VISAやマスターカード等のブランドの名前は有名だよね。じゃあ、日本初の国際ブランドって何か分かる?一度は名前を聞いたことがあるはずだよ。
えーっと・・・。分かりません・・・。
正解はJCBでした!世界シェアも5位なんだ!国内で使うのならやっぱりJCBが便利なんだ。テレビCMもよく流れているね。
日本初の国際ブランドで、世界シェアも5位というJCBのクレジットカード。
ここではJCBの持つ国際ブランドの説明、JCBクレジットカードを持つメリットについて詳しく説明します。
国内で使うにはやはり日本発のクレジットカードが良いのは間違いありません。その特徴も余すところなく説明していきます。
高品質でゆるぎない価値を見いだす唯一無二と言えるクレジットカードがJCBカードです。
この記事の目次
JCBって何のこと?
社名は「株式会社JCB」で、日本初の国産ブランドのクレジットカードを発行している会社です。
JCBは旧名である、日本クレジットビューロー( Japan Credit Bureau)の頭文字からきています。
そして、JCBカードのブランドマークになっている「青・赤・緑」はそれぞれ、
設立に関わった当時の
- 旧:東洋信託銀行(現在の三菱UFJ信託銀行の青)
- 旧:日本信販(現在の三菱UFJニコスの赤)
- 旧:三和銀行(現在の三菱東京UFJ銀行の緑)
三社のコーポレートカラーを彩ったものです。
7大国際ブランドについて
今では誰でも持っているクレジットカードですが、多くの人はJCBカードあるいはVISAカードが多いのではないでしょうか。
このJCBカード、VISAカードは国際ブランドカードと呼ばれているものです。
そして、国際ブランドカードは7枚あり、それが7大国際ブランドカードと呼ばれているのです。
日本国内では、圧倒的にJCBとVISAの2枚の知名度が高く、身近に感じる人が多いのではないでしょうか。
1位:VISAカード
世界シェアナンバーワンはVISAカードになります。
https://shifit.co.jp/crecatty/internationalbrand/473/
ちなみに、世界シェアナンバーワンというのは、世界で一番使われているクレジットカードということだよ。
そのくらいはなんとなく分かります・・・。
ごめんごめん!じゃあ続きを解説していくね。
2位:マスターカード
それでは、2番目はどのクレジットカードかというと、マスターカードになります。
マスターカードも国内では知名度の高いカードと言えますね。
3位:銀聯カード
3番目は銀聯ブランドです。
これは中国のクレジットカードです。
銀聯カードは中華圏の国々で使われているカードで、潜在的には世界ナンバーワンのカードとも言われています。
4位:アメリカン・エキスプレス
4番目がアメックスで、日本ではステイタス性の高いカードとして認知されていますよね。
アメックスブランドは世界中の人が知っていて欧米のどこへ行っても利用しやすいことから人気があります。
5位:JCB
前述したとおり、JCBは世界シェアで第5位。
発行枚数自体は世界的に見て多くはなく、VISAの5%程度。
ただし、日本国内に限ってみればJCBのクレジットカード保有者は多く、加盟店舗数も堂々の第1位です。
さすがは日本発の国際ブランドですね。
6位:ダイナース
世界で最初の国際ブランドです。
ダイナースクラブのクレジットカードは富裕層をメインターゲットとした高ステータスなカードとして広く認知されています。
シェアは低いですが、国際的な知名度はトップクラスで、ハイステイタス性はアメックス以上と言われています。
7位:ディスカバーカード
ディスカバーカードは、米国の大手クレジットカード会社であるディスカバー・ファイナンシャル・サービシズが展開している国際ブランド。
加盟店は北アメリカを軸として、中央アメリカや東南アジアにまで広がっています。
これらのブランドを「7大国際ブランド」といいます。
この7つのクレジットカードのいずれかを持っていれば世界中で利用することができるのです。
国際ブランドってなに?
