JALをよく利用する方には絶対にオススメできる一枚
JR九州の駅ビルでのお買い物で365日 5%割引! | |
JR九州のポイント:キューポとマイルの両方を貯めれて相互交換して利用可能 | |
インターネット列車予約で会員限定のお得な「eきっぷ」「e早特」の購入が可能 |
交通電子マネー付きのクレジットカードを作りたいんですが、どこのカードがいいんですかね?
九州圏内で使うのであれば、JR九州が発行しているSUGOCA付きのものがオススメだよ。JR九州はよく利用するかい?
JR九州は出張で行った際によく使います。在来線で出掛けることが多いです。
であれば、JMB JQSUGOCAが1番おすすめだよ。SUGOCAとJQカードが一緒になっていて、さらにJALのマイレージも貯められるんだ。
飛行機もJALを良く使うし、SUGOCAも一緒に持ち歩きたいから、そのクレジットカードが一番いいですね!
クレジットカードは、必要な枚数に絞って持つようにしたいものです。
その点、多くの機能が複合したカードは便利です。
そんな一枚、「JMB JQ SUGOCA」カードをご案内します。
九州エリアにお住まいで電車の利用が多く、旅行にもよく行き、コンビニエンスストアなどをよく使うという方にはお勧めの一枚です。
電子マネー、マイレージサービス、特定施設での割引機能など、多くの機能が一体になったクレジットカードです。
この記事の目次
JMB JQ SUGOCAの概要・基本情報
「JMB JQ SUGOCA」はJR九州エリアで便利なクレジットカード「JQ CARD」の一種です。
「JQ CARD」は複数のクレジットカード会社から発行されており、「JMB JQ SUGOCA」はイオンクレジットサービスが発行しています。
- 「JQ CARD」
- 「JALマイレージバンク」
- 「SUGOCA(電子マネー)」
の機能が一体となったお得なクレジットカードです。
申し込める地域に限りはなく、九州に住む方にとってはかなりのメリットがある一枚です。
年会費
「JMB JQ SUGOCA」は年会費実質無料のクレジットカードです。
「実質」の意味ですが、初年度年会費無料に加え、翌年度以降も、年1回でも利用があれば年会費無料となるということです。
さらにメリットがあります。
ETCカードの年会費も無料です。
「JMB JQ SUGOCA」には、イオンカードのような家族カードは発行されていません。
必要な方は、家族それぞれ審査を受け、ご自身の名義でクレジットカードを入手していただくことになります。
国際ブランド
「JMB JQ SUGOCA」は、国際ブランドを三種類から選べます。
- 「VISA」
- 「MasterCard」
- 「JCB」
です。
日本国内においては、いずれも有名な国際ブランドです。
「JCB」は国内利用に優れ、充実した特典がつくよ!
また、海外に行った際のメインのカードにしたいという方は、世界中で便利な「VISA」や「Master」を選択してもいいかもね。
そもそもSUGOCAとは??
「SUGOCA」は、交通系電子マネーで、「凄か」に掛けたネーミングです。
交通系電子マネーではJR東日本の「Suica」などが広く知られていますが、これら全国各地、JR各社と私鉄エリアグループごとに存在する電子マネーの、JR九州版が「SUGOCA」です。
九州には他に、西鉄の「nimoca」と福岡市交通局の「はやかけん」があります。
「JMB JQ SUGOCA」カードに「SUGOCA」のチャージがあればJR九州の
- 「福岡・佐賀・大分・熊本エリア」
- 「長崎エリア」
- 「宮崎エリア」
- 「鹿児島エリア」
の各地域で、駅の自動改札を通り抜けることができます。
また、JR以外に、北九州モノレールでも利用できます。
交通系電子マネーは地域間で相互利用できる仕組みができており、「SUGOCA」もまた、全国の交通網で使えます。
九州内では、JR・北九州モノレール以外の、「福岡市地下鉄」「西鉄」「西鉄バス」でも利用できます。
また、コンビニエンスストアや外食チェーン店など、交通系電子マネーが活躍するシーンは大変多いもので、現金を使わず決済できる「SUGOCA」は大変便利です。
おおむね全国で使えます。
電子マネーは地域性が強いので選択の余地に乏しく、「SUGOCA」の特性を他の電子マネーと比較する機会はあまりないかもしれません。
ですが、利用に応じてポイント(キューポ)がたまるというのは、「SUGOCA」の大きな特長です。
そもそもポイント制度のある交通系電子マネー自体、数少ない存在です。
JMB JQ SUGOCAはどうしておすすめなの??
