最近小さな雑貨屋とかカフェとか増えていますよね。
けど、クレジットカードや電子マネーが利用できなくて、お客としてはちょっと不便も感じます。
そんな小さな店舗でも、無理なくクレジットカードや電子マネーを導入できる方法として、AirPAYがあるんだ。
AirPAYですか?
そう。AirPAYがあれば、クレジットカードや電子マネー、ApplePayなどでの決済も可能なんだ。
詳しく紹介するよ。
求職情報サイトやクーポン雑誌などで有名なリクルートの子会社リクルートライフスタイルが提供する決済サービスとして、AirPAYが注目されています。
しかし中には、
「AirPAYの導入を考えているので詳しく知りたい」
などといった方も多いです。
そこで今回はAirPAYの概要から導入の仕方、そしてメリット・デメリットなど詳しくご紹介していきますので参考にしてください。
これを読めば、スムーズにAirPAYを導入しレジ業務が簡素化できますよ。ぜひご覧ください。
この記事の目次
他社のモバイル決済サービスとAirPAYを比較
まずはAirPAY(エアペイ)と他社が提供しているモバイル決済サービスのスペック表をご覧ください。
サービス名称 |
Airペイ
|
STORES 決済
|
Square
|
楽天ペイ
|
---|---|---|---|---|
初期費用 |
0円※1
(通常19,800円) |
0円※1
(通常19,800円) |
0円※1
(通常7,980円) |
0円※1
(通常18,800円) |
月額使用料 |
0円
|
|||
決済手数料 | 3.24%~3.74% | 3.24%~3.74% | 3.25%~3.95% | 3.24%~3.74% |
振込手数料 | 0円 | 10万円以上:0円 10万円未満:200円 |
0円 | 楽天銀行へ振込:0円 他行へ振込:200円 |
振込銀行指定 | ゆうちょ銀行は✕ | なし | なし | なし |
クレジットカード | 6ブランド | 6ブランド | 6ブランド | 6ブランド |
電子マネー | 12 | 9 | 12 | 14 |
QRコード決済 | 8 | 1 | 0 | 2 |
2回払い・リボ払い | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ |
対応言語 | 日本語 | 6カ国語 ・日本語 ・英語 ・繁体字中国語 ・簡体字中国語 ・韓国語 ・タイ語 |
日本語 | 日本語 |
審査期間 | 3日程度 | 2~10日間 | 最短翌日 | 3日~2週間 |
入金時期 | 最短5日(月3~6日) | 最短翌々日 ※全金融機関対応 |
最短翌日 ※指定銀行のみ |
最短翌日 ※指定銀行のみ |
対応OS | iOS | iOS / Android | iOS / Android | iOS / Android |
サポート体制 | 09:00~23:00 | 10:00~18:00 | 10:00~18:00 | 09:30~23:00 |
項目ごとに比較して見ると、AirPAYのスペックは他社とほぼ同等で、強みとしてはQRコード決済の手段が多いという点です。
あとは使い勝手や決済スピート等の細かい使用感がどうなのかがキーポイントになってくるでしょう。
では、スペック以外のサービス内容やメリット・デメリットなどについて詳しく見ていきましょう。
1分で分かるAirPAYのサービス解説
まずは、AirPAYがどういったサービスなのか解説をしていきます。
「AirPAYって何なのか?」など、AirPAYについてピンと来ていない方はぜひご覧ください。
AirPAY(エアペイ)とは?
