楽天ポイントは、楽天が運営・提供しているポイントプログラムです。ご存知のとおり楽天市場を始めとした楽天グループのサービスを中心に楽天ポイントを獲得・利用できます。

また最近は楽天グループ以外でも、楽天ポイント提携店が増えてきていて、活用シーンが大幅に増加しています。今が旬の共通ポイントの1つと言えるでしょう。

楽天ポイントは主に楽天ユーザー、楽天カードユーザーのためのポイントというイメージを持っている方もいるかもしれません。

ですが「楽天ポイントカード」の登場により実店舗、一般店舗でも効率良く楽天ポイントを貯められるようになっています。

今回は楽天ポイントとは何か、どうすれば効率良く貯められるのか、そしてお得な使い方について詳しく紹介します。楽天ポイントに興味を持っている方は参考にしてみてください。

楽天ポイントはどこで貯められる？楽天グループ以外でも貯められる時代に！

楽天ポイント、正式名称「楽天スーパーポイント」は、楽天市場や楽天ブックスなど楽天グループで買い物をすると貯められるポイントです。

楽天ポイントを貯めるためには楽天にアカウントを作成する必要があります。言い換えると、アカウントさえ作ってしまえばあとは買い物をするだけ楽天ポイントがドンドン貯まっていくのでとても簡単ですよね。

以前までは「Rポイントカード」という名称でしたが、楽天のポイントカードだと分かりにくいという理由から2015年に楽天ポイントカードへ名称が変わりました。

楽天ポイントカードの発行手数料は無料です。オンラインで手続きして、カードが手元に届いたら楽天ポイントクラブにアクセスし、楽天ポイントカードの利用登録を済ませるだけでOKです。

すでに楽天会員IDを持っている人は自身のIDとポイントカードを紐付けられます。

楽天ポイントを貯めるためだけの「楽天ポイントカード」の他、楽天edy一体型の楽天ポイントカードもあります。

楽天ポイントカード加盟店は今なお拡大中で、メインとなるのはマクドナルド、ポプラ、出光、ミスタードーナツ、ツルハドラッグなどです。比較的、利用シーンも多いのではないでしょうか。

主な楽天ポイントカード加盟店は以下の表を参考にしてください。

主な楽天サービス

ジャンル	サービスの名前
ショッピング	Rakuten、Rakutenブックス、Rakuten　Kobo、Rakuten24、Rakuten　MART
エンタメ	Rakutenチケット、Rakuten　TV、Rakuten　toto、Rakuten　ダウンロード
お食事	Rakuten　Dining、Rakuten　Delivery、Rakutenレシピ
マネーサービス	Rakuten　Card、楽天銀行、楽天証券、楽天Edy
ライフサービス	Rakuten　O-net、Rakuten　WEDDING、Rakuten　BEAUTY、Rakuten　Energy、Rakuten車検、Rakutenブロードバンド
旅行・アウトドア	Rakuten　Travel、Rakuten　GORA
無料サービス	Rakutenウェブ検索、Rakutenアフィリエイト、Rakuten　Research

主な楽天ポイントカードの加盟店

ジャンル	お店の名前
グルメ・飲食	くら寿司、マクドナルド、ミスタードーナツ、カフェ＆バーPRONTO、しゃぶしゃぶ温野菜、ペッパーランチ
ショッピング	マツゲン、フジ、生活彩家、ポプラ、くらしハウス
ドラッグストア・化粧品	ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ダイコクドラッグ、ドラッグストアウェルネス
ファッション	コメ兵、紳士服コナカ、SUIT　SELECT、メガネ本舗
引っ越し・住まい	引越しは日通、アリさんマークの引越社、株式会社サカイ引越センター、賃貸住宅サービス、新生不動産
ガソリンスタンド・駐車場	日信電子サービス、伊藤忠エネクス、出光サービスステーション
エネルギー・電気・ガス	アストモスエネルギー、カメイ株式会社、西部ガス

効率的に楽天ポイントを貯めるための秘訣を一挙公開！

次はより効率良く楽天ポイントを貯めるためのテクニック、ノウハウを紹介していきます。

コツコツと小さな事の積み重ねのように感じられるかもしれませんが、１ずつクリアすれば今まで以上に楽天ポイントが貯まっていくこと間違いありません！

楽天カード（クレジットカード）を発行するとポイントが一気に貯まりやすくなる！

最も手っ取り早い、かつ効率良く楽天ポイントを貯めたいと思うなら「楽天カード」を発行するのが1番でしょう。

こちらは年会費完全無料で使える楽天が発行しているクレジットカードです。お得な入会キャンペーンも随時行っているので、どのタイミングでカードを発行してもお得になるのも嬉しいポイント。

