国民健康保険をクレジットカードで支払えるって本当ですか?
本当だよ。
ただしどんなクレジットカードでもいいわけではないんだ。
nanacoやWAONにクレジットカードでチャージをして支払う方法を取るんだ。
毎月支払うものだし金額も安くないから、ポイントがたくさん貯まるしお得だよ。
意外と経済的な大きな負担になる国民健康保険。
「もっとお得に国民健康保険を支払いたい!」
「カードで国民健康保険を支払える?」
と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、クレジットカードや電子マネーで国民健康保険料を支払う方法や、おすすめのカードなどを徹底解説していきます。
この記事を読めば国民年金をお得に支払う方法がわかりますよ。
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この記事の目次
クレジットカードで国民健康保険を支払うことができる!?
結論から先に言いますと、クレジットカードで国民健康保険の料金を支払うことは可能です。
口座振替や納付書での支払いが一般的である国民健康保険ですが、一部の地域ではクレジットカード払いで支払うこともできます。
毎月数万円単位で払わなくてはいけないこともあるし、経済的な負担が大きいよね。
クレジットカードで支払うことによってポイントを付けたり、支払いのタイミングをずらせるメリットがあるんだ。
また、クレジットカードで支払うだけでなく、一部の電子マネーでの支払いにも対応していますよ。
クレジットカードを発行して、できる限りお得に支払ってみてはどうでしょうか。
そもそも国民健康保険とは?
国民健康保険は、全ての人が加入している健康保険ではありません。
では、国民健康はどういった方が加入するのでしょうか。
それは以下のように国民健康保険以外の保険に入れない人(入っていない人)です。
- 個人事業主
- 無職
- アルバイト
- パート
国民健康保険の支払いまでの流れ
- 市町村の役場にある国民健康保険の窓口で加入
- 加入すると所得等に応じて料金が決まり、支払用の納付書が自宅に届く
- 納付書をコンビニ等に持ち込んで支払う
クレジットカード払いに対応している場合は、設定を行えばクレジットカードでの引き落としになります。
現在社会保険に加入していて国民健康保険には加入していない人でも、会社を辞めるなどすればそのタイミングで国民健康保険に入ることになるでしょう。
国民健康保険は、社会保険と比べてやや厳しい面もあります。
例えば挙げられるのが、家族で加入する場合負担が大きくなることです。
社会保険なら家族をある程度の人数「被扶養者」にでき、人数が多くなっても保険料は変わりません。
しかし国民健康保険だと、人数分保険料が上がります。
社会保険は会社などその人を雇っている側が保険料の半分を納めてくれるために、人数が多い場合など保険料がお得。
国民健康保険の場合は全額自己負担なので、高額になってしまうこともあります。
負担が大きいため、国民健康保険の対象者でもできれば入りたくないという方もいるでしょう。
しかし、それは基本的にできず、日本に住んでいる人は、保険に入っている必要があります。
また国民健康保険料を滞納すると、延滞金の発生や財産の差し押さえのケースもあるのでしっかりと払いましょう。
国民健康保険料をクレジットカードを使って支払えれば、その分ポイントなどで支払いが事実上割引になるために有利です。
クレジットカードを活用してお得に支払おう!
国民健康保険をクレジットカードで支払えれば、非常にお得。
支払いをクレジットカードで行う方法としては、以下の3種類が挙げられます。
- Yahoo!公金支払い
- nanaco
- WAON
それぞれ、具体的な利用方法やチャージ・支払いに対応するクレジットカード、メリットをチェックしてみましょう。
Yahoo!公金支払い
対応している自治体は決まっていますが、クレジットカードで国民健康保険を支払えるのがYahoo!公金支払いです。
Yahoo!公金支払いは国民健康保険料や住民税、水道料金などをカードで支払えるシステムのことだよ。
国民健康保険料のYahoo!公金支払いに対応するのは47都道府県のうち27ヶ所のみです。
ちなみに、ふるさと納税なども行えます。
さらにそれらの都道府県の中でも、支払いに対応する地域は限られてきます。
例えば東京都なら、以下の10区です。
- 江東区
- 世田谷区
- 豊島区
- 足立区
- 立川市
- 武蔵野市
- 昭島市
- 小平市
- 国分寺市
- 西東京市
エリアは限定されますが、対象地域に住んでいるならYahoo!公金支払いを積極的に活用しましょう。
利用方法
- 納付通知書に記載がある納付番号と確認番号を用意
- 自分の自治体の支払い用ページにアクセス
- 手続きを行う
実際の手続きについては以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
Yahoo!公金支払いのメリットは、なんと言っても自宅に居ながらにして国民健康保険料を支払えること。
わざわざコンビニなどで支払い手続きを行う必要はありません。
Tポイントを普段から貯めておけば、国民健康保険料をその分安くできることもメリット!
