会員限定の航空券が安く買えるので、旅行好きな人におすすめ
	貯まったポイントはピーチポイントに変えて、さらに旅行が安くなります
	機内食などのサービスも安くなるので、ちょっとした贅沢な旅ができます

上記のように「よく空港を利用するので、同時に何か特典を受けたい」方は持つべきカードと言えます。

この記事ではピーチカードのJCBとVISAの違いをはっきり紹介していきます。

ピーチカードとは

ピーチカードとは国内の代表的なLCCであるピーチアビエーションが発行しているクレジットカードです。

ピーチカードにはベーシックとプレミアムがあり、それぞれVISAとJCBの2つの国際ブランドが選べます。

ベーシックカードは他のクレジットカードの一般カードに相当するステータスです。一方のプレミアムはゴールドカードと一般カードの中間ぐらいのステータスです。

また、ベーシックもプレミアムもVISAとJCBでは特典やサービス内容が変わってきます。

JCBとVISAそれぞれの入会キャンペーンから見てみよう！どっちがお得なのか

ピーチカードではVISAとJCB、2つの国際ブランドを選ぶことができます。簡単にVISAとJCBの特徴をおさらいしてみましょう。

今回比較したのは次の5点です

• 入会キャンペーン
• 年会費
• ポイント
• セキュリティー
• 付帯保険

ピーチカード JCB

ピーチカードに入会するともれなくピーチポイントがもらえます。

入会特典

ベーシック	1,000ピーチポイント
プレミアム	2,000ピーチポイント

ピーチポイントはピーチ航空の運賃や座席指定、座席のアップグレードなどに利用できるポイントで、1ポイントあたり1円換算で利用できます。

新規WEB入会キャンペーン

キャンペーン期間	特典内容	条件（1と2の両方を満たす必要あり）
2017年10月1日（日） ～2018年3月31日（土）	1,000ピーチポイント	1.ピーチカードにWEBから新規入会 2.入会時に「支払い名人」に登録

支払い名人とは、初回月の手数料が無料になるリボ払いのことです。初回月の手数料が無料なので、実質1回払いと同様に利用することができます。また、支払い名人を利用することで、ショッピングガード保険が付帯します。

ショッピングガード保険は、ピーチカードJCBには付帯していないサービスなので、支払い名人への登録がおすすめです。

ピーチカード VISA

2018年1月現在、VISAの入会特典キャンペーンは実施されていないようです。ですから、入会特典で比較した場合、JCBの方がお得になります。

現在は実施されていないVISAの入会特典ですが、以前実施されていた特典は、JCBの入会特典に比べるとはるかにお得でした。JCBでは最大でも3,000円分のピーチポイントですが、VISAだと最大5,500円分のポイントがもらえたのです。また、ポイントではなく限定グッズがもらえるチャンスもありました。

参考までに、以前実施されていたキャンペーンの条件や特典内容をまとめてみます。

キャンペーン	特典内容	条件 ※既に終了しています。 入会期間：2017年5月1日～9月30日 利用期間：2017年5月1日～10月31日
チャンス1	ベーシック 1,000ピーチポイント プレミアム 2,000ピーチポイント	期間中に申込
チャンス2	オリジナルコットンバック	入会期間中の入会者から 抽選で200名
チャンス3	ワールドポイント 500ポイント	入会期間中に入会 「マイ・ペイすリボ」登録 利用期間内に10万円以上を利用
チャンス4	ワールドポイント 200ポイント	入会期間中に 「三井住友カードiD」新規入会 利用期間中に iD支払い5万円以上

※ワールドポイントは1ポイント5ピーチポイントと交換できます。

期間中に一定額を利用しなければいけないという条件はあるものの、多くのポイントがもらえるお得なキャンペーンが盛りだくさんでした。こちらのキャンペーン実施時には新規入会特典ではVISAが断然お得でした。

現在VISAでは新規入会キャンペーンはありませんが、ピーチカードVISAを持っている人であればだれでも参加できるキャンペーンで1,000円分のポイントがもらえます。

現在開催中の特典（VISAのみ）

特典内容	条件
ワールドポイント 200ポイント	2017年11月1日～2018年4月30日 の間に25万円以上の利用

期間中に25万円以上の利用という条件があるため、無条件で1,000～2,000ポイントもらえるJCBに比べると見劣りしてしまいますね。こちらのキャンペーンはエントリーが必要なので、まずはエントリーしておくだけでもしておくといいと思います。