クレジットカードを選ぶにあたっては、ステイタスでなく実益を求める場合、年会費とリターンのパフォーマンスを検討する必要があります。
年会費は安い方がよく、そしてリターンであるポイントは、さまざまな機会でたまるものがお得です。
この、両方のメリットを満たしている「JMB JQ SUGOCA」ですが、さらに多くの実益があります。
交通系電子マネーがオートチャージでスムーズに使え、かつ空のマイレージもたまります。
SUGOCAを無料で利用可能+ポイントが簡単に貯まる!
電子マネーの「SUGOCA」はプリペイド式の電子マネーですので、審査なく誰でも利用することができます。
年会費等の経費も掛かりません。
多くの機能が、クレジットカードに付加されています。
「SUGOCA」をJR九州の自動改札通過で利用しますと、鉄道運賃の1%がポイント還元されます。
また、自由席特急券の購入で、購入金額の5%がポイント還元されます。
5%のポイント還元は大きなものですから、「JMB JQ SUGOCA」のクレジットカードで支払うより、チャージされた「SUGOCA」電子マネーで支払う方がお得といえます。
チャージの方法が、オートチャージと、現金チャージの二種類しかなく、クレジットカードによる随時のチャージはできないため、
「クレジットカードからSUGOCAにチャージしたうえで、あえてSUGOCAで決済する」というポイント二重取りが残念ながら少々難しくなっています。
オートチャージが、高い残高の状態でも実施されるように設定しておくのをおすすめします。
これは、九州以外の地域に出る際の備えにもなります。
それでも、現金チャージをしてから特急券を買ったとしても、自由席特急券のポイント5%還元ならば、クレジットカード決済よりお得だといえます。
お得なきっぷ
「JMB JQ SUGOCA」カード会員に限定の、お得な特急券のサービスがあります。
JR九州にはネット限定販売のきっぷがあり、この商品の一部がカード会員限定となっています。
「JMB JQ SUGOCA」会員は、九州全土にお住いの方の、関西方面への移動に便利な「eきっぷ」「e早得」が利用できます。
例として熊本→新大阪間の料金が、「e早得」で3日前までに購入しますと、約3千円安くなります。
同じ区間を当日予約OKの「eきっぷ」で購入しますと、約2千円安くなります。
また、JR九州を使わない、博多・小倉から関西方面への移動でも、「eきっぷ」で2千円以上安くなります。
そして「eきっぷ」「e早割」より安くなる、「スーパー早得」という、14日前までにネットで購入しておくさらにお得な商品もありますが、こちらはカード会員に限らず誰でも購入できます。
14日前までには切符を買えないものの、多少安く新幹線に乗りたい人に対して、カード会員限定のメリットがあるわけですね。
決済に伴い、200円ごとに1ポイントの「キューポ」もたまります。
お得な優待・割引特典
JR九州の商業施設をよくご利用される方なら、その施設利用の特典があるクレジットカードが便利です。
特に博多駅の商業施設では、「JMB JQ SUGOCA」カードで決済しますと常時割引があります。
駅ビル「JR博多シティ」、同施設内のショッピングモール「アミュプラザ博多」、地上1階と地下の「博多デイトス」では、「JMB JQ SUGOCA」カードのご利用で、請求時5%OFFになります。
アミュプラザ内の「東急ハンズ」でも5%OFFです。
映画館「T・ジョイ博多」では、毎週月曜日が1,100円になります。
JR博多シティ内の「阪急百貨店」でも優待があり、「キューポ」が2%もらえます。200円につき4ポイント付与です。
書籍、飲食店、食料品などは、3%OFFの場合もあります。
さらに、10%オフとなるセールを年数回実施しています。
博多だけでなく、九州全体の駅ビルで優待があります。
これに加えアミュプラザおおいたでは、毎週日曜日は常時5%OFFとなっています。
その他各地のアミュプラザ内で、駐車場優待や映画優待のサービスもあります。
オートチャージも可能!!