Airペイは、クレジットカードや電子マネー決済でのお会計用のサービスでお店側に導入するものです。
では、お店側に導入する機器はというと、
- iPhone(もしくはiPad)
- 片手で持ち運び可能なカードリーダー
のたったの2点です。
レシートなどの領収書を発行する場合は、プリンターを設置することも可能です。
AirPAYを利用するために必要な機器は、iPhone(もしくはiPad)とカードリーダーの2点になります。
カードリーダーはレンタルでiPhoneやiPadはお店側で用意しなくてはなりません。
言い換えれば、iPhone(またはiPad)を持っていればAirPAYは導入できるということになります。
従来のクレジットカード決済は、レジそばやお店のバックヤードなどに、
- クレジットカードを読み取る端末を設置する
- お客さんからカードを受け取る
- 店員さんがカードを読み取る
- お客さんに紙の伝票へ直筆のサインもらう
というのが一般的な流れです。
しかし、AirPAYのカード読み取り機(カードリーダー)は、ハンディタイプで持ち運び可能なコンパクトサイズです。
場所を取らないことはもちろんですが、カードが自分の手から離れてバックヤードに持っていかれてしまうと何かと不安になりますが、お客さんからカードを受け取らずにカード決済ができるのは、お客さん、お店側双方にとってメリットがあります。
iPhone(もしくはiPad)に「Airペイ」アプリ(無料)をインストールすればOKで、お店の大小やレジ周辺の環境に関わらず利用することができます。
クレジットカードは何でも大丈夫なんですか?VISAやMasterCardなどいくつか種類がありますよね。
AirPAYはほぼすべてのクレジットカードに対応しているよ。対応カードを次にまとめたので詳しく見ていこう。
Airペイが対応しているカード決済一覧
Airペイが対応しているクレジットカードは6種類、電子マネーは11種類の全17種類になります。
AirPAYで決済可能なクレジットカード(デビットカード)
Airペイは主要な6種類のクレジットカード決済に対応しています。
カード決済後、即口座から引き落とされるデビットカードも使えます。
- VISA
- MasterCard
- アメックス
- JCB
- Diners Club
- Discover
- 中国の国際ブランド「銀聯(UnionPay)」
- J-Debitのデビットカード
AirPAYで決済可能な電子マネー
主要な交通系の電子マネーに加えて、iDとQUICPayが利用できます。
なお、iD、QUICPAY、Suicaに関してはApple Payにも対応している点は非常に大きなメリットでしょう。
- iD
- QUICPay(QUICPay+も含む)
- Suica
- PASMO
- Kitaca
- ICOCA
- manaca
- toica
- SUGOCA
- nimoca
- はやかけん
2018年頃から日本国内ではスマートフォンでQRコードやバーコードを読み取るコード決済(楽天ペイ、LinePay、PayPayなど)がどんどん増えてますけど、AirPAYはQRコード決済には対応していないんですか?
AirPAYの基本機能にはないけど、オプションで「AirPAY QR」を利用すれば、AirペイでいくつかのQRコード決済にも対応できるようになります!
スマートフォンのQRコード決済に対応した「AirPAY QR」
Airペイはクレジットカード、デビットカードや電子マネーなどのカード決済用のサービスなので、QRコード決済には対応していません。
しかし、「AirPAY QR」というAirPAYでQRコード決済が可能になるオプションサービスがあります。
QRコード決済は日本でも様々な種類がリリースされていて、特に中国の観光客の人が多く来店するお店は「AirPAY QR」を導入すれば、売り上げの機会損失を減らせるでしょう。
AirPAY QRで決済可能なコード払いは次の8種類あります。
- d払い
- PayPay
- au PAY
- J-Coin Pay
- Alipay+(アリペイ=中国のメジャーなQRコード決済用アプリ)
- UnionPay(銀聯)QRコード
- WeChat Pay(中国のメジャーなQRコード決済用アプリ)
- COIN+
さらに有名なポイントサービスを店舗に導入できる「AirPAY ポイント」
Tポイント、Pontaポイント、WAONポイントの3種類のポイントを貯めたり、使ったりすることができる「AirPAY ポイント」というオプションサービスがあります。
このような有名なポイントを貯めている人は多いので、「ポイントが貯められる」「ポイントが使える」というのは新たな利用者の獲得にもつながります。
- AirPAYは、iPhone(またはiPad)があれば導入可能!
- AirPAYで新たに導入されるのは小型の専用カードリーダー。持ち運びができるので場所をとらない!
- AirPAYで対応できるキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ポイント)は全26種類!
【気になる費用】AirPAYの導入コスト・ランニングコスト
AirPAYの導入にかかるコスト(初期費用)
AirPAYを利用するのに必須な機器は、iPad(iPhoneも可)と専用カードリーダーです。
機器 | 金額 |
---|---|
iPad(またはiPhone) | ・持っている場合は購入する必要なし ・iPhone:店舗によって異なる ・iPad:40,000円~ |
カードリーダー | 18,334円+消費税(税込19,800円) |
必要に応じてカード決済時の領収書(レシート)を発券するプリンターの設置も可能です。
AirPAYで利用可能なプリンターは、AirPAYの管理画面上から購入が可能ですが、価格を調べてみると、2万円から6万円程度になります。
カードリーダーとプリンターが必要な場合は約5万円から8万円くらいかかりそうですね…
でも、AirPAYは「導入費用0円ではじめよう!キャッシュレス0円キャンペーン」という大変お得なキャンペーンを開催しています。
導入するならまさに今のタイミングがお得なんです!
