1個しか買った覚えがないのに、2個分の代金が請求されていました・・・
それは二重請求されている可能性が高いね!利用明細は確認した?
二重請求??
みなさんはクレジットカードで買い物をして、代金を2重に請求されたことはありませんか?このカードトラブルの怖いところは気づかなければ、いつの間にか損をしてしまうことです。
また、一方で二重請求だと気づいた場合には、どう対処すべきなのでしょうか?
そこで今回は、二重請求の原因と対処方法を解説していきます。
過剰な決済データ分の負担を利用者がする必要はないはずです。二重請求への対処方法が気になる方はぜひご参考ください。
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この記事の目次
なぜ起きるのか?二重請求の原因
お店側のミス
店頭でカード払いする場合、クレジットカードの情報を読み取る専用の端末にカードを通します。通信エラーなどのイレギュラーなことがない限り、カードの読み取りは通常1回で済みます。
しかし、1度の会計で2度カード決済をしてしまえば、二重請求になってしまいます。例えば、店員さんがカード決済に不慣れで複数回カードを抜き差ししてしまったなど考えられます。
また、通信エラーなどで何度かカードを通したという場合も注意が必要で、表示上はエラーとなっているにも関わらず実は決済が成功していたということもあるのです。
店頭決済で明らかに2回以上カードの抜き差しをしていることが確認できたら、一度店員さんに「なぜ2回カードを通したのか?」と確認するようにしましょう。1回目の支払いはキャンセルしたといっても、実は1回目の決済が成功しているケース(通信エラーなど)もありますから、後日必ず利用明細のチェックも忘れないようにしてください。
カード会社のミスやシステム障害
カード会社のシステム障害などで、利用履歴が重複して表示されるなども可能性としてあります。実際、三菱UFJニコスカードで2018年1月にシステム障害で二重請求が発生する事案が起きています。
壊れない機器はありませんから、心当たりのない二重請求を確認したときには、カード会社のホームページにて障害情報などを確認するのも有効でしょう。
二重請求と勘違いしやすいのが、複数回のオーソリゼーション
カードが決済可能かどうかをチェックすることをオーソリゼーション(オーソリ)といいます。具体的には、氏名、カード番号や有効期限、利用可能枠の空きがカード決済できる分残っているのか…などを調べる処理をいいます。
オーソリゼーションは、カードの有効性を検証する処理ですから、実際に決済が確定するわけではありません。しかし、カード決済で商品を購入した際、オーソリが実行されたタイミングで、利用者にカード利用を伝えるメールを送信するカード会社があります。
このオーソリが複数回実施された場合は、その分メールが利用者に届くことになりますが、あくまでカードが有効かどうかを確認するためのものですから、二重請求される心配はありません。
とは言っても利用者にとっては二重請求に見えてしまうでしょう。請求が確定したメールとそうでないメールが区別できている方は問題ありませんが、もし、このケースのメールで二重請求では?と思った方は、購入元のお店ではなくカード会社に連絡をしましょう。
オーソリはクレジットカードの決済で必ず行われる処理です。オーソリについて詳しく知りたいという人は関連記事にまとめてあるので、ぜひご覧ください。
不正利用の可能性もあります
次に意図的ではないミスに比べてとても悪質なのが、不正利用のケースがあります。これは海外などでは意外と多く見受けられるのですが、わざと二重決済を行うパターンです。
お店側としては、より多くの品物やサービスをカードで支払ってくれた方がお店の売上になります。そのため、酷い場合お店側が売上増加を狙って意図的に二重決済することがあるのです。
国内ではあまりこのパターンの被害は聞きませんが、この手口は店員さんがわざと二重決済を行うため、気がつかずにいつの間にか二重請求される危険性があります。
特に海外などの慣れないお店でカード払いをする際には注意が必要です。
二重請求に遭った場合は、どうすればいいのか?二重請求の対処方法
二重請求が起きた場合、「カード会社」か「お店」に連絡を入れることになりますが、最初に「カード会社」に電話をしましょう。連絡先はカード裏面に記載されている電話番号で大丈夫です。
連絡の際は、次の情報を整理して電話をかけて、カード会社からの指示を待ちましょう。
- いつ、どのタイミングで商品やサービスをカードで利用したのか
- 二重請求対象の伝票の控え、または取引履歴
「売上データが届いているため請求通り、口座から引き落とします」という対応をとるカード会社もいます。
そのような場合は、請求を1件分取り消すようお店に電話をかけましょう。
そして無事、二重請求がされていた旨をカード会社やお店側に伝えることができれば晴れて請求の取り下げが行われます。
通常、請求の取り下げやデータの修正には数日、長ければ数週間の時間がかかります。
また、連絡のタイミングによっては銀行引き落としに間に合わず、後日その金額を補償という形になるケースもあるため、気づいた時点ですぐに連絡しましょう。
どちらにせよ早めの連絡や対応が求められますね。
海外のカード決済で二重請求にあったら、どうすればいい?