そしてクレジットカード払いをすることで、クレジットカードのポイントも貯められます。
つまりポイント還元率が高いクレジットカードを使えば、その分ポイントはお得に貯められますね。
注意点
注意しなければいけないのは、Yahoo!公金支払いを行う場合、手数料がかかってしまうこともあることです。
例えば東京都江東区なら、1万円以下の納付金額なら54円。
4万1円から5万円までは486円。
それ以降は1万円ごとに108円増えていく仕組みになります。
手数料が高額になると、カード利用で貯まるポイントがプラスにならず、場合によってはポイントを考慮しても手数料の方が高額になることもあるので要注意です。
また保険料が高額な場合、クレジットカード払いでは利用限度額にも気をつけましょう。
国民健康保険の料金は高いので、場合によっては限度額を超えていて支払えないこともあります。
利用可能なクレジットカードは以下の国際ブランドによるカードになります。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- ダイナースクラブ
- アメリカン・エキスプレス
住んでいる地域がYahoo!公金支払いに対応しているなら、利用しない手はないでしょう。
nanaco
nanacoは、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどの対象店舗で使える電子マネーです。
事前にチャージすることで、レジでの支払いに残高を利用できます。
またnanacoは、公共料金の支払いに使えるのが特徴です。
nanacoへのチャージはクレジットカードでも可能です。
チャージ
nanacoにクレジットカードでチャージする方法は以下の通りです。
- パソコンなどのブラウザからnanaco会員メニューを開く
- カードの裏に記載されている番号からログイン
- クレジットカードの番号を登録
- 登録後24時間経過すればクレジットカードからチャージが可能
チャージ後にセブン銀行のATMやセブンイレブンのレジで残高確認をすることで、カードに残高のチャージが行われます。
nanacoの残高がチャージされたら、あとは国民健康保険料の納付書を持ち込んでnanacoでの支払いを申し込めばnanacoで支払えます。
一旦クレジットカードでチャージをする必要があるのは手間ですね。
しかしクレジットカードのポイントを貯められるのはメリットでしょう。
手数料などもかからないのでお得です。
nanacoのクレジットカードチャージに対応しているクレジットカードは以下の21枚です。
- セブンカード・プラス
- セブンカード
- セブンカードゴールド
- クラブ・オン
- ミレニアムカード・セゾン
- JCBカード
- セゾンカード
- UCカード
- 三井住友VISAカード、VJAグループ
- UFJカード
- ニコス
- DC
- MUFGカード
- オリコカード
- ゆうちょ銀行
- ライフカード
- OMCカード
- JACCS
- セディナ
- dカード
- NTTグループカード
対応するクレジットカードは多いので、活用してみてはどうでしょうか。
なお国民健康保険料の支払いを行うにあたり、チャージ額は高額になることも多々あります。
また、分割払いには対応していない点には注意しましょう。
チャージ回数は1ヶ月20万円まで。
WAON
WAONはイオンやミニストップなどでの支払いができる電子マネーです。
WAONはnanacoと同様にチャージしてから支払う電子マネーだよ。
事前に残高をチャージしておくことで支払いに使えるんだ!
