」と似ていますが、顧客への請求方法が違います。

「Square 請求書」と「ブラウザ決済」の具体的な違いを下表にまとめたので、ご参照ください。

Square 請求書 メールやSMS、SNS経由で顧客へURLを送付する形式のもの。
顧客がカード情報を入力して決済します。即時に支払いを徴収する必要性はありません。
ブラウザ決済 事業者がカード情報等を入力して決済します。
リモートで請求したい時、電話やメールで受注した支払いをすぐに徴収したい時に最適です。

「Square 請求書」は顧客がカード情報を自ら入力して決済しますが、「ブラウザ決済」ではSquareの管理者が顧客のカード情報を入力して決済する方式です。

5. Square オンラインチェックアウト(リンク決済)

ご自身のWEBサイトやECサイトを持つこと無く、簡易的な決済ページや決済リンクを作成することで顧客がオンラインでの支払いが可能になるサービスです。

具体的には次の3つのようなことができるようになります。

1. メールでの決済リンクの共有

以下のリンク作成動画を見ると、とてもかんたんに顧客と決済リンクを共有できるのがわかります。

 

作成したリンクはメールやテキストメッセージ、ソーシャルメディアに貼って使うことができます。

2. 決済リンクへアクセスする「QRコード」の作成(印刷物に掲載可)

スマホでスキャンできるQRコードを作成して、メールや広告チラシ、看板等に掲示すれば、QRコードを読み込んだユーザーはお会計ページへ直接アクセスできるようになります。

決済ページへアクセスするQRコードを印刷物に掲載できる
 

男_基本

リモートかつ非接触決済の受付ができるようになるので、コロナ禍の時代においてもマッチした手法ですね。

3. WEBサイト埋め込み型「購入ボタン」の作成

価格やボタンの色、テキストを設定するだけで簡単に購入ボタンを生成することができます。

下の動画でボタン作成手順を見てみましょう。

 
作成したボタンは、既存のウェブサイトに埋め込みが可能となります。

男_教える

あらゆる場所や用途に使えて、料金の請求・決済をシンプルに行えるようになるので「Square オンラインチェックアウト(リンク決済)」はかなり便利ですよ。

Squareが有する4つの魅力

どこも似たりよったりのオンライン決済サービスと思われがちですが、では一体Squareの魅力とな何なのでしょうか?

4つあるので詳しく紹介していきます。

1. ネット圏外でも決済できる「オフラインモード」がすごい

女_基本

フリマや即売会にも出店してみたいんです

男_教える

Squareならそんな屋外の場面でも活躍するんだ!

それよりも、Squareの魅力としてすごいところは、オフラインカード機能を搭載している点です。

これによってインターネット環境が不安定なときでも決済が可能となっているのです。

これは公園などでフリーマーケットをするといったときでも重宝する機能と言えるでしょう。

極端に言えばインターネットが使えない環境でもSquareを利用することができるのです。

取り扱うことができるクレジットカードは、VISA、マスターカード、そしてAmerican Expressカードです。

男_基本

2017年6月28日からはJCB、ダイナース、Discoverにも利用できるようになったんだ!
これによって一層クレジットカード払いができる店舗がどんどん増えていくだろうね

2. 入金サイクルが早い

そして、通常の加盟店では、入金までに数日かかるのですが、Squareについては翌日の入金となります。

これについてもSOHOなどできるだけ資金を早く回収したい業種には心強いシステムとなっています。

3. 業界最先端のセキュリティが組み込まれた安心の決済プラットフォーム

Squareはセキュリティ技術に重点を置いている「ISO 27001認証」取得企業です。

クレジットカード情報といった機密データの送信時およびSquareの処理環境への格納時には、独自技術で暗号化されています。

適切な暗号化(SSL/TLS)が設定されていない限りは、サーバーからの接続は許可されず、端末・アプリには機密データが保存されない仕様となっています。

また、Squareの決済端末や周辺機器といったハードウェアの設計・構築・製造・管理に至るまで、すべて自社で製造しています。

セキュリティの負荷テストに関しても第三者のベンダー等へ業務委託せずにSquare専属対応チームで行っているので、高いレベルでの安全性を備えています。

4. 売上や決済データの分析や経理がしやすい

CEOのジャック・ドーシーはSquareの魅力について以下のように語っています。

加盟店(店舗側)が取り扱わなければならないことは膨大です。

紙やシステム、手入力、システムもバラバラで作業が煩雑なのです。

テクノロジーの便益を持ち込み、全て電子化することでよりシンプルかつ分かりやすいものにできます。

Squareをダウンロードすれば、商売をするのに必要なものが全て手に入る。非常に強力です。

タブレットあるいはスマートフォンで全てのことができてしまうのです。

Square社は、「あらゆる人が簡単に商売できるようにする」というミッションを掲げています。

コンビニなどに設定してあるレジは「POSレジ」といって、お客様との全ての金銭のやりとりをシステムで管理できる機能が搭載されていて売上が一目で把握できるようになっています。

そのPOSレジを無料アプリとSquareリーダーで実現できるため、個人商店でも簡単に導入できるのです。

Squareの真の強みは、決済のたびに蓄積される利用パターンの分析データにあるとも言えます。

それが何よりも経営戦略に大きなプラスとなるのです。

男_基本

決済時の全データを電子化してくれるので経理の際の数値管理が簡単で、売上分析も非常に楽にできるようになるんだ!