常日頃、電車に乗る人であればオートチャージの仕組みは大変便利です。
現金でのチャージを忘れて改札で停められ、恥ずかしい思いをすることの多い方は、ぜひ「JMB JQ SUGOCA」によるオートチャージを使いましょう。
クレジットカードから自動でチャージされますので、お買い物と同様にクレジットカードの利用実績となり、ポイント「キューボ」もたまります。
「SUGOCA」のチャージが減ると、自動的に「JMB JQ SUGOCA」カードから、「SUGOCA」にチャージされます。
初期設定では、残高が2,000円を下回ったら3,000円をチャージとなっています。
欠点としては、オートチャージはJR九州および北九州モノレールの自動改札を通過したときにしか機能しません。
お買い物や、JR九州以外での電子マネーのご利用の多い方は、チャージ金額がなくなってしまうことのないよう、チャージのおこなわれる額を高めに設定しておく必要があります。
クレジットカードから臨時にチャージする方法はもともとありません。
特に九州外に出てしまいますと、現金でしかチャージする方法がなくなります。
この点はお気をつけください。
この、クレジットカードからのチャージ方法が限られている点は、現状のSUGOCAの限界です。
モバイルSuicaなら、i-Phoneやアップルウォッチ、Android携帯などで使えてスマートです。
また、たまったポイントもチャージに還元できますから、東日本エリアに用事のない人でも問題ありません。
ただし鉄道やコンビニでのお買い物利用には大変便利なものの、「九州でお得」という要素はありません。
ショッピング保険があるから安心してお買いものができる!
「JMB JQ SUGOCA」カードには、ショッピングセーフティ保険がついています。
クレジットカード決済で、一品につき5,000円以上の商品が対象となります。
購入した商品の中に、ショッピング保険から除外されがちなスマートフォンも含まれるのはメリットです。
ちなみに国内での、クレジットカード一回払がショッピングセーフティ保険の対象となるクレジットカードは、スタンダードクラスのカードではほとんどありません。
180日間有効というのも珍しいものです。カード盗難保障も付帯しています。
「JMB JQ SUGOCA」カードの紛失や盗難で不正使用された場合でも、61日前までの損害額が補填されます。
もちろん、すぐに事故を届け出ることが必要です。
こういう点からも、「JMB JQ SUGOCA」は、もっぱら駅ビルでのお買い物に大変向いているカードといえますね。
お得なJRキューポ
「キューボ」は、JR九州の共通ポイントプログラムです。
ほとんどのクレジットカードにはポイントプログラムがあり、カード利用の大きな魅力となっています。
最近はポイントプログラムの汎用化が進み、クレジットカード利用でためたポイントを、他のポイントに移行することができるようになり、ますます便利になりました。
「JMB JQ SUGOCA」のご利用でも、JR九州の「キューポ」がたまります。
特徴は??
