毎朝、出勤前にコンビニで買い物してるんですけど、お会計に手間取って遅刻しそうになっちゃいました。
クレジットカードで済ませちゃえば?
現金使うよりカードのほうがスムーズだよ。
サインしたりで、よけいに時間かかりませんか?
少額ならサインレスだし、ポイントも付くからカードのほうがおすすめだよ。
コンビニで使いやすいカードを教えてあげるね!
コンビニでのクレジットカード利用についてわからないことがあり、困っていませんか?
「欲しい商品をカード払いで購入できるの?」
など、疑問を抱えている方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、コンビニでクレジットカードを使う場合に知っておきたい基本情報や、コンビニでの利用におすすめのクレジットカードについて徹底解説します。
最後まで読めばコンビニに足を運んだ際にクレジットカードを活用できるようになるので、参考にしてください。
この記事の目次
コンビニでクレジットカードを使うための基本
コンビニでクレジットカードを使うにあたり、サインをする場面や選べる支払い方法などの基本情報を知っておくことが大事です。
まずはコンビニでクレジットカードを使うにあたっての基礎知識を解説するので、ご覧ください。
少額決済の場合はサインレス
コンビニでクレジットカードを使う場合、少額決済ならサイン不要(サインレス)で支払えます。
サインレスなら煩わしいサイン手続きが不要なので、カード決済は小銭やお札を取り出しての現金決済に比べて圧倒的にスムーズです。
ただしコンビニごとにサインを求められる金額が異なるので、注意しましょう。
具体的にどのくらいの支払い金額からサインを求められるのか、コンビニごとの違いを表にまとめました。
コンビニ名 | サインが必要になる支払い金額 |
---|---|
ファミリーマート | 4,000円 |
ローソン | 10,000円 |
セブンイレブン | 10,001円 |
ミニストップ | 10,000円 |
ポプラ | 10,001円 |
ファミリーマートは支払い金額4,000円からサインが必要なので、まとめてたくさんの食品や日用品を買う際はサインが必要になる場面があるでしょう。
多くのコンビニでは1万円前後からサインを求められます。
しかし、表を見ればわかるとおり各コンビニで細かい違いがあるため注意してください。
なおサインを求められた際は、提示されたレシート等にサインをすれば良いだけです。
代わりに小銭等の現金のやり取りが不要になることもあり、よほどレジが混雑している時間帯でない限りは、サインを求められたとしてもそれほど大きな負担にはなりません。
支払いは一括払いのみ
コンビニでクレジットカードを使う場合は、基本的に支払い方法は一括払いに限られます。
しかし高額な商品を買う、手元に持ち合わせがないなどの理由から、コンビニでのクレジット決済を分割払いにしたい場合もあるでしょう。
後からインターネット上のマイページより利用金額を分割払いに変更できるクレジットカードで支払えば、コンビニ利用分の分割払いも可能です。
コンビニで分割払いを利用したい機会が度々ある方は、「後から分割」系のサービスに対応するクレジットカードを申し込み利用しましょう。
コンビニで使える国際ブランド
日本のコンビニでは、ほとんどの場合以下の5種類の国際ブランドのいずれかが付帯されているクレジットカードで支払いを行えます。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブなどであっても対応しているため、ファミリーマートやローソンなどの主要コンビニで支払いに使えず困ってしまうことはありません。
ただし海外等で発行した銀聯カードは、例外として以下の3店舗で利用不可となります。
- サークルKサンクス
- デイリーヤマザキ
- スリーエフ
またディスカバーのクレジットカードは、デイリーヤマザキでのみ利用できません。
手持ちのカードが使えるか心配な場合はレジや入り口に記載されているクレジットカード会社のロゴをチェックして、使えることを事前に確認してから支払いに使いましょう。
コンビニでカードが使える・使えない商品一覧
コンビニではクレジットカードで支払いを行える商品もあれば、支払えない商品もあります。
コンビニでクレジットカードを利用して購入できる主な商品と、購入できない(現金払いとなる)商品を店舗ごとに表にまとめたので、利用時の参考にしてください。
コンビニ名 | 主なカード払いできる商品 | カード払いできない商品 |
---|---|---|