年会費

入会特典の次は年会費についてくらべてみましょう。年会費はベーシック、プレミアムでそれぞれ違ってきます。国際ブランド、カードステータスごとの年会費はこちらです。

	ベーシック	プレミアム
JCB	永年無料	5,000円（税抜）
VISA	初年度無料 翌年以降1,250円（税別）*	初年度3,750円（税抜） 2年目以降5,000円（税抜）**

*「マイ・ペイすリボ」に登録し、1年間に1回でもクレジットカードを利用すれば翌年の年会費は無料
**WEB明細申し込みで4,500円、「マイ・ペイすリボ」の申込で3,750円

VISAの年会費を無料にするためには、「マイ・ペイすリボ」を利用しなければいけません。

リボ払いは手数料がかかるためあまりおすすめできませんが、ポイントが2倍になるなどの特典もあるため、上手に使うことで手数料分を上回るポイントをゲットすることもできます。

それぞれのポイント交換レート

JCBとVISAでは貯まるポイントの種類も変わってきます。

国際ブランド	ポイント	ポイント付与率
JCB	OkiDokiポイント	1,000円で1ポイント
VISA	ワールドプレゼント	1,000円で1ポイント

ポイントの名称は違っても、付与率は同じで1,000円につき1ポイントが貯まります。

ピーチカードでためたOkiDokiポイントもワールドプレゼントもピーチポイントと交換することができます。ピーチポイントとの交換レートは国際ブランドによって若干異なります。

	ベーシック		プレミアム
ブランド	JCB	VISA	JCB	VISA
交換レート	Oki Dokiポイント 1ポイント*	ワールドプレゼント 1ポイント*	**Oki Dokiポイント 1ポイント	ワールドプレゼント 1ポイント*

*5円分のピーチポイント
**8円分のピーチポイント

ETCカードの発行について

ここで少しカードのメイン機能以外のサブ機能についても比較しておきましょう。クレジットカード入会時に発行できるETCカードや家族カード、電子マネーについてみていきます。

ETCカードは、ほぼ全てのクレジットカード入会時に発行することができます。気になる発行手数料や年会費についてピーチカードの特徴を国際ブランドごとに比較します。

	JCB	VISA
発行手数料	無料	無料
年会費	無料	初年度無料 翌年以降540円*

*年1回以上の利用で無料

電子マネーApplle PayとQUICPayとiDとの関係性

電子マネーへの対応はどうでしょうか。JCB、VISAどちらのカードもクレジットカード本体は電子マネーとして利用することはできません。しかし、電子マネー専用カードを発行することができます。

また、カードを発行しなくても、ApplePayに登録することで電子マネーとして利用することも可能です。

国際ブランドと電子マネーの関係

• JCB・・・QUICPayを利用可
• VISA・・・iDを利用可

電子マネーはチャージ式のものが多いですが、QUICPay、iDともに事前チャージ不要の後払い式なので、残高を気にすることなく使えます。

電子マネー利用分についてもOkiDokiポイント、ワールドプレゼントが付与されるので、とても便利な機能です。ただし、ApplePayはiPhoneやApple Watchでの利用に限られます。

ApplePayが使えないスマホを持っている場合は電子マネー専用カードを発行するか、クレジットカード払いを利用しましょう。

電子マネーのクレジットカードと比べたメリット

• 　サインや暗証番号入力の必要がない
• 　少額でも利用できる
• 　カードリーダーにかざすだけなので手軽
• 　クレジットカードが使えない店舗でも利用できる場合がある（マクドナルドなど）

家族カードはポイントが一括で貯められる

家族カードはJCBとVISAでどのような違いがあるのでしょうか。家族カードの年会費、ポイント付与率を比較してみましょう。

家族カードの比較

ポイント付与率	JCB 1,000円でOkiDokiポイント1ポイント		VISA 1,000円でワールドプレゼント1ポイント
種類	ベーシック	プレミアム	ベーシック	プレミアム
年会費（税抜）	永年無料	800円	初年度無料 2年目以降400円*	初年度400円 2年目以降800円