電子マネー「SUGOCA」の「SUGOCAポイント」、クレジットカード「JQ CARD」の「JQポイント」、ネット予約の「eレールポイント」の三種類のポイントが、2017年7月に「キューポ」に一本化されました。
JR九州のどのサービス利用でも、またクレジットカードの利用でも共通してポイントがたまるようになり、より便利になりました。
ポイントの一本化には、事前の「おまとめ登録」が必要です。
「JMB JQ SUGOCA」のカード決済では、通常200円ごとに1ポイントたまります。
1ポイント1円相当で利用できますので、ポイント還元率では0.5%ということになります。
電車に乗る際のオートチャージでも、カード決済となりますのでポイントがたまります。
0.5%という還元率はごく標準的なものです。
JR九州の電車に乗って得られるポイントは運賃の1%ですから、オートチャージによる0.5%を併せて考えますと、1.5%というかなりの還元率となります。
電車によく乗り、オートチャージが確実に実施される人の場合、その合間にコンビニでSUGOCAを使って買い物しても、0.5%還元されている計算になります。
JR線のネット予約の場合は、ネット予約で得られるキューポと、カード決済で得られるキューポとを併せますと、JR九州内完結の旅行について還元率1.5%、それ以外1.0%です。
自由席特急券の購入の場合は運賃の5%が獲得できますので、チャージが十分あった場合は還元率5.5%です。
お得に使うには??
「JMB JQ SUGOCA」ホルダーなら、クレジットカード機能の利用でも、電子マネーのSUGOCAの利用(オートチャージが前提)でも「キューポ」がたまります。
相互直通運転している福岡市営地下鉄とJR筑肥線とを、SUGOCAを使って乗車すると、10ポイントもらえるというサービスもあります。
移動が多く、JR九州の路線を月10,000円使うという方なら、電車利用分だけで年に1,200ポイント得られます。
同じ人がコンビニや西鉄・地下鉄等でSUGOCAを月10,000円使っているものとし、JR利用分と併せて月2万円分をすべてオートチャージできたとしますと、このオートチャージについて年1,200ポイント得られます。
さらに自由席特急券を月5,000円使うとしますと、現金チャージを利用したとしても年に3,000ポイント得られます。
クレジットカードでのお買い物でポイントがつくのは当然ですが、それ以外の手段で、これだけのポイントが得られることになります。
・九州外に出る方については、同じくネット予約で料金の0.5%のポイントがたまります。
出張族にとっても、飛行機のマイルのように次々ポイントがたまっていくのは魅力です。
ポイントの使い道は??
たまった「キューポ」の利用方法は数々あります。
汎用性が高く、換金性も高い交換方法は、たまったポイントをSUGOCAのチャージとして使うことです。
1ポイント1円、100ポイント単位で、キューポをSUGOCAの残高に追加(ポイントチャージ)できます。
JR九州の駅にある、ポイントチャージ機能付自販機で、ご自分の操作で行います。
他にも、お買い物券と引き換える方法もあります。
「アミュプラザ」のインフォメーションで、500ポイント単位で、500円のお買い物券に交換することができます。
同じくアミュプラザのインフォメーションで、「JCBギフトカード」への交換も可能です。
JR九州の旅行券や、ホテルギフト券、各地のお勧めグルメとの交換もできます。
この交換時にポイントが目減りすることはなく、ほとんど1ポイント1円相当での交換になっています。
さらに、「Tポイント」「Ponta」「Gポイント」など、汎用ポイントに交換することも可能です。
こちらすべてが「キューポ1ポイントに対して1ポイント」の等価交換です。
いろいろなポイント交換方法がある中で、「JMB JQ SUGOCA」ならではの交換が、「JALマイル」との相互交換です。
交換率は、「キューポ→JALマイル」の場合と「JALマイル→キューポ」の場合で異なっています。
キューポは、1,000ポイントにつきJAL500マイルに交換できます。
この反対は、JAL10,000マイルにつきキューポ10,000マイルです。
ですが、たまったマイルがあとちょっとで切りのいい数字になるという場合には、キューポからのマイル移行は大変効力を発揮します。
MileagePlusカードはマイルを貯めたい人にはすごくおすすめです!カード比較、付帯保険、マイルの貯まりやすさなど徹底分析しました!
JALマイレージバンクカードの機能が!!
JALのマイルをためるためには、JALマイレージバンク(JMB)会員になる必要があります。
JALマイレージバンク会員には、クレジットカードではない「JMBカード」が付与されますが、JMB提携のクレジットカードを持ちますと、JMB会員番号がカード面に印字されますので、JMBカードと二枚持つ必要がなくなります。
「JMB JQ SUGOCA」のカード申込の際、JMB会員の方は会員番号を入力してください。
フライトマイルが貯められる!?
