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「派遣社員=即戦力」はもはや常識!求められる派遣社員になろう!

企業が派遣社員に「即戦力」を求める理由とは?

企業は「即戦力となる人材」が派遣されることを期待して派遣会社と契約を結びます。「即戦力」となる強み(スキルや経験)を持っていれば、当然、派遣社員として採用(紹介)されるチャンスが広がります。

最近は「初心者OK」「経験不問」などの条件で派遣の求人を出している企業もありますが、そういった求人は、仕事の内容が単純作業であったり、人気のない職種であったりと、それなりの事情があるようです。

派遣社員として働くからには、自分の能力や経験を活かした仕事で、「即戦力」となって活躍したいと思いませんか?

今回はこの「即戦力」について詳しくみていきたいと思います。

企業が派遣社員を採用するワケ

まずは、企業が派遣社員を採用する理由をみてみましょう。一般的に、直接雇用の従業員(正社員、契約社員、パート、アルバイト)より高い給料が支払われる派遣社員。

企業はなぜ高い給料を払ってまで派遣社員を採用するのでしょうか? 企業側のメリットは何なのでしょう。

人員調整しやすい

景気の変動によって業務量は変わってきます。また、時期によっても繁忙期や閑散期がありますよね。ピーク時に合わせて人員を揃えておくということは、企業にとって非常に無駄なコストとなります。

この無駄なコストを削減するために採用されるのが派遣社員です。必要な時に必要なだけの人員を調達できる派遣社員であれば、繁忙期に合わせて契約期間を設定し、期間限定で人員を確保することが可能です。

解雇するには面倒な手続きが必要となる正社員に比べ、派遣社員を採用すれば簡単に人員調整を行うことができます。

採用や教育にかかる時間や費用を削減できる

企業が新たな人材を採用する場合、「募集→選考→採用」という流れの中で、多大な時間と費用が必要となります。また採用後は、教育や研修などを行い、その人材を育てなければなりません。担当する社員の負担も増えますよね。

派遣社員を採用すれば、「採用~教育」までのコストや負担を減らすことができます。派遣会社に「業務に必要な能力や経験を持った派遣社員」を派遣してもらえばいいのですから。

人件費削減

冒頭にも述べたように、一般的に派遣社員は直接雇用の従業員より高い給料が支払われます。

一見割高に思える給料ですが、社会保険料や福利厚生費、交通費や賞与などは「派遣会社」が負担するもので、企業側の費用ではありません。②の「採用や教育にかかる費用」を含めて考えれば、人件費削減につながります。

ではなぜ派遣社員に「即戦力」が求められるのか?

企業が派遣社員を採用する理由をみることで、「企業が派遣社員に何を求めているか」少し分かってきましたね。

「人件費削減になるし、必要な時に必要な分(人数)だけ調達できるし、1から教える必要ないし・・・」が企業側の本音と言えそうです。

つまり、企業は「即戦力として高い能力を持つ人材を必要な時に(期間限定で)活用できること」を期待して、派遣社員を採用します。企業側からすると「派遣社員=即戦力」が前提なのです。

業務に必要な能力と経験を持った派遣社員は、企業ごと、職場ごとの細かいルール(業務手順や機器の操作方法など)さえ教えれば、即戦力となって働いてくれると当然思われています。

派遣社員にそれまで正社員が行っていた簡単な仕事を任せることができたら、正社員は(会社にとって発展的な)別の仕事に専念できる・・・という期待もあるかもしれません。

また、派遣社員が周囲に与える影響を期待している場合も。ハイスキルな人材が入ってくることで業務の効率化・活性化を進め、社員が刺激されることで技術レベルを向上することができるのでは・・・と期待されているのです。

まとめ

「派遣社員=即戦力」と考えられる理由、お分かり頂けたでしょうか? 派遣社員として働くからには派遣社員自身が「派遣社員=即戦力」というプライドを持って仕事に向き合うべきだと考えます。

できて当たり前、できなくてはいけないのが派遣社員なのです。

そんなことを言うと、「私には何も能力(スキル)がないから・・・」としり込みする方もいるかもしれませんね。

例えば資格などの具体的なスキルはないとしても社会人としての常識ある行動や、周りを明るくする笑顔もあなたの能力だといえるのでは・・・と考えます。

社員やお客様とのコミュニケーションも立派な能力です。あとは、不足している技術や知識を学ぼうとする前向きな姿勢があれば十分に「即戦力」となるのです。

最近はこういった「できて当たり前」のことができない社会人が増えています。いくら資格をたくさん持っていても、こういった「社会人としての常識」を身につけていなければ、「即戦力」にはなり得ません。

企業から「この人が会社に来てくれて助かった」「一緒に働きたい」と思われる派遣社員を目指しましょう!