友達がグアムに長期出張に行くみたいなんです!グアムになんて羨ましいですね!
確かに羨ましいけれど、日本とグアムでは文化も気を付けなくてはいけないことも違うから大変だと思うよ。
気を付けなくてはいけないところですか?
そう。マナーはもちろんだけど、カード犯罪にも気を付けないと!
日本よりも治安はいいといえないからね。
そうですね。海外にはそういった問題もありますよね。
そこで今回はグアムでのカード事情について詳しくお話するよ。
きっとお友達の参考になるはず。
ぜひお願いします!
「グアムに転勤になったけど、カード事情はどうなってるの?」
グアムに滞在が決まり、このような不安を持っている方も多くいるのではないでしょうか。
治安を考えると、カード利用が心配になっている方もいるはずです。
そこで今回はグアムでのクレジットカードを使用上の注意点から、おすすめのカード、グアムの一般常識までご紹介します。
この記事を読むと安心してグアム生活を送れるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
多くの日本人観光客が訪れるグアム
やっぱりグアムって聞くと、透明度の高いビーチやきれいな砂浜を思い浮かべますね。
そうだね。それに、グアムは多くの日本人が訪れる観光地だよね。
だから日本語が通じる場合も多いから、さほど不便を感じないんだ。
南国のリゾート地として日本人に大人気のグアム。ハワイへ行くよりも半分の時間で到着することなどから、子連れの旅行客にも人気です。
ハワイの方が有名な面もあり、グアムといってもイメージできないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、グアムとはどういったところなのか特徴について紹介します。
グアムって、どんなところ?
グアムってどんなところなのか。気になっている方も多くいるのではないでしょうか。
そこでまずはグアムの特徴からお話します。
グアムへのフライト時間は?
グアムは、ハワイと同じアメリカ領土になります。
飛行機で長くて約4時間半で到着するグアム、時差は1時間と時差ぼけを感じることもないほど順応しやすいでしょう。
グアムの気候は?
南国なだけあって1年の平均気温は27度と通年海に入れる気温のうえ、湿度は高めになります。
雪国や暑さになれていない地域の出身者には、湿度と気温に悩むこともあるかも知れませんね。
11月~5月までは乾季、6月~10月は雨季になり、スコールが多いという特徴もあります。
グアムの名物料理は?
ご当地料理としてはチャモロ料理がありますが、フードコートなどがメインになります。
ただ、基本的にボリュームたっぷりのものが多いので、食べ過ぎてしまうことも。
グアムの食品の物価は?
野菜や果物、肉などといったものは比較的日本よりも安い価格で販売されています。
やはり島なので日本食といった輸送するようなものは、若干高額になります。
とはいえ、物価も平均して高額というわけではないので、生活しやすい環境ではないでしょうか。
透明度の高いビーチが人気
グアムの特徴で忘れてはいけないのが、透明度が自慢のビーチです。
グアムの海の透明度はハワイを超えるともいわれています。
波も穏やかなビーチが多いので、サーファーよりもダイビングやシュノーケルを楽しむ人にとても人気があります。
中でも有名なビーチがタモンビーチ。日本人の観光客も多いので安心して利用することができます。
人があまり来ない隠れ家的なビーチもたくさんあるので、現地で探してみるのもおすすめです。
日本語が通じる住民が多い
グアムへ日本人が訪れやすい理由の1つに、日本語が通じるという点があります。
ただハワイほど通じるわけではないので、単語程度の英語は覚えていくといいでしょう。
とくに観光地から離れると、全く日本語がわからないという方ももちろんいます。
という方もいますが、長期滞在となると日本語が通じることに、ほっとしてしまう瞬間もあるのではないでしょうか。
長期滞在で日本を感じたくなった場合も、日本語が通じたり日本人にふれることができるのはうれしいですね。
クレジットカードを持っていく3つの理由
と思う方もいるのではないでしょうか。
確かにクレジットカードは、必ず持っていかなくてはいけない物ではありません。
しかしカードを海外に持っていくことによって、利便性が上がることがあるので詳しくお話します。
クレジットカードについた付帯サービスを利用することで、万が一に備えることもできるんです。
どんなクレジットカードが使えるの?