航空会社のマイルはさまざまなシーンでたまります。
提携クレジットカードでもマイルがたまられ、その機能は「JMB JQ SUGOCA」にもあるわけですが、基本はまずフライトマイルです。
JALのマイルがたまるのは、本体の日本航空ほか、JALグループの航空会社「JTA」「JAC」「RAC」です。
フライトマイルは、航空機が飛んだ距離に基づき算出されます。
実計測の距離ではなく、区間ごとにマイルが設定されます。
東京・那覇間であれば984マイルが設定されています。
正規運賃で国内線に搭乗の場合は、区間マイルに対し100%が、割引運賃利用の場合は75%、またパッケージツアー利用の場合は、50%がマイルとしてそれぞれ搭乗者に加算されます。
国際線の場合は、区間ごとのマイルに対するパーセンテージが異なり、利用した運賃に基づき、30%~150%が区間マイルとして加算されます。
たとえば、東京・ホノルル間なら1,916マイルです。
パッケージツアー利用の場合は50%加算となりますので、往復で1,916マイルがたまります。
マイルが簡単に貯まる!!
「JMB JQ SUGOCA」は「JMBカード」でもあります。
クレジットカードとしての機能とは関係なく、お買い物の際JMBカードを提示しますとマイルがたまります。
あらゆる分野にマイルパートナーがあります。
たとえば、レンタカーなら「トヨタレンタカー」「日産レンタカー」をはじめ、多くのレンタカー店でマイルがたまります。
百貨店であれば「大丸松坂屋」、家電店であれば「ビックカメラ」「ノジマ」、家具店なら「IDC大塚家具」がマイルパートナーです。
レストラン・ホテルなどにもマイルパートナーが数多くあります。
ホテルは、高級リゾートホテル・旅館からビジネスホテルまで種類もさまざまです。
インターネットショッピングの際にも多くのマイルパートナーがあり、「amazon」や「イオンショップ」などの利用でマイルがたまります。
北米を中心に、プログラム参加加盟店でカード決済しますと、ボーナスマイルがたまります。
通常のショッピングで得られるマイルに加え、ボーナスマイルがたまるプログラムです。
残念ながら「MasterCardトラベラーリワード」は、2019年6月30日をもって終了しました。
JALタッチ&ゴーサービス
JMBカードでもある「JMB JQ SUGOCA」を持っていますと、空港チェックインカウンターに寄らずに保安検査場を通過できる「タッチ&ゴー」サービスを利用できます。
事前にWebで座席指定を済ませていれば、「JMB JQ SUGOCA」カードを保安検査場と入場ゲートにタッチするだけで通過できます。
タッチ&ゴーサービス自体は、二次元バーコードでも可能であり、今や特筆すべきものでもないのですが、お手持ちのクレジットカードで手軽に対応可能というのはメリットでしょう。
預ける手荷物がある場合はタッチ&ゴーは利用できませんが、チェックイン機で予約確認をする際、「JMB JQ SUGOCA」カードを挿入すればすぐに手続きが終わります。
イオンカードの特典やサービス!
