気がついたらお財布にTポイントカードがいっぱい!
そういうときは、まとめるといいよ。Tポイントカードは意外と簡単に移行してまとめることができるんだ。
管理がしやすくなるし、クレジットカードと一体になっているものをメインにすると使い勝手も抜群だよ。
Tポイントを1つのカードに集約できるって便利ですね。
その方がスッキリするし、今まで色んなカードで分散していたポイントを無駄なく使えるようになるからね。ポイントの確認もすごい楽になるよ。
今や当たり前になっている共通ポイント。その先駆けとも言えるのが『Tポイント』です。TSUTAYA、芦屋書店はもちろん、Yahoo!と提携しているため関連店舗・サービスでも貯められます。
何かと使いどころが多いTポイントですが、
「Tポイントが別々になってるから、ポイントが使いづらい」
と悩んだことはありませんか?
そんな方のために今回はTポイントをまとめるメリットと、その手順などを紹介していきます。
この記事を読むことでTポイントをより快適に使えるようになるので、ぜひ参考にしてくださいね。
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この記事の目次
Tポイントをまとめるべき4つの理由
ここでは散らばった複数のTポイントをまとめた方が良い4つの理由を具体的に説明していきます。
理由1. ポイントを無駄なく使えるようになる
ひとつのカードにTポイントを集めることで管理が楽になりますし、無駄なく使えるのは大きなメリットです。
ほとんど使うことが無いカードに貯まったTポイントをそのまま寝かせておくよりも、普段から利用する機会の多いカードに移行させた方が使いやすいですよね。
まとまったポイントがあれば一度にポイントを消費して商品を購入したり、サービスを利用できるようになります。
理由2. Yahoo!IDを複数保有する必要が無くなる
こちらも管理関連のメリットになります。Tポイントをまとめるには1枚のカード(これをメインカードと呼ぶことにします)をYahoo!IDに紐付ける必要があります。
このYahoo!IDと紐付けたカードに他のTポイントを集約させる形になり、全てのポイントを1枚のカード、1つのIDで管理できるようになるのです。
具体的な移行方法は後述しますが、定期的にTサイトを利用してポイントを1つのカードにまとめるようにすればより効率良くポイントを管理でき、さらにバラバラのIDを管理する必要がなくなります。
理由3. お店に出向くことなくポイント確認ができる
Yahoo!IDに紐付けたメインカードはネットでいつでもポイント確認ができます。
Tポイントユーザーあるあるだと思うんですが
という経験、ありませんか?
ポイントをまとめれば、こんな心配から開放されます。
理由4. ネットの買い物にTポイントが使えるようになる!
最も大きなメリットがこれです。Yahoo!IDに紐付けられたTポイントをYahoo!ショッピングやLOHACOなどのネットショッピングに利用できます。
Tポイントはたくさん貯まっているけれど、あまり使う機会がなかった…という方はネットショッピングが便利でオススメです。
Tポイントを移行させる前の準備をしよう!
それでは、いよいよTポイントをひとつにまとめるための準備を説明していきます。
方法はとてもシンプルです。難しく考える必要はありません。
まずはメインのTカードを決めよう
Yahoo!IDと紐付けられるカードは1枚だけ。
複数のTポイントカードを所持している方は「どれをYahoo!IDと紐付けるのか」を決める必要があります。
・利用頻度が高い
・特典や還元率が優れている
この2点を重視すれば良いと思います。オススメなのはポイントを貯めやすい『Yahoo!JAPANカード』あたりでしょうか。
年会費・発行手数料ともに無料で、クレジットカード利用時のポイント還元率が1.0%(100円につき1ポイント)なので他のTポイント系列のクレジットカードよりも使い勝手が良いです。
これを機にクレジットカードを作ってみようかな?と悩んでいる方は検討してみてはいかがでしょう。
Tポイントが移動できるパターンは3種類!
Tポイントの移動手続きは3つのパターンに大別されます。
1. パターンA
既にYahoo!IDに登録しているカードから新しいカードに変更し、そのときにポイントを移動させる。
2. パターンB
Yahoo!IDに登録済みのTカードに、他のTカードからポイントを移動させる。
3. パターンC
Yahoo!ID未登録のTカードにTポイントを移動させる。
初めてのポイント移動時はパターンAを、その後はパターンBで移動させる形になるケースが多いと思います。
ポイント移動したい、させたいTカードを手元に用意する
移行手続きの際にそれぞれのカードに記載されているカード情報が必要です。先にカードを用意してから移行手続きを開始しましょう。
情報登録済みのカードか、を確認しておく
カードによっては発行後に情報登録を済ませておかなければならないものもあります。
例えばエネオスTカードの場合、裏面を見ると「ご登録ください!」と書かれ、その下にQRコードが記載されています。
持っているだけのTカードは全て登録しておく必要があり、未登録の場合はポイント移行不可。
まだ終わっていないならすぐに済ませておきましょう。
Tポイントをまとめる手順はとっても簡単!Tサイトですぐ出来る!
準備が終わったらいよいよTポイントをまとめる手順に移りましょう。
ここではTポイントを移行する流れを詳しく紹介していきます。
Tサイトにある『Tカードポイント移動手続き』というページから手続き可能です。
1.Yahoo!IDを入力してログイン
まだYahoo!IDを取得していない方は作成する必要があります。ID発行は1分程度でパパッとできるので済ませましょう。
2.移動元・移動先のTカード番号を入力
先に移動元のTカード番号を入力し、文字認証を入力。次に移動先のTカード番号を入力して文字認証を入力すればOK!