ファミリーマート | 食料品、日用品、書籍、タバコ、高速バス乗車券 | 公共料金、チケット以外のFamiポート取り扱いサービス、宅急便・宅急便コンパクトの送料、プリペイドカード類、切手、はがき、印紙類、ごみ処理券等の金券、一部の自治体指定ゴミ袋、電子マネーチャージ、コピー、FAX |
ローソン | 食料品、日用品、書籍、タバコ、ローソンチケット | テレホンカード類、各種乗車券・回数券、バスカード、商品券、QUOカード、切手、はがき、印紙、一部のLoppiによる支払い、公共料金 |
セブンイレブン | 食料品、日用品、書籍、タバコ、宅急便、セブンイレブン店舗受取り商品代金 | インターネット代金収納、切手、印紙、はがき、プリペイドカード類、金券、ごみ処理券、電子マネーチャージ、コピー機 |
ミニストップ | 食料品、日用品、書籍、タバコ、ローソンチケット | 切手、印紙、はがき、ギフトカード、テレホンカード、ごみ処理券、WAON、FAX、コピー、コンビニ受け取りサービス、レジャーチケット、公共料金類 |
基本的に食料品や日用品などお店に並んでいる商品であれば、もれなくクレジット決済を行えます。
ただし公共料金などコンビニが外部から手続きを請け負っているタイプの支払いでは、クレジットカードを使うことができません。
基本的に現金決済のみ、セブンイレブンの場合は公共料金ならnanaco決済も可能です。
また電子マネーやプリペイドカード、切符などの金券類も、クレジットカードは利用できない傾向にあります。
今回紹介した以外にもクレジット決済ができない商品が存在する可能性はあるので、購入したい商品や支払いたいサービスがクレジットカード決済に対応するか心配な時は、別途確認しましょう。
コンビニでクレジットカードを使う2つのメリット
コンビニでクレジットカードを使うメリットは、以下の2点です。
- 支払いでポイントを貯められる
- 支払手続きをスムーズにできる
それぞれ詳しく解説するので、コンビニにおけるクレジット決済のメリットを深く知りたい方は参考にしてください。
ポイントがもらえる
コンビニでクレジットカードを使うメリットは、支払いに応じてポイントを貯められることです。
コンビニでのクレジット決済において欠かせないのは、「店舗独自のポイントカードとクレジット決済ポイントの2重取りができること」でしょう。
特に「利用するコンビニで支払いに対応するポイント」を貯められるクレジットカードなら、お店で使えるポイントをよりたくさん貯められてお得です。
例えばローソンでdポイントを貯める場合は「dポイントカード」の提示でdポイントを貯められます。
この際に、もしもdカードで支払えば追加で100円につき1ポイントのdポイント還元も受けられるのです。
- dポイントカード提示による約1%のポイント還元(税抜き100円につき1ポイント)
- dカード決済による1%のポイント還元(100円につき1ポイント)
以上2つのポイント還元によるポイント二重取りで、合計約2%還元となります。
コンビニで使うためにクレジットカードを発行する場合は、よく利用するコンビニ向けのクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
お会計がスムーズになる
コンビニでクレジットカードを使う2つ目のメリットは、支払い手続きがスムーズになることです。
コンビニでは、特に朝やお昼などは利用者が多くなるため、レジにたくさんの人が並びます。
たくさん人が並んでいる時に現金で細かいお金を支払うと、以下の2つのような場面で時間をロスしてしまうでしょう。
- 細かい小銭やお札を財布から取り出す
- 店員の方がレジに出された細かいお金を数えたり、お釣りをレジから取り出して数えたりする
レジが混雑しているタイミングで現金決済をすると自分が無駄な時間を消費してしまうだけでなく、周りの人にとっての迷惑にもなってしまいます。
コンビニのお会計で余計な時間がかかり、自分や周りの人にストレスがかかってしまった経験がある方は多いでしょう。
クレジットカードでの決済ならただレジでカードを通すだけで支払い完了、さらに少額ならサインレスなので、あっという間に会計を済ませられます。
支払いの時間を短縮した上にクレジットカードの決済ポイントももらえて、まさに一石二鳥なのがコンビニでのクレジットカード利用です。
コンビニで活躍するおすすめのクレジットカード5選
クレジットカードの中には、特定のコンビニにおける支払いでより充実した特典を受けられるものもあります。
ここからは、以下の3つの観点をもとに各コンビニにおけるおすすめのクレジットカードを紹介します。
- ポイント還元率が高い