グアムで利用できるクレジットカードは、5大国際ブランドが主になります。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- アメリカンエキスプレスカード(アメックス)
- ダイナーズクラブ
グアムで一番利用しやすいとされるのがVISAですが、近年では日本からの観光客も多いためJCBの加盟店も増えました。
またJCBは、海外の現地に合わせた「JCBプラザラウンジ・グアム」や「たびらば」といったサービスも提供しています。
VISA1枚でも決済能力としては問題ありません。
しかし店舗によって対応可能なカードが違うので、予備としてJCBの2枚持ちがおすすめです。
デポジット(保証金)は、カードで支払う方が便利
海外のホテルに滞在するときに、「デポジット」と呼ばれるホテルに払う保証金を請求されることがあります。
デポジットという言葉を、あまり聞きなれないという方もいるのではないでしょうか。
デポジットとは、保証金としてチェックインの時に一定の料金を請求するというものです。
≪デポジットの役割≫
- 宿泊料やミニバー・食事代などの踏み倒しの回避
- 備品が盗まれた場合の補償
- 部屋の破損に対しての補償
チェックアウト時に問題がなければ、最初に渡したデポジット分は全額返金されます。
デポジットは現金もしくはクレジットカードでの支払いが可能です。
ただし、現金の場合は個人情報などの登録を求められることがあります。
その理由としては、海外ではクレジットカードの効力が日本とは違うところにあるからです。
海外と日本ではクレジットカードの認識が違う?!
日本ではクレジットカードはただの「決済用カード」として認識している方が多いです。
しかし海外でのクレジットカードは「個人の信用度を示す身分証明証」という役割をします。
つまり、クレジットカードで支払わず現金で支払うということは、決済能力を疑われることにつながり、身分をも疑われるケースがあるということです。
そのため、個人情報などの登録を求められることがあります。
またデポジットを「現金で支払う」と伝えると、ホテル側としては支払い能力がある人であるか判断がしにくいです。
なので現金での支払いを断るホテルもあります。
クレジットカードを掲示するということは、「私は経済力のある人間です」と示すことになります。
たとえ現金主義であったとしても1枚は持っていくことをおすすめします。
紛失や不正利用されても安心
「海外で利用して不正利用の被害にあったら」と不安に思い、クレジットカードをグアムに持っていくことにためらいを感じている方も多いです。
しかし今のカード会社は不正利用や万が一の盗難・紛失に対し、手厚い保障を付帯しています。
紛失・盗難の被害にあった場合に対応してくれる、海外専用ダイヤルを設けているカード会社がほとんどです。
専用ダイヤルへ連絡し手続きをすることで、一定の期間の不正利用に対して補償してくれます。
また、店舗側もライアビリティシフトの適用により、決済時にカードを出されても不正利用ではないかと、目を光らせるようになりました。
ライアビリティシフトって何ですか?
ICカード未対応の端末を導入している店舗では債務責任をカード会社ではなく、お店側が持つというものだよ。
ICチップの導入など、クレジットカード本体のセキュリティ性能も上がっているので、紛失してしまった場合や不正利用されてしまったとしても安心です。
海外旅行傷害保険が使える
海外で事故に合って治療が必要、急な病気に入院が必要になることはあります。
これは日本で生活をしていても変わりませんが、海外では日本のような“健康保険制度”がありません。
そのため、海外での治療費は時に1,000万円を超えることもあります。
そうした治療費などを補償してくれるのが、海外旅行傷害保険です。
海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードを持ち利用するだけで補償を受けることができるので、カードを持ったほうがいいいでしょう。
旅行時に現金が必要になった場合でも、カードさえあればグアムにあるATMで現地通貨を引き出すこともできます。
複数枚を持てとはいいませんが、最低1枚は持って行くことをおすすめします。
カード使用時の気をつけておきたい3つのポイント
不正利用に対応してくれるといっても、やっぱり手間やあの不安感は嫌です。
もちろん犯罪被害に合わないことが大切だよね。
それには自分でも気を付けることが重要なんだ。
どの点に気を付ければいいのでしょうか?