女ハート

へぇ~!どの時間帯には何が売れる、どの客層には何が人気とかが簡単にわかっちゃうんですね

男_ご機嫌

レジを設置するスペースも大幅に節約できるし、アカウントの作成、月額固定費も一切かからないから、ノーリスクでカード決済を導入できるよ。
個人事業主・小規模事業者にとっては一挙両得だね!

スマホやタブレットを決済端末にすれば、オンライン・オフラインの垣根をなくして支払いに関するあらゆることができ、効率的な事業運営だけでなく売上アップの助けにもなってくれるというわけです。

>> Square公式サイトはこちら

Squareの評判・口コミ

Squareを実際に導入した方の評判や口コミ情報を調査しました。

良い評判と悪い評判に分類して紹介していきます。

良い口コミ・評判

Twitterで調べたところ、多くの方がSquareを利用していることがわかりました。

高評価の口コミには、下記のような声が多かったです。

  • 交通系ICカードの決済が利用者から好評
  • VISAタッチが使えた~♪
  • 商品設定しやすい&対面サービスに使いやすい
  • リーダーが無い場合でも、最悪カード番号入力対応可能
  • 入金サイクルが早い
  • 操作がめちゃめちゃ簡単

https://twitter.com/nst_nakata/status/1077589431094112258

悪い口コミ・評判

一方で悪い評判や低評価の口コミには次のような意見が見受けられました。

  • カードは決済するまで時間がかかる
  • 楽天ペイの方が使いやすい
  • アンドロイドの非対応端末が増えて使いにくい

https://twitter.com/IKESB/status/1092322799929028608

Squareの導入手順

ここでは、Squareを導入する手順について説明していきます。

どのような流れで利用できるようになるのか知りたい方は、ぜひチェックしましょう。

1.無料アカウントを作成する

Squareを利用するには、まずアカウントを開設する必要があります。

SquareのアカウントはSquare公式サイトから簡単に作成できます。


まずは一般的な会員制サービスと同じように

  • メールアドレス
  • パスワード
  • 利用する国

などを登録します。

この時点でアカウントは作成済みとなるので、この後求められる情報はログインして後から補完することもできます。

入力フォームの指示にしたがって、

  • 事業内容
  • 氏名・住所など個人情報
  • 入金先の銀行口座

などを入力します。

するとSquare側で審査が始まります。

2.審査が通ればカード決済が有効化される

最短で申込当日、通常は3~5営業日で審査結果がメールで知らされます。

カード決済が有効化されたら次は……

3.Squareの決済端末を購入する

先ほど紹介しました販売店で、早速Squareの決済端末を購入しましょう。

女ハート

公式オンラインショップなら送料無料なんですね!