- サービスが充実している
- 使い勝手がいい
自分がよく行くコンビニで便利に使えるクレジットカードを知りたい方は、参考にしてください。
【セブンイレブン】JCB CARD W
日本で唯一国際ブランドを自ら展開している会社「JCB」。
JCB CARD WはJCBのプロパーカードで、39歳までが申込み可能なネット入会限定のクレジットカードです。
プロパーカードとは、カード会社が他の会社などとの提携ではなく自ら発行しているクレジットカードのことです。
JCB CARD Wは、ポイントアップ対象店舗である「JCBオリジナルパートナー」に含まれているセブンイレブンにおいて、4%の高還元を受けられます。
また年会費が無料であり、所有することに負担がかからないのもJCB CARD Wのメリットです。
セブンイレブンを利用する機会が多く、ポイントをお得に貯めたい人にはJCB CARD Wをおすすめします。
【ローソン】JMBローソンPontaカードVisa
様々な特徴を持つクレジットカードを多数展開している大手クレジットカード会社「クレディセゾン」。
そんなクレディセゾンが発行する、このカードは年会費永年無料で、ローソンで使えば100円(税抜)ごとに2ポイントの約2%還元を受けられるのが特徴です。
その他店舗での利用時も1,000円につき5ポイントのPontaポイントを貯め、ローソン等のPonta加盟店で支払いに使えます。
ローソンで使えるPontaポイントをお得に貯めたい人は、JMBローソンPontaカードVisaへの入会を検討してみてはどうでしょうか。
【ファミリーマート】ファミマTカード
TSUTAYAやファミリーマートなどと提携し、たくさんのクレジットカードを展開している「ポケットカード株式会社」。
こちらが提供するファミマTカードは年会費無料でTカード機能付帯、利用金額200円につき1ポイントのTポイントを貯めることができます。0.5%の還元率ですからクレジットカードの中では一般的ですが、ファミリーマートを利用した場合には、200円につき4ポイントと、通常の4倍(ポイント還元率2.0%)になります。
ファミリーマートを利用する頻度が高い方はファミマTカードへ入会してみましょう。
【ミニストップ】イオンカード(WAON一体型)
イオン利用者向けにクレジットカードを展開している「イオンクレジットサービス」。
イオンカード(WAON一体型)は年会費無料のクレジットカードで、クレジット決済200円につき1ポイントのときめきポイントを貯められます。
1,000ポイント貯めれば、ミニストップで利用可能な「WAON」に交換できるWAONポイント1,000円分と交換可能です!
さらにミニストップでイオンカード(WAON一体型)を提示するだけで、もれなく200円利用につき1ポイントのWAON POINT(1円相当、支払いに利用可能)を貯めることができます。
ときめきポイントとWAON POINTを貯めてミニストップで活用したい方は、イオンカード(WAON一体型)を選んでみてはいかがでしょうか。
【ポプラ】楽天カード
ネット通販サイト楽天市場を展開している大手企業「楽天」。
年会費無料の楽天カードはポプラでの利用に最適で、ポプラでは楽天カード裏面にある「楽天ポイントカード」のバーコードを提示するだけで100円(税抜)につき1ポイントの楽天スーパーポイントを貯められます。
さらに楽天カードで支払えば100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントを貯められ、楽天スーパーポイントは1ポイントからポプラでの支払いに使えます。
ポプラにおいてポイントの2重取りをしてお得に支払いを行いたい方が選ぶべきクレジットカードです。
まとめ
今回は、コンビニでクレジットカードを使うにあたって知っておきたい基本情報や、各コンビニにおけるおすすめのクレジットカードなどを解説しました。
最後に、本記事における4つの重要ポイントをおさらいしましょう。
- コンビニではクレジット決済ができ、各コンビニで定められた金額まではサインレス決済も可能
- コンビニではすべての支払にクレジットカードを利用できるわけではなく、プリペイドカードや公共料金など非対応な支払いもある
- クレジットカードをコンビニで使えば支払いにかかる無駄な時間を短縮し、ポイントも貯められて一石二鳥
- コンビニ用にクレジットカードを申し込むなら、ファミリーマートならファミマTカードなど、よく利用するコンビニで使いやすいものを選ぶのがおすすめ
コンビニでクレジットカードを活用したい方は、この記事で得た様々な知識を役立ててください。