海外旅行の時に国際ブランドのクレジットカードはとても役にたちますよね!
そうだね。ショッピング、食事、ホテルの宿泊、果てはカジノなんかでも使えるね!
えっ!!カジノでも使えるんですか??
日本にはないカジノですが、海外では合法的にカジノを楽しむことができます。また、最近ではインターネットの普及により、海外ギャンブルを日本にいながらにして楽しめるようになりました。
そして、インターネットを通じて日本で海外の宝くじやギャンブルが楽しめるのですが、その支払いはクレジットカードのケースが多くなります。
・現地に直接赴く
・海外で開設されたオンラインカジノなどをインターネットを通じてプレイする
なんとなく海外のギャンブルというと怪しげな雰囲気が漂いますし、その支払いをクレジットカードで行うのも不安がつきまといます。ここでは、そんな海外のギャンブルとクレジットカードについて迫ってみたいと思います。
多くの人が海外旅行を楽しむ時代で、観光だけではなく、日本ではできないギャンブルをする目的で海外に行くという人も少なくないでしょう。
この記事では海外ギャンブルだけではなく、日本のギャンブル事情についても考察していきます。
この記事の目次
注意が必要。クレジットカードと海外ギャンブル!!
昔もギャンブル目当てで海外に行く人が多かったけど、今や国内で海外ギャンブルが楽しめる時代だよ。
これから海外ギャンブルについてやギャンブルをする上での注意点について詳しく解説していくね。そしてギャンブルとクレジットカードの関係性、あるいは問題点についても一緒に考えていこう!
海外での支払いは多くの場合、クレジットカード決済になります。ギャンブルの場合も例外ではありません。
しかし国内のクレジットカードでは当然のことながら国内法を遵守しなくてはいけません。そうなると「国内法では海外ギャンブルは違法ではないのか?」という疑問も浮かぶと思います。
海外ギャンブルとは?
海外ギャンブルと言われて、カジノを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。日本においても、カジノを含む統合型リゾート施設整備推進法案が可決されたことから、益々ギャンブルやカジノについて関心が高まっているとも言えます。
現在は、それから動きがあるのかないのかわからない状況ですが、少なくとも日本にもカジノが出来る可能性が高まっているのです。
国内では競馬といった公営のものや、パチンコなどがギャンブルの代表格であり、これ以外のギャンブルは非合法とされてきたんだ。
しかし海外に目を向けてみると、世界の130カ国以上でカジノが合法であることからわかるように、カジノは国際的に広く親しまれているよ。また、海外のカジノの多くは大人の社交場として、正装が義務づけられていることも多く、カジノに後ろ暗いイメージはあまりないといえるね。
カジノなどを大人の社交場と考える米国に比べ、韓国や日本では一般市民がカジノ依存症になって身を滅ぼす姿がテレビなどでクローズアップされているのをよく目にします。
こういったことから国民性の違いやギャンブルに対しての価値観の違いなどもそれぞれの国によって違うということを感じさせます。
確かにギャンブルはお金を持っていないとできない遊びであり、身を滅ぼすこともあるでしょう。しかし余剰資金で行い、余裕を持って楽しむことができれば、大人の社交場としてポジティブなイメージも湧いてくるのではないでしょうか。
現地ではATMキャッシングがおすすめ
カジノがあるところでは、問題なくクレジットカードが利用できます。国際ブランドの中でも特に広いシェアを持っているVISAやマスターカードのクレジットカードであれば問題ないでしょう。
同じ国際ブランドであるAmerican ExpressカードやJCBカードなども利用することができるのですが、どこでも利用できるのかと言えばそうとも言えないのです。
安心感という点で、海外ではVISAとマスターカードということになります。海外ではカジノは合法的なギャンブルです。そして、重要なことは、チップはクレジットカードで購入できるという点です。カジノではお金をカジノチップに交換して遊ぶ決まりとなっています。
カードよりキャッシュ??