間違えてクレジットカード番号を入力しないように注意してください。
3.メールの受信
Tサイト[Tポイント/Tカード]の件名で受付確認メールが届きます。URLが記載されているのでそちらをクリック。
4.確認と同意
ジャンプしたページに移動元・移動先のTカード番号と移動させたいポイント数が表示されているので確認してください。
問題がなければ注意事項を読み、同意して手続き完了!
Tポイント移行が上手くいかない!原因と理由、解決方法は?
なぜかTポイントの移行が上手くいかないときは次の原因・理由が考えられます。確認してください。
お客様情報の不一致
ポイントを移行させるには各カードに共通する「お客様情報」が登録されていなくてはなりません。具体的な項目は公表されていませんが次のものが考えられます。
- 名前
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
- 性別
- 生年月日
これらの確認はTカードサポートセンターに問い合わせればOKです。
引越しや携帯電話の変更で属性が変わっているなら変更手続きを行いましょう。
変更の仕方はこちらのページを参考にしてください。
参考: Tカード登録情報の変更
メールアドレスの間違い
登録したメールアドレスに誤りがあれば当然メールが届きません。再度確認してみましょう。
また迷惑フォルダに自動振り分けされている可能性もあります。
Tポイントを移動する際に気をつけたい3つの注意点
Tポイントをひとつにまとめるときに覚えておきたい注意点が3つあります。勘違いして「あれ?」とならないように覚えておきましょう。
移行手続きはその都度必要になる
Tポイントを一度移行させればあとは自動的に移行されるものだと勘違いしがちですが、残念ながら自動移動は非対応です。
それぞれのTカードで貯まったポイントは、その都度上記の手順でひとつにまとめ直さなくてはなりません。
例えば「月末にポイントを移行させる」など定期的に手続きする習慣をつけるのも良いですね。
Yahoo!JAPANで利用できるポイントのみYahoo!IDで確認できる
詳細を確認したいときはTサイトにアクセス・ログインする必要があります。
例えば各ショップの期間固定ポイントなどはYahoo!IDでは確認できないことがあります。
ポイント移行結果もTサイトからのみ確認
無事にポイント移行できたか否か、はメールが届きますが、移行状況や積算状況の詳細は必ずTサイトにログインしてチェックしましょう。
Tポイントをまとめられない4つのケース
正しい手順を踏まえたとしても、次の4つのケースに該当する場合はポイントをまとめることは不可能です。
ここでは、状況別にポイントを移行できない場合を具体的に解説していきます。
複数のYahoo!JAPAN IDでTポイントを貯めていると統合できない
例えば古いYahoo!IDから新しいYahoo!IDにポイントを引き継ぐことはできますが、複数のIDをひとつのIDにまとめることはできません。
この場合は
- メインIDを決める
- 他のIDで貯まったTポイントをショッピングなどで消化
- 消化後はメインIDでポイントを貯めるようにする
という段階を踏むことになります。
T会員ネットサービスに複数のネットT会員番号を所持している場合
こちらもひとつにまとめることができません。いずれかのT会員番号をメインに決めて、メイン以外はさっさと使いきり、今後はメインでポイントを貯めるようにしましょう。
家族など身内・知人のTカードのポイントはまとめられない
Tポイント移行に対応しているのは「本人のみ」です。なので「家族みんなでTポイントを共有!」といった方法は取れません。
以前までは『Tポイントギフト』で譲渡できたのですが、2014年8月で終了してしまいました。
カード発行からしばらくはポイント移行ができない
店頭、または郵送での申込だと情報が反映されるまで2~3週間ほどかかります。
Yahoo!JAPAN、Tサイトから登録した場合では当日~3日ほどの期間で済みます。
反映後にポイント移行対応となるので、しばらく待ちましょう。
移行前に覚えておきたい3つの豆知識
ここでは事前に知っておきたい3つの情報を紹介していきます。
これからポイントをまとめたいという方は、ぜひ読み進めてください。
Tポイント移行後もTカードは今までと同じように使える?
移行先・移行元ともに今までと全く同じように使用可能です。あくまでもポイントを移しただけであって、Tカードそのものの機能は残されているのでご安心を!
ただ先述したように、Tポイントは再びそれぞれのカードに積算されていくため、定期的にポイントの移行手続きが必要になります。
「◯◯ポイントだけ移行したい」という場合、移行ポイント数を設定できる?
残念ながらポイントの一部移行・指定はできません。原則、全ポイントを移行させる形になります。
移行元のカードはポイントがゼロの状態になるため、またイチから貯めていくことになります。
「1,000ポイントだけ移行させたい!」などの要望に対応してくれればより使い勝手が良くなりますが、現状は不可です。
Tポイント移行手続きには回数制限があるって本当?何回まで可能?
TサイトのQ&Aに「移動手続きのご利用回数には制限があります」と記載されています。具体的な制限は明言されていませんが「30日間に3回まで」が現在最有力の情報です。
3枚以上のTカードを所有している方は特に注意しておく必要があるかもしれません。
まとめ
最後にもう一度、大切な点をおさらいすると、
- Tポイントを統合すると管理が楽で、より便利に使える
- 移行手続きは、その都度おこなう必要がある
- 複数のYahoo!JAPAN IDは、まとめられない
という3つが挙げられます。
Yahoo!IDに統合すればTサイトからいつでもポイント状況が確認できますし、ネットショッピングに使えるようになるのは本当に魅力的です。
この記事を参考にTポイントをまとめて上手に活用してくださいね。
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