例えば新規入会で楽天ポイント5,000ポイントを進呈などがあります。

さらに楽天市場のスマホアプリを1か月に1回利用し、買い物すると、その月の楽天市場の買い物にさらに1％の還元率上乗せとなり、トータルで5％の還元率を実現します。

「スマホで買い物をするのはちょっと面倒…」という方はパソコンやタブレットで買い物カゴまで操作して、支払いの決済だけスマホで行う、というちょっとした裏技を活用するのもオススメです。

実店舗や楽天グループ以外のサービスでの支払いでも楽天ポイント固められます。還元率は1％で100円につき1ポイントです。

つまり楽天カードで支払えば基本的にガシガシ楽天ポイントを貯められることになります。

他のクレジットカードの場合は、公共料金の支払いは還元率が半減してしまうケースが多い中、楽天カードはかなり頑張っている印象です。

対応している国際ブランドはVISA、MasterCard、JCBの3種類。いずれも基本的な機能は同じとなっています。利用限度額は300万円と年会費無料のクレジットカードの中ではトップクラス。

メインカードとして十分活躍してくれるポテンシャルを持っている素敵な1枚です。

電子マネー楽天Edyを使って実店舗でポイントを貯める

楽天Edyでの支払いは200円ごとに1ポイント、還元率0.5％です。また楽天カードで楽天Edyにチャージすると200円ごとに1ポイント、還元率0.5％のポイントが獲得できます。

つまり合計で還元率1％の楽天スーパーポイントを貯められる計算になります。

楽天モバイルに加入すると携帯電話料金でも楽天ポイントが貯まる！

携帯電話やスマートフォンなどの端末を購入する際の費用はもちろん、月々の携帯電話料金でも支払い100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。

さらに注目したいのが楽天モバイルの通話SIMに契約すると、楽天市場での買い物が常に＋1倍になるスーパーポイントアップ（SPU）の対象になっていることです。

楽天カード所持、楽天市場アプリで月1回以上の買い物、さらに楽天モバイルユーザーであれば、通常ポイントを加えてトータル6倍、還元率6％まで一気にはね上がります。

楽天銀行の口座を開設するとポイントの獲得倍率が上がる！

楽天はネット銀行の「楽天銀行」を運営しています。こちらの口座を開設すると貯金残高や取引件数に応じて会員ステージがランクアップ。

ランクに応じて楽天ポイントを獲得できます。楽天銀行の利用で楽天スーパーポイントが貯まる条件に以下のものが挙げられます。

なお各会員ステージごとの特徴は以下の表のとおりとなります。

ステージ	条件	ARM手数料無料回数（1か月）	他行振込手数料無料回数（1か月）	楽天スーパーポイント獲得倍率
スーパーVIP	残高300万円以上または取引30件以上	7回	3回	3倍
VIP	残高100万円以上または取引20件以上	5回	3回	3倍
プレミアム	残高50万円以上または取引10件以上	2回	2回	2倍
アドバンスト	残高10万円以上または取引5件以上	1回	1回	1倍
ベーシック	エントリー	－	－	1倍

楽天スーパーポイントの獲得倍率がアップするだけでなく、ATM手数料や振込手数料が無料になるのが嬉しいですね。

ネットバンキングを活用する機会のある方はぜひ検討してみてください。

楽天チェックで気軽にポイントゲット！

楽天スーパーポイントが貯められるスマホアプリをスマートフォンにインストールしておけば、楽天チェック提携店で気軽にポイントが貯められます。

ポプラ、生活彩家、レディ薬局、ジョーシン、はるやまなど1,000か所以上の店舗が楽天チェックに対応しており、店舗に出かけた際にスマホアプリを開いてチェックインすると10ポイント～楽天スーパーポイントが貯められます。

