どうしても欲しい服があって、でも一括払いだと家計が苦しんですよ。
だからといって分割払いで手数料は払いたくないですし…。なにかいい方法ないですか?
確か楽天カードを利用していたよね?
ボーナス払いを活用したら?
ボーナス払いですか?
そう。今回はボーナス払いについて詳しく解説するよ。
楽天カードで決済するときに、できればボーナスで返済したいと思う方も多いですよね。
中には、
「ボーナス月であれば、一括返済できるのに」
と悩んでいる方もいるでしょう。
そこで今回は、楽天カードのボーナス払いの概要や利用方法、そしてボーナス払いのメリットなどについて詳しくご紹介します。
この記事を読めば、支払い方法の選択肢が広がってより便利に楽天カードで決済できますよ。
ぜひ読み進めてくださいね。
この記事の目次
知っておきたい楽天カードのボーナス払い基礎知識!
今までボーナス払いを利用したことがないんですけど、どういったものなんですか?
それじゃまずは、ボーナス払いとはなんなのか、詳しく説明するよ。
ぜひお願いします!
一言でボーナス払いといっても、楽天カードの場合は2種類のボーナス払いに対応しています。
そこで、次の4つの疑問などについてご紹介しましょう。
- ボーナス払いとはどういったものか
- 2種類のボーナス払いについて
- 支払うタイミングは?
- 手数料は?
それぞれお話するので、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそもボーナス払いとは?
クレジットカードのボーナス払いとは、夏・冬のボーナス支給時期にまとめて支払いをすることをいいます。
すべての店舗で必ずボーナス払いが利用できるわけではありません。
楽天カードのボーナス払いができる実店舗は、主に以下の10店舗があります。
- 百貨店
- イオン
- ダイエー
- ロフト
- イトーヨーカドー
- 東急ハンズ
- 家電量販店
- グッチ
- カルティエ
- BEAMS など
後に詳しくご紹介しますが、カード利用期間や支払い月も決められています。
また取り扱い店舗によっては、利用月が異なることもあるので注意が必要です。
ボーナス払いを検討する方の中には、ボーナスの支給がないからボーナス払いは利用できないと思っている方も多いです。
しかし、たとえボーナスがないといった方でも、ボーナス払いを利用することができます。
ただし、ボーナスという大きな収入がないので、支払い月までにお金を用意しなくてはいけません。
利用のし過ぎには十分注意が必要です。
2種類のボーナス払いの支払方法に対応!
ボーナス払いといっても、1種類の支払い方法だけではなく、
- ボーナス1回払い
- ボーナス2回払い
の2種類の支払い方法の対応が可能です。
ボーナス1回払いの場合は、1回払い同様に商品代金全額が、決めたボーナス支払い月にまとめて請求されます。
しかし、2回払いの場合は、商品代金を2分割して夏季・冬季に分けて請求されるので、カード決済の管理が必要です。
支払うタイミングはいつになる?
ボーナス払いで決済をした月によって、支払うタイミングは冬季・夏季へ分かれます。
しかし、次のように利用する店舗によりボーナス払い月が変わるので注意が必要です。
- ボーナス払い月が事前に設定されている店舗
- ボーナス払い月が自分で設定できる店舗
事前に支払い月が設定されている店舗については、のちに詳しくご紹介します。
自分でボーナス払いを選択できる場合、夏季は6~8月の間、冬季は12・1月のいずれかで設定ができます。
次の表を参考にしてください。
利用月 | 支払い月 | |
---|---|---|
夏季 | 2月~6月 | 6・7・8月 |
冬季 | 8月~11月 | 12・1月 |
一度支払い月を設定してしまうと、変更することはできないので注意が必要です。
また、7月と12月はボーナス払いでの決済に対応していません。
ボーナス払いの引落日は27日、銀行が休みの場合は翌営業日に引き落としされるので、忘れずに入金をしましょう。
手数料はかかる?