*「マイ・ペイすリボ」に登録し、1年間に1回でもクレジットカードを利用すれば翌年の年会費は無料

VISAでは海外旅行の旅行代金をカード支払いにすると、海外旅行傷害保険が付帯します。家族カードでの支払いをすることで、家族カード会員にも保険が適用されます。また、ショッピング保険も付帯しており、家族カードも同様の条件で年間100万円までのショッピング補償がついてきます。

ピーチポイントの貯め方や使い方とは？

さて、ピーチポイントへの交換はどのようにすればいいのでしょうか。ポイントへの交換レートはすでにご紹介したようにOkiDokiポイント、ワールドプレゼントポイント共に、1ポイントを5円分のピーチポイントと交換できます。ポイントの交換方法にはWEB上での手続きが必要です。

JCBカード（OkiDokiポイント）の交換方法

会員専用WEBサービスの「MyJCB（マイジェーシービー）」から手続きをします。

VISAカード（ワールドプレゼントポイント）の交換方法

VISA会員のWEBサービスVpassから手続きします。

ピーチポイントは交換手続き後1～2ヶ月で登録したメールアドレスに届きます。

OkiDokiポイント、ワールドプレゼントポイントはピーチポイントへの交換以外にも、商品や他ポイントとの交換が可能です。しかし、ピーチポイントへの交換効率が高いため、交換するならばピーチポイントへの交換をおすすめします。

ふるさと納税で貯める

ピーチポイントは、クレジットカードで貯まるポイントからの交換以外にも、ふるさと納税の返礼品としてもらうこともできます。

▼ピーチポイントがもらえる自治体と返礼品の詳細

自治体	納税額	返礼品（ピーチポイント）
大阪府泉佐野市	1万円以上	5,000円分
	2万円以上	10,000円分
	3万円以上	15,000円分
	5万円以上	25,000円分
	10万円以上	50,000円分
北海道上士幌町	2万円以上	5,000円分
	4万円以上	10,000円分
	10万円以上	25,000円分
茨城県鹿嶋市	2万円以上	5,000円分
	3万円以上	5,000円分
	4万円以上	10,000円分
	5万円以上	10,000円分
	10万円以上	20,000円分
宮崎県小林市	2万円以上	5,000円分
	4万円以上	10,000円分
	6万円以上	15,000円分
	8万円以上	10,000円分
	10万円以上	20,000円分

各自治体へのふるさと納税でもらえるピーチポイントをまとめたのが上の表です。返礼品はピーチポイントだけでなく、ピーチポイント＋特産品などがもらえます。

例えば、宮崎県小林市に8万円以上ふるさと納税した場合にもらえる返礼品

ピーチポイント10,000円分＋農作業等体験付き農家民泊ペア（1泊3食付き）＋デジタルカレンダーとなります。

ポイントモールで貯める

ピーチポイントを直接貯める以外にも、OkiDokiポイント、ワールドプレゼントポイントを効率よく貯めることで、結果的に多くのピーチポイントを貯めることも可能です。

▼OkiDokiランドの代表的な店舗とポイント倍率（通常は0.5%）

ジャンル	店舗名	ポイント倍率	還元率
総合	Amazon	2倍	1.0%
	楽天市場	2倍	1.0%
	LOHACO	2倍	1.0%
	Yahoo!ショッピング	2倍	1.0%
	ベルメゾンネット	3倍	1.5%
	セブンネットショッピング	3倍	1.0%
小売り	FANCL	2倍	1.0%
	DHC オンラインショップ	4倍	2.0%
	SEIYU ドットコム	2倍	1.0％
	楽天ネットスーパー	2倍	1.0%
家電	ビックカメラ.com	3倍	1.5%
	Apple Store	2倍	1.0%
	ヤマダ電機 WEB.COM	2倍	1.0%
	エディオンネットショップ	2倍	1.0%
本・音楽	BookLive!	2倍	1.0%
	TSUTAYA オンライン	2倍	1.0%
	楽天ブックス	2倍	1.0%
旅行	エクスペディア	2倍	1.0%
	JCBトラベル	2倍	1.0%
	近畿日本ツーリスト	2倍	1.0%
	JTB	2～3倍	1.0%～1.5%
	JAL 日本航空	5倍	2.5%
ファッション	ジーユー オンラインストア	2倍	1.0%
	JINS	2倍	1.0%
	ABC-MART.net	2倍	1.0%