私たちが使うクレジットカードに記載されているのが「JCB」や「VISA」といったロゴマークです。
日本国内ではこの二つのロゴを見ることが圧倒的に多いのですが、これは、クレジットカードのブランドを表しているのです。
クレジットカードにはこのようにクレジットカードのブランドロゴが印字されています。
日本で流通しているクレジットカードのほとんどにはクレジットカードのブランドが印字されていて、これは世界的に流通されているもので、国際ブランドと呼ばれているのです。
冒頭でも紹介した「JCB」、「VISA」も国際ブランドになります。
国際ブランド付きのクレジットカードは、世界中の加盟店で利用できます。
国内はもとより、海外への旅行や出張など、出かける機会が多くなると海外での買い物の多くはキャッシュレス、すなわちクレジットカードが大活躍してくれます。
そのときに、国際ブランドのクレジットカードが一枚あると、現金を持つ必要がないのです。
クレジットカードの国際ブランドは、その利便性はもちろん、その他様々な付帯サービスを享受することができます。
7大国際ブランドのクレジットカードがあれば、買い物するにはとても便利なのですが、このうちの一枚さえあれば何とかなります。
それが国際ブランドクレジットカードの大きな強みでもあるのです。
また、
- 利用者の使い方
- 価値観
- ライフスタイル
などによって最適な一枚を見つけるのも大きな楽しみと言えるでしょう。
日本唯一の国際ブランド
JCBは日本発祥の唯一の国際ブランドです。
クレジットカードを世界的に見るとVISAカードがシェアの約半分で、2番手のマスターカードが4割近くとなっています。
国内のJCB加盟店は1,000万店以上となっています。
対するVISAカードは国内では300万件の加盟店に留まっているのです。
マスターカードもVISAカード同様で、300万件の加盟店です。
この点から考えてみても、国内でのJCBカードの使い勝手はまさに、ダントツといってもいいのです。
もちろん、JCBは国内だけではない、国際ブランドです。
特に海外の20カ国では特別な加盟店契約を結んでいるので、JCBカードも国際ブランドの名に恥じない活躍を見せてくれそうです。
JCBの特徴は?
JCBの会社設立は1961年、国際ブランドとして認知されたのは1981年ということですから、かなり長い歴史を持っています。
日本ではJCBカードさえあれば、カード加盟店であればほとんどのお店で使えるほどの便利さを誇っています。
海外では知名度が劣るとされているけれど、海外の主要都市であれば問題なく使うことができ、さらには日本語のサポートがあるのが心強いところだね。
国内であれば是非とも一枚持っておきたいカードです。
ここでは、JCBカードの特徴について解説していきます。
世界シェア第5位、国内シェア第1位
世界シェア第5位ってなんだかあまりパッとしないような気もするよね?
そうですね。どのくらい人気があるのか分かりません・・・。
世界シェア第5位と聞くと、今ひとつ人気がないのかなと思う人もいるかもしれません。
しかし、国際ブランドは現在では7種類のカードがあり、世界中で通用するのもこの7種類のカードです。
世界には190を超える国があり、その中から7大国際ブランドの一角を占めているのはかなりすごいことです。
国内では使い勝手の良いカードとして知られていて、加盟店数は国内では1,000万店以上であり、世界では3,000万店以上となっています。
世界中どこでも使えるというわけではありませんが、主要国の主要都市でしたら問題ないとされているのも心強いところです。
日本を含めて世界中に8,900万枚のカードを発行しているJCBカードはまさに国際ブランドカードとして活躍し続けているのです。
海外の加盟店舗も増えている
日本発の国際ブランドとして、1981年には海外にて、加盟店展開を始めました。
これは、米国以外のクレジットカードのブランドとしては初の出来事だったのです。
日本国内での加盟店舗数は、1,000万店を超えてまだまだ伸びしろはあるにしても、伸び率は鈍化傾向にあります。
対して、海外に目を向けて見ると2,000万店を超えていて、こちらにはまだまだ大きな伸びしろがあり、加盟店の伸び率も国内のそれよりも大きくなっているのです。
この海外での加盟店の伸び率の高さは、200社を超える海外の大手金融機関とのライセンス提携などが要因となっているのです。
セキュリティの高さにも定評があり、ICチップ付きカードの推進などが人気となり、これからもさらなる飛躍が期待されています。
自社でカードを発行している
JCBカードの大きな特徴の一つとしてあげられているのが、自社でカードを発行している点です。
それが当たり前では?という指摘も少なくないのかもしれませんが、他のカードに目を向けてみると、世界2強ブランドとして君臨しているVISAカード、マスターカードは自社でカードを発行していません。
これは、VISAやマスターカードは決済機能のみを提供し、クレジットカードはライセンス提携したカード会社が発行しているのです。
JCBも一部ライセンス提携したカード会社からも発行していますが、自社で発行しているカードは、「プロパーカード」と呼ばれていて、ステータス性の高いカードとなっていて、それを提示するだけで質の高いサービスを受けることができるのが特徴です。
ステータス性の高いカードの代名詞となっているアメックスが発行しているアメックス・グリーンなども自社発行のカードなのです。
クレジットカードは、
- 発行会社と国際ブランドが同一であるケース
- それ以外のケース
の二つに分けられます。
JCBは前者で、VISAとマスターカードは後者ですね。
発行会社が多いから、自分にあったカードを選べる
JCBは自社でカードを発行していますが、他にもJCBの発行会社が多数あります。
また、ライセンス提携によって、JCB以外の発行会社がJCBカードを発行しているのです。
たとえ、同じJCBという国際ブランドのクレジットカードでも、発行会社が違えばそのサービス内容や使い勝手が変わってきます。
使えるお店の数に変わりはないのですが、カードを使うほどに溜まるポイントなどの付与率が変わってくることもあるので、何に一番クレジットカードを利用するのかを考えて発行会社を選ぶと利便性がグンと上がるので便利です。
また、現在ではクレジットカードを複数枚持つ人のほうが多いですから、利用用途によって発行会社を選ぶといった利用方法が一般的と言えるでしょう。
いずれにしてもJCBカードを発行する会社は多いので、自分に合ったカードを選べるのが大きなメリットと言えます。
発行会社ごとにサービスは違う?