1回あたりの獲得ポイントはあまり多くはありませんが、出かけるついでにポイントがもらえると考えると、とても嬉しいサービスですよね。

会員ランクが上がると獲得ポイントも増える！

楽天ポイントクラブにランク制度が導入されています。楽天スーパーポイントの獲得回数、獲得ポイントに応じて決定され、ランクに応じて獲得できるポイントが変わります。

【ランクアップ条件】

【ランク特典】

普段から頻繁に楽天グループで買い物をしていれば、ゴールド～プラチナのランクを獲得するのはそう難しくはありません。ダイヤモンドランクになると楽天カードが必須となります。

貯まった楽天ポイントを有効に活用する！お得な使い方をマスターしよう！

コツコツと貯めた楽天ポイントの使い道は実にさまざまです。有効に活用するための方法をしっかりとマスターしていきましょう。

楽天ポイントで買い物する

楽天市場、楽天トラブル、楽天ブックスなど楽天グループでの買い物の支払いに1ポイント＝1円として使うことができます。

また楽天ポイントカード加盟店での買い物時にも1ポイント＝1円としても利用可能です。

買い物で楽天ポイントを使うのは最もスタンダードな方法。いずれもポイントレートが固定となっているので、有効な使い方となります。

楽天ペイで賢く使う！

楽天会員IDに登録されているクレジットカード情報を利用することでスピーディーな支払いに対応しています。楽天ポイントでの支払いは1ポイント＝1円で使えます。

使い方はとても簡単です。スマートフォンに楽天ペイのアプリをダウンロード・インストール。楽天IDでログイン後、支払いカードを選択します。

支払い時に楽天ペイで支払うことを伝え、QRコードを表示します。あとはQRコードをスキャンしてもらえば支払い完了です。

もちろん支払い時にポイントが獲得できます。100円につき1ポイント、さらに楽天カードを登録しておけばカード利用100円ごとに1ポイントのポイント二重取り（100円ごとに1.5ポイント）が可能です。

嬉しいことに、ポイントで支払った分にも「楽天ペイアプリ利用ポイント」が付帯されます。

楽天ペイ対応ショップを把握しておくと、普段の買い物が捗るのでぜひチェックしておいてください。

楽天ペイが使える主なお店

ジャンル	お店の名前
ショッピング	無印良品、富士通WEB　MART、ビートップスでお買い物、KOMEHYOオンラインストア、フジフイルムモール、東急百貨店ネットショッピング、ミドリ安全.com、JTBショッピング
グルメ・飲食	ドミノ・ピザ、カニの浜海道海鮮オンラインショップ、観音山フルーツガーデン、大阪王将公式通販、Oisix、かわしま屋
ファッション	スウォッチオンラインストア、URBAN　RESEARCH、ASICS、シューズ・ストリート、UGG、NANO・UNIVERSE、LANDS`END、SUIT　SELECT、
エンタメ	TOHO　CINEMAS、109CINEMAS、UNITED　CINEMAS、松竹マルチプレックスシアターズ、青山シアター、NHKオンデマンド
音楽・書籍	小学館eコミックストア、ヤマハミュージックWebshop、タワーレコードオンライン、mora、DLmarket、コミックシーモア、e-onkyo　music
美容	資生堂公式オンラインショップ、アンプルールオンラインショップ、デルメッドオンラインストア

楽天ポイントを他の共通ポイントに交換する！

楽天ポイントは「楽天Edy」「ANAマイル」と交換することができます。詳細については以下の表を参考にしてください。

交換先	交換レート	最小交換数
楽天Edy	1ポイント→1円分	10ポイント以上。1ポイント単位で交換可能
ANAマイル	2ポイント→1マイル	50ポイント以上。2ポイント単位で交換可能

交換先は決して多くはありませんが、電子マネー楽天Edyを利用する方にとっては非常に使い勝手が良く感じられるのではないでしょうか。

これなら楽天ペイ加盟店や楽天スーパーポイント加盟店以外でも楽天Edyに対応しているお店で上手く楽天ポイントを活用できます。

ANAマイルへの交換についてですが、こちらは実質交換レートはかなり高い部類に含まれます。ANAマイルは1マイルあたり2～5円相当の価値があるため、1ポイント＝1円の楽天スーパーポイントの価値が高まりますよね。

マイラーの方にとって悪くない話だと思います。

楽天証券でポイント投資する！

業界で初となる楽天ポイントを使った投資信託サービスもオススメです。投資信託の買付代金の一部または全てに楽天スーパーポイントを利用できる、という画期的な内容となっています。