いくらカード会社が不正利用分を補償してくれるといっても、せっかくの旅行や滞在を暗い気分にされたくないですよね。
そこでできるだけトラブルを避けるべく、カード利用時の注意点についてお話します。
犯罪被害に合わないよう、自分で気をつけることも大切なのでぜひ参考にしてください。
レシートの金額を必ず確認する
クレジットカードで決済をすると、必ずお客様控えを渡されます。
日本では支払いの金額を確認するだけでいいのですが、グアムでは“チップ”が発生します。
そしてそのチップは、カード決済であれば決済時に一緒にカードで支払うことになります。
日本にはチップ制がないので、いくら支払うべきか困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
相場でいえば、支払い金額(税抜き金額)の10~20%程度になります。
100ドルであれば、10~20ドルのチップを支払うことになります。
実は、このチップをカードで支払う時に不正利用されてしまうこともあるんです。
カードでチップを支払うときには、店員からクレジットカードのお客様控え(Guest Copy)と店舗控え(Merchant Copy)のレシートを渡されます。
店舗控えにチップ代金と、支払いの総合計を自分で記載しサインを記入するのですが、記載の仕方を間違うと不正利用に悪用されてしまう可能性があるのです。
金額を記入するときには必ず、数字の前にドル$の表記と$5.00のように後から数字を付け足されないよう、小数点第二まで記入しましょう。
数字の最後に棒を引いても大丈夫です。
そして、クレジットカードの請求金額の確認も大切です。
お客様控えの方にも支払ったチップの金額を記入し、不正に請求されていないかどうかチェックしましょう。
実際に、チップの金額をごまかされて水増し請求されていたケースもあります。
スキミングに注意
グアムに限らず、クレジットカードを利用するということは、スキミング(カード情報を盗まれて不正利用されてしまう犯罪)被害にあわないよう、対策することが大切です。
スキミング被害に合いにくいとされる店舗の特徴は以下5つのようなものがあります。
- できるだけ対面でカード決済できる店舗
- 日本人や多くの人が利用する店舗
- 有名ホテルやレストラン
- ガイドブックなどで幅広く掲載されている店舗
- 正規ブランド店
正規ブランド店であっても五つ星ホテルであっても、必ず悪い人がいないという確約にはなりません。
特にスキミングは知らないところで知らないうちにされてしまう犯罪です。
カードの利用履歴のチェックや請求書のチェックを怠らないようにするようにしましょう。
カード裏面に記載された名前を書く
カード決済後、レシートにサインをするときに英語で書いた方がいいのでしょうか。
それともカードに記載した日本語で書いた方がいいと思いますか?
海外なのでかっこよく英語で書きたいです。
実は万が一犯罪に巻き込まれた場合、そのサインじゃ補償されないこともあるんだよ。
え?!そうなんですか?!
クレジットカードを利用するうえで、日本ではよくカード裏に氏名を記入するよう促されます。
不正利用などでカードを利用されてしまった場合、レシートが本人のサインなのかどうか、まったく別人が利用したものかどうか判別するために記入します。
しかし、カードに記載された文字とサインの文字が違う場合、不正利用なのかどうか判別できなくなってしまう可能性があります。
最悪のケースでは不正利用されたとしても補償されません。
あくまでカードに記入した氏名と字体は、カード決済時のレシートに同じように記載する必要があります。
それは海外であっても変わりませんので注意しましょう。
グアムで活躍する、おすすめのカード3選
カード犯罪には自分でも警戒していないといけないですね。
もちろん。未然に防ぐに越したことはないから、個人で警戒していくことが大切だよ。
次はおすすめのクレジットカードを紹介するね。
グアムで使えるサービスがあるカードもあるから注目してみて。
ぜひ教えてほしいです!
カード会社の中には、グアムでお得な特典を受けられるものや保険が付帯されているカードを発行しています。
おすすめする条件として、
- ショッピング保険が付帯されている
- 海外旅行傷害保険が付帯されている
- お得な特典やサービスが付帯されている
の3つに注目しクレジットカードをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
三井住友VISAクラシックカードA
三井住友VISAクラシックAカードは、日本で初めてVISAカードを発行した三井住友が発行するクレジットカードです。
年会費が1,500円(税抜き)かかりますが、一定の条件をクリアすると翌年は無料になります。
利用付帯ではありますが、最高2,500万円の海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険があります。
ショッピング保険も付帯されているので、もしカードで購入した商品に不具合があったとしても免責3,000円で100万円まで補償してくれるので安心ですね。
また「VJデスク」が利用できるのも大きな利点です。