便利な「JMB JQ SUGOCA」ですが、「イオンカード」の一般的なサービスはあまりついていません。
理由としては流通に力を入れている、JR九州への配慮があるものと思われます。
基本的にはイオンマークのついていないこのカードを、イオンにおいて提示したり、決済に使っても、優待はありません。
ただし、JR九州に気を遣う必要のないサービスについては、一部イオンカードとして扱ってもらえます。
イオントラベルモール(旧イオン旅行マーケット)
このサービスはイオンカード会員がお得に使えるものですが、「JMB JQ SUGOCA」会員に対してのメリットはありません。
扱っているツアーは、「JTB」「ANAセールス」「JALパック」「H.I.S」「クラブメッド」などの代理店のものです。
ツアーの申込先は各旅行会社です。同行者も含めて割引となります。
イオンカード会員の場合、利用で「ときめきポイント」が2倍となるメリットがあるのですが、ときめきポイントのたまらない「JMB JQ SUGOCA」会員はサービスの対象外です。
イオンカード会員に毎月送られるカードインフォメーションやチラシに、イオントラベルモールの案内が出ていますが、「JMB JQ SUGOCA」会員に対しては、定期的に送られることはありません。
イオンワールドデスク
イオンワールドデスクは、世界の24か所にある、旅のサポート施設です。
海外旅行の際にはぜひお立ち寄りください。
イオンワールドデスクは、その都市、国に対するあらゆる情報収集を手助けします。
航空・交通情報や、ホテル・レストラン情報、観光など、あらゆる情報について、「JMB JQ SUGOCA」カードを含むイオンカード会員なら無料で訊くことができます。
また、「交通機関の予約」「航空券の座席の予約・変更・再確認」「レンタカーの予約」は無料で受けてもらえます。
有料で、
- 「送迎」
- 「ハイヤー予約」
- 「バス・列車・船等の予約と変更」
- 「レストランの予約」
- 「ゴルフ場予約」
- 「現地ツアー予約」
- 「通訳・ガイド手配」
- 「チケット手配」
などに対応してもらえます。
その他、事故や盗難にあったときなど、どうしたらいいかわからないときに駆け込む場所として最適です。
「JMB JQ SUGOCA」はスタンダードなクラスのクレジットカードで、海外でこれ一枚だけというわけにはいかないかもしれません。
ですがサブのカードだとしましても、上記のようなサービスが受けられるのですからいざというときに頼れる存在です。
イオンサポートサービス
これは有料のサービスで、年間税込2,800円の会費が必要です。
「ロードサービス」「暮らしのトラブルサポート」「健康・医療・介護サポート」の三本立てになっています。
ロードサービスは、基本的に無料で受けられます(油脂代・部品代等は実費)。
内容は以下のとおりです。
・スペアタイヤ交換
・ガス欠・オイル漏れ対応による給油・オイル交換
・バッテリーあがり対応
・キーとじ込み
・応急処置
その他、自宅から100km以上の遠方での事故について、次のサービスがあります。
- 宿泊費用サービス(上限15,000円)
- 北区費用サービス(上限20,000円)
- 修理後搬送費用サービス(上限50,000円)
ロードサービスだけでも年会費分の価値があります。
「イオンサポートサービス」に加入していれば、サービス内容にの濃淡はありますものの、JAFの年会費4,000円が不要です。
暮らしのトラブルサポートは、「給水管・排水管のつまり・あふれ」「トイレのつまり」「カギあけ」などに無料対応しています。
健康・医療・介護サポートは、「医療機関や薬剤」「介護事業に関する紹介、相談」を扱っています。
便利な優待施設
「JMB JQ SUGOCA」カードで、割引が受けられる施設があります。
全国のJR系のホテル、駅レンタカー(ハイシーズンを除く)は、JR系のクレジットカードで基本宿泊料金の10%割引が受けられます。
このカードも例外ではありません。
ブランドは、
- 「ターミナルホテル」
- 「ステーションホテル」
- 「メトロポリタン」
- 「メッツ」
- 「アソシア」
- 「グランヴィア」
- 「クレメント」
などです。
「JMB JQ SUGOCA」カードでは、さらに以下の九州内のホテルが割引になります。
ホテル名 | 割引内容 |
---|---|
JR九州ホテル | 基本宿泊料金10%OFF |
ホテルブラッサム福岡 | 基本宿泊料金25~35%OFF |
ホテルブラッサム博多中央 | 基本宿泊料金15~40%OFF |
ホテルオークラJRハウステンボス | 基本宿泊料金20%OFF |
ステーションホテル小倉 | 基本宿泊料金20%OFF |
花べっぷ(別府温泉) | 1グループにつき500円割引 |
ステーションホテル小倉では、飲食代金も5%OFFとなります。
変わったところでは、釜山行きの高速船「ビートル」内でドリンクサービスがあります。
電子マネーは使えるの??