どの端末を選んでよいのか迷っている方はもう一度「Squareの決済端末は4種類」の項目を見てみましょう。

4.Square POSレジアプリをダウンロードしよう

無料のSquare POSレジアプリをお手持ちのスマホやタブレットにインストールすれば、モバイルカード決済の準備は完了です。

なお、アカウント作成後は公式サイトからログインすると、「Squareデータ」という自分のアカウントページから情報を修正・追加するといった管理が行えます。

店舗を複数追加することも可能です。

他社の決済サービスとの違い

モバイル決済サービスは、Squareだけではありません。

ここでは、スクエアと他社のサービスがどの点で違うのか、詳しく見ていくことにします。

Squareと他社の決済サービスの比較表

他の代表的なサービスとSquareのスペックを下表にまとめたので比較してみましょう。

サービス名称
Square
Airペイ
STORES 決済
楽天ペイ
初期費用
0円※1
(通常7,980円)
0円※1
(通常19,800円)
0円※1
(通常19,800円)
0円※1
(通常18,800円)
月額使用料
0円
決済手数料 3.25%~3.95% 3.24%~3.74% 3.24%~3.74% 3.24%~3.74%
振込手数料 0円 0円 10万円以上:0円
10万円未満:200円
楽天銀行へ振込:0円
他行へ振込:200円
振込銀行指定 なし ゆうちょ銀行は✕ なし なし
クレジットカード 6ブランド 6ブランド 6ブランド 6ブランド
電子マネー 12 12 9 14
QRコード決済 0 8 1 2
2回払い・リボ払い
対応言語 日本語 日本語 6カ国語
・日本語
・英語
・繁体字中国語
・簡体字中国語
・韓国語
・タイ語
日本語
審査期間 最短翌日 3日程度 2~10日間 3日~2週間
入金時期 最短翌日
※指定銀行のみ
最短5日(月3~6日) 最短翌々日
※全金融機関対応
最短翌日
※指定銀行のみ
対応OS iOS / Android iOS iOS / Android iOS / Android
サポート体制 10:00~18:00 09:00~23:00 10:00~18:00 09:30~23:00
※1 キャンペーン期間中(期間未定)は0円です。

 
項目を比較すると、SquareはQRコード決済に非対応なのがわかります。

そのあたりが弱みで、その他のスペックは他社と変わりありません。

強みとしては決済端末や決済手段の種類が他社より多いという点です。

STORES決済(ストアーズ決済)と比較

STORES決済(旧Coiney)はSquareが日本に上陸した前年の2012年に日本初となるモバイル決済サービスを開始しました。

初期費用や月額費用も無料で、決済手数料のみの負担となります。

支払い方法は1回のみならず、2回さらにはリボ払いにも対応しているのが特徴と言ってもいいでしょう。

日本初という強みもあり、飲食店や小売店、病院や工務店など様々な業種で幅広く利用されています。

また、利用できるクレジットカードも、VISA、マスターカード、JCB、American Express、Diners Clubなどとなっています。

手数料は3.24%です。

STORES決済に関する詳細情報は以下のページをご参照ください。

STORES決済の評判は悪い?良い?導入費用や手数料、デメリットやメリット、使ってみた感想を徹底解説

楽天ペイと比較

そして、日本発となるのが楽天ペイです。

これも初期導入費用はかかりません。

カード決済から銀行振り込みまでの時間がとても早いのが特徴です。

お膝元でもある楽天銀行の場合は翌日には振り込まれますし、他行の場合も翌営業日という迅速さです。

キャッシュを早く回収できるので、手持ち資金の少ないSOHOなどではとても重宝することだと思います。

これまでクレジットカードの加盟店契約は控えていたという、飲食店などでの利用率が高いのが特徴です。

利用できるクレジットカードは、VISA、マスターカード、JCB、American Express、Diners Clubなどとなっています。

手数料は3.24%です。

これはSTORES決済とほぼ同様と考えていいようです。

Squareも初期導入費用はかかりません。

実質かからないという言い方になるのですが、カードリーダーを購入してもすぐにキャッシュバックがあるからです。

負担するのは決済手数料のみです。

この手数料が3.25%となります。

利用できるクレジットカードは、VISA、マスターカード、American Expressカードです。

これだけを見ると、楽天ペイやSTORES決済と比較しても見劣りしてしまいます。

もっとも、STORES決済の場合は、振り込まれるのが翌月になるので、運転資金の少ないSOHOには辛い面があります。

入金サイクル、決済手数料は若干見劣りします

入金サイクル重視であれば、Squareと楽天ペイであり、手数料を重視するなら0.01%の差ですが、楽天ペイとSTORES決済になります。

さらに、クレジットカードの種類を考えるとこれも楽天ペイとSTORES決済になります。

Squareはデータ管理機能が素晴らしい

もっとも、シンプルな物販でコストとレジを一元的に管理したいのであれば、Squareのデータ管理機能は秀逸です。

「何時、何が、いくつ、いくらで、どのような人に売れたのか」といった売り上げ情報を記憶して統計分析ができるのです。

このような、POSレジの機能がSquareの強みです。

STORES決済や楽天ペイはカード決済の機能に特化しているのでこのようなPOSレジの機能はありません。

この点が、Square一番の売りと言えるでしょう。

楽天ペイ活用術。スマホアプリ決済をうまく使ってポイント二重取り!!