手数料は、ボーナスの支払い方法によって異なります。
ボーナス1回払いでは、手数料はかかりません。しかし、ボーナス2回払いだと手数料が発生します。
分割手数料は実質年率で13.89%、100円当たりの手数料は3.5円程度です。
たとえば、10万円の商品をボーナス2回払いで購入した場合、次のようになるので参考にしてください。
(100,000円+3,500円)÷2回(ボーナス払い)=51,750円
51,750円がそれぞれ夏季・冬季で請求されます。
どうしても高額なものじゃなければ、手数料がもったいないのでボーナス1回払いがよさそうですね!
楽天カードのボーナス払い利用方法
ボーナス払いって、どのように利用するんですか。
ボーナス払いだからってなにも重く考える必要はないよ。
1回払いと同じだよ。
楽天カードのボーナス払いの決済方法としては、店頭での決済であればボーナス払い加盟店で
と告げるだけと簡単です。
しかし、楽天市場などネットショッピングでボーナス払いを利用したい場合は、そのショップがボーナス払いに対応しているか確認をする必要があります。
ショップによって1回払いのみ対応といった場合もあるので、決済前にショップの支払い方法を確認しましょう。
ショップがボーナス払いに対応しているのであれば、ボーナス払いを選択して決済することが可能です。
ただし、利用する月には気をつけましょう。
先にふれたように、7月と12月はボーナス払いを利用することができません。
また、たとえば夏季のボーナス払い月を6月に設定していた場合、6月にはボーナス払いでの決済ができないケースもあるので注意が必要です。
ボーナス払いの3つのメリット
ボーナス払いの利用はとっても簡単だったんですね!
通常の分割払いと同じだから、気負うことはないんだよ。
もっとボーナス払いの良さを知りたいんですけど、他にありますか?
もちろんだよ!
ここまでお話した以外にも、ボーナス払いには次の3つのようなメリットがあります。
- 支払いを先にできる!
- ポイントも受け取れる!
- あとからリボにも変更できる!
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ読み進めてくださいね。
支払いを先にできる!
毎月の収入では難しいけど、ボーナスなら支払いができるのにと、欲しいものをあきらめている方も多いですよね。
中には、分割払いを利用して購入する方もいますが、それでは手数料がかかってしまいます。
しかし、ボーナス払いを利用すれば、欲しいものをあきらめずにお金の余裕がある、ボーナス時期に支払うことが可能です。
ボーナス1回払いであれば、手数料もかかりません。
手数料もかからず支払いを先に延ばせるのは、やはりボーナス払いの大きなメリットですね。
ポイントもしっかり付与される
楽天カードの最大の魅力である、楽天スーパーポイントももちろん付与されます。
楽天スーパーポイントは、100円につき1ポイント貯まるポイントプログラムです。
これは楽天カードで決済しなくとも、楽天市場や楽天ポイントカードを利用すると貯めることができます。
しかし、楽天グループで楽天カードを使って決済をすると、ポイントが2~3倍で付与され、特に楽天市場では最大15倍になるなど、とってもお得です。
もちろん楽天カードでボーナス払いをしたとしても、ポイント対象になります。
付与されるタイミングは、購入月の翌月15日前後です。
ボーナス払い分を返済した後ではありません。
貯まったポイントは、楽天グループでは1ポイント1円相当として利用できるほか、次の4つの使い道があります。
- 楽天Edyへ交換(1ポイント=楽天Edy1円分)
- 楽天ポイントカード加盟店で利用(1ポイント=1円)
- 楽天Pay加盟店で利用(1ポイント=1円)
- ANAマイルへ交換(2ポイント=1マイル)
他社のクレジットカードとは違い、商品などへの交換ができないのが特徴です。
しかし、1ポイント1円として楽天Payや楽天Edyへ交換すると、コンビニなどでの活用もでき、利便性も広がりますね。
楽天スーパーポイントは、通常ポイントと期間限定ポイントがあるので、それぞれの有効期限に注意しましょう!
あとからリボにも対応!