キャッシュレス0円キャンペーンで、AirPAYの導入コストを0円にすることが可能!
AirPAYの「キャッシュレス0円キャンペーン」を利用すればカードリーダー(税別18,334円)が0円になります。
また、AirPAY申込時にiPadを希望する場合、iPadを選択することができるのですが、このiPadも0円で導入できます。
要するに、現在、iPad(またはiPhone)を持っていなくてもAirPAYの必須機器を無料でそろえることができるわけです。
ただし、キャンペーンが適用されるには次の条件をクリアする必要があります。
- AirPAYの新規申込であること(既に利用したことがある人、導入済みの人は対象外)
- 申込日から6ヶ月以内に、AirPAYの新規加盟店審査、及び、「キャッシュレス・消費者還元事業」の登録審査を通過していること
「キャッシュレス・消費者還元事業の登録」は、AirPAYの申込時に希望者は申告できます。
初期費用0円でカード決済、電子マネー決済を店舗に導入できるチャンスですから、ぜひ「キャッシュレス0円キャンペーン」を利用してAirPAYを申し込みましょう。
「キャッシュレス0円キャンペーン」の詳しい内容はAirPAYの公式サイトで解説されています。
また、AirPAYの加盟店審査に通過したが、「キャッシュレス・消費者還元事業」の登録審査に残念ながら通過できなかったという場合も考えられます。
しかし、AirPAYの申込日から6ヶ月以内にAirPAYの加盟店審査を通過していれば、AirPAYの専用カードリーダーが0円で導入できます。
AirPAYを導入するならこのタイミングがベストといえます。気になる方はAirPAYの公式サイトで必ずキャンペーン内容や注意事項に目を通してチェックしましょう!
AirPAYのランニングコスト(振込手数料や決済手数料など)
AirPAYの利用で月額固定費用はかかりません。
カードリーダーは0円キャンペーン適用なら無料ですが、そうでない場合は初期費用(税別18,334円)がかかりますが、月額の利用料金はありません。
また、AirPAYは入金時の振込手数料もかかりませんので、1決済あたりに生じる決済手数料のみがかかることになります。
さらに追加するなら、インターネット通信費用ですね。AirPAYはネット環境(Wifiも可)が必要になります。
しかもAirPAYの決済手数料は、業界内でも最安の手数料額なので、手数料の面からみてもAirPAYはお得です。
AirPAYの決済手数料をまとめたものが次の表になります。
クレジットカード | 決済手数料 |
VISA MasterCard アメックス |
3.24% |
JCB Diners Club Discover |
3.74% |
電子マネー | 決済手数料 |
Suica PASMO Kitaca ICOCA manaca toica SUGOCA nimoca はやかけん |
3.24% |
iD QUICPay |
3.74% |
クレジットカードの決済手数料は業種やカード会社によって異なりますが、一般的な相場は次のように言われています。
- 水商売(7~10%)
- バーなどの飲食店(4~7%)
- 小規模店舗・専門店(3~5%)
- デパートなど大型店舗(2~3%)
- 家電量販店・コンビニ(1~1.5%)
AirPAYの決済手数料は、3.24~3.74%です。
中小規模の店舗の場合は、AirPAYを導入すれば3%台に手数料率を抑える効果があります。
また、2019年10月から2020年6月までの消費者還元事業期間中は、AirPAYでの決済手数料は一律2.16%に下がります。
決済手数料は1回あたりは小さいですけど、それが月単位や年単位でみれば手数料の総額も無視できなくなります。
2019年10月から2020年6月の9カ月間とはいえ、決済手数料が2.16%以下になるのはお得ですね!
お店の人によっては、カードやスマートフォン決済の需要があるかどうか分からない人もいるでしょう。分からないものに対してお金をかけるのは気が進まないよね。
でも、AirPAYは、導入費用0円のキャッシュレス0円キャンペーン中で、費用がかからない。利用開始しても決済手数料のみだからランニングコストも非常に低コスト。
試しに使ってみるという実験的な感覚で店舗に導入するのにも適しています。
AirPAY6つのメリット
AirPAYが簡単に導入して利用することができるのは魅力的ですよね。けど、導入することによって、お店としていいことってあるんでしょうか?
