気になったんですけど、クレジットカードってお年を召した方でも作ることができるんですか?
例えば私のおじいちゃんは年金をもらっているんですけど、それって審査にプラスになるんですか?それとも仕事をしていないからマイナスですかね?
意外と多くの人が気になる点だね!今回はゆいちゃんが疑問に思ったテーマを中心に説明して行くね。
長年勤めあげた会社を定年退職するとそのあとの生活の糧は年金受給となります。
そこで気になるのが年金受給者であってもクレジットカードは作れるのかということです。
そもそも、年金受給者がクレジットカードの申込みをすることが可能なのでしょうか。
高齢者を見ていてもクレジットカードを使っているところを見たことがないという人も少なくないでしょう。
そのような図式が実際に存在しているのか。
それとも年金受給者でもクレジットカードを作ることができるのか。
この記事の目次
年金受給者でもクレジットカードは作れる?
年金受給者がクレジットカードをもつことは可能なのでしょうか。
これはよく話題になることです。
クレジットカードの作成条件として常に言われるのが安定した収入です。
そうなると年金受給が収入になるのかが焦点となるのですが、亡くなるまで年金受給ができることを考えたらこれだけ安定した収入はないとも言えます。
年金は収入として認められるのか、これらも検証しながら年金受給者でもクレジットカードが作れるのかについて迫ってみたいと思います。
申込み自体は可能
年金も立派な収入と見なされます。
ですから、収入面からみればクレジットカードに申込みを行うことは問題ないと言えます。
そうなると、年金受給者でも問題なくクレジットカードを作ることができる、ということになります。
しかし、問題は年金だけではありません。
それでは他にどのような問題があるのでしょうか。
年齢が高いことがネックに
安定した職業に就いていて、それが正規雇用であれば全く問題なくクレジットカードの申込みをすることができます。
また、年収の高さによってはグレードの高いクレジットカードに申し込むことができるでしょう。
それでは年金受給者はどうでしょうか。
収入面については、正規雇用者ほどの収入は見込めないにしてもパートやアルバイトあるいはフリーターと同等さらには派遣社員とも収入については負けないかもしれません。
それでも年金受給者にとっては超えられないハードルがあるのです。
それは、年齢です。
クレジットカードの中には年齢制限を設けているところがあるのです。
例えばクレジットカードの申込み年齢を18歳から60歳までにしているクレジットカード会社があるよ。
年金受給の開始年齢は現在65歳だから、この申込み年齢では年金受給者は申込みできないことになるね。
もちろん、これはあくまでもある会社の申込み年齢であって、これが全てのクレジットカード会社の申込み年齢ではないよ。
けれど、クレジットカード会社によってはクレジットカードの申込み年齢が変わるということを覚えておいた方がいいかもね。
また、年金受給年齢でも申込みができるクレジットカード会社が存在しています。
年金受給者がクレジットカードの申込みをするならまずはそのようなクレジットカード会社にしなくてはいけないのは言うまでもありません。
年齢が高いとそれだけ不利になるんですか?