ピーチカードは航空会社のクレジットカードですから、旅行サイトでのポイント倍増はうれしいですね。

その他にも、多くの人が利用しているであろうAmazonやLOHACO、楽天市場でも通常の2倍のOkiDokiポイントがもらえます。

▼ポイントUPモール（VISA）の代表的な店舗とポイント倍率（通常は0.5%）

ジャンル	店舗名	ポイント倍率	還元率
総合	Amazon	2倍	1.0%
	楽天市場	2倍	1.0%
	LOHACO	3倍	1.5%
	Yahoo!ショッピング	2倍	1.0%
	ベルメゾンネット	2倍	1.0%
	セブンネットショッピング	4倍	2.0%
小売り	SEIYU ドットコム	3倍	1.5%
	楽天 ネットスーパー	2倍	1.0%
	FANCL	3倍	1.5％
	DHC オンラインショップ	2倍	1.0%
	爽快ドラッグ	5倍	2.5％
家電	ビックカメラ.com	3倍	1.5%
	Apple Store	2倍	1.0%
	ヤマダ電機 WEB.COM	2倍	1.0%
	エディオンネットショップ	2倍	1.0%
本・音楽	BookLive!	11倍	5.5%
	TSUTAYA オンライン	2倍	1.0%
旅行	エクスペディア	6倍	3.0%
	JTB	3倍	1.5%
	楽天トラベル	2倍	1.0%
	るるぶトラベル	3倍	1.5%
	じゃらん	2倍	1.0%
	H.I.S	2倍	1.0%
ファッション	ジーユー オンラインストア	2倍	1.0%
	JINS	6倍	3.0%
	ABC-MART.net	3倍	1.5%

さらに、VISAではネットショッピングだけでなく、実店舗でもポイントをお得に貯めることができます。JCBでは使えないので、VISAだけのお得な情報です。

実店舗でワールドプレゼントポイントをお得に貯めるには「ココイコ！」というサイトを利用します。

また、ココイコ！にクレジットカードを登録すると、対象ショップでの買い物でボーナスポイントかキャッシュバックがもらえます。

▼ココイコ！の利用方法

1. ココイコ！にログインする
2. 利用したいショップで「エントリー」する
3. 特典内容を「ポイント」か「キャッシュバック」から選ぶ
4. エントリーしたショップでクレジットカードを使ってお買い物する

▼ココイコ！の対象ショップ一覧

ジャンル	ショップ名	ポイント倍率	キャッシュバック率
百貨店	東急百貨店	3倍	1.0%
	小田急百貨店	3倍	1.0%
	大丸	3倍	1.0%
	松坂屋	3倍	1.0%
ショッピングモール	渋谷ヒカリエ ShinQs	3倍	1.0%
	三井 アウトレットパーク	3倍	1.0%
カラオケ	ビックエコー	2倍	0.5%
	カラオケの鉄人	18倍	8.5%
雑貨	東急ハンズ	3倍	なし
レストラン	伊達の牛タン本舗	2倍	0.5％
ファッション	紳士服はるやま	4倍	1.5%
	エクセル	3倍	1.0%
	フォーエル 大きいサイズの店	10倍	4.5%
レジャー	ユニバーサル・ シティウォーク大阪	3倍	1.0%

ポイント還元率は基本が0.5%ですから2倍だと1%、3倍では1.5%になります。キャッシュバック率と比べてみると全体的にポイント倍率の方がお得だということが分かります。

どうしても現金が欲しい場合以外にはポイント倍率の特典を選択するのが賢い利用法です。

三井住友VISAプリペイドカードを活用して貯める

VISAを選択すると、三井住友VISAプリペイドカードへのチャージが手数料無料でできます。チャージした金額はポイント付与対象になるので、チャージでもポイントを貯めることができます。

三井住友VISAプリペイドカードにはカードタイプとカードレスタイプがありますが、どちらのタイプでも、ピーチカードVISAを持っていると無料でカードを購入でき、チャージ手数料は無料です。

ANA VISAプリペイドカードでマイルに変換

三井住友VISAプリペイドカードの他にも、ANA VISAプリペイドカードでもワールドプレゼントポイントを貯めることができます。こちらもピーチカードVISAのみのサービスです。

ANAマイルをお得に貯めるにはANAのクレジットカードを作る方法もありますが、ANAカードは年会費が2,000円（税別）かかってしまいます。

ANAマイルを貯めるのであれば、ピーチカードからANA VISAプリペイドカードへチャージするという方法もあることを覚えておきましょう。ちなみに、VISAで貯まるワールドプレゼントポイントをANAマイルに交換する時には0.3%の還元率となります。