スマホ決済の5つのメリット

従来のクレジットカード決済とスマホ決済での大きな違いはフットワークにあるのは間違いありません。

ここではスマホ決済のメリットを考えてみます。

1. 初期導入コストが低い

器材の導入コストが大きく違います。

自前でスマホやタブレットを用意する必要がありますが、それはすでに手持ちのものでも大丈夫です。

そして、カードリーダーシステムが従来でしたら10万円前後かかっていたものが、キャッシュバックなどで実質無料となっているのです。

初期導入費用にどうしても割高感を感じていた人でも、この間口の広さを考えると導入に対するハードルはほとんど無いといってもいいでしょう。

2. 入金が早い

通常のクレジットシステムでは、入金が翌月になることが多かったのですが、Squareの場合は最短で翌日という迅速さです。

これは運転資金が心許ない小規模事業者にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

翌日入金ということは、ほぼ現金決済と同様に考えていいので、資金繰りなどを意識する場面は少なくなるのは間違いありません。

それだけ、キャッシュを早く回収できるのは大きなメリットとなるのです。

3. ペーパレス化の実現

ペーパレス化を実現できる点も大きなメリットです。

従来のレシートに当たるものをメール送信することが可能です。

もちろん、プリンターを用意してレシートを発行することも可能です。

最初からレシートの必要のないお客さんには発行することもありませんから、ペーパレス化を実現することで大幅なコストカットが実現できるのです。

4. 手順の省略化

従来、クレジットカード決済をしようとすれば、お客さんがレジまで向かう、あるいはスタッフがレジまで行って会計を行ってお客さんのところに向かうという手順が発生していました。

スマホ決済の場合、スマホをお客さんのところに持っていけば、その場で決済が可能です。

また、この場合お客さんのクレジットカードを預かるという手順を踏まなくてもいいのが大きなメリットと言えるのです。

5. 省スペースの実現

スマホ決済だけを考えると、そのためのスペース確保は必要ありません。

カードリーダー自体もクリップ程度の大きさですから、そのためのスペースを考える必要はありません。

以上のように、個人やSOHOで物販系を営んでいる人にとって、クレジットカード決済というのは高嶺の花のような存在だったかもしれません。

しかし、スマホ決済によって初期導入費用など固定費の大幅カットで、間口はかなり広くなりました。

なによりも、クレジットカードが利用できるということで販売機会が大きく広がるのが最大のメリットとなります。

さらに、翌日入金ということで運転資金をそれほど気にしなくてもいいのは大きいです。

このことを考えても、個人やSOHOにピッタリの決済システムとなっているのです。

広がるスマホ決済


スマホさえあれば、手軽に利用できるのがスマホ決済です。手軽に持ち運ぶことができるので利用場所を選ぶ必要がありません。

スマホがあればすぐに導入することができますし、なにより専門的な知識が必要ないことも大きなメリットなのです。

個人やSOHOなどで事業を行っている人にとって便利なサービスであることは間違いありません。

店舗だけではなく、観光地やレジャー施設、さらにはイベント会場などの屋外での利用が可能となっている点も見過ごせません。

オンライン環境だけではなく、オフラインでも利用できる点は大きいです。

このように融通の利くシステムとなっているのでスマホ決済サービスのニーズは今後より一層高まると予想されています。

また、2020年の東京オリンピックに向けても、クレジットカードの利用率の高い外国人のために、政府がインフラ整備を進めていきました。
参考: オリンピック・パラリンピック東京大会等に向けて、キャッシュレス決済を推進します(経済産業省)

キャッシュレス社会になることでどのようなメリット・デメリットがあるのかは以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

キャッシュレス社会のメリット・デメリットとは?

目の前でクレジットカード決済できるのは、お客さんにとっての安心感につながる

クレジットカードを受け取って、それを店の奥のレジで処理をする日本の決済方法に外国人は不安を感じるそうです。

それが目の前で処理をすることのできるスマホ決済への期待は今後ますます高まっていくのは間違いありません。

また、懸念されるセキュリティ対策についても、スマホ決済はアプリケーションとスマホ本体はもちろん、カードリーダーやPINパッドなどの周辺機器を使って行っています。

まとめ

今までは、クレジットカードの利用率が上げ止まり傾向で、低空飛行状態であったクレジット決済が、スマホ決済の普及が突破口となって一気にクレジットカードの利用率が上がる気配が濃厚です。

加えて東京オリンピックが控えていて、今後ますます訪日外国人の数も増えていくことでしょう。

それに合わせてスクエアの活用シーンも増えていくでしょう。

スクエアの特徴をまとめてみます。

  • 誰でも簡単に負担も少なく導入できる!
  • 売上げは翌日振込なので個人やSOHOの強い味方!
  • オフライン環境・屋外でも利用できる!
  • 周辺機器によるセキュリティ対策も万全!
  • 外国人観光客からの積極的な利用も期待できる!
  • 面前でクレジットカード決済してくれてお客さんも安心

日本でも電子マネーやApple Payが登場した影響で、コンビニなどでクレジットカードやスマホでスピーディーに決済できるようになってきています。

すなわち、クレジットカードや電子マネーに抵抗のない人が増えているのです。

そのため、お釣りいらずで気軽に支払えるスマホ決済に対する期待が大きく高まっているのです。

お店側としては販売戦略を立てやすいSquare端末へのニーズが高まっています。

近い将来、スマホを片手に持った店員にクレジットカードを手渡す利用者の姿を見るのが普通の光景になるかもしれません。

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