国際ブランドのクレジットカードを発行する発行会社は数多くあります。
VISAやマスターカードは自社でカードを発行していません。
そしてこれらのクレジットカードは全て「イシュア」と呼ばれる発行会社が発行しています。
選ぶのは利用者ですから、サービス内容に特色を出して、選ばれるカードとしての存在感を出しているのです。
ここでは、JCBカードを発行する、発行会社の様々な付帯サービスなどを紹介します。
国内ではシェアトップとなっているJCBカードを発行する発行会社は多く、それぞれが他にはない特色と打ち出して、カード利用者を勧誘しているんだ。
つまり、色んな特徴があるから、利用者も自分に合ったクレジットカードを選べるんですね。
JCBカードユーザーにとって嬉しい付帯サービス
JCBが直接発行しているカードは「プロパーカード」と言われて、発行会社が発行しているカードと比べてもステータス性の高いカードとなっています。
また、発行会社がカード利用者を増やすために独自で行っているサービスはたくさんあります。
付帯サービスの中で最も多いのが、カードの利用額に応じて付与されるポイントです。
現金として使うこともでき、ポイントに応じた商品との交換もできるもので、カード利用の大きなモチベーションになっているのは間違いないね。
さらに、ETCカードも発行してもらえることが多いですから、ETCカードを使っての走行距離によって溜まるポイントをマイレージに変えることもできますし、カードに付与されるポイントをマイレージに変えることができるので、空の旅がより身近になることは間違いありません。
カードのサービスが豊富で、
- 飲食代の数%の割引
- 電子マネーへのチャージや家族カードの発行
- 海外旅行先での傷害保険、盗難保険など、万一の際に安心な付帯保険に加入
- 空港ラウンジでの休憩
など様々なものがあります(サービスが気になる方は公式サイトなどでチェックしてみてください)。
また、サービスは自分にとってどこにメリットがあって、それが本当に必要なのかを見極める必要もあります。
そして、JCBカードを発行する発行会社は数多いのでそこから自分にあったカードを見つけることができるのです。
国内利用にはJCBが便利
JCBは国際ブランドカードとはいっても、VISAとマスターカードの二つで世界シェアの9割を占めている牙城を崩すのは容易ではありません。
しかしJCBは日本発ということもあって、国内では買い物にしても旅行にしても、圧倒的な利便性を誇ります。
JCBカードでは、公共料金の決済が可能なうえ、クレジットカードを利用しての決済で、利用額に応じてポイントが付与されるのも大きな魅力です。
いつのまにか、ポイントが溜まっている・・それもクレジットカードを利用する楽しみでもあるのです。
また、JCBカードを提示するだけで数々の特典を享受できます。
JCB加盟店(飲食店など)ではJCBカードの提示で料金(飲食代など)が何%か割引きになるサービスがあります。
さらに、施設の入場料金などでも優待割引があるので、事前に確認をして利用したいものです。
自動販売機などでチケットを買ってしまいがちですが、対面の販売を利用してJCBカードを提示することで優待を受けることができます。
さらにライブやコンサート、ミュージカルなどでも、優先的にイベント案内やチケット購入ができるサービスが用意されています。
他の人よりもチケットを早く入手できる機会が増えるのも大きなメリットと言えるでしょう。
クレジットカードを初めて作るならJCBカードを候補に入れた方がよい訳
前述のように、クレジットカードを初めて作るという方にはJCBカードがおすすめです。
日本で唯一発行している国際ブランドというだけあって、共通サービスや加盟店が多く、使用できるお店が多いためです。
国内でのクレジット決済でJCBカードが使えない事はないと言っても過言では無いでしょう!