1ポイント1円から利用可能で、最小買付単位は100円以上、1円単位～です。なので楽天スーパーポイントが100ポイントたまっていれば、最小単位からの投資信託が始められる、ということになります。

こんな方にピッタリですよね。直接お金を使うわけではないので、投資信託の勉強を始める良いきっかけにもなってくれると思います。

その他

▼楽天モバイル
楽天モバイルユーザの方は楽天ポイントを月々の支払いに充当することができます。

▼楽天写真館
スマホやデジカメに残っている写真のデータを現像してくれるサービスです。ポイント支払いに対応しています。

▼楽天TV
楽天が運営している動画オンデマンドサービスです。1本108円からレンタル可能で、スマホやタブレットで気軽に視聴できます。楽天ポイントでの支払いOK。

▼楽天ミュージック
月額980円で音楽を聴き放題です。例えば月額料金に300ポイントを利用すると月の支払いは680円となります。

楽天ポイントの注意点は？期間限定ポイントの存在

気が付けばたっぷりと貯まる楽天スーパーポイント。1ポイント＝1円として使えるだけあって、共通ポイントの中では上位に位置する使い勝手の良さを実現しています。

ですが、楽天ポイントとつき合っていく上で気を付けなくてはならないことがあります。それが「期間限定ポイント」の存在です。

通常の楽天ポイントは獲得日から1年間が有効期限。貯めるだけでなく使うことも多いので、あまり有効期限を気にする必要はないのですが、楽天のイベントなどで獲得できる「期間限定ポイント」は利用期限が10日～数週間程度になっていることもしばしば。早めに使ってしまわなくてはなりません。

もしかすると残り時間がわずかなポイントがあるかもしれません。確認してみてください。

ちなみに複数の期間限定ポイントを保有している場合は、利用期限が近いものから消費されるようになっています。

手っ取り早く使うなら楽天ポイントカードがオススメ

期間限定ポイントの有効期限が迫っていて、早く使いきらなくてはならない！というシーンになったら、楽天ポイントカードを使って実店舗での買い物に利用するのがオススメです。

もちろん楽天市場で買い物をしてもよいのですが、マクドナルド、ミスタードーナツ、出光など身近に使える店舗がたくさんありますし、ちょっとしたお出かけのお供として強みが感じられるのがメリットですね。

金券やギフトカードを購入するのもオススメ

楽天市場を見てみましょう。するとJCBギフトカードなどの金券類が販売されているのが分かります。もちろん楽天市場内での購入になるので、期間限定ポイントも全く問題無く利用可能です。

例えば期間限定ポイントが200ポイントあるとして、1000円のJCBギフトカードを購入するとします。実質支払わなくてはならないお金は800円。つまり800円で1,000円分のギフトカードが購入できると考えると非常にお得かつ無駄がありません。

ちなみにJCBギフトカードは、イトーヨーカドーやイオンで使えるので利用シーンはかなり多いと思います。

期間限定ポイントは他ポイントへの交換ができないので注意！

楽天スーパーポイントは楽天Edy、ANAマイルと交換できるのですが、期間限定ポイントは対応していません。有効期限が近いからといって交換できないので慌てることがないようにしましょう。

RaCouponは期間限定の楽天スーパーポイントも利用対象となっているので無駄なく活用できるでしょう。

EdyギフトIDを購入すると楽天Edyの残高に反映させられるので実質交換可能です。過去の例を見てみると2016年12月に6,000円分のEdyギフトIDが5,750円で販売されていたこともあります。

まとめ：最も旬な楽天ポイントをマスターできれば家計も大助かり！

ネットショッピング、ネットサービスのトップの一角である楽天が提供しているだけあって、楽天ポイントをいかに貯められるか、上手に使えるかはじっくりと考える価値のあるテーマだと思います。

以前までは「楽天ポイントは楽天ユーザーのためのもの」という印象が強かったのですが、今は楽天Edy、楽天ポイントカードなど普段は楽天市場を使わない人にとっても魅力的な共通ポイントになっています。

あとはどうやって貯めるのか、どう使うのが良いのかをしっかりと把握・実践すること。今回紹介したやり方をマスターすれば、これまで以上に効率良くポイントを稼げるようになるはずです。

もう一度おさらいしておくと、覚えておきたいポイントは以下のとおりになります。

良き楽天ポイント生活を送ってください。