楽天カードは、ボーナス払いで決済したあと、「あとからリボ払い」を利用することも可能です。
リボ払いとは、毎月設定した金額だけを返済する方法で、たとえ利用限度額まで決済をしたとしても、請求はあらかじめ決められた金額のみになります。
各種ローンと同様に、指定金額を支払うことができるので、毎月のお金の管理が楽になるのがメリットです。
あとからリボ払いでは次の4つのような特徴があります。
- 一度決済したものをリボ払いへ変更する
- 請求金額を確認後1件ずつ選択して好きな分だけリボ払いへ変更できる
- 後から変更できるので店頭でリボ払いと伝える必要がない
- 余裕ができると「おまとめ払い」で全額返済も可能
ちょっと買い物をしすぎた場合でも、リボ払いによって支払いを分散させることが可能なのです。
毎月5日までの変更分は当月27日から、6日以降の変更分は翌月の27日からリボ払いでの引落しが始まります。
▼5月1日の変更・・・5月27日に引き落とし
▼5月8日の変更・・・6月27日に引き落とし
メリットも多い「あとからリボ払い」ですが、残念ながらリボ払い自体に次の4つのようなデメリットもあるんです。
- 手数料がかかる
- 指定金額の中に、手数料も含まれるので元金が減りづらい
- 返済が分割払いよりも長期的になりやすい
- ボーナス2回払いでの決済後はあとからリボ払いへ変更不可
やはり手数料と返済が長期的になるのはデメリットと感じてしまいますね。
しかしデメリットをよく検討さえすれば、あとからリボは大変便利で利用しやすい決済方法ではないでしょうか。
ボーナス払いの3つの注意点
ボーナス払いを上手に使うことで、今よりもっと楽天カードを活用できそうですね!
確かにボーナス払いはとっても便利な決済方法だけど、気をつけてほしい点もあるんだ。
ここまでは、ボーナス払いの利便性やメリットなど詳しくご紹介しました。
しかし、楽天カードのボーナス払いには注意点が3つあるので詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。
ボーナス払いに対応していない店舗もある
先に少し触れましたが、楽天カードのボーナス払いは、店舗によって対応していない場合があります。
中には、1回払いはできてもボーナス払いはできないといった店舗もあり、いざレジに行くと
といわれ困る人もいるのです。
ボーナス払いができる実店舗としては、主に先にお話した百貨店やイオンなどがあります。
それ以外の店舗でも対応しているケースもあり、決済前に確認しておきましょう。
また、ネットショップの多くは楽天カードに限らず、ボーナス払い自体を対応不可としていることが多いので注意が必要です。
ボーナス払いの利用可能額を超えてはいけない
楽天カードでは、ボーナス払いで利用できる金額が決められています。
ボーナス払い利用限度額は、楽天e-NAVIのご利用可能額の照会より確認することが可能です。
ボーナス払いの決済金額総額が利用限度額を超えてしまった場合は、翌月1回払いとして自動的に請求されてしまいます。
これは、たとえレジではボーナス払いで決済したとしても変わりません。
ボーナス払いを利用する場合は、必ず残高を確認してから決済をするようにしましょう。
思わぬ高額請求を防ぐことができますよ。
利用可能期間が異なる場合もある
ボーナス払いを利用する時には、決済が可能な期間や支払い月をきちんと把握しておくことが重要です。
先にお話しましたが、楽天カードのボーナス払いの利用期間と支払い月は夏季・冬季それぞれ決められています。
しかし、店舗によって、夏季・冬季のボーナス払いの利用可能期間が異なることがあるのです。
たとえば、A店舗では決済できたが、Bでは今の期間はボーナス払いができないといったケースがあります。
また、夏季の支払い月を7月にした場合でも加盟店によっては8月に請求ということもあるのです。
ボーナス払いはとても便利な決済方法ですが、利用歴や請求月をきちんと把握する必要はあるので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、楽天カードのボーナス払いの概要や利用の仕方、注意点など詳しくご紹介しました。
ボーナス払いについての大切なポイントは次の3つになります。
- ボーナス払いは1回払いだと手数料がかからない
- ボーナス払い利用限度額を超えると、1回払いなる
- ボーナス払いに対応していない店舗もある
「楽天カードのボーナス払いの仕組みをしりたい」
といった方は、この記事を参考にボーナス払いを活用してくださいね。
手数料をかけずに、支払いを伸ばすこともできますよ!