海外旅行先のお店やホテル、あるいは海外サイトでのカード決済で二重請求が発覚した場合も、同様に「カード会社」へ連絡をしましょう。
カード会社が二重に来てる請求のうち1件を一旦止めて、海外のカード会社や銀行に請求の取り消しの調査・対応をしてくれます。
海外でカードを使う場合は、必ずレシートをもらうようにしよう。
レシートは現地で決済した証拠です。レシートが出せないと言われたら、「万が一のときレシートがないと困る」という姿勢で食らいつくぐらいがいいでしょう。
カードを使った後は、利用明細を必ず確認しよう!
クレジットカードを利用するなら、必ず毎月カードの利用明細に目を通しましょう。現金払いはその場でお釣りを受取ますから、お釣りをチェックすれば支払いのチェックはその場で行えますが、カードは後日利用明細をチェックするまで、正常な決済だったかを確認することができません。
また、明細は総額だけを見るのではなく、1件1件内訳を確認することが重要です。二重請求は重複しているので、明細をチェックしていれば気づけるでしょう。しかし、少額の決済を利用したカードの不正利用もあります。
大金の不正利用はすぐバレますが、少額だとバレづらいのです。そこを突いたカードの不正利用もあるので、利用明細は1件1件確認するのがベストです。
現在ほとんどのカード会社は紙の明細以外に、Web明細と言ってパソコンやスマートフォン上から明細を確認できるようになっています。また、クレジットカードの利用状況を一元管理するスマホアプリもリリースされています。
2枚以上のクレジットカードを使っている人は、スマホアプリで管理すれば、それぞれのカードの明細を確認する手間がなくなるので非常に便利ですよ。
セキュリティが充実しているおすすめカード2選!
ここまで二重請求の基本について説明しましたが、クレジットカードには「二重請求」以外にも様々なリスクが存在しています。もちろん不正利用対策やセキュリティ機能が充実したクレジットカードがいくつか登場しており、その中でも特に安全なカードを紹介します。
ここでは以下の2つの観点から、いざという時に頼りになるカードを厳選したので、ぜひ参考にしてください。
- 信頼できるセキュリティを採用している
- ショッピング保険が付帯されている
三井住友VISAクラシックカード
こちらの1枚は、三井住友カードが発行するクレジットカードです。海外・国内の旅行傷害保険もばっちり付帯しています。
セキュリティ機能はとっても充実していて、
- 本人認証サービス(3Dセキュア)
- カード不正使用検知システム
- 写真入りカード
など、安心して利用できるサービスが揃っています。
そのため国内だけでなく海外でも活躍するカードがほしいという方には、うってつけのカードです。
国際ブランド:VISA,Mastercard
発行期間:最短3営業日で発行ポイントプログラム:ワールドプレゼント
楽天カード
CMで目にすることも多い楽天カードは、国内において9年連続で顧客満足度1位を獲得したおすすめの一枚です。
あっという間に貯まる楽天のポイントは楽天市場との相性も良く、新規入会キャンペーンなども定期的に開かれています。
もちろんセキュリティ機能も頼もしく、
- カード利用お知らせメール
- 本人認証サービス
- 二重パスワード
などを採用しているので、心配せずにショッピングを楽しめます。
年会費も永年無料で、審査もそれほど厳しくないので、学生さんや初めてクレジットカードを持つという方に最適の1枚だと言えるでしょう。
国際ブランド:VISA,Mastercard,JCB
発行期間:1~2週間
ポイントプログラム:楽天スーパーポイント
まとめ
クレジットカードの二重請求の原因と対処法を中心に解説をしました。
最後にもう一度、大切な点をおさらいすると、
- 二重請求はお店側のミスなどで起こる
- 二重請求が起きたら、最初にカード会社に連絡しよう
- 普段から利用明細を確認しよう
という3つが挙げらます。
二重請求が起きたら諦めるのではなく、この記事の対処方法を実践してみてください。
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