チップの交換の際に手数料が取られるのですが、その手数料がカジノの純粋な収益となるのです。
カジノチップは指定の場所で手にすることができるよ。その際にお金ではなくクレジットカードで支払うことも可能なんだ。けれどカードだと手数料が高めに設定されていることが多いから、ATMであらかじめ現金を引き出して、現金でチップを購入したほうが手数料の面でお得だよ。
また、カジノ内にATMが設置されていますが、そこでは現金を引き出すために、高い手数料が必要になります。ですので、現金の準備はあらかじめ、カジノエリアの外のショッピングモールなどのATMで現金を引き出すようにしましょう。
法律違反のケースも
現在では、インターネット上で海外のギャンブルを楽しむことができます。古くは海外の高額宝くじを購入する人が多かったのですが、最近ではギャンブルのほうに人気の軸足が移っているようです。
いずれにしても、海外の場合は日本とは桁違いの高額になることが多く、一攫千金を夢見るのであれば、日本の宝くじよりも海外の宝くじやギャンブルということになるのでしょう。
しかし、場合によっては、海外で合法であっても、日本では非合法ということもあります。さらに、現地でも許認可を受けていないものであれば、当然のことですが、その支払いにクレジットカードは利用できません。
法律違反とクレジットカード会社に認められた場合は、クレジットカードの利用停止となる場合があるので注意が必要です。
問題はインターネット上で海外ギャンブルを楽しむケースだね。メリットは日本で楽しむことができ、簡単にゲームマネーの購入ができる点だね。
けれどインターネットでのギャンブルは日本の法律が適用されるから現地では合法でも日本では法律に触れる場合があるよ。それがクレジットカード会社に認められると、クレジットカードの利用停止などの措置が取られてしまう可能性があるんだ。
日本におけるギャンブルとクレジットカード!
ちょっとした買い物でもクレジットカードを使うことが基本となっている米国や欧州では、カジノなどでクレジットカードが利用可能です。
これは便利な反面、ギャンブルに熱くなる人であれば、すぐにクレジットカードの利用限度額までお金を使ってしまうことになるでしょう。
一方で日本のギャンブル市場とクレジットカードの関係はどのようになっているのでしょうか。
まずは、日本で楽しむことができるギャンブルについて見てみましょう。
日本のギャンブル一覧
日本でギャンブルというとパチンコか競馬くらいしか思いつかないという人も少なくないと思います。
日本で合法的にギャンブルができるのは、競馬などの公営ギャンブルと言われるものだけになります。
- 競馬
- 競輪
- 競艇
- オートレース
公営ギャンブルはこの4種類があります。
全国的に散らばっているので、どこに行っても公営ギャンブルが楽しめるようになっています。
厳密に言うとギャンブルという位置づけではないもの
ここで、「パチンコやパチスロは?」「雀荘はどうなの?」と思う人もいらっしゃるかもしれません。しかし厳密にいうとパチンコやパチスロはゲームセンターと同じゲームという位置づけになります。
ゲームで得た景品を、近くの景品交換所(これも古物商の扱いとなります)で買取ってもらうシステムとなっているのです。限りなくギャンブルに近いのですが、ギャンブルではないというのが建前のある意味グレーゾーンにあるギャンブルと考えていいでしょう。
そして雀荘は卓を貸しているだけです。博打は違法となるのですが、仲間内で食事代程度を賭けるのでしたら大きな問題にはなりません。
他にもギャンブルとは言えないのがくじ関係です。宝くじを筆頭に、スクラッチ、ロト6やナンバーズ、サッカーくじなどがあります。これらは資金を集めて公的に還元しているので、当然ですが違法性はありません。
宝くじなどは公共にその利益を還元しているよ。海外に比べると当選しても貰える金額は多くないけれど、それでも当たれば大金を手にすることができるので、一攫千金という意味では、くじをギャンブルの枠内に入れる人も少なくないね。
また、インターネットでのオンラインカジノなども利用できます。これは海外サイトとなっているので、合法とも言えますし、非合法とも言えます。現地で許認可を受けていなければ、日本でも非合法ということになります。その判断が難しいので、日本ではオンラインカジノを非合法と考えているクレジットカード会社も少なくないのです。
また、後述しますがここにカジノなどが加わると日本のギャンブル業界も一変するくらいのインパクトになりそうです。
クレジットカードが利用できるもの・利用できないもの
海外のカジノでは、チップをクレジットカードで購入することができます。現在日本にはカジノはありませんが、日本のギャンブルでクレジットカードが利用できるものには何があるのでしょうか。