交通系電子マネーの「SUGOCA」が、カード本体で利用できる「JMB JQ SUGOCA」カードですが、他にもこのカードの利用で使える電子マネーはあります。
といっても、クレジットカード本体に、その他の電子マネーを搭載できることはありません。
「JMB JQ SUGOCA」を決済用カードとして、携帯端末で電子マネーを使うことはできます。
iPhone
iPhoneでは、電子マネーはすべてApple Payで使うことになります。
まず、「JMB JQ SUGOCA」のカード本体を、Apple Payに登録できます。
ですから、「JMB JQ SUGOCA」を電子マネー(iD)として、クレジットカード決済をすることができます。
ですが、「SUGOCA」の決済機能をApple Payで使うことはできません。
「電子マネーを使える」と言ってよいかどうか微妙なところです。
カードに搭載の「SUGOCA」を使う場合と違い、モバイルSuicaの場合、電車で利用してもポイントはつきませんし、また年会費も別途発生しますので、「SUGOCA」よりもお得になることはありません。
九州エリア外での利用を前提にすれば、便利に使えることもあるでしょう。
Android携帯
Android携帯では、多くの電子マネーが利用できます。
そのうち、「JMB JQ SUGOCA」からチャージして使えるものがあるでしょうか。
まず、Apple Pay同様、交通系電子マネーの「Suica」を使い、このチャージ用に「JMB JQ SUGOCA」を使うことができます。
次に「楽天Edy」「nanaco」ですが、これは「VISA」「JCB」ブランドのクレジットカードならチャージ可能なはずなのですが例外もあって、イオンカードはこの例外のほうです。
つまり、クレジットカードからのチャージはできません。
次にイオングループの「WAON」ですが、「JMB JQ SUGOCA」はイオングループ発行なのにもかかわらず、チャージに対応していません。
その他
別途プリペイドカードを持つ必要がありますが、「au WALLET」も電子マネーです。
この電子マネーのチャージ用に、Master Cardが使えます。
「JMB JQ SUGOCA」の国際ブランドが「MasterCard」の場合、チャージ可能です。
考えられるデメリット
「JMB JQ SUGOCA」カードには、あまりデメリットというものはありません。
引っ越しなどで九州外に出てしまいますと、ほとんどの特典は実質的に消滅してしまいますので、これがデメリットといえないこともありません。
九州外では、たまったポイントの使いみちも大きく限定されます。
ですが、それでもなお、「年会費実質無料」という特性は残ります。
引き続き持っておいて損をするとも思えません。
ただし、お車をよく使う方であれば、ETCカードが無料でポイントがたまるというメリットが、まだ残されています。
いっぽうで、九州内に住んでいても、このカードの価値が活かせないという人はいるでしょう。
ふだんJRにほぼ乗らず、JR系駅ビルで買い物をすることもなく、ふだん行くコンビニでもすでに決まった電子マネーを使っているという方には、あまり役に立たないかもしれません。
そのような方がクレジットカードを選ぶのであれば、より生活に密着したもののほうがいいでしょう。
直接的なデメリットは、このカードが地域を限るもので、なおかつイオンカードの中でも傍流の位置づけであることに求められるかもしれません。
カードの機能を深掘りしたい方には、情報が少ないことは少々デメリットかもしれません。
審査はどうなの?