JCB一般カード
JCB一般カードは年会費は1,250円(税抜)と安価にもかかわらず、JCBの多彩なサービスが集約された高付加価値なスタンダードカードと言えます。
まさに日本を代表する国際ブランドが発行するカードに打ってつけの一枚です。
「ORIGINAL SERIESパートナー」というJCBカード独自の優遇特典があるのですが、その提携パートナー店で使えばポイント優遇があります。
電子マネーQUICPayと併用でき、日々のお買い物で効率よくポイントを貯めることが可能です。
海外でのお買い物で獲得したポイントは2倍といったキャンペーンや、JCB運営のポイント優待サイト「Oki Dokiランド」経由でのオンラインショッピングをすれば最大でポイント20倍といった特別キャンペーンも見逃せません!
国内旅行や海外旅行やショッピングのトラブルの際も最高3,000万円という充実した保険が備わっているのが特徴です。
JCB CARD EXTAGE
JCB CARD EXTAGEは 18歳~29歳の方限定で申し込めるカードで、なんと年会費無料。
入会後、3ヶ月の間はポイントが3倍、また3ヶ月が経過した後も初年度内はポイント1.5倍!!
非常にポイントが貯めやすくなる優遇特典がついているのが素晴らしいです。
「ORIGINAL SERIESパートナー」の提携パートナー店であるセブンイレブンやイトーヨーカドーでポイント3倍、スターバックスで5倍、最大で10倍のポイント優待店も存在します。
電子マネーQUICPayと併用ができで、日々のお買い物で効率よくポイントを貯められます。
もちろんJCB一般カードと同様にOki Dokiランド経由でのオンラインショッピングでもポイントが貯まります。
海外旅行傷害保険は最高2,000万円、海外ショッピング保険も100万円限度で付帯。
カードデザインは
- レッド
- ブラック
- シルバー
のスタイリッシュな3種類に加え、ディズニーデザインもあります。
初めてクレジットカードを作る方はもちろん、学生や新社会人にもオススメのスペシャルな一枚です。
JCB EIT
このJCB EITは、リボ払い専用のクレジットカードで、年会費は永年無料の上、なんと1,000円につき2ポイントのOkidokiポイントが貯まります。
基本はリボ払いにしか対応していないカードなのですが、ショッピングリボ払いの支払金額を調整することでリボ払いを回避することが可能です。
リボ払いにする金額が自由に設定できる仕組みを上手く活用すれば、毎月の利用金額を実質一括払いにすることができてしまうのです。
自分好みのカードデザインが選択できるのも魅力の一つです。
他の国際ブランドと提携している
海外での利用を考えると、他の国際ブランドのカードと比べて使い勝手が悪くなるとされているJCBですが、AmericanExpressと提携しているのをご存知でしょうか。
これによって、JCBとAmericanExpressは互いの加盟店でカード決済を利用出来るのです。
これはもちろん、海外での買い物などの利用で大きなメリットとなります。
しかし、海外では「JCBとAmericanExpressが互いに提携している」ことを加盟店側に説明する場面も出てくるかもしれません。
また、米国でのディスカバーカードの取扱店では、JCBカードを使うことができる店舗が拡大しているみたいなんだ。
意外なところでJCBカードが使えるといった場面はこれからどんどん増えていきそうだね。
これからさらに提携が進んで国際ブランドカード間の垣根がどんどんなくなっていきそうです。
まとめ
国際ブランドカードは世界で7つとなっているのですが、そのうちの一つが日本発のJCBカードというのは、誇らしく感じられます。
アメックス、ダイナースとの提携を始め、海外での使い勝手はかなり向上しています。
もちろん日本発の国際ブランドですから、国内ではJCBカード一枚あれば困ることはないでしょう。
そんな国内においては絶対の信頼感があるJCBカードを一枚持つことを検討してはいかがでしょうか。
- JCBは日本初の国際ブランド
- 世界シェア5位
- 国内のJCB加盟店は1,000万店以上
- 付帯サービスでさらに便利に使える
- 他の国際ブランドと連携している