この前ネット通販でクレジットカード払いをしようとしたら「CVV番号を入力して下さい」と表示されて焦りました。
セキュリティコードのことだね。
カードのブランドによって呼び方やセキュリティコードの記載場所が違うのは知ってる？
そうなんですか？
でもセキュリティコードをどうして入力するのか分からなくて。
じゃあ、そもそもCVV番号って何なのか詳しく解説するね！
ネット通販のカード払いや、定期購入クレジットカード指定のときに「CVC番号を入力してください」「CVV番号を記入してください」と言われたことはありませんか。
普段のクレジットカード払いだと暗証番号を入力すればOKなことがほとんどなので「CVC？CVV？一体何のこと？」と戸惑うこともありますよね。
CVC、CVVは「セキュリティーコード」のこと。
今回はクレジットカードのセキュリティーコードについて紹介していきます。
今回の記事を読めば、これからクレジットカード払いの時に「CVC、CVVを入力してください」と言われてもすぐに対応できるようになりますよ！
この記事の目次
CVCやCVVってそもそも何？
冒頭で紹介したように、CVC、CVVは「セキュリティーコード」の種類です。
セキュリティーコードはクレジットカードやデビットカードに設定されているコードで、主に不正利用防止のために用いられています。
イメージとしては各カードごとに振り分けられている、3桁～4桁の暗証番号のようなものだと考えれば分かりやすいのではないでしょうか。
CVCとCVVの違いは？
CVC、CVVと同じセキュリティコードなのになぜ名前が違うのかというと、各国際ブランドによってそれぞれ名称がつけられているからです。
| VISA | Card Verification Value（CVV） |
|---|---|
| MasterCard | Card Verification Code（CVC） |
「CVVの入力を求められたから、VISAで決済するんだな」
「CVCの入力が必要だからMasterCardで決済するんだな」
と理解しておけばOK。
普通にクレジットカードを利用する分には「CVCもCVVも同じようなもの」と覚えておけば十分です。
どういった場合にCVV・CVC番号が必要になる？
CVVやCVCの入力が求められるシーンは沢山あります。
一例として次の2点が挙げられます。
- ネット通販のカード決済時
- 証券会社のカード入金時
主にネットでのカード支払い時にCVCやCVVの入力が求められます。
セキュリティーコードは各クレジットカードに設定されるものなので、実際手元にカードがないと確認できません。
そのためカード番号や暗証番号が正しくても、セキュリティーコードを確認できない場合は支払いができないことになります。
第三者によるカードの不正利用を防ぐための手段の1つというわけですね。
どこに記載されているの？
これは簡単です。
各国際ブランドによって記載される位置が決められています。
| VISA、MasterCard、JCB | 裏面カード署名欄に書かれた数字の右端3桁 |
|---|---|
| American Express | 表面15桁のカード番号の右上 |
アメックスのみ表面に記載されていて、他の国際ブランドはすべて裏面にあります。
カードによってはセキュリティーコードだけ分けて記載しているものもあるので、カードをよく観察すればすぐに見つけられるはずです。
CVV番号が入力できない！！エラーが起きる4つの原因
CVV・CVC番号を入力しているのになぜか承認されない！とエラーに遭遇することもあります。
そんな時は慌てずに、次の4つの原因に心当たりがないか確認してみてください。
入力ミスをしていないか？
シンプルに入力ミスの可能性を疑ってみましょう。
上記したように、アメックスは表面、アメックス以外のブランドはすべて裏面に記載されています。
ありがちなミスとして「カード番号の下3桁」を入力しているケースもあります。
カード番号ではなく、セキュリティーコードを入力しなくてはなりません。
全角文字で入力している
ほぼすべてのサイトは全角文字ではなく「半角文字」での入力を求めます。
間違って全角文字で入力していないか再度確認しましょう。
以前のカードのCVC番号を入力している
クレジットカードの有効期限が切れて、新しいカードが発行された時にありがちなミスです。
上記したように、セキュリティーコードはカード1枚1枚に対して発行される番号。
新しいカードのセキュリティーコードは以前のものとは別になっています。
もう一度手元にあるセキュリティーコードを確認してみてください。
サイトの不具合
上記3つの確認を済ませて、全く問題がない！という場合はサイトの不具合が疑われます。
メール、電話、チャットなどでサイト運営者に問い合わせ、返事を待ちましょう。
まとめ
ということで今回はCVC、CVVについて紹介してきました。
ポイントをおさらいしてみましょう。
- CVCやCVVは各カードに発行される「セキュリティーコード」のこと
- アメックスは表面、アメックス以外のブランドは裏面に記載されている
- 主にネットでのカード決済で入力を求められ、不正利用対策に効果
以上3点を覚えておきましょう。
今回の記事を読めば「CVCやCVVがセキュリティーコードのこと」だということが理解できたでしょう。
これからCVCやCVVの入力を求められても焦ることなく、適切に対処できるようになりますね。