VJデスクでは主に以下4つのサービスを受けられます。
- レンタカーの割引優待
- レストランやツアーなどの予約サービス
- 現地でのトラブルのサポート
- 日本語で対応
海外でのトラブルに日本語で対応してくれるのは、とても心強いですね。
そしてなによりもカードがもつセキュリティ性は、おすすめせざるを得ません。
カード本体に顔写真を載せることができるほか、ワンタイムパスワードの導入や不正利用検知システムなど現在のカード会社の中では、ずば抜けているといっても過言ではないでしょう。
審査が厳しいという話もありますが、セキュリティ性と付帯されている保険やサービスを重視したい方におすすめのカードです。
三井住友カードは学生向けのクレジットカードや、若年層向けのカードも発行しています。
年会費の割引やポイントUPなどを受けることができるので、検討してみましょう。
JCB EIT
JCB EITは、日本の国際ブランドであるJCBが発行するクレジットカードです。
JCBの世界シェア率は5位といわれているものの、日本人が多く訪れるグアムでは問題なく利用できるでしょう。
JCB EITはリボ払い専用のカードです。
リボ払いは、たとえ限度額までカード決済しても毎月支払う金額は一定額という支払い方法になります。
JCB EITは年会費が無料、そして通常のJCBカードにはない特典をもっています。
最高2,000万円が補償される海外旅行傷害保険、100万円まで補償してくれるショッピングガード保険(ショッピング保険)が付帯されているので、もしもの場合に安心です。
海外旅行保険に関しては、家族も補償を受けることができるのは注目したい点ではないでしょうか。
そして、通常のJCBカードに比べ常にポイント2倍であること。
グアムで利用できるラウンジサービスやレンタカーや飲食店で受けられる割引サービスである「JCBショッピング&ダイニング」を受けることができます。
家族でグアムへ行く方やコスパ重視の方におすすめの1枚です。
リボ払いに抵抗を感じる方には、JCBカードのオリジナルシリーズもおすすめです。
JCBは海外で受けられる優待サービスを幅広く提供しているので、一度検討してみましょう。
エポスゴールドカード
丸井が発行するエポスゴールドカードは、年会費5,000円で持つことができるゴールドカードです。
しかし、年間50万円以上利用すると翌年から永年無料になるという、大変お得なクレジットカードでもあります。
国際ブランドはVISAのみになりますが、グアムでの利用には不便を感じることも少ないでしょう。
残念ながらショッピング保険は付帯されていませんが、最高1,000万円が補償される海外旅行傷害保険のほか、緊急時に24時間日本語でサポートしてくれます。
また海外でカードを紛失した場合も、無料で緊急カードの発行が可能なので現地で受け取ることができ安心です。
海外サポートサービスもあるので、現地の情報を受け取ることもできます。
エポスカードの特徴であるポイントは、エポスゴールドカードであれば永久ポイントになります。
有効期限がないのでグアムで利用した分のポイントを貯め、日本へ戻った時に使うこともできるのでお得です。
ポイントを貯めていきたい方にピッタリのクレジットカードになります。
知って得するグアムの一般常識
日本とは文化も違うので、やっぱり戸惑うことも多いんでしょうか。
もちろん。それはどんな国に行っても戸惑うことは多いだろうね。
でも、その土地の常識や文化を知ることで解消される不安もあると思うよ。
つぎは、そういった不安が少しでも解決されるようにグアムの一般常識についてお話するね。
ぜひ教えてください!
非常識だと思う人を見ると、それだけで少し嫌煙してしまうことも多いのではないでしょうか。
グアムへ行ったさいに非常識な行動をしてしまうと、同じように思われてしまいます。
いい人間関係を築き滞在する、楽しい旅行にするにはグアムの一般常識を知ることはとても大切です。
そこでグアムの文化や一般常識などをお話しますので、ぜひ読み進めてください。
きっと、役に立つことがあるはずです。
さまざまなシーンでチップが必要
“チップ”には、渡し方や相場があるのをご存知でしょうか。
チップは
という感謝の表現や褒める変わりに用いられています。
しかしそのチップにも常識・非常識があるので気をつけましょう。
チップには3つの言い方がある
チップには、以下3通りの言い方があります。
- Tip
- Service Charge
- Gratuity
クレジットカードを利用してチップを払う場合、レシートにこの3つのどれかが記載されています。
そして気をつけなくてはいけないのが、『Gratuity Included』と記載されている場合です。
この場合、すでにお会計にチップ分は入っているのであらためてチップを渡す必要はありません。
チップの渡し方の常識
チップにコインは使わず、すべて紙幣で渡します。
そしてサービスを提供してくれたスタッフ本人に手渡すのが一番いい方法です。
ホテルやレストランのウエイターには、直接「Thank you」と伝えながら渡すといいでしょう。
レストランであれば、テーブルの上に現金を残してお店を出ます。
クレジットカードで支払うときはどうすればいいの?