ピーチカード(VISA)リボ払いでポイント2倍！マイ・ペイすリボの賢い使い方

ピーチカードVISAでワールドプレゼントポイントを効率よくためる裏技はもう一つあります。それは、マイ・ペイすリボを利用する方法です。マイ・ペイすリボを利用することでリボ払い分のポイントが2倍になる特典があります。

また、マイ・ペイすリボの登録は年会費無料（ベーシック）や年会費割引（プレミアム）の条件にもなっているので、賢く利用したいサービスです。

クレジットカード利用でのリボ払いは、基本的にはおすすめできない支払い方法です。なぜならばリボ払いを利用すると、高額なリボ払い手数料が発生してしまうからです。しかし、マイ・ペイすリボは初月のリボ払い手数料が無料であるため、実質一回払いと同じ使い方が可能です。

リボ払いの上限額を大きく設定しておけば、リボ手数料が全くかからずに、マイ・ペイすリボを使い続けることは可能です。これにより、年会費が無料や割引になります。ところが、この方法だとリボ払いによるポイント2倍の特典を受けることができません。

三井住友カードのマイ・ペイすリボはポイント増加や年会費割引などのメリットがたくさん！

月の利用額をギリギリ下回るリボ払い設定額を設定する

　例）1月の利用額が21,000円だった場合、リボ払い設定額を2万円に設定する

これだけで、リボ払い手数料を抑えながら、ポイント2倍特典を受けることができます。支払いの残り1,000円が2月にはリボ払いとしてカウントされます。

2月にも同じく21,000円利用したとすると、22,000円に対してポイントが2倍になるので通常22ポイントのところ44ポイントがもらえます。

ピーチポイントについて

ピーチカードならではのポイントであるピーチポイントについて詳しく見ていきましょう。ピーチポイントへの交換レートはすでにご紹介したように1ポイント5ピーチポイント（5円相当）です。

ピーチポイントの使い道や使い方についてはどうなっているのでしょう。

ピーチポイントの使い道は4つ

ピーチポイントを支払いの全部や一部に使うことができます。ピーチポイントを支払いの一部に利用した場合、残りはクレジットカードで支払います。

ピーチポイントの受け取り方

ピーチポイントは登録したメールアドレス宛に届きます。メールには発行ごとにピーチポイント認証番号とセキュリティコードが記載されています。届いたメールの認証番号をピーチポイントとして使用するので大切に保管してください。

ピーチポイントの使い方

ピーチポイントを使うには、ピーチポイントの認証番号を入力します。1度に利用できるピーチポイントは、認証番号2つ分です。

また、ピーチポイントでの支払いは、手数料として200ポイントが使われます。ちなみに、クレジットカード払いは支払い手数料として540円かかるので、ピーチポイントでの支払いの方がお得です。

ピーチポイントは譲渡や転売することはできるの？ヤフオクは大丈夫なのか

ピーチポイントを家族や友人にプレゼントしたり、ヤフオクやメルカリなどで転売したりすることは可能なのでしょうか。

▼ピーチポイントギフト一覧

ギフト	ポイント
ピーチポイントギフトA	ピーチポイント3,000円分
ピーチポイントギフトB	ピーチポイント4,000円分
ピーチポイントギフトC	ピーチポイント5,000円分
ピーチポイントギフトD	ピーチポイント10,000円分
ピーチポイントギフトE	ピーチポイント15,000円分
ピーチポイントギフトF	ピーチポイント20,000円分
ピーチポイントギフトG	ピーチポイント25,000円分

ピーチポイントギフトの購入には自分のメールアドレスと贈り先のメールアドレスが必要です。ポイントギフトは金額ごとに7種類用意されています。また、贈り先に表示されるメール本文のデザインが3種類から選べます。

ピーチポイントのデメリットとも言える換金や払い戻しについて

ピーチポイントの貯め方や利用方法はお分かりいただけたでしょうか。最後に、ピーチポイントピーチポイントのデメリットも確認しておきましょう。

ピーチポイントのデメリット1　～他ポイントとの交換はできない～

ピーチポイントは他の航空会社のマイルと違い、商品や他のポイントとの交換ができません。これは大きなデメリットです。ピーチポイントが貯まっていても飛行機を利用する予定がない場合、ポイントが無駄になってしまうからです。