もちろんあるよ。次は、AirPAYのメリットを解説します。
AirPAYは簡単で低コストで導入できるのが最大のメリットといえますが、導入することでお店にもたらすプラスの効果がたくさんあります。
- 操作が簡単で、お客さんが安心してカード決済できる。
- テーブル会計が可能になる。
- カードが使えないことで利用しなかったお客さんを取り逃がさなくなる。
- レジ業務がスムーズになる。
- 決済手数料が安い
- 入金サイクルがはやい
- サポート体制の充実
AirPAYの導入メリットについて詳しくみていきましょう。
メリット①. 操作が簡単で、お客さんが安心してカード決済できる。
新しい端末を導入すると、スタッフに使い方を教育する必要がありますが、普段からiPhoneを使っている人はすぐ使えるので安心してください。
iPadの操作は簡単ですから、シニアや年配の方でも簡単に扱えます。
ATMの画面操作よりも簡単でシンプルです。
また、お店によってはお客さんからカードを受け取って、カード読み取り機があるバックヤードに行き決済するお店もありますが、カードが自分の手元から離れてしまうことに不安を覚えるお客さんは多いのです。
しかし、AirPAYを使えばお客さんの目の前でクレジットカード決済をすることになるので、お客さんが安心してカードを使えます。
現金より簡単な支払いであることをお客さんが体験すれば、積極的にカード決済をしてくれる要因にもなるでしょう。
現金の受け渡しよりもスムーズになりますし、お釣りの受け渡し機会が減れば、レジ締めと売上が一致しないリスクも減るのです。
メリット②. テーブル会計が可能になる。
AirPAYのカードリーダーは片手で持てるコンパクトなサイズで、かつ有線につながっていません。
持ち運びができるので、レジでカード決済をする必要がそもそもないのです。
レジまで行かずとも、座っている席でそのまま会計できれば簡単です。
レジに並ぶのが現金払いの人のみになれば、会計待ちでレジ前に行列ができるのを抑制する効果も期待できます。
メリット③. カードが使えないことで利用しなかったお客さんを取り逃がさなくなる。
カードで買い物することが習慣化している外国の方は、カードが使えないという理由で買い物を諦める人も多いのです。
そういったカードが使えれば売り上げに貢献できた購買チャンスを取り逃がすことがAirPAYを導入すればなくなります。
特に外国人の観光客が多く訪れる場所は、AirPAYを導入することで売り上げアップの効果が期待できます。
また、高額な買い物の場合、現金の手持ちがないなどの理由でカードを使う人も多いので、客単価の大きいお店にもAirPAYの導入が大きく貢献できるでしょう。
メリット④. 決済手数料が安い(業界最安)
AirPAYは、店舗の大きさに関わらず決済手数料は一律です。
しかも、その手数料は業界最安水準といわれています。
AirPAYの決済手数料はクレジットカードの国際ブランド(VISA、MasterCardなど)や電子マネーの種類によって変わりますが、3.24%~3.74%と3%台です。これがキャッシュレス0円キャンペーンで申し込んで、「キャッシュレス・事業者登録」が済んでいれば、2019年10月から2020年6月の期間中は2.16%以下になるのです。
例えば、今使っているシステムで決済手数料が5%で少額だとしても、これが月単位、年単位でみれば3%と5%とではぜんぜん違います。決済手数料は安いに越したことはないのです!
現在、クレジットカードの決済サービスを導入していて、カードの手数料が高くて悩んでいるという方は、AirPAYがオススメです。
決済手数料の安さに加えて導入コストも0円にすることが可能だからです。ぜひ、AirPAYを活用しましょう!