もちろん年齢だけをクレジットカード会社は見ているわけではないよ。
ただ、一般的に年齢が高いと寿命などの関係で資金を回収できないリスクが高いんだ!その分審査も厳しくなってしまうのかもね。
国民年金も厚生年金も「年金受給者」とされる
同じ年金でも
- 厚生年金
- 国民年金
があるのはよく知られています。
また最近まで公務員を中心とした共済掛金という年金制度があったのですが、これも現在では厚生年金に統一されています。
まず日本国内に住む人であれば20歳になったら国民年金への加入が義務づけられます。
そして、この公的年金制度は国民年金だけではありません。
社会保険制度のある会社であれば、誰もが厚生年金に入っているのです。
会社員の場合は、厚生年金の掛け金は会社と折半になっていますから、少ない負担で将来的に厚生年金の受給を受けることができるので、誰もが社会保険完備の正社員になりたいのも理解できるよね。
そうなると自営業者などは国民年金だけですから将来的な収入としては不安です。
そのため会社員の厚生年金に変わる部分として、国民年金基金に加入している人も少なくないんだ。
このような国民年金、あるいは厚生年金を受給している人を総じて年金受給者と呼んでいるのです。
様々な情報が審査基準になる
年金受給者が受ける年金はまぎれもなく収入として判断されます。
その年間の受給金額はフリーターの年収よりも多くなることもあるでしょう。
決まった金額を毎年受給することができるので、安定した収入という面ではこれ以上のものはないと言えます。
そのような年金受給者ですが、クレジットカードの審査となると通常の社会人と変わらない審査を受けることになります。
申込書には様々な項目の記入が必要になります。
安定した収入の他に、定住している住まいが必須ですから、住所欄には自宅住所を記入します。
そして自宅住所の居住形態を記入します。
これは持ち家なのか賃貸なのか、あるいは公営住宅なのかをわかるように記入します。
さらに住まいの居住年数も合わせて記入するんだ!これは長く居住しているほど審査基準としては高くなるよ。
そして
- 携帯の電話番号
- 職業
- 年収
となります。
職業については年金受給者を許容しているクレジットカード会社では、年金受給者という職業の項目があります。
年金受給者でも審査の際にはスコアリングされる
クレジットカードの審査は、申込書を見て一つ一つの項目をクレジットカード会社の担当者が目見によって判断するわけではありません。
入力項目のチェックなどは目見で行われるかもしれませんが、申込書に記載されている項目一つ一つをコンピュータに入力して、クレジットカード会社の基準によって一つ一つの項目がスコアリングされるのです。
このスコアリングシステムは申込書の内容を正確・公正に判断するものです。
担当者が申込書一つに時間をかけて審査をしていたのでは、日々届くクレジットカードの申込書の山を処理することはできないよね。
だからこうして機械化されているんだ!
これはクレジットカードの申込者全てにおいて同条件で行われます。
ですから、年金受給者としても例外ではありません。
年金受給者は審査に通りにくいという通説がありますが、年齢で点数が低くなることが予想されます。
もっとも、居住年数などが高くなるので、スコアリングで稼げるところで稼げば点数の低さをカバーすることができるでしょう。
シニア世代におすすめのカードはこちら!
子育てが終わってこれからライフスタイルを新しく構築したいという人にとってクレジットカードが役に立ちます。
もっとも、年金受給を念頭に入れると年会費がかかるのも考えものです。
年会費が無料のクレジットカードもたくさんありますがステータス性の高いカードも魅力的です。
現役世代と同じように複数のクレジットカードを上手に使いこなすほうがいいのか、一枚のクレジットカードもたずにそれを重点的に使い続けるのかいろいろと考えることでしょう。
そのようなシニア世代にオススメのクレジットカードを二つ紹介します。
ダイナースクラブ
まずはダイナースクラブカードです。
ステータス性の高いクレジットカードでハイスペックな一枚となりますが、持つ人を選ぶ再考のクレジットカーと言えるでしょう。
国際ブランドの中でも最高位に位置する信頼性のあるカードとして世界中のセレブから圧倒的な支持を集めています。
そのステータスは海外でさらに輝きを増してくれるでしょう。
定年後に世界を旅してみたいというシニア世代にはうってつけのクレジットカードであることは言うまでもありません。
海外旅行傷害保険などは自動付帯されて最高で5000万円の補償が受けられます。
利用付帯では1億円の補償とまさに最高級のサービスとなっています。
ネックなのが、年会費が高めなことですが、それを考えてもシニア世代がクレジットカードを持つならダイナースクラブカードをオススメします。
楽天カード
年会費が気になる年金受給者であれば楽天カードがオススメです。
これは年会費が永年無料です。
さらに年金受給者でも問題なくクレジットカードの発行を受けることができます。
顧客満足度の高いクレジットカードとして有名でネット通販などに強みを発揮しポイントもガンガン貯まるクレジットカードとなっています。
既に現役ではなく年金受給者となると年収の面でクレジットカードを持てるかどうか不安になると思います。
それでも、年収が100万円程度の低所得者でも発行の実績のあるクレジットカードです。
年齢の制限は特にないようですが、早めに作っておいたほうがいざというときのためにも安心です。
クレジットカードは65歳を過ぎても発行実績があります。
しかし、年齢が上がるごとに作りにくくなるのも確かです。
そのためにも年金受給と合わせてクレジットカードを作ることを強くオススメします。
シニア限定のカードも!