ピーチカードを使ってピーチポイントを貯める場合、JCBならばOkiDokiポイント、VISAではワールドプレゼントポイントから交換します。この交換は一方通行ですので、交換するタイミングが重要になります。

	交換元ポイント	交換先ポイント
○	OkiDokiポイント ワールドプレゼントポイント	ピーチポイント
○	OkiDokiポイント ワールドプレゼントポイント	他ポイント（Tポイントなど） マイル（ANAマイルなど）
×	ピーチポイント	OkiDokiポイント ワールドプレゼントポイント
×	ピーチポイント	他ポイント（Tポイントなど） マイル（ANAマイルなど）

ピーチポイントのデメリット2　～航空券払い戻しの落とし穴～

ピーチポイントのデメリットというより、ピーチ航空のデメリットと言えるかもしれません。ピーチ航空券を購入した後でキャンセルし、航空券を払い戻すと、現金ではなくピーチポイントでの払い戻しになります。

ポイントの有効期限

ピーチポイントには、180日間の有効期限があります。有効期限内に使いきれない場合、ポイントは失効し使えなくなります。

ピーチポイントに限ったことではありませんが、ポイントには有効期限が設定されているものが多いです。ANAやJALのマイルにも有効期限があります。ANAマイルやJALマイルの場合は、有効期限内に使いきれない場合でも、商品と交換したり、他ポイントと交換することができます。

しかし、ピーチポイントは使い道が限られているため、完全にポイントが失われてしまう可能性が高いというデメリットがあります。

ピーチカードのセキュリティについて

クレジットカードのリスクとして、紛失や盗難時の不正利用があります。不正利用防止のためのセキュリティ対策がしっかりしているかどうかもクレジットカード選びの基準になります。

クレジットカードのセキュリティでチェックしておきたいポイントは以下の3点です。

不正利用を根本から防ぐ対策が本人確認です。本人確認がしっかりしていれば、本人以外の利用はできないので安心できます。本人確認は署名や暗証番号が一般的です。ピーチカードではJCB、VISA共にワンタイムパスワードを利用することで、不正利用の可能性はかなり低くなっているようです。

不正利用検知は不正利用が疑われるクレジット決済を検知するシステムです。ネットショッピングをよく利用する場合には、不正利用検知システムがあるほうが安心できます。

最後に、万が一不正利用されてしまった場合の対応についても比較していきます。不正利用と判明した請求分を取り消したり、被害額が補償されるかどうかをチェックしておきましょう。

JCBのセキュリティサービス

ピーチカードJCBのセキュリティについて見ていきます。セキュリティの3つのチェックポイントに従って確認します。

カード利用時の本人確認

JCBでは「J/Secureワンタイムパスワード」という本人認証を行っています。J/Secureワンタイムパスワードはスマホアプリを利用したワンタイムパスワードです。

カード利用時に、スマホアプリに表示されているワンタイムパスワードを入力することで本人認証（3Dセキュア）をします。パスワードは1回限り有効なものなので、第三者にパスワードを盗まれる可能性が低くなります。

不正利用検知システム

どの国際ブランドでも不正利用検知システムを採用しています。不正利用検知システムは万が一不正利用された場合の状況調査でも利用されます。

不正利用された場合の対応

もし、不正利用されてしまった場合、JCBでは「JCBでe安心」というサービスで対応してくれます。

身に覚えのない請求があった場合、カード裏面の連絡先に連絡すると、利用状況を調査してくれます。調査の結果、不正利用と認められれば請求額を取り消してもらえます。

JCBでe安心の適用条件

• 初回請求から60日以内の届出
• 所定の書式の提出
• 被害状況の調査への協力

JCBでe安心の適用範囲

• インターネットショッピング
• 電話・プロバイダー料金
• 電話・FAXによる通信販売

VISAのセキュリティサービス

VISAはセキュリティ対策が充実していることでも有名です。さすが、界トップクラスの国際ブランドですね。ピーチカードVISAのセキュリティ対策サービスについても3つのチェックポイントから見ていきましょう。

カード利用時の本人確認

JCBと同じくVISAでも本人認証のためにワンタイムパスワードを利用しています。日本初の仕組みとして導入時には話題になりました。ピーチカードVISAで利用するワンタイムパスワードは「One Time Pass（ワンタイムパス）」と呼ばれます。