メリット⑤. 入金サイクルがはやい
カードによる売上代金がお店に振り込まれるまでに時間がかかってしまうと、お店の経営にマイナスの影響を与えかねません。
せっかくカードの売上が上がっても、実際にお店に反映されるのに時間がかかると収支に影響がでますよね。特に個人で経営しているところは多そうです。
AirPAYはひと月に3回から6回の入金サイクルだから、カード決済の売上はすぐにお店で回収ができるんです。
AirPAYで売り上げた金額は、お店の銀行口座へ振込手数料無料で入金されます。
銀行はどこでもOKですが、銀行によって入金サイクルに違いがあります。
振込先の銀行 | 入金サイクル |
---|---|
みずほ銀行 | 1ヶ月6回 |
三菱UFJ銀行 | |
三井住友銀行 | |
その他銀行 | 1ヶ月3回 |
振込日は、それぞれ毎月違いメールで事前に教えてくれるため、確認がしやすいです。
月の入金回数が多ければ、お金の管理や運営が楽になりますね。
メリット⑥. サポート体制が充実している
AirPAYでは365日ヘルプデスクを設け、以下の表のようにサポート体制をとっています。
サポート | 対応時間 |
---|---|
電話対応 (電話番号:0120-39-4861) | 受付時間:9:30~23:00 定休日:年中無休 |
お問い合わせフォーム | 専用フォームもしくはお問い合わせフォームからの問い合わせ |
チャット対応 | 公式ページよりリアルタイムでチャット問い合わせが可能 受付時間:11:00~19:00 |
電話での問い合わせでは、利用中の不明点や操作方法などAirPAY全般について問い合わせが可能です。
レジにトラブルがあると、お客様にも迷惑かけ、お店の売り上げにも問題が発生します。
操作方法の不明点などすぐに解決することができるので、大変便利です。
時間外に発生したトラブルは、お問い合わせフォームを利用して、後日返信を受け取る方法を利用するのもいいでしょう。
AirPAYの3つのデメリット
レジを簡素化できて、手数料も安くなるなんてメリットが大きいですよね!
特にクレジットカードの手数料は、売り上げの少ない小規模店舗では頭を悩ませる原因だからね。
手数料が低いのは最大の魅力でもあるよ。
でも、デメリットもありますよね?
考えられる細かい弱みはいくつかありますね。
AirPAYは小規模店舗や飲食店にとって大きなメリットがある決済サービスですが、3つのデメリットがあります。
- AirPAYはAndroidに対応していない
- 中国の国際ブランド「銀聯」は非対応
- クレジットカードの国際ブランドは審査で決まる
それぞれについて詳しく紹介しますので、ぜひ検討材料にしてくださいね。
デメリット①. AirPAYはAndroidに対応していない
AirPAYは、iPhoneもしくはiPadが必要不可欠で、Androidには対応していません。
対応機種に関しては、次の表を参考にしてください。
iPhone/iPad | 対応機種 |
---|---|
iPhone | iPhone5・iPhone6・iPhone7・iPhone8・iPhone X |
iPad | iPad・iPadmini・iPadPro |
iOS | ~12.x |
なお、iOS10は2019/6/30でAirPAYのサポートが終了しています。
Androidを使いたいという方は、AirPAYを利用できません。
また、導入を決めても新しくiPhoneなどを用意しなくてはいけないのでは、やはりコストの面から見ても、デメリットといえます。
しかし、現在は、iPadが0円、カードリーダーが0円で導入できる「キャッシュレス0円キャンペーン」中ですから、Androidしか持っていない方でも導入ができます!
低コストでカード決済をお店に導入したいと考えている方は、AirPAYの公式サイトでキャンペーン内容を確認しましょう!
デメリット②. 審査期間が長い
後述する「エアペイの悪い評判」にも記載しているのですが、他の決済サービスと比較して審査期間が長い傾向があるようです。
利用開始まで時間がかかるというのを踏まえて、早めに申込むことをおすすめします。
デメリット③. 対応する国際ブランドは審査で決まる
AirPAYでは、先にふれましたが6種類の国際ブランドを利用することができます。
しかし、全店舗がすべての国際ブランドを利用できるというわけではありません。
どの国際ブランドが利用できるかは、AirPAYへ申し込んだ後の審査で決定します。
申込時に利用したい国際ブランドを選択し、審査を受け通過した場合にのみ、そのブランドを利用することが可能です。
使える国際ブランドの審査結果は、申込後「ご利用審査完了のお知らせ」のメールが届いてから、約1週間程度でわかります。
クレジットカードだけではなく、各種電子マネーやAirPAY QR決済の利用でも審査を受け、通らなければ利用することができません。
AirPAYは自分で選んだ決済方法が、すべて利用できるわけではないので注意しましょう。
AirPAYの評判・口コミ
AirPAY(エアペイ)を実際に決済手段として導入した方の評判や口コミを色んな角度から調査してみました。
ここでは、良い口コミと悪い口コミに分類して紹介します。
良い口コミ・評判
Twitterで調べてみると、実際に利用している方の生の声が散見されました。
高評価の意見としては概ね次のような投稿が多かったです。
- タッチ決済使えて便利
- AirPAY端末は反応がよい
- 決済方法がすごく簡単
- 他のサービスはQRコード決済が使えないからAirPAYで補っている
駅前に新しいラーメン屋見つけて今日行ってみて(・ω・)
個人店だし現金だけかなと思い込み財布を取り出そうし
財布が、ねえ!!(戦慄)
慌てて店主とどうしようか話してたら
『キャッシュレス使えますよ』
『え?!』
しかもタッチ決済使えるwwww
airPay万歳\(^o^)/
いや超焦った(笑)
— るいん☆SKY大阪最高 (@LiebeSphere) April 14, 2022
今日行きつけの整体でgoogle payのVISAタッチしたら一発で認証されたな。
エアペイ端末は反応良くていいね!