WAONは、もともと公共料金などの支払いに対応していませんでしたが、現在は国民健康保険料も含めて支払えるようになりました。
国民健康保険料以外にも以下6つの料金までWAONで支払うことが可能です。
・国民年金
・所得税
・住民税
・電気
・水道
・ガス
毎月の固定出費をWAONやWAONチャージ用のクレジットカードでまとめて支払えばポイントがたくさん貯まりますよ。
WAONの残高にクレジットチャージをするには、まずクレジットチャージに対応したWAONを用意する必要があります。
主に以下7つのカードを持っていれば、WAONを追加カードとして発行できます。
- イオンカード
- G.Gイオンカード
- イオンJMBカード
- モバイルWAON
- 三井住友カード
- VJAグループのクレジットカード
- スポーツオーソリティカード
- JP BANKカード
クレジットカード会社で追加カードとして発行できる専用のWAONを用意したら、クレジットチャージを行いましょう。
WAONステーションやイオン銀行ATMに加えて、パソリを持っているなら自宅のパソコンでもクレジットチャージの設定を行えます。
パソリって何ですか?
パソリは電子マネーのチャージや残高確認ができるICカードリーダーのことだよ!
設定後にクレジットチャージをしたら、後はミニストップ等のWAON対応店舗にあるレジで納付書を提示してWAONで支払いましょう。
ちなみにWAONのクレジットチャージは1回につき、最大49,000円までに設定されています。
それ以上の高額を支払う必要があるなら、注意が必要になりますね。
またWAONはオートチャージにも対応していますが、オートチャージで支払う場合チャージ額が支払い額に満たないこともあるでしょう。
WAONで国民健康保険料を支払う場合は事前に支払いたい額を手動でチャージして支払った方が安心ですね。
近くにセブンイレブンがなくても、
・ファミリーマート
・ローソン
・ミニストップ
といったWAON対応のコンビニならあるという人にはWAONでのクレジット払いがおすすめです。
国民健康保険料が支払えるお得なカード3選
では、どういったクレジットカードが国民健康保険料が支払えてお得か。
- ポイントやマイルがお得に貯まる
- リーズナブルに使える!
この2つの観点から国民健康保険料が支払えるクレジットカードを3枚紹介していきます。
参考にしてください。
ポイント貯まりやすい!ライフカード
リーズナブルに使うことができ、学生カードの人気も高い「ライフカード」。
国際ブランドは以下の3つに対応。
- VISA
- MasterCard
- JCB
そのため、Yahoo!公金支払いとnanacoへのチャージにばっちり対応しています。
そしてライフカードのメリットは誕生月にポイントが1.5%と、還元率が高くなることです。
タイミングを合わせて買い物をすると役立つはずでしょう。
また、ポイントステージが用意されており、使えば使うほどお得になる仕組みも。
ポイントが貯まりやすいクレジットカードが欲しい方にうってつけの一枚でしょう。
ORICO CARD THE POINT
オリコカードの中でもポイントが貯まりやすいことで知られる「ORICO CARD THE POINT」。
常時1%還元、入会から6ヶ月は2%の還元と、とにかくポイントに特化した1枚。
さらに年会費無料とリーズナブル!
もちろんYahoo!公金支払いとnanacoのチャージに対応。
コツコツとポイントを貯めたい方に最適な一枚です。
JALカード
航空会社として有名なJALが発行する「JALカード」。
年会費が2,000円(税抜)かかってしまうもののJALカードなら200円のチャージごとに1マイルを貯められます。
さらにJALカードは
- VISA
- JCB
- MasterCard
- ダイナース
- アメリカン・エキスプレス
といった幅広い国際ブランドからカードを作れます。
当然、Yahoo!公金支払いにも対応。
マイルをお得に貯めたいならJALカードを発行してみてはどうでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はクレジットカードで国民健康保険を支払う方法やお得なカードなどについて紹介しました。
この記事の3つのポイントを抑えておさらいをしましょう。
- クレジットカードで国民保険の支払いが可能!
- nanaco・WAONで国民保険の支払いが可能!
- カードや電子マネーで支払うとポイント分お得!
「国民保険をお得に支払いたいなぁ」
「国民保険をクレジットカードや電子マネーで支払いたい」
そういった方はこの記事を参考に、お得に国民健康保険を支払ってくださいね。
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