カードの暗証番号の他にワンタイムパスを利用することで、本人認証のセキュリティが堅固なものになります。

不正利用検知システム

VISAのセキュリティ対策で有名なのがセキュリティ専門部署による不正利用検知システムです。不正検知システムは24時間365日稼働しており、不正の検知制度はかなり高いという評価を受けています。

世界中のVISAカード利用をチェックしているので国内だけでなく、海外で紛失、盗難被害にあった場合でも安心できます。

不正利用された場合の対応

不正利用された場合の対応もVISAならば安心です。国内、海外、どこからでも24時間体制で対応してくれます。

ピーチカードのメリットは会員限定セール

ピーチカードの最大の特徴はピーチポイントが貯まることですが、実は、ピーチカードにはそれ以外の特典も用意されています。特典の中でも最大のものが「会員限定セール」です。

ピーチ航空では、時々セール価格で激安航空券を販売していますが、通常セールとは別次元のお得なセールです。ピーチカードのメリットのほとんどはこの会員限定セールにあるといっても過言ではないでしょう。

セール実施回数

ベーシック	プレミアム
2回	4回

セール内容は毎回変わるので、セール情報のメールが送られてきたら要チェックです。この情報が送られてくるタイミングは決まっていません。

しかし、これまでの実績から考えると、GWやお盆、年末年始前や、季節ごとのイベント前にはセールが開催される可能性が高いようです。

セール対象の便を利用して旅行する際に、ピーチポイントを活用すれば、さらにお得に航空券を購入できます。この開催時期を見計らってピーチポイントに交換するのもいいですね。

Peach Card（ピーチカード）の割引や特典 JCB、VISA共通

ピーチカードの特典はピーチポイント、会員限定セールの他にもいくつかあります。これからご紹介するピーチカード特典はJCB、VISA共通の特典になります。

国際ブランドによる違いはありませんが、ベーシック、プレミアムで対象になる特典が変わるものもあります。年会費無料のベーシックか、年会費5,000円のプレミアムどちらを選ぶかは、特典内容から検討するのがよさそうです。

ピーチカードの特典

	ベーシック	プレミアム
会員限定セール	2回/年	4回/年
オリジナルグッズ	×	条件 年間利用額 80万円以上
スペシャル プレゼント企画	○	○
大抽選会	1回/年	2回/年
機内販売割引	10%割引	10%割引
空港店舗割引	10%割引	10%割引

会員限定の航空券セールについては、すでに述べましたが、それ以外の特典について条件や内容を確認してみましょう。

オリジナルグッズプレゼント

プレミアム会員限定ですが、条件を満たすことでピーチ航空のオリジナルグッズがもらえます。毎年5月15日～翌年4月14日を対象期間として80万円以上のカード利用でオリジナルグッズがもれなくもらえます。

限定グッズの内容は毎年変わり、6月以降に登録した住所に届きます。

スペシャルプレゼント企画

ピーチカード会員対象でスペシャルプレゼント企画が不定期で実施されます。実施時にメールで案内が届くので、ピーチカード裏面のQRコードから特設ページからエントリーします。

プレゼントの内容や、条件などはその都度変わります。案内が届いたらまずはスペシャルプレゼント特設ページで内容を確認しましょう。

大抽選会

ベーシックは年1回、プレミアムは年2回大抽選会に参加できます。カード利用額に応じてもらえる賞品が変わります。これまでの賞品にはリゾートホテル宿泊券など豪華なものやお菓子セットなどです。

機内販売割引

ピーチ航空の飛行機の機内販売「Peach Deli」が10%割引になります。ただし、1,000円以上の利用が条件です。
ピーチ航空を機内食が必要なほど長時間利用するケースは少ないと思いますが、家族旅行などの際にはうれしい割引です。

空港店舗割引

ピーチ航空のメイン空港である関西国際空港の「Fuchsia by Peach 国内ゲート店」でも10%の割引を受けられます。機内販売と同じく1,000円以上の利用が条件です。Fuchsiaではお土産やピーチ航空グッズなどが購入できます。