まあローソンはVISAタッチだとdポイント反応しない疑惑あるからモバイルSuicaでいっかw#Visaのタッチ決済
— とむ (@gaspard1107) February 20, 2022
AirPAY導入始めました☺️
まだ審査中の電子決済もありますが、今の段階で↓のクレジットカード等の決済がご利用いただけます
(テスト決済を自分でやってみましたが、すごく簡単。いやぁ〜便利な時代ですね✨)#旭川チェストツリー #電子決済 pic.twitter.com/K3F5hETsLK— 旭川アロマサロン チェストツリー (@aromachastetree) April 7, 2022
https://twitter.com/magica_majika/status/1490405323672555523
うちはSquareとエアペイですね。
Square便利で良いんですけど、昨今流行りのQRコード決済も無くてまだ決済方法が少なく、エアペイで補ってる感じです。
— 桑田モータース (@kuwata_motors) March 25, 2022
悪い口コミ・評判
一方で悪い評判や口コミには下記のようなものが見られました。
- 審査が遅い。審査に落ちた。
- エアペイQRは接続しづらい時があって困る
https://twitter.com/Tazfumi/status/1516406908693147648
https://twitter.com/hariQcuore/status/1506487435110191105
https://twitter.com/twitakehiko/status/1497410883357577217
https://twitter.com/ti_fyxz/status/1496716789837082624
AirPAYを導入する5つの流れ
AirPAYを導入するのであれば、どれくらいの期間で利用できるようになるのですか?
申込みから審査後、実際に活用できるようになるまでには、2週間程度かかるんだ。
導入の流れについて詳しく紹介するよ。
ぜひお願いします!
AirPAYへ申込をした場合、次のような流れで導入が進められます。
- 申込
- 審査
- 設置機器の配送
- 初期設定
- 利用開始
ここでは、それぞれの流れについて詳しく解説していきます。
流れを把握して、導入完了までに役立ててくださいね。
1. 申し込み
申込は、リクルートライフスタイルが運営するAirPAYの公式ページから行います。申込みは、AirIDというログインIDが必要になりますが、AirIDを持っていない人でも公式ページですぐに作れるので全く問題ありません。
AirIDを作成してから、申込フォームで店舗情報や口座情報などを入力し送信します。
この時に、必要書類の提出も求められるので事前に用意しておきましょう。
審査に必要な書類
AirPAYの審査に必要な書類は業種によっても違います。
次の表を参考に準備してくださいね。
必要書類 | ||
---|---|---|
本人確認書類 | いずれか1点でOK
・運転免許証
・運転許可証(2012年4月1日以降の発行のもの) ・健康保険証 ・パスポート ・住民票 ・住民基本台帳カード(顔写真有りのもの) ・在留カード ・特別永住者証明書 |
|
許可証/免許証 | ペットショップ | 動物取扱業登録証 |
まつ毛エクステンション
ヘアセクテンションショップ |
美容所の開設届 | |
美容師免許 | ||
病院・診療所 | 医師免許 | |
旅行代理店 | 旅行業法に基づく登録証 | |
個人タクシー | 一般乗用旅客自動車運送事業許可証 | |
古物を扱う店舗 | 古物商許可証 | |
建築士事務所 | 建築士免許 | |
運転代行業 | 運転代行業者認定証番号 |
法人で申し込む場合は、発行日から3ヶ月以内の登記簿謄本が必要です。
2. 審査
必要書類のアップロードが終わると、審査に入ります。
通常3営業日程度で完了し、登録したAirIDのアドレスへ結果が届きます。
AirPAY管理画面でも確認できるので、メールが届かない場合は確認してみましょう。
申込内容によって、3営業日以上かかることもあります。早めの申込がおすすめです。