「JMB JQ SUGOCA」の発行元はイオンクレジットサービス(イオン銀行)です。
イオンカードは、一般的に入手しやすいカードとして知られています。
専業主婦や、シニア層でも持ちやすいカードです。
一般のイオンカードと、「JMB JQ SUGOCA」とにおいて、審査の内容がまったく一緒だとはいえないものの、スペックが異なるわけではないので、審査内容も大きくは違わないのではないかと想像されます。
審査に通らないことは比較的少ないものと思われます。
「JMB JQ SUGOCA」は、18歳以上であれば申し込めます。
申込資格としては定められていませんが、仕事があり、安定した収入はあるほうが有利です。
他のJQカード・JQ SUGOCAとの比較
「JMB JQ SUGOCA」をはじめとする、「JQ CARD」というブランドのカードは、JR九州が発行しているものではありません。
数多くのクレジットカード会社や銀行から、このブランドのカードが発行されていて、機能も似ており、選ぶのに迷いそうです。
九州内の銀行から発行されている「JQ CARD」カードに関しては、ご自身の口座のある銀行のものを選べばいいので、迷うことは少ないでしょう。
いっぽう、クレジットカード会社から競って発行されているカードは、「セゾン」「MUFG」「エポス」「JCB」とブランドもいろいろです。MUFGからはゴールドカードも発行されています。
そんな中、「JMB JQ SUGOCA」を選ぶ意味はどこにあるでしょうか?
このカードが大変便利なもので、持っておいてよいものであることは繰り返しご紹介してきました。
「JQ CARD」ラインナップの中で比較してみますと、「JMB JQ SUGOCA」の優位点としましては「JALマイレージバンク」が付帯していることが挙げられます。
そしてそれぞれスペックも同等ですので、ますます迷ってしまいます。
「イオンカード」の特典という部分に焦点を当てると、「JMB JQ SUGOCA」には「イオンカード」としての機能がそれほど多くついていないかもしれません。
ですのでイオンで便利に使うことを追求する方には、「JQカード」のラインナップとは別ですが、「イオンSUGOCAカード」というカードがあり、こちらのほうが便利かもしれません。
まとめ
以上見てきました通り、「JMB JQ SUGOCA」は、九州に住みJR線をよく使う人にとってはメインの一枚として使える大変便利なカードです。
メインカードとして手広く使うのも便利ですし、アミュプラザで割引を受けるためのカードとして、限定して使うのもいいでしょう。
「イオンカード」から発行されていることの特性はそれほどないかもしれませんが、JR九州のカードと考えるなら、電車でも駅ビルでもお得に活用できますので、特に不満も感じないでしょう。
インターネットショッピングなど、様々な場面の根幹に、このカードを置いて利用することができます。
さらに、マイルもためられ、陸と空との両方で便利に使えるカードといえます。
基本情報
カード名 | JMB JQ SUGOCA |
---|---|
発行元 | イオンクレジットサービス株式会社 |
国際ブランド | MasterCard、JCB、VISA |
申込資格 | 満18歳以上の方で電話連絡可能な方(※高校生は除く) 電話連絡が可能な方 |
発行期間 | 約2週間 |
入会金 | 不要 |
年会費 | 初年度無料、2年目以降[price 1250] ※ 前年1回以上のショッピング利用で二年目以降無料 |
家族カード | 年会費無料 |
ETCカード | 発行手数料:無料、年会費:無料 |
ポイントシステム
ポイントプログラム | JRキューボ |
---|---|
ポイントレート | 通常:200円につき1ポイント JR博多シティ、博多阪急でのご利用:200円につき4ポイント |
ポイント還元率 | 0.50% |
ポイント有効期限 | ポイント獲得月の2年後の月末 |
マイレージ
交換・移行可能マイレージ | JALマイル |
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交換・還元率 | 1000ポイント500マイル 10,000マイル10,000ポイント |
最低交換単位 | 1,000ポイント単位 |
移行手数料 | 不要 |
電子マネー
一体型 | なし |
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チャージ | なし |
付帯保険・補償
旅行傷害保険 | なし |
---|---|
ショッピング保険 | なし |
紛失・盗難補償 | 無料付帯 |
その他 | なし |
付帯サービス
空港サービス | JAL国内線において、搭乗手続きをせずに直接保安検査場に進める「タッチ&ゴーサービス」の利用が可能 |
---|---|
その他のサービス | ・JR九州の駅ビルでご利用いただくと、ご請求時に5%OFF(書籍、飲食店、食料品など一部店舗では3%OFF)になります。 ・インターネット列車予約において、会員様限定の「eきっぷ」「e早割の購入が可能。 ・オートチャージサービス |