利用ができる | 競輪 | 競馬 | 競艇 | オートレース |
---|---|---|---|---|
利用ができない | 宝くじ(totoやBIGなどはクレジットカードで購入することが可能) | パチスロ | パチンコ |
まず、公営ギャンブルについてですが、いろいろ制限がありながらもクレジットカードが利用できるようです。
競輪/競馬・競艇・オートレースといった全ての公営ギャンブルについてクレジットカードの利用が可能となっています。
実は長い間クレジットカードの利用はできなかったんだ。
理由としては「クレジットカードの支払いは利用者にとっては1、2ヵ月先となるのに払い戻しはその場ででき、支払いが終わってないにもかかわらず払い戻しができるのもおかしな話とも言える」から。
しかし、支払いについてはすでにクレジットカード会社が行っているのですから、問題ないとのことで、現在では4つの公営ギャンブルでは、現地に行くことなくインターネットで車券や馬券を購入することができるよ。
くじ関係を見てみましょう。宝くじはクレジットカードで買うことはできないのですが、totoやBIGなどはクレジットカードで購入することができます。また、人気の高いパチスロやパチンコなどはクレジットカードでの購入はできません。
クレジットカードを利用すると際限なくギャンブルにのめりこむ人が続出するという判断からです。
公営ギャンブルではレース毎に購入することになるのですが、パチンコやパチスロの場合は際限なく随時購入することになりますから、クレジットカードが利用できるようになると、パチンコ・パチスロ依存症の人などはすぐにカード破産に追い込まれてしまうかもしれません。
日本はカジノ解禁の動きに進んでいる!?
正式には、統合型リゾート施設整備推進法案というのですが、俗に「カジノ法案」と言われています。これは、2016年12月に国会を通過しました。ここで問題になるのが「法」ではなく「法案」ということです。
これはどういうことかというと、カジノを適切に運用していこうという目標が書かれているだけで、実際の運用についてはこれから話し合っていこうというものです。
ですから、このカジノ法案が国会を通過したからといって、すぐにカジノができるわけではありません。そして、正式名称は「統合型リゾート施設整備推進法案」となっています。
この法案の名前にはカジノなんて書いてないんですけど、それがどうしてカジノ法案と呼ばれるんですか?
これは観光施設を作るのにどうして法案の整備が必要なのかを考えてみるといいかもね。
その理由として考えられるのが、「この法案はカジノの存在が念頭に置かれている」からかな。
つまりカジノを作るためにリゾート施設を整備しようという法案ってことですね。
まだ「案」だからこれからさらに話し合いが勧められていくことになるね。なかなか議論が進まないのは、どの自治体も「カジノを誘致をしていいものかどうか」秤に乗せかねている状況だからってことかもしれないね。
カジノの弊害やメリットを考えながら、カジノリゾートを作るという方向に舵は切られているわけですから、遠くない将来にカジノについて話題がもう一度上ることでしょう。
今は時期が熟すのを待っている状況ということになるのです。また、カジノを利用できるのは外国人だけという考えもあります。
そして同時に違法なギャンブルの根絶にも期待がかかります。なにしろカジノが認められるのですから、裏でくすぶっていたギャンブラーをカジノに取り込むことができるからです。
その一方でカジノを誘致した周辺の治安の悪化が懸念されています。それらを含めて、詳細に詰めていかなければいけないのが、カジノを巡る現在の状況と言えるでしょう。
まとめ
日本にも公営ギャンブルが存在し、昔から現在にかけて人気が衰えることはありません。また、パチンコ・パチスロなどは不況知らずで、気軽にできるギャンブルの筆頭です。
公的にはギャンブルとは認められていないのですが、実質的にギャンブルであることは誰もが認めていることです。そういったことからカッコつきですがギャンブルが国内において既に存在しているので、カジノも恐らく遠くない将来にできるのではないでしょうか。
どのような形態になるのかはわかりませんが、多くの人を魅了することは間違いありません。
また、最初に述べたように、インターネットを介した支払いが可能な海外ギャンブルもその手軽さから人気となっています。
国内のギャンブルについてもパチンコ・パチスロを除いて、その支払いをクレジットカードで済ますことができるようになりました。
現金よりも多く遊ぶことのできるクレジットカードですが、自制心を持たないと途端に破綻してしまう危うさも持っているのです。