3. 設置機器の配送
審査に通過すると、カードリーダーが配送されます。
審査完了通知メール~2日程度で、登録した店舗へ以下4つが送付されるので確認しましょう。
- カードリーダー
- USBケーブル
- 操作マニュアル
- 加盟店ステッカー
4. 初期設定
カードリーダーなどが届いたら、利用するiPadやiPhoneにAirPAYアプリをダウンロードします。
操作マニュアルを参考に、初期設定を行いましょう。
初期設定が完了後、決済方法の審査を受けている間に「トレーニングモード」が利用できます。
トレーニングモードとは、本番の決済同様に利用することができ、決済手順を確認しながら練習することができるシステムです。
ただし、決済方法の審査完了メールが届き本番のレジ業務をスタートすると、トレーニングモードでの情報は一度クリアになるので注意しましょう。
トレーニングモードは、本番開始後も利用することができるので、従業員の練習も行えて大変便利です。
5. ご利用開始
決済方法の審査が終了すると、「ご利用開始のお知らせ」がメールで届きます。
このメールが届くと、本番の決済を開始できます。
ご利用開始のお知らせは、カードリーダー到着後1週間程度で届くので、メールの確認をするようにしましょう。
申込から利用開始まで2週間かかるので、審査が長引いた場合を考慮して早めに申し込んだ方がいいですね!
AirPAYを導入する際の2つの注意点
AirPAYについてご紹介してきましたが、導入するにあったって気をつけてほしい点が、2点あるのでそれぞれについてご紹介します。
場合によっては、ネット回線も必要になるので確認しましょう。
交通系電子マネーの利用はWi-Fiが必須
AirPAYは、iPadやiPhone自体がネットを利用することができるため、Wi-Fiにそこまでの重要性を感じません。
しかし、交通系電子マネーの決済方法を取り入れるのであれば、Wi-Fiの導入を検討した方がいいでしょう。
交通系電子マネーはデータ量を多く利用するため、3Gや4Gでの環境では時間がかかり不安定になる可能性があります。
AirPAYはこれまで交通系電子マネーの利用では、Wi-Fiを必須事項としていたものを、2018年4月10日より任意としました。
フリーWi-Fiなど通信が不安定な環境ではエラーなどが出る原因にもなるので、安定したレジ業務を計るためにも、Wi-Fiの利用がおすすめです。
申し込みを取り消した場合は返金不可
申込のキャンセルは、AirPAYヘルプデスクで行えます。
- 電話番号:0120-39-4861
- 受付時間:9:30~23:00
- 定休日:年中無休
この他お問い合わせフォームも利用できるので、時間外の場合はそちらで対応しましょう。
注意してほしいのが、カードリーダーのレンタル代金です。
申し込んだ後に取り消す場合は、カードリーダーのレンタル代金が返金されない可能性があります。
審査の状況によっては、すでにカードリーダーが発送されてしまっている場合、受け取った時点で返金不可となるため、受け取らないようにしましょう。
キャンセルを申し込んだときに、担当者に必ず発送状況などの確認を必ずしてくださいね。
まとめ
AirPAYのメリットやデメリット、導入方法など詳しくご紹介しました。
今回のポイントとしては次の5つがあります。
- AirPAYは多様な決済方法に対応した決済アプリ!(クレカ、電子マネー、QRコード全26種類)
- 「キャッシュレス0円キャンペーン」中は、月額費用0円で始められる
- 対応はiPhone・iPadのみ
- 決済手数料が3.24~3.74%と安い!
「クレジット決済を導入したいけど、初期費用など導入コストが心配」
といった方は、ぜひこの記事を参考にAirPAYを検討してはいかがでしょうか。
低コストでお客様の決済ニーズに答えることができますよ!
AirPAY同様に低コストで導入できるモバイル決済サービスは続々登場しています。
当編集部で調査した記事が他にもありますので気になる方はぜひご覧ください。
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