これから紹介するシニア限定のミドルカード、ジパングカードとも「びゅう」の国内旅行商品がいつでも5%割引になる特典がついています。
また、大人の休日倶楽部カードはいずれもSuica付きビューカードです。
Suicaがついているので改札にタッチさせるだけで電車に乗れるメリットは一度使うと手放すことができないほど便利です。
Suicaはプリペイドだからチャージが面倒という人もいるかもしれません。
しかし大人の休日倶楽部カードはSuicaとクレジットカード一体型ですから、オートチャージ機能を使うと自分でチャージする必要がないのも便利な点と言っていいでしょう。
こういったシニア限定のカードをお得に利用してみてはいかがでしょうか。
大人の休日倶楽部ミドルカード
旅行好きなシニアにオススメなのが大人の休日倶楽部ミドルカードです。
このクレジットカードの最大のメリットはJR東日本とJR西日本の新幹線を含む乗車券を5%引きで購入できる点です。
この大人の休日倶楽部ミドルカードは年会費が2500円となっています。
国内旅行の傷害保険、これは利用付帯となりますが最高で1000万円の補償が受けられます。
海外旅行では自動付帯となって最高で500万円となっています。
年齢は男性が50歳以上で64歳までとなっているのがネックといえばネックです。
大人の休日倶楽部ジパングカード
そして、大人の休日倶楽部ミドルカードの上を行くカードとして、大人の休日倶楽部ジパングカードがあります。
これは男性なら65歳以上、女性なら60歳以上で持てるクレジットカードとなります。
上述したミドルカードよりもさらにパワーアップしたクレジットカードとなっています。
割引率がさらにアップしいて、連続201キロ以上の利用でJR東日本、JR西日本の乗車券が何度でも30%引きとなるのです。
ミドルカードと比べて、割引率が上がっていますからかなりお得です。
まとめ
定年退職をするとクレジットカードが作りにくくなるというのが通説です。
巷では、定年退職者は退職金が出てお金持ちで、ステータスの高いクレジットカードをたくさん持っているというイメージがありますが、そのクレジットカードは現役の時に作ったものが多いのが実情だと思います。
- カードの申込は可能!
- 年齢が高いことがネックに!
- シニア世代におすすめなカードがあります
- 賢く利用して快適なクレカライフを!
そこで、気になってくるのがクレジットカードの申込み年齢です。
クレジットカードの申込み年齢は、下は18歳以上となっているのに上の制限を明確にしているクレジットカード会社は多くありません。
というよりも上の年齢制限をしているクレジットカード会社はないといってもいいでしょう。
大人の休日倶楽部ジパングカードなども65歳以上からと書かれています。
もっとも、このような書き方をしてくれると65歳以上の年金受給者でも持てるカードだというのがわかって心強くなります。
いずれにしても、年金受給を受ける年齢になると、そこからクレジットカードを持つのは簡単ではないという認識を持つことが大切です。
しかし、不可能ではなく高齢になっても、持つことのできるクレジットカードもあります。
むしろ、数が少なく選択肢が少なくなっているだけ、クレジットカード選びに悩む必要がないのがメリットと言えるかもしれませんね。