ピーチアプリは予約やキャンペーン情報もゲットできて便利な機能です

ピーチではスマホ専用アプリ「ピーチアプリ」をリリースしています。

ピーチアプリでできること

スマホからいつでもお得なキャンペーン情報を確認できて便利です。ところが、アプリの評価は残念ながら低いようです。

なぜならば、会員ログイン機能がないため、毎回情報を入力する必要があるからです。予約の確認も、予約番号からの確認となり、ホームページから予約確認するのと手間は変わりません。

ピーチカードの審査について

ピーチカード発行の審査はどうでしょうか。クレジットカード選びの基準では審査の通りやすさも判断基準となります。ピーチカードJCB、ピーチカードVISAの審査について調べてみました。

	JCB	VISA
入会資格	満18歳以上 本人または配偶者に安定継続収入あり または18歳以上の学生（高校生除く）	満18歳以上（高校生除く）
審査 スピード	1週間～2週間	最短3営業日

入会資格を見る限りではJCBに比べてVISAの方が審査には通りやすそうです。JCBでは収入の有無が基準になっているため、主婦や派遣社員の場合はクレヒスによっては審査に通らないこともあります。

申込はJCB、VISAどちらのカードでもオンラインで簡単に完了し、VISAならば1週間でカードが届くこともあります。

付帯保険について

JCBとVISAの付帯保険について比較してみましょう。

今回比較するのはショッピング保険（国内・海外）、旅行傷害保険（国内・海外）についてです。

▼ショッピング保険の比較

国際 ブランド	JCB		VISA
ステータス	ベーシック	プレミアム	ベーシック	プレミアム
海外	最高100万円 （自己負担1万円）	最高100万円 （自己負担1万円）	最高100万円 （自己負担3,000万円）	最高100万円 （自己負担3,000万円）
国内	なし	なし	最高100万円 （自己負担3,000万円）*	最高100万円 （自己負担3,000万円）*

*リボ払いもしくは分割（3回以上）で購入の場合のみ適用

海外のショッピング保険はJCB、VISAともに付帯し、補償額も同じです。しかし、自己負担額を見るとVISAの方がお得です。

また、VISAは国内でのお買い物にもショッピング保険が付きます。JCBでは付帯しない保険です。国内のお買い物にショッピング保険を適用するにはリボ払いか分割払いの条件が必要となります。

VISAのリボ払いは初月分の手数料は無料で、実質一回払いで支払えば、それほど厳しい条件ではありません。

▼旅行傷害保険の比較

国際ブランド	JCB		VISA
ステータス	ベーシック	プレミアム	ベーシック	プレミアム
海外	なし	最高3,000万円	最高2,000万円	最高2,000万円
国内	なし	なし	なし	なし

国内旅行傷害保険はどちらの国際ブランドを選んでも付帯しません。海外旅行傷害保険ではJCB、VISAで違いがあります。

JCBはベーシックでは海外旅行傷害保険が付帯しないものの、プレミアム会員ならば最高3,000万円の補償があります。VISAはベーシック、プレミアムいずれの場合でも最高2,000万円の補償となります。

JCB、VISAの補償額を比べるとJCBに軍配が上がります。しかし、補償額自体は決して十分とは言えません。他のカードに付帯する保険に上乗せ分として考えると、この差はあまり大きくないかもしれません。

ピーチカードの解約について

最後に、ピーチカードが必要なくなった時の解約について考えてみましょう。
ピーチカードの解約はJCB、VISAそれぞれのサイトから解約を申込ます。クレジットカードの解約後はしばらく他のカードの審査に通りにくくなることもあります。解約の際は、時期を慎重に選びましょう。

ピーチカード自体の解約以外にも、VISAカードの「マイ・ペイすリボ」を解約することもできます。ピーチカードVISAは「マイ・ペイすリボ」に登録することで年会費が無料や割引になります。一方で、リボ払い手数料がかかるため、賢く利用しないと損をすることにもなります。

ピーチカードのまとめ

ピーチカードにはJCBとVISAの2つの国際ブランドがあり、どちらを選ぶかで特典内容や年会費、付帯保険が変わってきます。

ではベーシックカードとプレミアムどちらがよりお得なのでしょうか？

• ピーチ航空をよく利用する方はセール情報、抽選会などでプレミアムの方がお得
• セールやプレゼントの内容と5,000円の年会費と比べて自分がお得なほうを選択する
• あまり飛行機を使わない場合は、ベーシックカードで十分

またどちらのブランドの方がお得になるのかは、利用シーンなどによっても変わります。