救急車を呼ぶって意外に大変?!
ご自宅での急な体調変化、突然のケガや転倒などがあった場合、はたして冷静に119番通報ができるでしょうか?
電話を持ち、119番を押して、状況を説明して、住所を言う…という一連の動作は、いざという時には大変難しいものです。
通報するのがご本人であれば、電話での連絡ができないほど苦しかったり、それ以前に、意識がないまま倒れてしまうケースも考えられます。
ご家族など第三者が通報する場合でも、突然のことに慌ててしまい、うまく連絡できないことも少なくありません。
非常の際には、いかにシンプル・簡単な手順で助けを呼べるかが重要です。
救急時に役立つセキュリティ
救急時の補助としてのセキュリティシステムは、大変実用的です。
持病のある方、ご高齢の方、なかでも一人暮らしの方にお使いいただいています。
通報ペンダント
救急・緊急通報には、主にペンダント型で首から下げられる小さな機械を使用します。
ペンダントに付いた通報ボタンを押すだけで、助けを呼べます。
スイッチひとつの簡単な動作で済むことが最大のメリットです。
通報を受けると、緊急対処スタッフが適切に対応してくれます。
会社によってサービスは少しずつ異なりますが、緊急対処スタッフがご自宅にかけつけたり、必要に応じて119番通報を代行したりするのが一般的です。
通報後すぐさま相談員がハンズフリーで話せる機械で状況を尋ねるというサービスもあり、いざという時には心強いでしょう。
生活リズムセンサー
ペンダントなどによる自主的な通報のほかにも、生活リズムセンサーも一般的です。
ご高齢の方に多く選ばれています。
一定時間ごとに必ず動きがあるはずの場所に人感センサーをあらかじめつけておきます。
不自然に動きがないときを感知して、自動で通報するシステムなので、連絡や通報ができないような状況で助けに入ることができます。
もちろんこれらは、24時間365日いつでも対応します。
なお、あらかじめ契約時に、かかりつけ医やお薬の服用状況などの医療情報をお預かりして、緊急時に備える会社も多いです。
大手警備会社ではどこでもこのサービスを提供しています。
会社によって使い勝手や料金プランが少しずつ違うので、事前によくお確かめください。