クレジットカードで決済するときのチップの渡し方としては、以下2つの方法があります。
- レシートにチップを記載して支払う
- カードを渡すときに現金を伝票に挟んで渡す
利用しやすい方法を選択しましょう。
チップを渡すうえで絶対にしてはいけないこと
チップは確かにサービスをしてくれた人に渡すものですが、中には対応がものすごく悪く不快だということもあります。
しかし、そこでチップを渡さないということにはなりません。
チップを減額といったこともしてはいけません。
不満がある場合はチップで表現するのではなく、クレームをつけて対応します。
どんなときにチップを渡すのか、判断つかない場合もありますよね。
次はシーン別にチップの相場を主なシーン別に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
空港
空港では基本チップを渡すといったことはないですが、荷物を運んでもらった、車いすを押してもらった場合などサポートを受けた場合は、3ドル程度のチップを渡します。
タクシー
タクシーは料金によってチップが変動します。移動料金の10~15%程度を加えてドライバーへ支払います。
旅行などの場合は大きな荷物もあります。
この場合も1つの荷物につき1ドルは加算したほうがいいでしょう。
ホテル
ホテルは仕事内容によって、関わる人物が変わるので、その都度渡すといいでしょう。
ホテルの入り口にいるドアマンには、ドアを開けてくれただけではチップを渡す必要はありません。
▼ホテルでのチップの目安
・タクシーを呼んでもらった・・・1ドル
・ベットメイク・・・2ドル程度(汚れに応じて多くする)
・バレーパーキング・・・3ドル
・部屋に備品などを運んでもらった・・・1~2ドル程度
たとえば部屋をとても汚してしまったり、すこし融通をきいてくれ備品を運んでもらった場合など、チップは多めに渡すという配慮が必要です。
レストラン
基本的に料金にサービス料(サービスチャージ料 SVC)が含まれている場合は、チップの必要はありません。
飲食店などでのチップの目安は以下のようになります。
- 高級レストラン・・・20%程度
- レストラン・・・10~15%程度
- バーやクラブ・・・15%程度
- オプションツアーなどのガイド・・・10%程度
- スパ・エステ・・・15%程度
あくまでチップはサービス料なので、セルフサービスやファーストフード店などの飲食店では渡す必要はありません。
また、バーやクラブでは1杯ごとに支払う場合、チップは不要です。
チップはその都度渡すことが多いです。ポケットに数ドル忍ばせておくなど、準備しておいてもいいでしょう。
いちいちお財布からお金を出していては、時間がとられてしまいます。
また、できれはスマートにかっこよくチップを渡したいという方も多いのではないでしょうか。
やはりチップを渡す際にはさっと「Thank you」の言葉とともに渡すのがスマートです。
現地の人の行動を観察してみるのもおすすめですよ。
チップは現地で働く人が暮らしてくために大切なものです。
中には、チップを見越して賃金が安く設定されているお店もありますので、チップは忘れないようにしましょう。
日本とは異なるグアムのタクシー
海外へ行くと、タクシーを利用する機会も多くなります。
そこでグアムのタクシーは、日本とは少し違って気を付けなくてはいけない点があるのでご紹介します。
タクシーに乗る流れ
グアムでのタクシーの乗り方は、タクシー乗り場などで乗車するもしくはホテルやレストランのスタッフに呼んでもらって乗車します。
ただドアは自動ではないので、自分で開け閉めましょう。
料金は走行距離と時間で加算されます。
初乗りは基本2.4ドル程度、スーツケースが1個につき1ドル加算されます。
そして日本とは大きく違うのが、グアムでは流しのタクシーがいないということです。
必ず正規のタクシーを利用する
日本と同じ感覚で、空港で流しのタクシーを捕まえたり、声をかけてきたタクシーに乗らないようにしましょう。
グアムのタクシーの中には違法タクシーとされる「白タク」があります。
法外の料金形態、ぼったくりや犯罪の被害に合うことがあるので、かならず正規のタクシーを利用してください。
正規タクシーの目印としては、ナンバープレートに「TXI」、前のドアには運転手の氏名と車のナンバー、後ろのドアには社名が表記されています。
車内には運転手のライセンスも掲示されています。
事前に料金を提示するタクシーには乗らない
特に気を付けたいのが、事前に料金を掲示するタクシーです。
ぼったくりにあうケースも少なくありません。
外国人で土地勘もなく、かかるタクシーの料金も知らないだろうと、通常かかる料金の何倍もの金額を請求されている場合が多いです。
便利で安全に乗れる配車アプリを使おう
タクシー乗り場を探したり、ホテルへ行ってタクシーを呼ぶよりも、配車アプリを利用するのもおすすめです。
残念なことにUberの利用はできませんが、グアムだけで利用できる「stroll」と呼ばれる配車アプリがあります。
また、直接タクシー会社と連絡し配車依頼をするか、ミキタクシーの利用、タクシー会社のホームページから予約が可能です。
車は赤信号でも右折できる
グアムと日本では交通ルールが違います。
滞在期間中にレンタカーなどを利用する場合は特に気を付けましょう。
海外の交通ルールで一般的に知られているのは、左側通行の日本に対して右側通行だということです。
グアムも右側通行なので、感覚の違いに戸惑うかもしれません。
そしてグアムでは、赤信号でも右折が可能です。
日本では赤信号であれば矢印がない限り、止まれですよね。
日本の感覚で止まってしまうと、後ろからクラクションを鳴らされてしまうことも。
とはいえ「No Right Turn On Red」の標識がある、あるいは右折信号が赤の場合は進めませんので注意しましょう。
道路交通に対しては、事前にきちんと確認しましょう。
思わぬトラブルや事故の原因になってしまいます。
車内にアルコール類があると罰せられる
日本では運転手が飲酒をしていた場合同乗者を含め罰せられますが、
- グアムでは車内にアルコール類がある
- 同乗者だけが車内で飲酒している
といった場合でも違反になります。
未開封のアルコールであれば問題ありません。
日差しに注意する
グアムは日本と比べてとても日差しが強いです。
そして日照時間が長いのでそれだけ日差しと紫外線に当たる時間が長くなります。
現地の人は日差しの強い日中帯は避け、夕方からプールや海に出てくるほどです。
絶対に日に焼けたくないという方であれば、日焼け止めの重ね塗りと薄手のカーディガンなど長袖は必須です。
テーブルマナーに注意する
マナーの基本として、グアムの食事のマナーは日本とは少し違うところがあるのでいくつかご紹介します。
- 食事は音をたてない
- 店員を大声で呼ばず、そっと声をかけるか手を上げて知らせる
- 器を持ち上げない
- 人の前を横切るように調味料を取らない
- 割り勘をしない(どうしてもする場合は事前に済ませ、会計時にまとめて支払う)
特に日本人はそばなど麺類をすすって大きな音を立てる、ごはんなどの器をもって食べるといったマナーで暮らしてきた方がほとんどではないでしょうか。
そういった行為は、マナー違反になってしまいますので、気を付けましょう。
声をかけず商品に触らない
日本で商品を購入するときに、手にとって確かめてから購入する方が多いです。
そのときに店員に
と確認する方はどれくらいいるでしょうか。
宝石など高級品であれば別ですが、日常的な買い物においてわざわざ確認する方は少ないです。
しかしグアムでは勝手に商品にさわる行為が、嫌がられることがあります。
一度店員に声をかけてから商品にさわりましょう。
携帯電話の使用場所を考える
携帯電話で連絡を取る場合、公共の場で大きな声で話すのは常識がないとみられてしまします。
また劇場や美術館といった場所で、携帯電話を使用するのも常識がないとされます。
携帯電話の使う場所や場面に注意しましょう。
盗難・置き引きに注意
日本人がグアムに限らず海外へ行くときには、スリや置き引きといった盗難被害の注意喚起が必ずされます。
それはありがたいことに、海外に比べて日本の治安がいい面があるため、日本人はそういった犯罪に疎いということがあるようです。
グアムではビーチ・レストラン・ショッピングなど、ついつい他のことに目を向けてしまいがちな瞬間に気をつけましょう。
車の車上荒らしに合うこともあります。
スリや置き引きに合わないためには、荷物をきちんと持って歩くことが大切です。
知らない間に鞄に手を入れて盗まれないよう、カバンの口もきちんと閉まるものがおすすめです。
犯罪被害に合わないためには、自分でも被害者になる可能性があると意識することが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
グアムのクレジットカード事情や常識についてふれました。
グアムで滞在する場合は、以下の4点がとても大切です。
- VISAやMasterCard、JCBのカードがおすすめ
- カードがもつ保険や付帯サービスを必ず確認する
- チップの料金や渡すタイミングに気を付ける
- グアムの常識をきちんと把握する
その国々で常識とされることや、生活におけるルールは違います。
この記事を参考に、グアム滞在を楽しく快適に過ごしてくださいね。